映画『ウィスキー』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ウィスキー

[ウィスキー]
WHISKY
2004年アルゼンチンスペイン上映時間:94分
平均点:7.14 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2004-11-24)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2005-11-03)【ボビー】さん
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あらすじ
ウルグアイの町で靴下工場を経営しているハコボ。ある日、ブラジルで暮らす弟のエルマンがやってくることになった。1人ヤモメのハコボは、弟に対する虚栄心から自分の工場で働く中年女性のマルタに、数日間だけ妻を演じてほしいとお願いする。・・・・・。 人生はつらいけど、ちょっぴり楽しい。さあ、ウィスキー(笑って)
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💬口コミ一覧

8.ウィスキーのように笑って酒のように楽しめなきゃ人生損するよってことが言いたかったのかなぁ。細かい描写は良かったけど、シナリオは難しすぎた気がする。
ハラミ定食さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-24 20:05:37)
7.ハコボにとってマルタは空気のような存在。その空気の微かな揺らぎを感じられない、若しくは感じまいとする事に対する代償。人は空気無しでは生きられないのに。鈍感は罪である事を実感させられます。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-05 01:09:13)
6.ネタバレ 作品の抑揚はかなり抑えられながらも登場人物の心の機微が(特にマルタ)ちょっとした表情や何気ない行動の中に挿入され、抑揚は無く淡々としていながらも、とても巧い演出でした。

前半、毎日決まった動作を感情も無く繰り返す工場の機械の如く、毎日が同じ行動、同じ台詞、同じ無表情のハコボとマルタを見せる。汚れた壁、古い設備、きっとこの工場もずっと何も変わっていないのだろう。そんな工場の雰囲気作りも巧い。

ハコボが久々に会う弟に見栄を張るため何日間か妻の役をマルタに頼みますが、マルタは何の見返りも求めず即座にOKし、化粧をして、工場とは見違えるほど雰囲気が変わる。マルタの想いが垣間見える一方でハコボは「しっかりしろよ!」と背中を押してやりたくなるほどに無口で無表情のまま。

家庭も仕事も順調で陽気な弟の人物像と前半の日々の対比が効いていて、弟が現れて以降の3人の見せ方からは切ない偽装結婚の結末を予感させます。しかし大袈裟じゃなくて、2人がはにかみ合いながらも微笑んでいるような、ちょっとだけハッピーな姿で終わるような、ハコボも少しずつ変わっていく終盤の展開が見たかったな。でも、写真に納まる表情は実に良かった。人生いい時ばかりじゃないけれど、そんな時こそ無表情はやめて笑顔でいこうよ。そんな作品に込められた思いも感じられました。
とらやさん [DVD(吹替)] 7点(2011-02-04 02:37:46)
5.ネタバレ 最後の最後にカジノで自分を変えるチャンスを掴んだのに、あっさりマルタに譲ってしまう悲しい男。次の日出勤してこないマルタ。彼女は降って沸いたそのチャンスを生かし新たな人生を踏み出してるのにそんなチャンスがあったことすら気づいていない駄目な男。でもそんなハコボが物凄く好きだ。
遠州さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-17 03:40:05)
4.地味に淡々と進むかと思いきや、その中にいろんなことが盛り込まれているから油断ならない。普通ならこの先で本腰入れて盛り上げるだろう、というところで説明をシャットアウトしてあとは想像に委ねる。ちょっとした描写でさりげなく登場人物の思考の背景を表す。私は、「逆さ言葉遊び」のこの話における位置づけに思い至ってぞくっとしました。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-20 01:57:23)
3.ネタバレ 素晴らしい作品です。雰囲気としては、アキ・カウリスマキにヴィンセント・ギャロを少し混ぜた感じ。それに初期ハネケ、小津安二郎の匂いもします。それぞれのカットが意味深い。視覚的に暗示されている事柄が多く、いろいろな解釈の可能性がひらかれています。選曲もすばらしい。映画の美味しさが詰まっています。
藤堂直己さん [DVD(字幕)] 10点(2012-06-16 01:08:41)
2.ウルグアイっていうだけでちょっと採点が甘くなっているかもしれないけど、期待以上におもしろい。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-10 02:10:48)
1.ネタバレ ウルグアイのしがない中小靴下工場のオーナー工場長(兄)のもとに、ブラジルに打って出て、靴下工場で一山あてた弟が、久しぶりに故国に戻ってきて再開することに。独身の兄は、幸福な結婚を偽装するために、長年勤めた女従業員に妻役を演じることを依頼するが・・・といった話。兄、弟、妻役の何とも言えないぎこちなさの機微をうまく捉えています。巨匠を思わせる渋く落ち着いた作品だなぁと思って見ていたのですが、監督は30歳の若者と聞いて驚きました。本作品公開の2年後には自殺したとのこと。惜しい才能を亡くしたものです。
camusonさん [DVD(字幕)] 7点(2023-08-22 19:13:42)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 7.14点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
413.57%
527.14%
6414.29%
71035.71%
8932.14%
900.00%
1027.14%

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