みんなのシネマレビュー
エタニティ 永遠の花たちへ - Cinecdockeさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
タイトル名 エタニティ 永遠の花たちへ
レビュワー Cinecdockeさん
点数 6点
投稿日時 2018-05-06 18:06:41
変更日時 2018-05-06 18:06:41
レビュー内容
極力台詞を抑え、絵画のように艶やかな映像に徹した作りは、フランス映画には珍しくないことだが、これが今までアジアを舞台に映画を撮ってきたトラン・アン・ユンだとすると意味合いが違ってくる。上流社会の多生多死を一定の穏やかさで淡々と描く点では初期作品『青いパパイヤの香り』に似ており、原点回帰と言える。現代みたいに医療が発達していない19世紀末、早死にする子供も少なくない。女は命を賭けて繁栄の象徴である多くの子孫を残そうとする。新たな命に多く巡り会うも、先立たれてしまう命も多い無常感があり、東洋思想とは無縁ではなかろう。家族の繋がりが濃密で、人と人との繋がりを大事にし、お互いに助け合う当時において、女性の社会進出、他者との関係が希薄になっていく現代の多様な価値観とは相容れない部分がある。それでも、いくら裕福で幸せの形が時代と共に変質しても、出会いと別れは人間の器を大きくする。
Cinecdocke さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-05-31クレイジー・ワールド55.00点
誰がキャプテン・アレックスを殺したか44.00点
2025-05-29EO イーオー55.00点
2025-05-23サブスタンス86.55点
2025-05-22To Leslie トゥ・レスリー88.00点
2025-05-18北極百貨店のコンシェルジュさん77.00点
2025-05-17ペンギン・ハイウェイ76.57点
2025-05-09マトリックス リローデッド65.88点
2025-05-05マトリックス86.94点
2025-04-30いのちの食べかた65.90点
エタニティ 永遠の花たちへのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS