映画『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』の口コミ・レビュー

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

[オトコハツライヨトラジロウハイビスカスノハナ]
1980年上映時間:104分
平均点:6.68 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
公開開始日(1980-08-02)
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
新規登録(2004-08-05)【mhiro】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
浅丘ルリ子(女優)リリー松岡
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
下條正巳(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)桂梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
中村はやと(男優)諏訪満男
谷よしの(女優)ヨモギ売り/主婦
津嘉山正種(男優)
笠井一彦(男優)中村
光石研(男優)アベックの男
江藤潤(男優)国頭高志
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
製作島津清
企画小林俊一
高島幸夫
配給松竹
美術出川三男
衣装松竹衣裳株式会社
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
鈴木功
照明青木好文
その他東京現像所(現像)
山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
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💬口コミ一覧

28.寅さんと沖縄の風景っていうのは正直ミスマッチ。相手役が三度目の顔合わせとなる相性抜群の浅丘ルリ子だから何とか観られた作品でしたね。飛行機に乗るの乗らないのと、例によって例のごとくの大騒ぎが面白かった程度。
放浪紳士チャーリーさん 6点(2005-02-09 18:57:59)
27.今回の寅さんは病気になったリリーを見舞うため、きらいな飛行機に乗って沖縄へ。山田監督がシリーズで最も愛着のある作品だそうだが、リリーが登場する作品の中ではちょっと平凡な出来だった。電信柱で暑さをしのぐ寅さんが笑える。
イニシャルKさん [地上波(邦画)] 5点(2005-04-30 11:20:24)
26.リリー登場の作品の中では1番面白くないです。けど前作の酷さやその前辺りの作品などに比べると良い方です。リリー登場の作品はどれもがレベルが高いだけにこの25作目はやや物足りなさを残して終わるのでそれなりに楽しめるものの厳しく6点です。
青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-23 14:03:21)
25.労働者諸君、君たちの工場はたった今倒産いたしました。
おめでとう。おめでとう。
Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-22 00:04:46)
😂 1
24.ネタバレ 「俺と所帯を持つか」という寅の言葉を、故意に冗談にして受け流すりりー、お互いあんなに惹かれあっているのに…。「寅さんみたいに自由に生きたいなあ」などという人は多いけど、彼ら(寅とリリー)がその自由と引き換えにしているものをその時観客は目の前に突きつけられるんですね。
最後のシーンはものすごく救われるいいシーン。やっぱり名作です。
ウェルテルさん [DVD(邦画)] 7点(2006-06-17 21:54:48)
23.女が病気で寝込んでいたり、ましてや入院などしたら、飛んでいくのが男だ。重病でなければ、多少遅れても、みまいは必要だ。花でも持って。と、ここまでは良かったんだが。まあ、しかし、ちゃぶ台ひっくり返すリリーも魅力的だ。それくらい元気になっていれば、まあいいか。女心をわかったら、独身でいるわけない。たとえ、所帯を持っても、分かれるよなあ、この二人。こう考えると、結婚するには、勢いと、あきらめと、自制心が必要なようだ。寅と博の違いか。どっちが良いかは本人が決めることだが。しかし、リリーだったら男はみな同じ気持ちだろう。違いますか、寅さん?
パセリセージさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-06 00:11:28)
22.ネタバレ 見舞いに行くまでの展開はいいのだが、リリーが退院してからはやや冗長で、とらやの面々との交流が少ないのが難点。とらさんと沖縄というのは違和感があるのは否めない。
リリーにスポットを当てすぎて、他のレギュラーの影が薄いのも気になる。 ※私も突っ込みを。さくらが「飛行機なんか乗ったことないから」って言う台詞があるけど、何作か前「私の寅さん」で九州旅行に飛行機で行ってるよね???
<追記>14年ぶりに再見。沖縄での寅さんは客観的にはリリーとの結婚から逃げたようにも見えるが、茶の間での会話からは本人にはその意識はなかったように描かれている。で、博やさくらの後押しで柴又でプロポーズするわけだが結局うまくいかない。すれ違いと言ってしまえばそれまでだが、どうもスッキリしない展開ではある。この流れを受けての、最後の出会いはクドイし蛇足であるようにも思える。柴又駅である種の綺麗な別れ方をしているので、これで終わりにした方がよかったと思うが。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-06 16:10:32)
21.リリーさんと言えば北海道、しかし今回は正反対の舞台、沖縄へ! というわけで、南国のギラギラ照り付ける太陽の下、実に色彩的な映画となってます → なーんとなく、沖縄行く前の、柴又の光景すら、いつになく鮮烈な色合いになってる気がする! しかし、内容的にはいささか不満。前回リリーさんが登場した『相合い傘』、アレは私のお気に入りで、どうにも弱いんですけども、その『相合い傘』で言わば決着した寅さんとリリーさんの関係を、無理矢理蒸し返して、しかもなーんと同棲までしちゃうとは、どーいうことだ、寅さんよ(しかも同棲しておきながら、リリーとは怪しい関係じゃないとかなんとか、普通、そんな言い訳通らんよなあ)。→前回、“相合い傘”というモノに象徴させた二人の関係、本作ではその二人の関係の描き方が直接的すぎて、どうもイマイチ気分が乗らない。とは言え、前半の沖縄の光景の鮮烈さ(別世界っぽさ)と、ラスト近くの、柴又駅での別れの寂しさ(寅さんが「見送る」というのも珍しい光景では?)、その対比は、よく活かされていたのではないでしょうか。ところで気になる点 (1)沖縄に行ったまま音信不通の寅さんについて、おばちゃんのセリフ「ハブにでも噛まれて死んだんじゃないの?」は、‘テレビ版寅さん’を意識したセリフ、ですよね? では(2)沖縄から飲まず喰わずで帰ってきてフラフラの寅さんに、鰻重を用意するおばちゃん、そしてそれを夢遊病者のようにガッつく寅さん。でも昔、どの作品だったか、「鰻は嫌い」と言ってた気がするが? 果たしてこれは、「嫌いな鰻ですら食べちゃうほど飢えていた」という意味なのか、それとも脚本のミスか?
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-08 22:19:50)
20.ネタバレ  最後のバス停でリリーと寅さんが出会うシーンに尽きますね。もう、個人的には寅さんシリーズの中で一番の名場面だと断言します。「ございませんか!この薄情者!(笑)」って一度言われてみたいですね。

TMさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-16 00:23:11)
19.ネタバレ ラストにリリーと会う。リリーだからこそそれが名シーンになる。
monteprinceさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-03-18 16:52:55)
👍 1
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18.この頃の沖縄を見ることができるだけでも貴重なフィルム。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:04:00)
17.寅さんシリーズはまだ数作しか見ていないけど、どれも面白くて大好きです。車寅次郎という人は間違いなく実在の人物として生きていました。寅さんならこんな時こんな事言うな、こうするだろうな、という確固たる人物像があるから生き生きしているんです。特にこの「ハイビスカス」がどうのと評価する気は無く、寅さんの生きている姿をただ覗き見て笑うだけです。一つ、沖縄の地に寅さんは違和感があってそれがまた面白かった。リリーはその日本人離れした派手な感じが妙に沖縄に似合っていた。寅さんの前に数多くのマドンナが通過して行ったけど、リリーさんは他の人たちとはちょっと違った立場で、女寅次郎ですね。とにかく難しいことは考えずに「寅さん」のことを見ましょう。
ちゃかさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-10-07 12:28:46)
16.寅さんが全国各地を旅してその地方の懐かしさを感じさせる風景を楽しむ事も本シリーズの楽しみの一つなのですが、本作は沖縄に着いてまず寅さんが乗り込んだバスの窓の外には米軍基地が広がり米軍機が騒音をあげて飛び交う様子をこれでもかと見せる。この様子はそんないつもの寅さんの旅の風景と比較すると殊更異様に感じられます。これも実際に山田監督が感じられた沖縄の風景の一部だったのでしょう。

本作のマドンナは3度目となるリリー。他の作品でも見られますが、リリーが寅さんに甘える様子はいつも本当にいい絵になりますね。そして喧嘩するシーンは切ないですがこれもまたいい絵になります。やっぱりこの二人の間には他のマドンナと寅さんの間には無い特別な味わいがあります。(ラストの二人のやりとりなんて本当にいい味があります)

本作は第25作。第20作あたりから寅さんは時として若者の恋愛相談役に回る事が増えてきてこの頃はマドンナとの心の触れ合いにも物足りなさが見られるようになってきます。このタイミングでのリリーの再登板はシリーズのピンチヒッター的役割でもあったのでしょうか。
とらやさん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-12-14 20:53:03)
15.飛行機が飛び交う沖縄の風景が印象的な作品です。南国の雰囲気よろしく、リリーと一つ屋根の下で暮らしながらも、決定的な瞬間に女心を汲み取れないばかりに喧嘩してしまうという設定は、あえて寅さんシリーズを続けるための脚本だったのでしょう。恋愛についての本音が良く表れていて良かったです。
mhiroさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-12-31 10:38:01)
14.ネタバレ マドンナは3回目の浅丘ルリ子。

