映画『コラテラル』の口コミ・レビュー(12ページ目)

コラテラル

[コラテラル]
Collateral
2004年上映時間:120分
平均点:6.12 / 10(Review 252人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-10-30)
アクションドラマサスペンス犯罪もの
新規登録(2004-07-17)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2025-05-27)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・マン
助監督マイケル・ワックスマン
ガスマノ・セサレッティ(第二班監督)
演出伊達康将(日本語吹き替え版)
キャストトム・クルーズ(男優)ヴィンセント
ジェイミー・フォックス(男優)マックス
ジェイダ・ピンケット・スミス(女優)アニー・ファレル
マーク・ラファロ(男優)LA市警 レイ・ファニング
ピーター・バーグ(男優)LA市警 リチャード・ワイドナー
ブルース・マッギル(男優)FBI捜査官 ペドローサ
イルマ・P・ホール(女優)マックスの母 アイダ
バリー・シャバカ・ヘンリー(男優)ジャズ・クラブのオーナー ダニエル・ベイカー
ハビエル・バルデム(男優)フェリックス・レイヤ・ソレナ
ジェイソン・ステイサム(男優)空港の男
デビ・メイザー(女優)口紅を塗るタクシー客
トーマス・ロサレス・Jr(男優)ラモン
エミリオ・リヴェラ(男優)フェリックスの手下 パコ
マイケル・ワックスマン操車係のレニー(ノンクレジット)
森川智之ヴィンセント(日本語吹き替え版)
高木渉マックス(日本語吹き替え版)
朴璐美アニー・ファレル(日本語吹き替え版)
山路和弘レイ・ファニング(日本語吹き替え版)
青山穣リチャード・ワイドナー(日本語吹き替え版)
辻親八ペドローサ(日本語吹き替え版)
片岡富枝アイダ(日本語吹き替え版)
大川透フェリックス(日本語吹き替え版)
古田信幸空港の男(日本語吹き替え版)
宝亀克寿ダニエル・ベイカー(日本語吹き替え版)
脚本スチュアート・ビーティー
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
アントニオ・ピント(追加音楽)
編曲ピート・アンソニー
ブラッド・デクター
撮影ディオン・ビーブ
ポール・キャメロン
マイケル・マン(カメラ・オペレーター/ノンクレジット)
製作マイケル・マン
ロバート・N・フリード
マイケル・ワックスマン(共同製作)
ガスマノ・セサレッティ(製作補)
ドリームワークス
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮フランク・ダラボン
チャック・ラッセル
配給UIP
特殊メイクジェイク・ガーバー
バート・ミクソン
美術デヴィッド・ワスコ(プロダクション・デザイン)
衣装ジェフリー・カーランド
編集ポール・ルベル
ジム・ミラー〔編集〕
録音マイケル・ミンクラー
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳岸田恵子
スタントジョン・コヤマ
ジャック・カーペンター
ケイシー・オニール(トム・クルーズのスタント)
J・アーミン・ガルザ二世(スタント・ドライバー/ドライバー:カメラ・カー)
西脇美智子
その他ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
 その夜は、いつものように始まった・・・。  L.Aのタクシー運転手であるマックス(ジェレミー・フォックス)はいつものように仕事をしていた。  女性検事であるアニー(ジェイダ・ピンケット・スミス)を彼女の事務所のビルに送り届け、入れ替わりに乗せたのはヴィンセント(トム・クルーズ)と名乗る殺し屋。  彼を乗せたことからマックスは悪夢のような夜を経験することとなる・・・・・・。
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💬口コミ一覧

