映画『笑の大学』の口コミ・レビュー

笑の大学

[ワライノダイガク]
2004年上映時間:121分
平均点:5.35 / 10(Review 108人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-10-30)
ドラマコメディ戦争もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2004-06-20)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2023-08-27)【イニシャルK】さん
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監督星護
キャスト役所広司(男優)検閲官・向坂睦夫
稲垣吾郎(男優)座付作家・椿一
小松政夫(男優)青空貫太
高橋昌也〔男優・1930年生〕(男優)廊下の制服警官
八嶋智人(男優)警官大河原
木梨憲武(男優)劇団の支配人
長江英和(男優)石川三十五右衛門
眞島秀和(男優)貫一
木村多江(女優)お宮
加藤あい(女優)ビヤホールの女給
矢柴俊博(男優)劇団の呼び込み
ドン・ケニー(男優)ウィンストン・チャーチル
石井トミコ(女優)モギリのおばさん
伊勢志摩(女優)
原作三谷幸喜
脚本三谷幸喜
音楽本間勇輔
撮影高瀬比呂志
製作島谷能成
亀山千広
東宝
フジテレビ
企画石原隆〔製作〕
プロデューサー前島良行(ラインプロデューサー)
市川南〔製作〕
配給東宝
美術清水剛
衣装千代田圭介
照明小野晃
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💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

