映画『レイクサイド マーダーケース』の口コミ・レビュー(3ページ目)

レイクサイド マーダーケース

[レイクサイドマーダーケース]
THE LAKESIDE MURDER CASE
2004年上映時間:118分
平均点:5.07 / 10(Review 69人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-01-22)
サスペンス犯罪ものミステリー小説の映画化
新規登録(2004-09-07)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2014-10-18)【イニシャルK】さん
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監督青山真治
キャスト役所広司(男優)並木俊介
薬師丸ひろ子(女優)並木美菜子
柄本明(男優)藤間智晴
鶴見辰吾(男優)関谷孝史
杉田かおる(女優)関谷靖子
黒田福美(女優)藤間一枝
眞野裕子(女優)高階英里子
豊川悦司(男優)津久見勝
原作東野圭吾「レイクサイド」(実業之日本社刊)
脚本青山真治
音楽長嶌寛幸
撮影たむらまさき
池内義浩
製作フジテレビ
プロデューサー仙頭武則
亀山千広(エクゼクティブプロデューサー)
佐藤公美(アシスタントプロデューサー)
配給東宝
特撮坂美佐子(CGIプロデューサー)
OLM(CGI)
美術清水剛
松井祐一(特殊造形)
録音菊池信之
照明中村裕樹
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💬口コミ一覧

29.ネタバレ 好きですね、この映画。サスペンスとしてもミステリーとしてもよくできているし、一番いいところは、最後のほうで「一応」真相があかされるところ。「真相」とは言っても犯人が自白するわけではないし、決定的な証拠が出てくるわけでもない。要はひとつの「推測」、ひとつの「可能性」が示唆されたにすぎないんですよね。この「釈然としない感じ」がとてもよい。いわゆる「オープンエンディング」ともまったく違う。だって別の「真相」は一切示唆されないわけだし。犯人が推測通り「彼ら」だったとしても、彼らと被害者の間にほんとうは何があったのか、それが全く謎のまま終わってしまう。この「無気味な感じ」がすごくいい。 ただ、一番最後のCGはいらないでしょう。何あれ?
コウモリさん [地上波(邦画)] 8点(2007-08-09 16:53:08)
👍 1
28.ネタバレ 途中までつくりは面白い。引き込む展開はうまいと思うが2時間映画を1時間で
ぶちきられ感は否めない。悪い意味で期待を裏切られた。
とまさん [地上波(邦画)] 6点(2007-10-07 17:08:05)
27.冷静に考えて、ありえない。閉じた世界だけで理屈づける(理屈づけたつもりになっている)映画。社会問題の提起なら、現実味を持たせないとだめ。
こんたさん [DVD(邦画)] 5点(2007-12-31 17:56:55)
26.導入部分で「お、これは・・・」と期待を膨らませたのだが・・・役所広司が死体を見つけてからは失笑の嵐。脚本がめちゃくちゃだわな。いい役者がそろっていただけにもったいないですね。
すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 2点(2008-01-17 11:50:58)
25.ネタバレ 何か面白そうな展開になりそうな感じで話が進みますが、結局なんにもなし。子供の犯した過ちを親たちが結託してもみ消すだけ。まあこれを映画にしてもつまらない話になってしまいますね。普通すぎて。
紫電さん [DVD(邦画)] 4点(2008-07-08 22:21:40)
24.ネタバレ 犯人が子供だというオチは読めなかったですね~。サスペンスものの話としてはなかなかの独創性があっていいと思いますよ。死体を湖まで運んでそこで身元をわからなくするシーンなんか、見ていてちょっとドキドキしちゃいました。ただ、その後のライターを落とすシーン、それから煙草が消えているシーンなど、伏線になるのかなと思いきや結局ストーリー自体にはからんでこなかったし、ラストのスプラッターホラーみたいな終わり方は全体の作風に合ってないでしょう。そのまま湖の中にフェードアウトして、子供達の心の中は結局闇の中~みたいな感じで終わればいいのにね。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-26 00:38:28)