32.ネタバレ L.A.と言えばハリウッド、ビバリーヒルズ、ロングビーチ・・・。一度は行きたいと憧れる、華やかな街。雑踏の中姿を現す、仕事に徹する1人の殺し屋と、生活臭漂う1人の平凡なタクシー運転手。華やかさとはかけ離れたローカルなL.A.の街並みを軽快なラテンのリズム、しっとりと落ち着いたナンバーで車を流せば、夕暮れから夜へとかけて俯瞰で眺めると、いつもの街並みもまた違った顔を見せてくれる。ヴィンセントとマックス、「仕事」は違えど、「仕事」をする男に違いはない。ヴィンセントは普通の、仕事の出来る男だ。マックスから見れば「殺し」を職業としている人間は「普通」に見えないだけの事。ヴィンセントも倒錯している訳でもない。「6年」も同じ仕事を続ければウデは上達し、誇れるし、人にものだって言える様になる。それに比べてマックスはどうだ?「12年」もタクシーを転がし、これは「仮の仕事」だと言い、夢を夢のまま終わらせようとしている。最初に殺した男を地球の人口60億の内の1人だと言うヴィンセントは自分のしている事を正当化する訳でもなく、事実を日々気にしない偽善的な態度をとるマックスに苛立つ。ヴィンセントにしてみれば仕事をして何がおかしい?という気持ちなんだと思う。そこには感情に左右されず
に躊躇する事のない冷徹なまでの仕事ぶりを披露するプロの姿がある。刑事ファニングをいとも簡単に撃ち抜き、「仕事だ。」とさらっ、と言うヴィンセントに「殺し」に対する罪の意識は全く無い。目的地まで宣言通りに7分で着くドライバーの勘が鋭いマックスと同じで、「仕事」が出来るだけなのだ。そんなヴィンセントの考えを否定し、「人間としての根本的な何か」が欠けてると説教を垂れたマックスに対して露わにしたのは怒りよりも不快感。中途半端にしか仕事が出来ないお前に言われたらお終いだ、という冷笑。なぜお前は俺の仕事が理解出来ない?という苛立ち。「マックス!これが仕事だ!」と言うヴィンセントの叫びは、分かって欲しかった。そしてお前も男なら「本当」の仕事をしてみろ、と。殺し屋という孤独ゆえの、そしてプロとしての叫び。短くも一夜を共にした男に教え、教わった、もしかしたらマックスと話せた束の間の喜びだったのかもしれない。そしてマックスはきっと夢に一歩近づいたと思う。ヴィンセントのおかげで。
mikiさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-07-01 22:40:13)
👍 4
31.ネタバレ トム・クルーズの映画では一番好きかも。
でもトムの映画じゃないんですよねー、そこがイイ。
もちろんストーリー的にへんてこりんなところもありますが概ねヨシッ!
夜のロサンゼルスで微妙な関係になったジェイミーとトムの殺し行脚、道中お互いの哲学をぶつけ合い、ジェイミーのいろいろな心情の変化が出てくるのが興味深い!
マックスの夢の話は冒頭の女検事にはクールにキマッたのにプロの殺し屋ヴィンセントにはキマらない、見透かされてしまう。
こんなところも男の映画って感じがしていいですねー!!
マイケル・マン監督いいわぁ!
ろにまささん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-10-30 20:32:52)
30.予想以上に楽しめました。マイケルマン監督の映像質感・世界観。それに尽きる。トムさんじゃなかったらもう1点!
460さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-03 06:28:24)
29.ネタバレ 都会の片隅で鬱屈した毎日を過ごす孤独なタクシードライバーが、偶然乗せたある乗客の仕事にどんどんと巻き込まれていくハードボイルドサスペンス。それまで重厚な男たちの世界を撮り続けてきた監督が、いい意味で肩の力を抜いて撮った佳品。どんどんと暴走していくトム・クルーズの姿が意外に嵌っていて良かったです。全体を覆う都会の夜の雰囲気もナイス!観終わった後に、「あぁー面白かった!」と素直に思える良質のエンタメ作品。ただ、ちょっと女性には分かりにくい世界かもだけどね。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-30 16:53:29)
28.ネタバレ トム・クルーズが珍しく悪役で、実質的な主役はジェイミー・フォックスのほうだろう。
マックスの母を見舞いにいったときの三人の会話は秀逸。
マックスと母の関係がリアルに浮き彫りにされている。
殺し屋の最後のターゲットとなった女検事をめぐる攻防はスリリング。

