みんなのシネマレビュー
宇宙戦争(2005) - まぶぜたろうさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 宇宙戦争(2005)
レビュワー まぶぜたろうさん
点数 10点
投稿日時 2005-07-02 00:57:30
変更日時 2005-07-02 00:57:30
レビュー内容
駄目男だけど、そんなにすごく駄目でもないパパ、であるとか、離婚の顛末だとかなんとか、息子とパパの関係であるとかを何気に描写し、さらに戸口でのトム・クルーズと元妻との切り返しに感動し、スピルバーグが「離婚」をこんなにちゃんと描いたのは初めてだったんじゃないかなと思い、しかも続く物語は「続・激突カージャック」の裏返し。■ところがトム・クルーズとダコタ・ファニングは次から次へと酷い目にあわされ苛められ、結果、特に駄目親父が復権したわけでもなく、なんとなく宇宙人が死んだように、なんとなく映画は終わるのだ。そのくせティム・ロビンズの地下室のシーンはやけに長く、おいおい商品ならこのシーン切るでしょ。つまりスピルバーグの妙な資質。■一方で、スピルバーグの技は冴えにさえ、クルーズ親子に視点を固定した演出、ロングショットのこれぞ!ってな挿入(街の上に立つ三本足ポッドのロングショット!!)、絶対に美しい画面にはせぬ、という心意気、スピルバーグ印の横移動、さらに斜面での戦争はアルドリッチの「攻撃」やらヒューストンの「勇者の赤いバッジ」を思わせる、なんとも真っ当な戦争映画ぶり。つまり上手い、上手いと連発したくなるスピルバーグの確かな演出技量。■さらに、地下に100万年眠っていたとは思えぬリアルなポッドの造形、SONYとNASAが共同開発したみたいなライト付きカメラ触手、全然怖くない宇宙人。つまりスピルバーグの幼児的な欲望。■これらのスピルバーグ印が渾然一体となり、全然怖くないホラー、妙に怖い戦争映画、楽しい楽しいSF、全然感動しない人間ドラマができあがりました。やっぱスピルバーグは面白いわ、と実感した一作。がんばれスピルバーグ、あと10年もしたら、イーストウッドになれるかもしれん。それとも自主映画を撮ってくんないか。
まぶぜたろう さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2013-08-23風立ちぬ(2013)106.53点
2013-08-18美味しんぼ104.33点
2012-10-03アイアン・スカイ105.63点
2011-05-25アンノウン(2011)105.78点
2011-04-21キラー・インサイド・ミー105.40点
2011-04-16エンジェル ウォーズ05.70点
2011-02-23ヒア アフター106.65点
2011-02-20ザ・タウン106.65点
2011-02-18白いリボン06.00点
2011-02-17ソーシャル・ネットワーク106.53点
宇宙戦争(2005)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS