映画『コーラス』の口コミ・レビュー

コーラス

[コーラス]
Chorists/The Choir/The Chorus[米]
(Les Choristes)
2004年スイス上映時間:97分
平均点:5.91 / 10(Review 43人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-04-09)
ドラマコメディリメイク音楽ものロマンス
新規登録(2004-11-24)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-08-30)【Olias】さん
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監督クリストフ・バラティエ
キャストジェラール・ジュニョ(男優)音楽教師 クレマン・マチュー
ジャン=バティスト・モニエ(男優)ピエール・モランジュ(少年時代)
ジャック・ペラン(男優)ピエール・モランジュ(大人)
マクサンス・ペラン(男優)ペピノ
マリー・ビュネル(女優)ヴィオレット・モランジュ
フランソワ・ベルレアン(男優)ラシャン校長
根本泰彦音楽教師 クレマン・マチュー(日本語吹き替え版)
有川博ピエール・モランジュ(日本語吹き替え版)
土師孝也ラシャン校長(日本語吹き替え版)
古澤徹シャベール(日本語吹き替え版)
稲葉実マクサンス(日本語吹き替え版)
宮野真守モンダン(日本語吹き替え版)
園崎未恵伯爵夫人(日本語吹き替え版)
林真里花ヴィオレット・モランジュ(日本語吹き替え版)
佐々木敏(日本語吹き替え版)
伊藤栄次(日本語吹き替え版)
川島得愛(日本語吹き替え版)
込山順子(日本語吹き替え版)
脚本クリストフ・バラティエ
ノエル=ノエル(オリジナル脚本:映画「春の凱歌」)
音楽ブリュノ・クーレ
作詞クリストフ・バラティエ挿入歌"Vois sur ton chemin"(Look To Your Path)
ジャン=フィリップ・ラモー挿入歌"La Nuit"
作曲ジャン=フィリップ・ラモー挿入歌"La Nuit"
クリストフ・バラティエ"Cerf-Volant""Nous sommes de Fond de l'Etang"
ブリュノ・クーレ"Vois sur ton chemin"(Look To Your Path)
製作ジャック・ペラン
アーサー・コーン
ジェラール・ジュニョ(製作補)
配給日本ヘラルド
その他ブリュノ・クーレ(指揮)
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💬口コミ一覧

43.ネタバレ 音楽って素晴らしい!そう思わせてくれる映画です。モランジュ少年(本当に美声です!)を初めとする少年達の合唱は素晴らしかったです。
それと、先生役のジェラール・ジュニョがいいですね。音楽家崩れのしがない中年教師が奮闘努力していく姿は非常に身近に感じられて親しみを覚えました。
ストーリーについては、非常に現実的です。特にコンクールに出て賞を取ったとかそういう結末ではありません。ただ、そういった予定調和的なハッピーエンドが無い分、静かな感動を呼び起こしてくれる作品でした。
TMさん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-16 22:22:16)
42.作品自体,本当に良かったと思います。少年時代はことさら「承認の欲求」が旺盛な時期ですから,寛大な器を持つ理解者(オトナ)の存在は重要なんでしょうね。ちょうど昨日,NHKの「プロジェクトX」で,類似したケースが取り上げられていました。「お前が必要だよ」という言葉が,如何に心に響くものなのかを思い知った気分です。
ロウルさん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-11 20:39:50)
41.戦後間もないフランスの田園地帯。それは「池の底」と呼称され、寄宿舎というにはおよそ程遠く、まるで牢獄の様な佇まいをみせている。そこには親との死別あるいは理由あって離れて暮らすことを余儀なくされ、日々寄宿生活を送る少年たちの姿があるのみ。その寂しさゆえ荒ぶ心の拠りどころを得られぬ彼らには、「目には目を」という体罰主義の校長の方針で、その自由さえ叶わない。そこへ舎監としてやってきたのが主人公のクレマン・マチュー。彼は落ちこぼれの音楽家であるが、校長のやり方に反撥し、悪ガキたちに手を焼きながらも、音楽の素晴らしさを教えていくというのが物語の大筋。確かに、かつて何処かで観たような聞いた事のあるようなお話しで、目新しさというものは感じられない。所詮「学園ドラマ」とはいつの時代でも同工異曲で、基本的なパターンは同じということ。しかし描き方によっては感動を呼び興すものがあることもまた事実。まだまだ無邪気さが残る少年たちそれぞれに個性が光るが、もう一人の主人公ピエールを演じるジャン=バティスト・モニエは本作の白眉であり、クールでナイーブな心の表現も然ることながら、なんと言ってもその透き通るような美声にはやはり聞き入ってしまう。一方、マチューをG・ジュニョに演じさせたのはやはり正解で、これが若くてハンサムな男優だと、もぅそれだけでクサい映画になっていたに違いない。初めて教室に入ってくるシーンでの子供たちの挨拶代わりの悪戯を、ウィットで切り返すという、定番ながら彼にしか出せないユーモラスな味というものが感じとれる。また、人生に失敗し身なりも粗末で風采の上がらぬマチューが、ピエールの母親に恋心を抱くも願い叶わず、ペアになった椅子を別の客に持ち去られた後、呆然としている姿が哀れみを誘う。彼にとっては最後のチャンスだったかも知れないだけに、人生のホロ苦さを感じさせる秀逸なシーンだ。ただ、マチューがどこまでも純粋で善良な人間で、校長はどこまでも悪人という描き方は、人間ドラマを底の浅いものにしているし、少年たちの心の叫びを歌声に変えるまでのプロセスは性急に過ぎる。そしてJ・ペラン演じる老成したピエールの回想シーンが、本筋にさほどの意味を帯びてこないのも残念で、バスで去っていくラストに深い余韻が残るだけに余計そう感じる。
ドラえもんさん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-22 17:31:48)
40.ネタバレ ストーリーはとてもオーソドックスな上、細部に突っ込みたい所が色々あります。ヨーロッパの感性との違いでしょうか、一人の子どもを譜面持ちにさせっ放しとか、凶悪な問題児に特に対応しないんかい、とか校長の横暴ぶりがてんで甘い、とか。紆余曲折もなしに合唱の仕上がりが県優勝レベルに上手い、とか感激してるわりに生徒の手紙を全員分拾わない、とか。モランジュったら人生を変えてくれた恩師の名前を忘れてるって、そりゃないだろうよ、とか。そもそも回想式にする意味あんのか、とか。
ところがですね、こんだけ文句を言いつつも、全編に流れるユルイ空気はなんとなく心地よくさせるのです。ジェラール・ジュニョ演じるマチュー先生、この手のお人よしで善良なキャラクターに私はめっぽう弱くて、彼の苦労が報われてほしいと願わずにいられませんでした。悪ガキらに先生の素朴な愛情が伝わるのを見るのは嬉しいものです。
それに、プロ合唱団による美麗なコーラスは耳を介しての至福そのもの。アマチュアの歌声じゃないじゃん、というプロット上の齟齬についても、まあいいじゃないかという気持ちになります。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-21 00:25:13)
39.よくありがちなストーリーだけど
それなりに面白い。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-15 10:50:56)
38.ネタバレ 設定、ストーリーに真新しさはないものの、合唱の素晴らしさ、特にメインの子の歌声の綺麗さに感動できる映画でした。
音楽の力で大きく変わった一人の子どもの人生と、少しだけ影響を受けたその他の生徒たち。譜面台の子や無実の罪の子など少し釈然としない感じもある種のリアリティかなと思いました。
なこちんさん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-13 04:43:56)
37.子供たちの生い立ちや、合唱隊に参加して先生への信頼感が生まれる過程などのディテールが丁寧に描かれてはいないが、トータル的には心を打つ出来映えとなっている。ただ、みなさんも投稿している通り、楽譜持ちの子や、最後に放火するワルなどに対する先生の対応がとても気になるし、ラストのニューシネマのトトが出てくるシーンは必要なのかと思いました。歌はどれも素晴らしかった。
marsplayさん [地上波(字幕)] 7点(2009-08-14 00:28:06)
36.公開時に、会社の後輩がガラにもなく「感動の作品っす!!」とか言って勧めてたんだけど、観てみりゃなんのことはない、ほとんど現実味の無い物語、コメディ一歩手前の映画。どうしようもなくガラの悪い生徒達を、合唱でラクラクと纏め上げ、一方、生徒達の方も不気味なほど歌が上手かったりする。音楽というものをナメとんか~。という気も(ホンの少し)しないではないけど、ま、面白いから、いいか。楽しい映画です、ハイ。映画の最初は画面が暗くて登場人物の表情が見えにくいのが、映画の進行とともに画面が明るくなり、表情が活き活きと伝わってくる(ような気がしたが、気のせいかもしれない。うひょひょ)。ラストも、あの、窓から子供たちの手が出ているのが、なんか素朴で、しかもちょっと意外性のある素朴さでもあって、いいなあ、と思った。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-24 22:54:08)
35.ネタバレ 静かな感動がありました。最後窓から子供たちが紙飛行機を飛ばすシーンが良かった。
ギニューさん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-17 23:55:05)
34.ストーリーは目新しさがなく使い古された単純なものなのに、こんなに心が動くとは思わなかった。マチューが夜灯をつけて作曲とかしてるとき、一番近くに寝てる生徒まぶしくないのかしらん?ってすごく気になりました。だから、彼だけマチューに布団をかけ直してもらってたのかしら?
さらさん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-27 10:02:59)
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33.「天使にラブソングを・・・(フランスバージョン)」と言ったところでしょうか。フランス映画なのに、ハリウッド化されているというか、ありふれたストーリー展開というか・・・。でも所々で、ブラックテイストが出ていましたね。ペピノの愛らしさと、少年たちの歌声は良かったです
サイレンさん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-21 18:56:32)
32.ネタバレ モニエ少年を筆頭に サン・マルク少年少女合唱団の天使のような歌声は正に必聴といえるでしょう。
物語としては音楽は人の心をも動かすという、今更と言うかある意味普遍的なテーマのものですが、中盤あたりの、それまで鬼のような校長が紙飛行機を作って飛ばすといった描写を見る限りでは、成功してると思います。
ただ、終盤にかけて、特にマチューが解雇されるまでの場面が急ぎ足というか、取って付けたような感じだったので、そこがマイナスポイントです。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-17 03:06:52)
31.フランスのDVD売り上げ記録を塗り替えたらしいけど、そこまでの映画とは思えなかった。フランス人の感性とのギャップを感じた。うまい仕掛けのあるストーリー、きれいにまとまってるストーリーが好まれているのかな?そう思った。
ばかぽんさん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-21 20:56:34)
30.ネタバレ 私も第一印象は、ニューシネマパラダイスっぽいなー、でした。最初の部分とかね、ニューシネマ大好きだからっていうのもあって、どうしても被せてしまいました。が、それ抜きにしてもとても良い映画でした。もう歌が素晴らしいです。アカデミー賞にノミネートまでされたあの歌(曲名が分かりません。誰か…!)、今日ずっと頭の中に流れていました。ジャン少年の声がほんとに美しいわー。最後の紙飛行機のシーン、もうなんか条件反射な感じで涙が溢れました。あのゆったりと時間が流れる感じ、これだからフランス映画って好きだ。
Ronnyさん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-05 01:19:33)
29.ネタバレ ずっと見たかった作品でした。やはり少年達の歌声がとても綺麗で、なんだか泣きそうになりました。特にモニエ少年の澄んだ声と、綺麗でまっすぐな瞳はすごく印象的でしたね。
ただ、皆さんおっしゃる通り教育上それでいいのかな・・と思わせる部分も所々ありましたが。歌の下手な子には譜面台代わりに楽譜を持たせるだけ、って・・それってどうなんだろうw 結局更正出来なかった男の子が出ていく時も、マチュー先生は「バリトンが足りなくなる」の一言でしたよね汗。 でも、ラストのオチも最初に繋がっていて良かったし、細かい部分はありつつも、全体にはいい作品に仕上がっていると思います。
akoakoさん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-04 23:01:24)
28.ピエール少年の美声もさることながら、とにかく善良な音楽教師・マチューの人柄に惹かれた。背が低くて小太りで頭髪も後退していて、見た目的にはまるでいい所がない(失礼)な彼だが、音楽を心から愛し、荒れ果てた「池の底」の少年達にコーラスを教えることによって彼らに輝くものを与えようとする、その姿勢には頭が下がる。残念な点は、途中で少し音楽に理解を示した校長が終盤のあの事件で結局圧力に屈してしまったところか。まあそれはそれでリアルなのかもしれないが。
ライヒマンさん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-18 23:39:13)
27.監督クリストフ・バラティエは製作者ジャック・ペランの甥御さんとか。 それもあってか「シネ・パラ」のようなノスタルジー。 フランスで大ヒットしたのは個人主義なあの国ではクールな映画が多くてこういった学園人情モノはあまりなかったせい?と思える普通さで、良作ではあってもまだぎこちなくて未熟な感じもしてしまいました。 みんなのコーラスはきれいですが忘れられないってほどでもないし。ジェラール・ジュニョ演じるマチュー先生(いいセンセなんだけどね。 ××した時はかわいそうだったぁ)も「バティニョールおじさん」に較べると品行方正でおとなしめ、自分の監督作品じゃないから好き勝手はできないとは思いますけど。 ダントツ美声のモランジュが発表会の時に柱のかげでイジイジしてたのは面白かった、それと紙ひこうきは全部ひろってあげてほしい気もしたのです。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-21 00:00:06)
26.音痴という理由で楽譜台にされてしまった彼とモンダンの行く末に少し不安が残りました。マチューのような先生は生徒に光を与えるが、他方では影も与えやすい存在。この校長は少し行き過ぎかもしれませんが、ある程度生徒と距離が離れたところにいるような人も必要。だからきっとこんな先生ばかりでもうまくはいかないんでしょうね。
でもいなくてはならない、いて欲しい先生だと思いました。
ちゃじじさん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-07 01:26:32)
👍 1
25.ネタバレ ストーリーは悪くないが、話にパンチがない。合唱や子供たちが次第に先生に心を許していく様子が心地よいが、それ以外はほとんど何もない。これだけ多くの子供たちが出てくるのだから、もう少し子供の個性やエピソードを活かした作品にしてほしかった。
超甘味王さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-28 12:34:33)
24.ネタバレ 途中までは非行少年たちを歌で更正させていくイイ話だなぁと思って観ていたら、
どんどん話しが違う方向に・・・・
先生が不純な動機で子供たちを教えているようなのであのロマンス話はいらない。あの問題児も歌の才能がありそうだったし、校長先生も更正しかけたのだからまとめてハッピーエンドにしてほしかった。
ああいう展開がヨーロッパ映画なのかもしれないけど、個人的に不満だった。前半は10点満点、後半は2点で平均で6点とさせていただきます。
こまごまさん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-25 09:04:50)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 43人
平均点数 5.91点
000.00%
100.00%
200.00%
324.65%
436.98%
51125.58%
61125.58%
71330.23%
836.98%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.20点 Review5人
2 ストーリー評価 5.80点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.60点 Review5人
4 音楽評価 8.00点 Review7人
5 感泣評価 5.60点 Review5人

【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
オリジナル主題歌クリストフ・バラティエ候補(ノミネート)作詞"Vois sur ton chemin"(Look To Your Path)
オリジナル主題歌ブリュノ・クーレ候補(ノミネート)作曲"Vois sur ton chemin"(Look To Your Path)
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2004年 62回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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