殺し屋は身元がバレないように依頼者には絶対に顔を見せないという細心の注意を払いながら、殺しのやり方がターミネーター並みに荒っぽい。
犯行を極秘に進めるという気配りがまったく感じられないのは、最初のキャラ設定からは矛盾している。
そうしたブレが幾つか気になるものの、殺し屋と平凡なタクシードライバーの生き様、人生哲学が対照的でおもしろかった。
地下鉄で誰にも気づかれずに死んでいた男や、マックスのリムジンの夢の話など、伏線もいい具合に効いていた。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 6点(2013-06-17 22:22:31)
👍 1
27.マイケル・マン監督の作品はその重厚さ故、観終わった後は息が詰まるほどの疲労感に襲われるので正直苦手としていた。だが、本作は気軽に観られるようなエンタメ重視の作品だった為、マイケル・マン初心者にもお薦めできる、入門編に最適なのではないだろうか。

タクシーの運転手が殺し屋を乗せてしまったことで事件に巻き込まれて行くという巻き込まれ型サスペンスアクションで、ストーリーも至って分かりやすい。
でも只の勧善懲悪ものにならないのはマイケル・マンならではの美学が炸裂しているからであろう。タクシー運転手を演じたジェイミー・フォックスと悪役を演じたトム・クルーズ。2人とも甲乙付けがたい存在感で魅力的だ。
この2人が終盤タクシー内で交わすやり取りが印象深い。「人間なら誰にも備わっている根本的な何かが欠けてる」「お前は夢を本気でやろうとしていない」という応酬は互いの人間性を炙りだしており、凄く心に響く。
それまで言いなりになっていたマックスが自らの意志で正義の為に女性を救いに行く場面はグッと来た。
一転ラストの追いかけっこは急にホラーな展開で、ハラハラドキドキ楽しめました。
ヴレアさん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-21 21:06:35)
👍 2
26.ネタバレ 考えてみてください。①殺し屋が流しのタクシー運転手を脅迫してハイヤーさせ取引先回りをする②巨大都市LAなのに、5人のターゲットのうちの1人を殺し屋と出逢う直前に乗せている。普通に撮ったらおバカ映画になること必定なプロットなんですが、マイケル・マンの様な腕の立つ監督と脚本家が手掛ければこういう一級品の娯楽映画になっちゃうものなんですね。 トム・クルーズが殺し屋と言うのはサプライズのつもりなんでしょうけど、彼は善人より悪人の方が似合ってると思うんですけどね。悪役を演じる方が愉しめる俳優が多いそうですが、トムもその口みたいですね。でもこれはマイケル・マンの映画にはついて回ることなんですが、少しはユーモアを交えた演出が欲しかったところです。それにしても良く喋る殺し屋でしたね、病院でジェイミー・フォックスに鞄を持ち逃げされて窮地に陥ったりしてけっこう脇が甘い感じもしましたが。でも最後の死にざまはさすがトム・クルーズという感じですね、リングサイドで真っ白に燃え尽きて死んでいった矢吹丈みたいでした。 最近のLAを舞台にした犯罪映画では、この映画もそうですが、悪玉が韓国系という設定が目立ちますね。まあこれがLA裏社会の現実なんでしょうが、大陸や半島系の犯罪組織が登場することが滅多にないヘタれな日本映画界とは対照的です。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-04 20:43:56)
25.ネタバレ とても重厚で、細部までよく作りこまれた傑作だと思います。私はこの作品のマックスと特にヴィンセントのキャラクター、描きこみの深さが好きです。
