映画『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』の口コミ・レビュー(2ページ目)

男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎

[オトコハツライヨナニワノコイノトラジロウ]
1981年上映時間:104分
平均点:6.93 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
公開開始日(1981-08-08)
ドラマコメディシリーズものTVの映画化
新規登録(2004-08-06)【mhiro】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト渥美清(男優)車寅次郎
松坂慶子(女優)浜田ふみ
倍賞千恵子(女優)諏訪さくら
前田吟(男優)諏訪博
吉岡秀隆(男優)諏訪満男
下條正巳(男優)車竜造
三崎千恵子(女優)車つね
太宰久雄(男優)梅太郎
佐藤蛾次郎(男優)源公
笠智衆(男優)御前様
笠井一彦(男優)中村
谷よしの(女優)とらやの客
関敬六(男優)とらやの客
津嘉山正種(男優)川岸でサイクリングをしている男
マキノ佐代子(女優)信子
正司照枝(女優)芸者
正司花江(女優)芸者
斉藤洋介(男優)ふみの夫
冷泉公裕(男優)吉田
初音礼子(女優)かね
大村崑(男優)主任
芦屋雁之助(男優)喜介
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純
作詞星野哲郎「男はつらいよ」
作曲山本直純「男はつらいよ」
主題歌渥美清「男はつらいよ」
撮影高羽哲夫
製作島津清
企画小林俊一
高島幸夫
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
鈴木功
照明青木好文
その他山田洋次(4Kデジタル修復版総合監修)
近森眞史(4Kデジタル修復版)
岸田和美(4Kデジタル修復版)
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

10.ネタバレ 寅さんと芸者の相性の良さは、すでに第17作でも示されている。本当のことを言わなくてもよい、いつでも冗談で紛らせられる、お互いに内心に踏み込まない、という暗黙のお約束が、寅にはどこまでも心地よいのだ。しかもそこに、当時29歳・スター街道まっしぐらの松坂慶子を当て(とらやでの背の高さにはびっくり)、旅先を早々に引き上げさせることなくじっくり二人きりの時間を(見る側に)満喫させ、実は久々かもしれない寅の正面恋愛一直線を突き進ませる。しかしその世界は、ふみが寅の部屋に突入した瞬間から歪み始め、そして寅が別室へ移動した時点で崩壊する。この裏からの冷めた視線が、シリーズ内での作品のオリジナリティを輝かせている。●吉岡君初登場としても有名な作品ですが、実はマキノ佐代子さん初登場であるのも忘れてはなりません。レギュラー登場はもう少し先ですけどね。それと、源ちゃんの出生がさらっと語られているのも重要かも。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-09-26 03:22:07)
👍 1
9.ネタバレ 松坂慶子はわりと好きなんですが、もう少しお年を召してからの方がこの人の魅力が出たように思います。この頃はまだまだかな……。話としては、弟が死んでいたり振られた寅さんが愚痴ったりとか、ちょっと暗めの印象があって、あまりよいとは思えませんでした。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-10-16 10:25:12)
8.ネタバレ 弟の死を知って悲しみのあまり、恋人がいるにも関わらず寅の宿に駆け込んだ松坂慶子は、その夜は寅とどうなってもいいと覚悟をしたのだろう。ところがいつもの如く寅は彼女を受け止められず部屋を飛び出してしまう。膝枕をしてあげるものの、足が痺れて座布団を彼女の頭の下に入れるシーンは秀逸だった。もしも寅が朝まで添い寝をするか、彼女と結ばれれば結果は違うものになっただろうが、如何せん、寅には男としての自信と覚悟がない。まあ、寅の恋が成就したらシリーズが終わってしまうわな。
marsplayさん [インターネット(邦画)] 8点(2018-06-06 01:12:24)
👍 2
7.ネタバレ  珍しくフラれた寅が、泣き言的な嫌味に言うセリフ「わざわざ来ることはなかったんだよ。こっちの気にもなってくれっていうんだよ。」に、ちょっと違和感を感じたが、ただ確かに言うとおり、わざわざフリに来るためだけに会いに来なくても、とも思う。
 考えてみるとこのセリフは、寅の気持ちを当然女も知っているはずだ、という前提に成り立っている。そのへんの具合がちょっとしっくりこないというか、そうは思えない感じがする。

 それにしてもとらやに来た途端に寅をフッたシーンでのやり取りは、シリアスに隠れて笑うシーンが多く、クスッとさせられる。
ふみ「寅さんみたいに楽しい人じゃないんです」
おいちゃん「楽しけりゃ良いってもんじゃありませんよ、男は」
ヒロシ「大事なことは、人生を力強く生きることです。兄さんみたいな人はそれがないんですよ」
笑っちゃうけどヒロシ、そりゃあないだろ。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 5点(2020-10-08 15:17:02)
6.ネタバレ まぁ面白さはいつも通り。
自分が関西出身なので関西のネタは楽しかった。
ただ弟を探して回るシーンはどの辺で撮影したのか注意深く観てたが分からず。
ロケ地巡りのサイトを見てるとあんまり変化してないんだな。
Dry-manさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-07 03:37:24)
スポンサーリンク
5.シリーズのなかでは標準的な作品と思います。
昭和っていいですね。
まっかさん [DVD(邦画)] 6点(2022-02-07 12:42:51)
4.ネタバレ この映画、封切り時81年。当時付き合ってた女の子と見た映画です。