30.喜劇人「三谷幸喜」の主張がけっこう強く押し出された作品。元が舞台の脚本なのにもかかわらず、一般に向けて映画化したってことは、三谷幸喜が今の社会の流れに不穏なものを感じているのでしょうかね。平和で自由な言論を許される社会が再び戻ってハッピーなんて甘っちょろい終わりにはしないあたりに、そんなことを感じました。映画では1週間で浅草の空気が変わっていくけど、社会って、気がついた時には戻りようもないところに行ってしまっているのかも。
喜劇人としての戦い方という主張は共感できるけど、コメディー映画としての笑いがやや不足。
なつこさん 6点(2004-10-31 20:48:30)
29.ネタバレ 期待したほどでは、という感じでした。中盤に存在する、役所広司がハジける部分、ここが見せ場になっているのですが、周りのお客さんの反応とは逆に、私はここでさーっと醒めてしまいました。そこに至る過程って自然だったかぁ?と。お互い作用し合って、高められていって、遂に辿り着くポイントなのですが、どうにもこうにも役所広司がそこまでになってしまう事に納得ができないのですよね。なので、この時点で私とスクリーンとの間に距離が生じてしまいました。実のところラスト近くの役所広司の告白によって、それが必然的な流れだった事が説明されはするのですが、セリフでの説明でそれを納得させるんじゃなくて、日々の流れの中に刻まれてゆく変化でちゃんと説明して欲しかったと思います。もうひとつ、私が入り込んでゆけなかった原因は、肝心なその台本によって演じられるであろう舞台の姿がちっとも具体的に空想できなかった事。部分部分は表現されても、最後まで二人のやりとりから、頭の中に面白い芝居を組み立てる事はできませんでした。全体的に間を持たせて情感を描写しようとしているのは判るのですが、ダレる原因になっていた気がして、その時間を芝居の笑いがどんなだったのか、もっともっと教えてくれる時間に割いたら、どんなにか楽しかっただろーかと。ほとんどが二人だけで進行する映画なのですが、この二人が、実際に存在するのであろう芝居の多くの役者達を表す機能をちゃんと果たさないと、この対話劇の意味はかなり薄いものになってしまうような気がします。ラストの切なさにプラス1点、というところで。
あにやん‍🌈さん 6点(2004-11-01 20:29:24)
👍 2
28.もちろん笑える。それは間違いない。そしてそれと同時にこの映画もとい脚本には、喜劇作家三谷幸喜のプライドと意志がダイレクトに表現されている。「笑い」とは何なのか?必要なのか?不必要なのか?自分自身がそれを描き続ける意味は何なのか?三谷幸喜が日々思い悩んだ答えが、そのままこの話であり、喜劇作家椿一のキャラクターなのだと思う。得意の“密室コメディ”の形式だったので、映画的にもっと徹底して密室のみで描くことができれば、さらに面白さは凝縮されたのではないかと思う。しかしそれでも、喜劇作家と検閲官の対話によってのみ紡ぎだされる“笑い”には見応えがあったし、映画化されることによって更に力量が問われる役柄を主演の二人は見事に表現してみせたと思う。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 6点(2004-11-01 22:19:58)
27.役所さんのブチ切れ演技に感服です。なんでもできる役者だなぁ。
ジョナサン★さん 6点(2004-11-16 12:37:16)
26.ネタバレ はじめに明記しておくと、舞台版の雰囲気を上手く映像へと置き換えていて、悪くはない。しかし、舞台版をTVで観て感銘を受けた俺にとっては、少々厳しい目で本作を評価せざるを得ない。
1.稲垣吾郎がミスキャスト・・・三谷言うところの「作家の佇まい」など感じられず、ただただ脚本をこなすのに精一杯で笑いもはじけない。若い世代なら、ユースケ・サンタマリアあたりの役所か? 
2.星護の演出・・・星氏にしては押さえ気味だが、やはり無理にアングルに凝ってしまっている。確かに2人中心の芝居ということで難しさはあるのだろうが、もっとシンプルに、そして、もっと濃密な空間を作ることが必要だったのでは? 
3.向坂の心理描写・・・これについては、【あにやん】さんをはじめ他の方が既に詳しく説明してくださっているので省略。 
大きく言えば、この3点なのだが、一番気になるのは、以下に記すラストの改変。
【ここからラストネタばれ】
検閲官の向坂(役所)が、最後に至って、2度も「生きて帰ってこい」と椿(稲垣)に伝える。しかし、まわりを気にしながら個室で想いを伝えるだけでも、当時向坂の立場では暴挙。これだけで充分感動的である。にも関わらず、再度公の場で同じことを言われてしまっても、それでは白々しさがが増すだけで、せっかく築いてきた観客と作品の密接な距離感が乖離するだけ。このあたり、映像派と言われ映画界進出が待たれた星の出自(テレビ)がばれるところ。センスはいいのだから、「黙して語る」ことを学んでほしい。
恭人さん 6点(2004-11-17 18:08:56)
25.向坂自己満足男也然好意的描写故不快感残不得高評価
死亀隆信さん 6点(2004-11-18 22:31:55)
24.三谷監督の前2作をわりと好きだったので、少し期待が大きすぎたのかもしれないけれど、見て少しがっかりした。せりふをぽんぽんと行きかわせれば面白いのだろうと思うのだが、妙にテンションが高くて引いてしまった。役所広司が走るシーンではため息すら出た。
HKさん 6点(2005-01-14 22:17:23)
23.役所さん、いいですね。稲垣君もそれなりに頑張ってました。
ラストは少し泣けましたが、みなさんがお書きのように外に出てまで「帰って来い」という必然性がありません。
俺としては本当に笑いの一切ない喜劇を見てみたかったですね。
この芝居はやはり舞台で見るべきものです。
退屈しないし、見る価値はあると思いますが、そこそこにいい映画ってとこですか。
「さるまた失敬!」は今年の流行語大賞でしょう。小松さんに10点。
くぼごんさん 6点(2005-01-24 11:41:34)
22.舞台鑑賞済みのため、どうしても見比べてしまいます。案の定、他の方同様、稲垣吾郎の力不足は否めないですね。なるべくスクエアな気持ちで見たつもりですが、役所広司の演技力、上手さばかりが際立っていました。役所の”さるまた失礼!”はオリジナルを超えた笑いでした。ただ反戦というメインテーマからすれば、若く未来ある若者でなくてはならなかった訳で致し方ないのかな。二人芝居であるから名前で客を呼べるネームヴァリューも必要だしね。