私は初見ですぐにファンになりましたが、この作品を気に入るかは主人公のマックスにどこまで感情移入できるかがカギだと思いました。この映画の主人公は「夢がある」と言いながら何年もタクシーををだらだらと運転し続ける続けるマックスと、絵に描いたような冷酷無比で完璧な現実主義者の殺し屋、ヴィンセントの二人です。
ただ実質的な主人公はマックスでしょう。私は私自身や周りにマックスのような人間は沢山知っていますが、ヴィンセントのような人間はほぼ知りません(笑)
何となく毎日を生き、自らの矛盾に気づきながらも、気づかないフリをして生き続けるマックスは典型的な「普通の人間」ではないでしょうか。そんなマックスにどこか自分を重ねながら鑑賞した方は少なくないと思います。
これに対してヴィンセントはそんなマックスと彼の人生をけなし、自分の仕事道具の一つとして使おうとします。
ヴィンセントは「怪物」です。「普通の人間」が沢山生きる街、ロサンゼルスは「普通の人間」と無縁のヴィンセントにとっては忌み嫌う場所であり、劇中でも「来るたびにすぐ出ていきたくなる」と言っています。
またヴィンセントは「地下鉄で男が死んでいても発見に何時間もかかる街だ」とロサンゼルスが嫌いな理由を挙げていますがこれはまたヴィンセントの特異性を表しています。「普通の人間」でも人が死んで何時間も発見されないような街は嫌いでしょう。ただこの場合多くの人は人同士の繋がりの希薄さなどの理由を挙げると思います。
ヴィンセントは違います。彼は最初からビジネス以外で人同士の繋がりなどに重きを置くありえませんし、彼にとっては邪魔なものでしかありません。
彼がここで嫌うのは「普通の人間」の鈍感さ、もしくは低能さではないでしょうか。彼にとっては他人の死は大した問題ではないでしょうが「普通の人間」にとってはおおごとです。おおごとなのに気づきもしない「普通の人間」の集まり、ロサンゼルスは、ヴィンセントにとってきわめて大きな矛盾の塊で、ヴィンセントはそれを許せないのではないでしょうか。
終盤、そんなヴィンセントにマックスは敢然と立ち向かいます。私にはマックスVSヴィンセントの勧善懲悪ものにも見え、痛快なドラマになったようにも見えました。このまま勧善懲悪もので終わってしまえば8点にはなりませんでした。地下鉄でマックスと対決し、死期が近づくヴィンセントはマックスに言います。「地下鉄で男が死ぬ。誰も気づかない」事切れたヴィンセントはただ眠っているようにも見えます。
「怪物」のヴィンセントは忌み嫌ったロサンゼルスの一部になってしまいました。
パンツァー・フォーさん [DVD(字幕)] 8点(2015-05-24 00:22:20)
24.トムクルーズの悪役も珍しい。
アンラッキーにも殺し屋を拾ってしまうタクシードライバー。
壮絶な一夜を体験することになる…。
このダークな感じと相会わない職業との展開、個人的に好きです。
mighty guardさん [地上波(字幕)] 7点(2015-05-30 16:35:17)
23.ネタバレ 一流の作り手と役者が揃っているのにイマイチな仕上がりでした。トムの演技は超絶にシブいのに最初からプロには程遠い仕事ぶりでした。最初の仕事をミスした時点でタクシーは乗り捨てて別のタクシーを拾うべきだし、そもそも普通だったら5人とも別のタクシーを拾ったほうが安全だと思いました。
いつも通りの行動をしろと言っておきながら花を買ってやったり、カバンを無くしたら仕事にならないとかどんだけ素人なんだと。最も納得がいかないのがラスト付近の2つの分岐点を勘だけですり抜けた点です。地上に出ずに地下鉄へ追ったのも二本の電車の上側を追ったのも勘ですが、、これは無理がありすぎでした。

