映画『変身(2005)』の口コミ・レビュー

変身(2005)

[ヘンシン]
2005年上映時間:108分
平均点:4.13 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-11-19)
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-06-20)【イニシャルK】さん
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キャスト玉木宏(男優)成瀬純一
蒼井優(女優)葉村恵
佐田真由美(女優)橘直子
松田悟志(男優)京極瞬介
釈由美子(女優)京極亮子
北村和夫(男優)堂元英隆
石田太郎(男優)番場哲夫
蟹江一平(男優)
石井智也(男優)
山西道広(男優)
山本康平(男優)
春田純一(男優)
原作東野圭吾『変身』(講談社文庫)
撮影浜田毅
企画講談社(企画協力 講談社文庫出版部)
特殊メイク江川悦子
美術丸尾知行
照明高屋齋
その他東京現像所(現像)
あらすじ
強盗事件によって脳の一部に損傷を受け脳の移植手術をうけた主人公。一命は取り留めたが、彼の中の人間性が次第に変化していき・・・・。
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💬口コミ一覧

31.ネタバレ 東野圭吾の原作はそら衝撃がすんごかった。時間を忘れるほど夢中で一挙に読んでしまった。そして泣いてもーた。主人公の一人称で話が進んでいくので、人格が変わっていく恐怖感が怖いほど伝わってきた。しかも緻密で巧みな描写なので、いったいどこで人格が変わったのかわからないほど自然にしかも不気味に展開してゆく。そして、それとともに壊れていく愛情がせつなく悲しい。昔、読んだ自分の中の最高小説「アルジャーノンに花束を」で味わった感覚がよみがえるほどだった。それほど小説を堪能したので、正直、映画を観る意味があんまりなかった。原作を楽しんだ人は、どーして映画を観る必要があるんだろう?この映画が始まってしばらくは、その事ばかり考てもーた。なんで、俺、この映画観てんの?やっぱ、小説の感覚をもう一回味わいたかったんかな~。でも、映画は正直なところ人格変化の恐怖感は全然なかった。変化が急激すぎるし、変化するほど感情移入できなかった。一人称の小説だからこそ出来た事なんやろうな~。あ~、この映画↓のなったん様が言われたとおり、俺には3点かな~。って思いつつ観続けたんやけど、ラストで印象が変わった。はっきりゆーと、悲しくて泣いてもーた。ラストの怒涛の展開はやっぱ泣ける。二人の演技もよかった。せつなさが伝わってきた。そこはどーやら表現できてたみたい。俺が単純なんもあるけど、だから、評価は当然あがります。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-30 02:07:16)
30.ネタバレ  日曜日の夕方に「笑点」というお笑い番組を放映してるんですが、それに出てくる一人の落語家がものすごーくつまらなくて、ギャグや落ちをことごとく観客に先に言われてしまうという悲惨な目にあっています。(笑)
 実は、この映画を見て思わず彼を連想しちゃいました。だって、あまりにもわかりやすいから。(この先、根本的なネタバレあり)

 もう、最初から。脳移植?どうせもとの脳の持ち主の人格が出てくるんだろうな。ピンポンあたりw。主人公がやたら暴力的だなあ。元の脳の持ち主って、主人公を撃った犯人じゃない?これまた大当たり。ピンポンw。完全に人格が変わった主人公に、元の純情な彼女がつきまとうなあ。どうせ愛情で元の人格を取り戻すんだろうな、大当たり、温泉旅行w。
 よく、こんな安易な意外性の全く無い、手垢がついたというより、手垢で出来ているネタでストーリーを作っちゃうものです。そのことに感動しますw

 ただ、蒼井優が可愛かったなあ、単純な顔立ちなら共演の佐田さんの方が数十倍美形なんだけど、なんなんだろ、この魅力は。声も好きだし。6点はほとんど彼女の魅力にですね。
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-11-24 10:08:10)
29.原作は読んでます。玉木は自分が乗っ取られてゆく様を、蒼井は健気な彼女を上手く演じています。脚本もほぼ、原作に忠実。悪く言えばベタだけどこれはこれでヨイ問題なのは音楽。BGMも主題歌も、見事なまでに雰囲気ぶち壊し。ここまで酷い映画音楽はそうそう無い。玉木、蒼井、原作ファン以外はおすすめできないかな。
ふくちゃんさん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-29 23:00:54)
28.ネタバレ あんまり良い評価が出てないですが、わたしは結構面白かったです(原作読んでませんが)蒼井優ちゃんも可愛かったし、玉木宏も頑張ってたと思います。とてもせつないストーリーでラストは悲しすぎる・・・まるで恋愛が駄目なら死ぬっていうのも飛躍しすぎのような(殺人の責任からっていうのはありますが)気もするし、京極も訳ありの過去なら根っから悪党でもないのに、凶暴な脳を全否定しなくてもいいような気もします。難しい問題を映画に短縮して悲しいだけのお話になってしまっているようで、ちょっと残念(;´Д`)
うさぎ大福さん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-03 02:18:24)
27.良かったような悪かったような・・・
フッと猿死体さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-12-22 21:08:01)
26.蒼井優ちゃんに+1点.作り方が間違っているとは思いませんが,やはりチョットずつ乗っ取られていく過程が原作に比べ明らかに不十分といった感は否めません.
マー君さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-10 00:17:05)
25.本当に、原作読んだ方が良いですね。でも映画もある程度我慢すれば観れない事はない。変な演出や2時間サスペンスの様なガラスに当たった時の映像と音楽などなどで一気に興醒めしてしまい取り残された感はあるけど。
TRUST NO ONEさん [DVD(邦画)] 6点(2006-11-22 05:09:07)
24.正直期待が大きかっただけに、作りが雑だった印象は否めない。途中で感じた「なぜ?」「どうして?」の疑問も解明されないまま終わった箇所があった。
東野圭吾の作品は原作があまりに緻密に練られているため、どうしても時間の制限がある映像では表現しきれない部分もあるのだろう。しかし、原作ではもっと丁重に描かれていたであろう各場面のキーワードや物語の軸が何の前触れもなく次々と出すぎてしまい、物語への興味を失わせたことは事実である。見る側のハードルが高いだけに製作スタッフにはもう少し頑張って欲しかった。