大学生だったけど、彼女が寅さん好きで、彼女推薦で見た映画です。

が、

俺が松坂さんの色っぽさ、可愛さにノックアウトされてしまい、映画見てからの喫茶店で雄弁に語って、彼女に嫌われたのを覚えています。

やきもち焼かれて、その代償にちょっと高いアクセサリーを買わされましたね。

舞台となった石切神社、法善寺、弟さんの会社は西九条の西側あたり。よく知っている場所が出てきて、大阪人にとってはうれしい限り。

松鶴師匠の役回りが今一ですが、それはそれで。いいでしょ。

京都の伊根が舞台の、「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」と共に、寅さんの映画ではこの関西編2本が、私のお気に入りです。

寅さんのやせ我慢が可愛いし、意気地の無さが、寅さんぽくていいんです。

でも、そこで、そこだ寅さん! と何回見ても応援してしまう映画。

こんなに楽しませてくれるのは他にない。

渥美さんの力量と、山田監督の力やね。

寅さん映画としてもMyベストですし、松坂慶子さんのMyベストでもあります。

寅さん、今度は西宮神社に来てヨ。そう思う映画です。
亜輪蔵さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-10-08 22:43:19)
3.ネタバレ シリーズ27作目。オープニングの夢は、過去一番の脱力系の夢でした。タコ社長のタコの着ぐるみ、よく着る気になったなぁ。
タイトルの河川敷ではサイクリング仲間が女の子の取り合い。今までなら寅が引き金になってドタバタが起きるんだけど、今回寅は単なる傍観者。おぉ前作同様、寅は一歩引いたスタンスで若者を見守る話かな?と思いきや、結構スタンダードな一目惚れ回でした。
満男が吉岡秀隆になってた。さくらのノーヘルスクーターにビックリ。そういう時代だったの?気にしたことのなかった源ちゃんの意外な過去。

この作品も以前テレビで観ていた記憶があって、マドンナふみの弟の死が印象深かったです。本作では特に、とらやでの子供みたいに馬鹿でワガママな寅と、旅先での大人としてしっかりした一面を見せる寅の両面が観られます。
神社の絵馬にさくら一家の幸せを祈願する寅。一方で弟のみを案じるふみ。たった一人の姉弟がために、寅も自分に重ねてふみに協力したんでしょう。心のこもった葬儀をあげてくれた会社の人々への、寅が発した感謝の言葉がもう、こんな事言える大人って格好良いなって思ってしまいます。
一方のふみ。「何で一言言ってくれなかったんです!?」と弟の上司に怒りをぶつけます。幼い頃別れてから、一度も会ってない弟。父方と母方に別れてそれっきりと思いきや、務め先は知ってる(どこでそれを?)。お骨は若狭の叔母さんが持って行ったのに、その叔母からふみには一言もない(※その叔母さんがふみのことを知らない可能性も少々)。ふみに怒る資格はないように思えるけど、まぁけっこう表裏が激しい、自己中な女です。

絵馬のところで「寅さんに、ええお嫁さんが…(はぁと)」と言いつつ、弟のことを書いてる。まぁ照れ隠しって感じだけど、芸者さんの職業病らしく、寅が喜ぶ事を言っただけに思えました。
旅館で一晩共にしたあとの置き手紙についても「“1人で”考えてゆきます」なんてあたり、男の気を引いてナンボの芸者さんらしいなって思いました。
とらやに来て、いきなり接客始めるのも、日常と仕事の境界線が曖昧だからかなぁ?って。ある意味アイドルタレントと似ていて、仕事(撮影中)と、日常生活(インスタとか)と、その裏に人に見せない私生活があって、だから結婚っていちばん重要なキーワードを、あんな残酷なカタチで言えてしまうんだなって思いました。「こっちの気持ちにもなってくれっていうんだよ。」寅がさくらにマドンナの愚痴(というか恨み節)を言うのは初めてかも?いつもと同じようなフラレ方に観えて、今回ばかりは寅が可哀想。
K&Kさん [地上波(邦画)] 6点(2023-11-16 01:14:19)
2.ネタバレ とにかく松坂慶子のマドンナが美しいです。育ての親である祖母が死んで、たった1人の肉親の弟も実は死んでいたとわかって寅さんの膝下で泣き崩れるのはもう反則。
あそこで寅さんがもうひと押しできれば、という感じですが、そこは昔気質の不器用な寅さん、なぜかその不器用なのが心地よいと感じました。
今の時代でいうと点でダメ男の典型なのですが、それでも不器用ながら自分の美学を突き通す姿に「格好いい」とさえ思える作品でした。
ただ、確かに、時には追い縋るのも、いいのかもしれませんね。
クリムゾン・キングさん [映画館(邦画)] 7点(2024-01-10 23:16:07)
1.ネタバレ 松坂慶子が綺麗でまた色気もあり輝いていた。ストーリーも起伏があってシリーズの中で上位。
大阪の宿屋に芸者の松坂慶子が来たくだりで、ずっとぼーっとしていた親父の「わてもきかせてもらお。」の一言には爆笑させてもらいました。
はりねずみさん [インターネット(邦画)] 7点(2024-06-29 22:28:32)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 6.93点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5310.00%
6826.67%
7826.67%
81033.33%
913.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review4人
4 音楽評価 6.66点 Review3人
5 感泣評価 6.50点 Review4人

■ ヘルプ