ジェイミーフォックスも女検事もファニング刑事も夜のLAも雰囲気が良かったし面白くなりそうな題材満載だっただけに惜しい映画です。(というか、おいしい素材がほとんど生かされなかったような気がしました)
アラジン2014さん [DVD(字幕)] 4点(2015-10-11 22:15:23)
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22.正義の味方役にそろそろ飽きてきたトム・クルーズが、気分転換に悪役してみました的な感じ。しかし、さすがに迫力ありますね。特に終盤あたり、ターミネーター2の超合金ターミネーターと見紛うような執着ぶりです。下品な作品のパターンなら、最後の最後にもう一度復活して客を驚かすところですが、それもなし。哀愁の漂う終わり方でした。いろいろ不自然なシーンもありますが、おおいに堪能できました。冒頭のJ・ステイサムは「友情出演」みたいなものですかね。
眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-10-24 06:39:59)
👍 1
21.ネタバレ お前本当にプロの殺し屋かよと思ってしまうような突っ込みどころもあるけど、トム・クルーズの悪役ぶりがとてもハマっていて楽しい。白髪がとてもお似合いだ。ジェイミー・フォックスの小市民感もユーモラス。マイケル・マンのかっちょいい演出もキレているように思う。しかし、プロの殺し屋とは思えないチョンボの数々がリアリティをそぎ落としてしまっているのが本当に残念だ。『ヒート』のデ・ニーロに通じるところがあるな。
カニばさみさん [インターネット(字幕)] 7点(2016-02-25 13:53:42)
20.一夜限りのドラマ展開、テンポよく、お話が進んでいきます。
トム・クルーズの印象が役作りのおかげで、返って彼の魅力が薄れていますが、ジェイミー・フォックスがそれを見事にカヴァーしてくれています。
頭を使わないで見ることができる作品ですが、セリフの伏線が上手く効果的に使われていて十分楽しめました。
恐らく悪役のトムが見れる作品は、これから先、まずないだろうと思うと、貴重な作品かもしれません。
クロエさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2016-07-10 21:59:06)
19.骨太なアクション・サスペンス職人、マイケル・マンと現代ハリウッドが誇るエンターテイナー、トム・クルーズ。
意外な組み合わせのアクションサスペンスですが、最後においしい所を持っていくのはジェイミー・フォックス。
美しく撮られた夜のLAの街並を背景に、この街の夜を流すタクシードライバーの長い長い戦慄の一夜。
トム・クルーズが演じるのは殺しのプロフェッショナル。彼のここまでの悪役も珍しい。
殺しのプロがタクシーの貸切で殺しの現場をハシゴするか?しかもド派手に暴れすぎ。とツッコミ所は多いのですが、
ジェイミーがトムの身代わりで殺しの親玉の元へ乗り込むシーンやラストの地下鉄の攻防戦など、見せ場も十分。
トム・クルーズを悪役に据えてのマイケル・マン流エンターテイメント、なかなか楽しませてくれました。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-02-04 23:53:11)
18.ネタバレ のっけからクールなタクシー運ちゃんが出てきたと思ったのに、
巻き込まれてワタワタとし始めてクールな印象もどこへやら。