23.みんなうまいからそれなりに見れるんだけど、わざわざ映画にせず役者の実力試しで舞台でやるといいんじゃないか。鶴見辰吾・杉田かおる夫婦のサービスにちょっぴりおまけ。
オニール大佐さん [地上波(邦画)] 5点(2008-10-23 19:30:03)
22.ネタバレ 最近は「お受験」という言葉があまり聞かれなくなった。すでに一般化したということか…。この映画はサスペンスとしては突っ込みどころがいくつかあったけど「お受験」が抱える問題点に迫っていると思う。
生徒と親と講師が合格という目標に向かって邁進する合宿であるが、全員が心をひとつにしているかというと、そうではない。そのことが死体の隠滅工作をめぐる遣り取りから露見し、疑念が子供たちに向いた段階で、彼らの心の内も闇の中に霞む。
この映画は殺人の動機という踏み絵によって、お受験に関わる人たちの混濁した思惑のすれ違いを見せてくれる。問題は、目標が同じでも方法論や執着度合に格差があることだろう。その結果として殺人が起こる。
関係者が同じ気持ちを持って臨まない限り、お受験とはやはり不健全なトライアルという気がしてならない。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-12-04 21:09:33)
21. 俳優陣は精いっぱい演技をしていると感じましたが、脚本が良くなかったのかあまり楽しめなかった。
ファンオブ吹石さん [地上波(字幕)] 5点(2008-12-28 17:31:10)
20.ネタバレ ベテラン俳優陣の演技はさすが。期待していた映画だっただけに、悪い意味で裏切られた。ストーリーの薄っぺらさのせいか、緊張感もあまり感じられない。オチも何だか中途半端。かといってここまで低い点数を付けるべき映画ではないのだが、最期のあまりにナンセンスなCGのお陰でこの点数。ありゃ酷い。
おーるさん [DVD(邦画)] 1点(2009-01-22 07:54:54)
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19.ネタバレ 巻頭、仰向けとなっている状態のモデルを俯瞰で撮影する眞野裕子演じる英里子は、ファインダー越しに自分自身の未来を覗き見ているかのような構図にもなるわけだが、このことは後にするとして、まずこの行為から、彼女が覗き見る/まなざしを向けるというところにこの映画の焦点があるのだということから始めたい。
これは彼女がまなざしを向けたことによって起きる事件なのだ。
名門私立中学の不正入試を暴くまなざし、自らの子供時代を思い返すように子供に向けるまなざし、不倫相手の妻に向ける敵視したあのまなざしがある。
ただすべてが彼女だけのまなざしで成り立ってはいない。
「そんな目で見るな」という役所広司の台詞にもある通り、これはすべてのまなざし/視線を意識しなければならないのだ。死体を湖に投げ捨てるとき、大人が皆森の中で立ち尽くすとき、車がそこを通り過ぎる。この実体のない見られているかもしれないという視線をもこの映画は適切に紡ぎだす。
もうこれは見るということへの執着だ。犯人が誰であるといったことが最重要視される映画ではないのは一目瞭然。つまり犯人をこの目で確かめることが重要ではない、そんなことよりここに出てくる人々を見なさい、行為を見なさいと言っている。
そして湖の奥深い底で仰向けとなることを余儀なくされた英里子は、レンズ越しに(これは映画を撮影したキャメラという隠喩も含まれるだろう)過去の自分自身と視線が交差しまうという見事な構図となる。すべてが巻頭に回帰する瞬間だ。そして結果としてライターは彼女の瞳に突き刺さりすべてを塞いでしまい物語の幕を下ろすのだ。
実はこの彼女のまなざしこそが、受験によって変化を遂げていく人々の唯一の救いの手であったのだろう。それがあの青空の中、深々とした緑に彩られた森を背に、湖畔の上をそよぐ彼女のまなざしへとここでも結実して暴かれる。
救いの手をもこの世から消し去ろうとするこの湖畔での殺人の場合、または受験というものの場合の恐ろしさが、あるいはひとというものの醜さが、狂ったかのようにひとを一変させてしまうのだが、それをすべて見たのは他でもない我々観客なのだという事実は誰にも回避できない。
すぺるまさん [映画館(邦画)] 8点(2009-03-29 01:36:43)
18.何だろう、このセンスの無さは。
役者もストーリーもいいと思ったのに、仕上げ方がおかしい。
ストーリーをジャマする大げさなBGM。

そして、ホラーを最後にぶち込んできたのなぜでしょうか。
Yuさん [DVD(邦画)] 4点(2009-12-26 21:28:57)
17.最後のあれはギャグですか?
ととさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-01-11 23:20:02)
16.ネタバレ  これ本当に東野圭吾さんの原作なんでしょうか?ちょっと信じられません。よほど酷い原作改悪がされたんでしょうか?
 まず、薬師丸が犯人でないことは、最初からすぐわかりましたし、真犯人も彼らがああまで必死で庇おうとする対象と考えれば意外性は全くありまさせん。
 それから主人公の社会批判の薄っぺらいこと。「競争が嫌いだから、中学受験に乗り気じゃない」って、中学受験しなければ、高校入試で競争をすることになってるわけだし、そう言ってる本人からして社会人として競争社会に身をおいてるわけです。
 批判するとしたら、そういう競争社会の中での不正こそ批判すべきでは。 
それなのああいう発言って、もしかして意図的にこの人を安っぽく見せようとしてるとまで考えられました。
 眞野裕子さん、すごく綺麗でスタイルも良かったんですけど、結局この映画の後もそれほど売れることもなくて残念です。彼女の素敵さを足してもこの点数で
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-01-25 11:55:46)
15.ネタバレ なんせ贅沢なキャスティングだから、もったいないという印象が残る。
贅沢なキャストたちに囲まれて、地味な子供たち。あのこたちの存在感がキーだったはずだ。トヨエツと役所が話しているときに『光る眼』みたいに並んでいたが、あんな雰囲気を子供たちにもっと乗せられなかっただろうか。オープニングにちょうちょを踏みつぶす。それだけではやっぱり足りない。バーベキューのシーンで演出できたのではないか。
ラストシーンもお姉さんの腐乱死体ではなく、子供たちの美しいノートとかのほうが恐怖と狂気を感じる。それがこの映画の主題たりえるのではないか。
それと、被害者の女性が存在感が強すぎた。あくまで彼女はこの映画では「記号」としていてくれればいいと思う。だからおっぱいとか笑顔とかは極力排除すべきだった。無個性の被害者でよい。
no_the_warさん [DVD(邦画)] 7点(2010-02-28 03:26:59)
14.ネタバレ もっと親同志のドロドロ関係で事件が色々、起こる話かと思ってたら全然違いました・・・。作品のテーマ自体あまり楽しめるものではないのと、よく分らない演出もチョコチョコあったのでこの点数で。最後の方でトヨエツがキレたのは意外性があって面白かった。あと鶴見・杉田夫婦の子供を女の子にして「歩(あゆみ)」にしてくれたらなあ~なんて。
よりさん [DVD(邦画)] 5点(2010-03-28 00:47:12)
👍 1
13.原作未読。最初からこの監督の映画をミステリーとして楽しもうなどとは思ってないので、十分ドキドキして面白かったです。きっと私がミステリーなど判ってない未熟者だからでしょう。これでも少年時代はクィーンやクリスティなどを読みまくってた人間なんですけど伏線の張り方がどうだとかなんて全然判んないし・・・。でも、変なラストも含めて変にフラッシュバックみたいな映像入れたりしないでもうちょっと落ち着いた感じのふつ~の演出にした方がミステリーとしては雰囲気出たんじゃないかな~って思います。しかし、そんなふうに撮る気なんておそらく監督には全然ないのでしょう・・・というか、そもそも私にとってはこの映画はミステリーの要素なんてどうでもいいです。私は中学受験もしてないし、ましてやあんな極端な「お受験」なんかした経験はありません。でも、中学のとき塾は通ったし、高校までは受験というものが頭の中のかなりの部分を支配していたので、なんだか登場人物の心理がとてもよく判る気がします。