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タイトル名 |
カポーティ |
レビュワー |
Cinecdockeさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2015-02-15 18:03:21 |
変更日時 |
2021-10-23 21:32:48 |
レビュー内容 |
小説家という業の深さを丹念に描写した佳作。冷淡なトーンで静かに進みながらも、作品の完成のために分身と呼べる死刑囚を死なせるまでを迫力ある筆致で綴る。フィリップ・シーモア・ホフマンがカポーティの精神的な死を鮮烈に体現。後に『冷血』の原作を読んだが、一人の死刑囚に対して重きを置いていることを見ても、野心と憐れみの狭間で如何にして心身を削っていったか分かる気がする。 |
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