とはいえ、一般の邦画に入れば一応合格点なのだろう。単純なラブストーリーではなく、どうあれば人は「生きている」ことになるのだろう?命があることが生きることなのか?自分の存在意義ってなんだろう?どんな自分であろうともそれを必要とくれる相手にどう答えていくことが正しいのだろう?など様々な事を考えさせられ。そして、ラストの純一の決断にはある程度予想していたとはいえあまりに切なく思わずホロっと来てしまった。どこかの中心で愛を叫んだり、会いに行ってるのとは題材の奥深さ、レベルが違う。それだけにくどいようだがもっと物語の本質を忠実に捉えて欲しかったのだ。

自分はたまたま「変身」の原作をまだ読んでいない。多分、原作を読んでしまえばきっとこの点数は半分以下になってしまうだろう。それは映画を見終わった今、確信をもって言える。東野作品のファンの人ならばきっとこの感覚を理解してくれると思います。
なったんさん [映画館(字幕)] 6点(2005-11-20 00:05:55)
23.ネタバレ 終わってみれば「純愛の悲劇」でした。二度ほど挿入される「ガラスが割れる赤いシーン」につられて犯罪もののミステリーと思って観てました。全体としてそこそこのレベルには達していると思いました。蒼井優の演技力が光りますね。しかし首をかしげたくなるようなことが多いのも事実です。1.移植された京極の脳が純一の脳を支配するようになっていく恐怖ですが、京極はピアニスト志望で母親思いのやさしい人物として描かれているので、どうして暴力と殺意に支配される人格に変化していくのかが疑問です。京極になっているときに鳴らすのが童謡「靴が鳴る」ですから、違和感が大です。京極=悪という図式にしないと成立しない映画でしょう。2.純一の家族がまったくでないのはどうして?犯人から少女をかばい銃で撃たれて入院している有名人です。真っ先に駆けつけるでしょう。天涯孤独であったという設定がほしかったです。マスコミも取材にくると思いますよ。3.橘女医(研究生?)を殺す必要があったでしょうか?信頼していない彼女に日記を託すのも不自然ですし、彼女が日記を教授に送っていたのがばれる場面はもっと不自然です。彼女の行方不明のニュースが流れますが、そのわりには警察が動いていないですね。教授もまったく疑っていない。真っ先に純一が調べられる筈ですが。死体をどう処理したのか?4.若生はどうやって純一の居場所を知ったのか?結局殺されちゃったんでしょうね(不明)。またなんで拳銃を持っているの。5.京極の意志で動いているのなら父親(不動産屋の社長)に復讐すればいいのに。助けた幼児を殺そうとするから視点がずれてしまうんですね。6.撃たれる場面では犯人に顔の左側を向けているのに、撃たれたのは右脳。7.京極の行動、拳銃をもち父親の不動産に押入ってお金を奪って、それを屋上からばらまいて自殺という不自然さ。母親が病死しただけでそんなに自暴自棄になるだろうか?最後に、めぐがいう「死ぬなら、わたしの前で死んでよ」は意表をついてよかったです。ここから純愛路線へ。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 5点(2009-03-21 19:17:26)
22.原作を読んでいないので、それとのギャップに悩まされること無く普通に鑑賞できました。たぶん原作は「アルジャーノン…」のような人格変化がテーマなのでしょうが、この作品に関しては蒼井優ちゃんの映画にとどまったという印象です。気になったので、脳移植のことを少し調べたけど全くのフィクションでもないようですね。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-09-09 16:21:39)
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21.設定は好きなジャンルではあるのだが、無駄に人が殺されたり、死んだりするので、話が安っぽくなってしまった。この作品の肝は性格変化してしまう事ではなく、肉体と精神のバランスが取れずに、「自分とはなにか?」を問い続けて追い詰められていく過程にあると思うのだが、主人公の苦悩もいまひとつ伝わってこない。蒼井優のちょっとウザくて健気な女の子の演技はよかったんだけど。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-07-09 01:51:46)
20.原作はなかなか面白かったが、映画化し、原作を読んでない人に原作の良さがうまく伝わったかは心配
甘口おすぎさん [DVD(邦画)] 5点(2008-03-03 11:23:04)
19.音楽をすべてなくしたほうが良くなるんじゃないか思わせるくらい凄い音楽センスです。違う音楽で観てみたい。(あとできれば主役2人以外のキャストも変えたい。)
紫電さん [DVD(邦画)] 5点(2008-01-27 21:16:48)
18.原作の、というか純一の持ち味を生かせてない点が最大の失敗。
事件前の不遇ながら「気弱で優しい」地の彼をしっかり認識させる
場面があったなら、悪の京極との落差もより際立ったろうに残念。
あれじゃただのどこにでもいる青年ではないか、と思った。
あとも原作の上っ面をなでただけ、という印象で惜しすぎる。
ただ初めはミスキャストでは?と懸念していた蒼井優ちゃんの好演
は嬉しい誤算だったのでその5点です。(大和もそうだったけど)
彼女は泣きが入る演技がむっちゃいいなあ。