私だけじゃなく、個人差はあれどもほとんど共通認識的に(受験をしたことがあれば)日本人の子供はトヨエツ言うところの「哀しみ」を背負ってる気がするんですが気のせいでしょうか?。現在の日本においては結構切実な映画じゃないでしょうか?。本作はそれを高みから見てるイヤな映画かもしれませんけど、やっぱり全然他人事じゃないんですよ。なんかイタイ映画ですよ。貧しさで生きるのが必死の国の人々なんかからすれば暢気な話でしょうけどね。上野千鶴子の「学校化社会」かどうか判りませんが、日本社会には人間関係のあり方や人生観や倫理のレベルまでどこか「お受験」の世界に影響を受けて一元化しているところがあり(学歴コンプレックスとかそういうレベルの話じゃない)、本作はそういう社会を非常に上手く表現してるのではないでしょうか?。そんなふうに感じる自分こそ受験に囚われ病んでいるのかもしれないけど・・・。この映画を鼻で笑う塾の先生実際いるんだろうな・・・なんか怖い。単純な「お受験」批判や能天気な競争社会の否定(さすがにヘン。競争自体が悪いわけじゃないのは当然)はただの負け犬の遠吠えですけどね。
しったか偽善者さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-11 22:54:38)
12.ネタバレ 結局、犯人が誰だったのかは確定されていない。お子チャマたちの仕業だったとは限らない。 ってことは、つまりは犯人、イノシシや野良犬、野良猫、野良鼠だったって可能性だってあるわけだ。ひょっとしたら犯人、森の妖精だったのかもしれんし、湖に潜んでた変態妖怪だったって可能性だってあるわけだ。 人間限定ってことにするなら、通りすがりの爺さん婆さんだったって可能性だってあるわけだ。つまりは、無限大に広がってゆくわけだ。良い終わり方だったと思う。いろいろイラン事考えてしまって楽しめた。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-01-20 20:16:57)
11.推理サスペンスと言うよりは、
登場人物たちのドラマに重きを置いた心理サスペンスに近い映画。
舞台はほとんどが湖畔にある合宿所で、密室型に近い状況設定のせいか、
ストーリーに入って行き易く、お話の構成も悪くはない。
実際にありそうかもと思わせるようなシチュエーションがこの作品のポイントなんだけど、
登場人物たちの掘り下げが甘く、後半は今ひとつリアリティーが薄かった。
演出も映画向きではなく、明らかに舞台向き。決してつまらないという訳ではないのだが、
サスペンス物としては、まあ佳作程度の出来だと思う。
MAHITOさん [地上波(邦画)] 4点(2011-07-29 06:40:41)
10.ネタバレ 原作未読ですが、これは本で読んだほうが面白かったように感じた。なんか余計なシーンが多い(役所が光に過敏に反応したり、ラストの変テコな死体とか)し、さすが製作フジテレビでした。
Junkerさん [DVD(邦画)] 5点(2011-11-20 02:10:08)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 69人
平均点数 5.07点
000.00%
145.80%
211.45%
368.70%
41318.84%
51927.54%
6913.04%
71115.94%
868.70%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.75点 Review4人
2 ストーリー評価 5.42点 Review7人
3 鑑賞後の後味 4.83点 Review6人
4 音楽評価 4.25点 Review4人
5 感泣評価 3.00点 Review3人

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