リリー3作目である。毎度パターンの沖縄編という感じかな。ラストシーンも前回の変奏故に寅さんとリリー、とらやの面々も僕らも、予想通りのお約束なラストにがっかりというよりもひと安心か。。。寅さんの「所帯を持つ」というセリフも現実感が乏しく、正に夏の夜の夢の如き一篇でした。
onomichiさん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-29 23:18:28)
13.ネタバレ リリー三部作第三部(だいぶ後に再出演されますが敢えて)。今回は当時はまだまだ遠い感じだった沖縄が舞台でプロモーションフィルム的な感じもある。リリーの為に遠くまで行ったのにこの結果。まぁ寅さんが心底コンプレックスの塊でまさか俺に惚れる女などいない気満々だから仕方ないですな。リリーの方が一枚上手(うわて)でこの関係のまま方が彼と私の為だと悟ったご様子。寅さんも毎度新鮮な恋を楽しみたいかもね。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 7点(2012-09-29 23:25:00)
12.ネタバレ タイミングを逃した寅さん!
ホットチョコレートさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-04-14 22:33:04)
11.ネタバレ 【リリーはいずこ 沖縄篇。今回のマドンナ:三度登場、浅丘ルリ子さん。】
「ねえ、あたしの為に来てくれたんじゃなかったの こんな遠くまで 」 
リリーのこの言葉の後に寅は黙りこみ、そのままブッチしてしまった 
翌朝ゴメンと言ってももう遅し。
そしてリリーが急に去って、それを慌てて追ってゆく形で寅も急に去る
あの島の家族からしてみれば とんだ迷惑じゃなかったのかしら 男女の腐れ縁を目の当たりにさせられた挙げ句、タカシは即失恋、女学生の娘は男女関係の薄っぺらさが今後トラウマとなって残ってゆくかもしれません 結果、ただの通りすがりだったような形であの家を去る 
その後、きっと気まずさと虚しさだけが残ってしまうのでしょうね あの家族には。
見ているこちらとしてはすごく後味の悪さが残ってしまいます。

そして、結果、結ばれぬ恋。
でも自分としては、残念な思いなど残らないところが他の視聴者様とは違うとこ。
どうもリリー出演の回は過去のものも含めて自分の性には合わない。
だから結果、今回のハイビスカスの花も心底楽しめるものとはならなかった でもそれは確実に想定内のことであったことが自分としては救い、笑える箇所も多少あったことが救い、そしてラストシーンの健やかさが救い。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-04-20 22:11:57)
10.ネタバレ ○何度目の登場だろうか、リリー。沖縄である必然性はあまり感じないが、飛行機の下りは面白かった。○寅さんがいち早く駆けつけてくれたのはうれしかっただろうが、徐々に水族館などへ遊びに行く寅さん。所詮は遊び人。結婚に近づいたようで、かなり距離があったんだなと。○ハイビスカスの取って付けた感は否めない。
TOSHIさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-04-20 23:49:16)
9.ネタバレ  いやぁ、泣いた。
 今まで『男はつらいよ』というのは、寅次郎が永遠に女にふられ続ける人生を描いてきた映画だと思っていた。だがこの映画を見て、『男はつらいよ』というのは、寅がリリーさんに巡りあうための道程を描いた映画だったんだ、と思い直した。
 自分の家で普段の夕餉の茶の間ですっかり気を許している時に、つい口に出たホンネ、プロポーズの言葉を「冗談」として笑い飛ばしてしまう寅の悲しさ。ド直球の本音であるのを承知の上で去らねばならぬリリーの哀しさ。もう、泣かずにはいられない。
 そして、旅先でまたもや顔を合わした二人のやりとりの、なんと粋で楽しそうなこと。この二人は、こうやって永遠に旅の空で暮らすのが宿命で、それが幸福なのかもしれない。
 50年も生きてきて「邦画が好きだ」などと言いながら、この映画を今まで見ていなかった己の不明を、我ながら大いに恥じねばなるまい。

 渥美清さんが亡くなって、最後にこの作品の特別編が作られたのは知っている。そして、その一つ前の作品にリリーさんが登場するというのも知っている。どちらもまだ見ていない。この先の新たな展開があるのだとしたら、『男はつらいよ』というシリーズ映画の評価も変わるかもしれない。だがそれらを見ていない現時点でこの『寅次郎ハイビスカスの花』はシリーズ最高と言って差し支え無いと思う。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 9点(2014-07-21 22:29:56)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 6.68点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5517.86%
6725.00%
7932.14%
8621.43%
913.57%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

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