ひろほりともさん [DVD(邦画)] 5点(2007-02-28 06:24:00)
17.原作を読む時間があるのなら原作を読んだほうがいいと思う。
HKさん [DVD(邦画)] 5点(2006-09-27 18:33:20)
16.東野圭吾の原作を読んでいないので憶測の域を出ないが、どうも映画化にあたり原作の持つ物語自体の「意思」を取り違えてしまっているんじゃないかと思った。

人格が崩れ変化してゆく中で苦悩する主人公と、それを目の当たりにして苦しむヒロインそれぞれの葛藤を、表面的な感情のままに映し出しすぎていると思う。
工夫なくただ各々の感情が羅列してしまい、ストーリーの基礎となるテンションに一貫性を持つことが難しい。結果として、文字通り物凄く苦悩する登場人物たちにほとんど感情移入することができない。

おそらく原作は、ある部分においてもっと“客観的”に描き連ねることによって、一層に人物たちの苦悩を引き立たせているんじゃないだろうか。

物語自体の持つアイデアや主題の深みには、映画として仕上げるのに丁度いいバランスと、映像化することによって生まれる付加価値の可能性の高さを感じる。
配役も役者の力量も問題ない。が、結局一番大切な監督の力量が伴っていない。
この物語を映画化するには、今作がデビュー作となった新人監督にはあまりに荷が重過ぎている。
ふいに挿入される音楽がいやにわざとらしかったり、ちょっとした展開にいちいち違和感を感じさせたり、微妙な部分ではあるが、“人間の精神”という非常に繊細なものが主題な物語であるだけに、そういう細部に対するセンスの無さは致命的であったと思う。

実は先日、東野圭吾の直木賞受賞作品「容疑者Xの献身」を読み終えたばかりである。東野作品を読んだのはこれが初めてだったが、大胆なアイデアを礎にした緻密な構成には、流行作家らしい斬新さがある。
この映画の原作である「変身」も読んでみようと思うが、原作を読んだことによって、この映画の評価が尚更下がることは必至のようだ。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-11 03:14:53)
15.2018.05/23 BS鑑賞。初めのシーンの玉木が女性に見えた。蒼井は普通の清楚な女性にいつも感じる。玉木蒼井で期待もはずれ!!東野圭吾の作品としては平凡に感じた。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-05-28 13:02:37)
14.話もつまんないし、演出も酷いし、どうしようもない作品だけど、蒼井優が可愛かったのが唯一の救いだろうか。
中盤で蒼井優の出番が少なくなって挫折しそうになったけど、終盤また戻ってきてくれたので、なんとか最後まで見られた。
とりあえず京極の意識が何故あそこまで凶悪なのか理解できなかった。
話を聞いた限りではそんな凶悪な人間でもなさそうだし、境遇なんかは同情の余地もあるんだけど、平気で人を殺そうとする動機が掴めなかった。
もとやさん [DVD(邦画)] 4点(2008-02-22 12:01:00)
13.原作の良い思い出が消えていく。
こんたさん [DVD(邦画)] 4点(2007-11-19 03:28:26)
12.これは紛れない失敗作ですねぇ。
脳を移植したのになんで以前の自分の記憶があるん?というそもそもの設定に疑問があるのですが、
原作はもっと良くできている内容なのかな。映画としては詰め込みすぎ?いや表現方法に問題ありなのかしら。
とりあえずシナリオに難があるのは間違いない。
あろえりーなさん [地上波(邦画)] 3点(2016-12-08 19:52:51)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 4.13点
000.00%
139.68%
239.68%
3619.35%
439.68%
5825.81%
6722.58%
713.23%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review2人
2 ストーリー評価 3.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review2人
4 音楽評価 2.66点 Review3人
5 感泣評価 3.00点 Review3人

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