そうかと思えば、依頼主の前で絶妙に微妙な啖呵を切ってみたり、
格好良さがいつのまにか、巻き込まれ人としての悲哀さへと変わっていく。

アクションらしいアクションはない、
サスペンスらしいサスペンスもない。

主人公2人のキャラクタはたっており、魅力的に思うが、
アクションやサスペンスのドラマ性が希薄のために、
ヴィンセントが死ぬシーンにもいまいち思い入れが沸かなかった。
元祖さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-02-19 12:06:58)
17.ネタバレ  普通のタクシー運転手が、殺し屋の仕事になぜか付き合わされる物語。
 この『なぜか』の部分の説得力が弱く、多少強引な展開ではあるが、許容範囲。
 登場人物が多すぎないのが良いですね。自分好みです。
 それに大部分はヴィンセントとマックスの二人が中心となっているため、変に凝ったサスペンスよりすっきりして見やすいですね。
 ただ、シーンとシーンをつなぐ『タメ』のようなものが長すぎて、ややクドイ。
 そーゆー雰囲気を作りたいのはわかるのですが、中だるみを引き起こす原因になっているような気がします。
 ストーリー自体は、ある種の哲学を感じますし、何かのメタファーなのかなって思う部分もありますが、やはりシンプル。
 こーゆーストーリーであれば、変に間を置かずに、テンポよく進んでいったほうが良かったんじゃないかな。
 要所要所のアクションは瞬殺パターンが多くて好き。迫力があるし、サスペンス色が強くなります。
 ラストの攻防も見事でしたね。
 こんなに怖いトム・クルーズを見たのは初めてです。
 特に地下鉄での『降りたいけど降りられない。』という状況の作り方がうまいです。
 いたってシンプルな構図だけに、緊迫した雰囲気がよく伝わってきます。
 総評。中だるみする部分はあるものの、気にならない程度。全体的にスリリングかつサスペンスフルで面白かったです。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-03-25 04:30:48)
👍 3
16.ネタバレ ラスト、生き延びた二人が電車を降りるシーン。閉まる扉ごしにうなだれたトム・クルーズがほんの少し見える。全体的にツッコミどころが多い映画ですが、このラストはとてもクールです。
la_spagnaさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-25 00:09:38)
15.ネタバレ 導入部から中盤過ぎくらいまでが、とにかく冗長で散漫で・・・せっかくの「一夜」の設定なんだから、もっとテンポよく進んでほしいところでした。運転手が突然切れまくって赤信号も無視し殺し屋の方が焦るくだりには辛うじてドラマがありましたが、そのようなシーンはごく一部でした。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-07-01 01:20:08)
14.ネタバレ 面白かったのだけど、粗が多い。
まず、最初に死体が落ちてきた時点でプロっぽくないのと、
いつまでもフロントガラスが割れた目立つタクシーを使い続けることに対する違和感。
あとおしゃべりで、あまりプロの暗殺者らしくない。
でも、対照的な二人がいい味を出していたし、終始緊張感があって引き込まれるし
夜景はキレイだし、なんだかんだ楽しく見れた。
将来はリムジンのお抱え運転手を夢見ながら、12年もタクシードライバーで妥協するマックスに対して
ヴィンセントが「中年になって、叶わない夢だったと気付く」と諭す場面、耳が痛い。
Donatelloさん [DVD(字幕)] 7点(2017-07-27 02:22:06)
13.ネタバレ トムクルーズがちょくちょく良いこと言うんです。妙に納得させられる。「親は自分の欠点を子供の中に見い出して責めるのさ、自分は棚に上げて」とか「夢が叶わないのは自分が何もやろうとしなかったからだ。自分を殺してるも同然だろう」ってね。身が引き締まる思いでした。映画としても、監督の言いたい本音をヴィンセントが話してるわけだし、エンターテインメントとしてもまとまっていて良くできた映画だと思います。
Keytusさん [インターネット(吹替)] 7点(2017-10-01 23:31:34)
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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 252人
平均点数 6.12点
000.00%
120.79%
262.38%
372.78%
42610.32%
54618.25%
65521.83%
75722.62%
83815.08%
9114.37%
1041.59%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.89点 Review19人
2 ストーリー評価 5.75点 Review32人
3 鑑賞後の後味 5.88点 Review35人
4 音楽評価 6.55点 Review34人
5 感泣評価 3.44点 Review18人

【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
助演男優賞ジェイミー・フォックス候補(ノミネート) 
編集賞ポール・ルベル候補(ノミネート) 
編集賞ジム・ミラー〔編集〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2004年 62回
助演男優賞ジェイミー・フォックス候補(ノミネート) 

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