亜流派 十五郎さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-04 17:30:10)
21.三谷幸喜らしい作品ですね..クライマックスも、なかなか感動的で良かった...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-01 10:06:36)
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20.三谷さんらしい作品だなぁ。でもただ、それだけ。きっと三谷さんが脚本じゃなきゃ観てないかも。。て感じです。
キャラメルりんごさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-02 15:27:01)
19.舞台版を見て、これはすごいと感動したことを覚えているだけに、どうしても映画の評価は下がってしまう。オチを知ってたからかもしれないけれど。ただサキサカさんの演技はすごかった。笑えた。でもやっぱりこれはあの舞台でとどめておくべき作品だったと思う。
コダマさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-31 22:08:00)
18.私は「お肉のため」より「おくにさん」のほうが好きだな。
ゆうろうさん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-19 14:33:37)
17.役所広司はやっぱりいい役者ですね。吾郎ちゃんはがんばっていましたが、2人劇だとやはり力の差を感じます。
リニアさん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-23 17:52:56)
16.ネタバレ いきなりお金の話で何ですが、映画を評価する際に、千八百円出す価値あるかどうかって考えてしまいます(苦笑)そう、つまりこの作品は私はDVDで観たので、と~っても面白かったし、泣きもしました。役所さんの演技に感心もしたしネ!でも、もしきっと映画館に足を運んだんだとしたら、きっと一緒に行った友なり、夫なり、娘に、「DVDでも良かったかもね。」と言ってしまったでしょう。なので6点ごめんちゃい。
らふらんすさん [DVD(字幕)] 6点(2006-03-26 20:57:54)
15.検閲批判を「昔々こんなことがありましたとさ」で終わらせちゃうんだ・・。
kさん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-16 23:24:47)
14.意外に笑いどころが少なかった。ただ元が舞台作品らしく、確かにこれを舞台で見てたら笑えただろうというようなシーンが多かったような気がする。
MARK25さん [映画館(邦画)] 6点(2006-04-17 12:27:43)
13.秀作だとは思うけど、これは舞台的な作りですね。映画で、演劇を見せられた気分です・・・。
瑞鶴さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-22 22:13:52)
12.かなり前に西村雅彦・近藤芳正の舞台版観たんで映画版を観てる時は結構懐かしかった。役所広司は良かったですけど稲垣吾郎が合ってない。演技がぎこちないというか不自然で必死さが全然伝わってこなかった。カラスや巣箱など舞台版にあった小道具が出てこないのは残念でした。
TRUST NO ONEさん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-28 07:53:28)
11.ネタバレ コメディではなく喜劇。そして喜劇というより喜劇賛歌。本作のメッセージは6日目、椿一が向坂に本心を吐露する場面に集約されています。喜劇作家としての信条を語る椿。彼の言い分には共感します。作家に限らず職業人は皆こうあって欲しいと思います。本来ならここで「終劇」でもいいくらいです。戦いのあとの清々しさがある。納まりもいい。でも更にもう一押し。許可が出たはずの台本をもう一度直せという。これは劇中で椿が「お国のために」からどうしても笑いに走ってしまう性(さが)に似ている。すんなり終わらせてもいいのに、物語的には最後にもう一ひねり欲しい。椿一が三谷幸喜にダブって見えます。7日目はこれまでと一転、情に訴えかける展開。喜劇として最後のホロリは常道です。キーワード「お国のために」も効いてくる。向坂から検閲官の仮面を剥ぎ取った点にも意味がある。ただ向坂の椿に対する挑戦「これは知恵比べだ」のアンサーになっていません。赤紙が来たことで、椿は戦いの場から降りている。個人的には、純粋に椿VS向坂のファイナルラウンドが観たかった。向坂の無理難題に対する椿の答えは、極上の喜劇台本に仕上げること。「向坂さん、最高の笑いを世に出さずにいられますか?」そんな答えを期待しました。作家としての矜持をみせて欲しかった。喜劇賛歌である以上、「喜劇っていいな」と思えることが大事。情に訴えかけるのもいいでしょう。でも喜劇を愛しているならば、自信を持って堂々と「笑い」の力で勝負して欲しかった。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-05-06 17:25:28)
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【点数情報】

Review人数 108人
平均点数 5.35点
010.93%
110.93%
254.63%
365.56%
41614.81%
52321.30%
63027.78%
71917.59%
865.56%
910.93%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review9人
2 ストーリー評価 5.64点 Review14人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review12人
4 音楽評価 4.84点 Review13人
5 感泣評価 4.40点 Review10人

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