5.ネタバレ 名作「First blood(ランボー)」の続編ですが、それは形だけ キャラクター名のタイトルが示すように、前作の哀れなベトナム帰還兵を コミックヒーローにアレンジ、スピンオフさせたシリーズがここから始まります 前作の設定をよく知るトラウトマン大佐も付いて来たので (コンピュータが選んだのはランボーのみで大佐は今回の任務に要らないと思いますが) 辛うじて続編の体は守られています(?) 大筋はロバート・アルドリッチ作品へのオマージュという感じです アルドリッチの「アパッチ」がアルドリッチの「攻撃」に出演したらこういう映画になったよ というような・・でも、それが功を奏していると思います、面白いですから 途中に現地の女スパイといいムードになったときは「アパッチ」のシナリオ改変問題のような 嫌な記憶が蘇りそうになりましたが(ランボーが戦いを止めて畑を耕し始めるみたいな)、 そんなことにはさせねーよ!と言わんばかりの瞬殺でかつての遺恨を絶ってくださいました、違う監督ですが。 ランボーを見殺しにすることで交渉に値するような捕虜は未だ見つからない状態を維持しようとする マードック司令官の目論見がイマイチ(全く飲みこめない訳ではないが)なにがしたいのかわかりづらくて <周りの部下たちもみんな捕虜がいたことを知ってしまったわけだし、もはや隠し通せるものじゃない 事ここに及んだら救けたほうがコイツにも得なんじゃないの?>という疑念が拭い切れませんでした もっとわかりやすく、カラクリに補強が欲しかったかな・・・ でもまあ、おおむね満足です。続編の宿命である前作との比較さえしなければ ヒットを飛ばすだけのことはありました もし本当の意味での続編を目指していたのなら、きっとランボーは国内でどう裁かれ、 その結果どうなったかをリアルに描き、とても地味で大多数の 米国民に有難がられない映画になってしまったかもしれないですね これでよかったのでしょう 【うまシネマ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-02-26 06:51:38)
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4.ネタバレ 前作は田舎町の警官のいちゃもんから町の大破壊につながるというなかなかエキセントリックな展開でしたが、そういう意味では今作はまだランボーが暴れるにいたるまでの過程がしっかりしていると感じた。
今作の舞台はカンボジア。そこにある敵地キャンプに遊軍の兵士が捕まっていないか偵察に行くというのがランボーの任務。しかし司令官は最初から捕虜はいない体での作戦を組んでおり、捕虜がいない収容所の写真をランボーが撮ってきて終わりとなるはずだった。しかし予想に反して多数の捕虜が存在し、ランボーは手を出さぬよう命じられていたが捕虜奪還を試みる。目の前に捕虜がいるのに既定路線を維持するために捕虜奪還を許さない軍本部とカンボジア&ロシア連合軍vsランボーとの戦いが始まる。といった内容。
こんな時代の映画でもこのような理不尽が描かれるんだなと思いながら観ていました。現場の兵士からしてみれば捕虜を助けないとかあり得ないですよね。しかし政治的な影響や保身を考える本部は捕虜の扱いに消極的だという・・・。どんな分野でもありそうな軋轢ですが、目の前の仲間を助けるなとは、あまりにも残酷な命令。それはランボーもぶち切れますわ。 前作は女っ気一切無しのストーリーだったにもかかわらず、今回は冒頭からなにやら戦場に似つかわしくない女人の姿が。そういうことなのかなと思ったらやはりそういうことでした。ラブ要素は無くても良かったな。 大佐は男塾の富樫・虎丸コンピよろしく、裏方でランボーの恐ろしさについて訥々と語ります。しかし大佐曰く「ゲリラ戦のプロ」「兵士数百人に値する」生ける伝説が、はたしてヘリからの降下時にひもを引っかけるでしょうか?あの時点で「ないわー」と思ってしまった。
前作から間隔開けずに観たおかげで『ランボー』の世界観が少し分かってきました。とりあえずすったもんだのあげく最後にランボー(=シルベスター・スタローン)が大佐に向けて世の中や世界の夢について一席ぶって終わるというスタイルなのですね(笑) 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-03 14:25:14)
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3.1作目からキャラだけ借りて全くの別物のアクション馬鹿映画となっているわけなんですが、一般に認識されている「ランボー」のイメージは実はこの第2作以降のものです。 そう考えればこのシリーズをヒットさせてランボーというキャラを確立させた功績はこの映画にあると言って間違いありません。 グレムリン2で「んーランボー!」と言いながらモグアイが真似をするのも明らかにこの2作目のランボーですし。
さて、そのようなパターンは実はわりと沢山あって、わかりやすいのがエイリアン。 宇宙船だのエイリアンだのいうギミックを外してみれば実は地味なソリッドシチュエーション密室ホラーである「エイリアン」を、派手なドンパチアクション馬鹿映画にしたのが「エイリアン2」 ターミネーターなんかも似たパターンで(まぁターミネーターはまだ1作目の要素を残していますが)、2作目で派手なアクション映画に変身させて成功した映画というのは実は沢山あるわけです。
まぁ2作目というのは1作目を超える必要があるわけで、そうするとどうしても派手めにするのはしょうがないわけですが、そういう作品の嚆矢となって成功した作品ってなんだろう…と考えると、実はこのランボー2なんではないか、と思うわけです。
それまではレイダース→魔宮の伝説のように、1作目の路線をきっちり継承して続編を作るのが普通でしたから(代表的なのは007シリーズでしょうか)、まるっきり路線を変えて成功させたというこのランボー2というのはもっと評価されてもいいんじゃないでしょうか?
いや、僕が適当な事を書いてるだけかもしれませんが笑 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-05-23 13:23:03)
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2.今度ランボー4が上映されるそうですね。ランボーももう60歳くらいでしょ?。まぁ元気で結構なことですけど、この先、彼が認知障害にでもなって暴れだしたら一体誰が押さえ込むと言うんでしょうか?。大きな戦争があると国家レベルで兵器の研究がなされる為、科学技術の発展がすさまじいらしいのですが、そろそろボケたランボーを押さえ込むための新兵器開発が開始されはじめて、科学技術が飛躍的に発展する予感♪。ラッキーアイテムは赤い鉢巻。 【膝小僧】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-12-01 22:38:21)
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1.ランボーが豚の糞尿したたる肥溜めのなかに入れられているシーンは凄まじさを感じた。あの拷問はかなり記憶に残る名シーンだ。それにベトナムのヒルはあんなにでけえのかよと寒気がしました。もちろんあのヒルは作りもんだとすぐに分かりますが世界にはあれぐらいのクラスのヒルは存在するらしい(それも吸血)。そうかと思えば医療用ヒルも存在するという始末。ヒルとは不思議でよく分からん存在だ。でもやっぱり気持ち悪いものは気持ち悪いのでそれは仕方ない。 【tetsu78】さん 6点(2004-06-08 23:24:47)
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