みんなのシネマレビュー
キー・トゥ・ザ・ハート - Cinecdockeさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
タイトル名 キー・トゥ・ザ・ハート
レビュワー Cinecdockeさん
点数 7点
投稿日時 2025-04-29 23:57:21
変更日時 2025-04-29 23:57:21
レビュー内容
フィリピン映画は珍しい。
近年では寓話的なラヴ・ディアスと社会派のブリランテ・メンドーサが日本でも知られるようになったが、
それでも日本公開作は果てしなく少ない。
そんな中、ネットフリックスでひっそり配信されていた本作は、先述の二人のような敷居の高さは感じられない。
いわゆる"キング・オブ・ベタ"を地で行くような感動的なメロドラマだからだ。

幼少期から孤独で職を追われた元ボクサー、生き別れで余命いくばくもない母親、
重度の自閉症を抱えながら絶対音感で天才的なピアノ演奏能力を持つ異父弟、
同居することになったチグハグな3人の家族愛と再生と奮起劇を、分かり切ったハッピーエンド一直線で突っ走る潔さ。
同時に自閉症を取り巻くトラブルに当事者には身近に感じられたし、
主人公の暗い過去とどん詰まりっぷりにフィリピンならではのリアリティがあるものの、
徐々に増えていく応援してくれる善意ある人々に救われる。
審査会の「熊蜂の飛行」の演奏で周囲の空気が変わっていく様はまんま『シャイン』だったけど。

弟役の熱演には見入ったし、『逆転のトライアングル』のシーンスティラーだったドリー・デ・レオンも安定感たっぷりの好演。
イ・ビョンホン主演のオリジナルの素地が良かったかもしれないが、100分のコンパクトさで気軽に見られる佳作だ。
Cinecdocke さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-07-16ゴッドファーザー PART Ⅱ78.34点
2025-06-27せかいのおきく66.00点
2025-06-23ユンヒへ77.00点
2025-06-19聖地には蜘蛛が巣を張る86.75点
2025-06-14イゴールの約束76.66点
2025-06-08ワカリウッド・フォーエバー! ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウガンダ66.00点
2025-06-08エターナルズ56.14点
2025-06-05バッド・ブラック44.00点
2025-05-31クレイジー・ワールド55.00点
2025-05-31誰がキャプテン・アレックスを殺したか44.00点
キー・トゥ・ザ・ハートのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS