映画『北斗の拳(1995)』の口コミ・レビュー(8ページ目)

北斗の拳(1995)

[ホクトノケン]
Fist of the North Star
1995年上映時間:92分
平均点:1.28 / 10(Review 143人) (点数分布表示)
アクションSFファンタジーカンフー漫画の映画化
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タイトル情報更新(2021-03-18)【ないとれいん】さん
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監督トニー・ランデル
キャストゲイリー・ダニエルズ(男優)けんしぃろ
マルコム・マクドウェル(男優)りゅうけん
鷲尾いさ子(女優)ゆりあ
コスタス・マンディロア(男優)しん
クリストファー・ペン(男優)じゃっかる
メルヴィン・ヴァン・ピーブルズ(男優)
クリント・ハワード(男優)
トレイシー・ウォルター(男優)
神谷明けんしろう(日本語吹き替え版)
古川登志夫(日本語吹き替え版)
鈴木みえ(日本語吹き替え版)
鈴木富子(日本語吹き替え版)
鷲尾いさ子ゆりあ(日本語吹き替え版)
原作原哲夫
武論尊
脚本トニー・ランデル
ピーター・アトキンス
撮影ジャック・ヘイトキン
製作渡邊亮徳
東北新社
東映ビデオ
製作総指揮一瀬隆重
ジョエル・ソワソン(共同製作総指揮)
企画黒澤満
配給東映ビデオ
特撮ジョン・C・ハーティガン(特殊効果)
スタントジョニー・マーティン
ツヨシ・アベ[スタント]
J・J・ペリー
その他ツヨシ・アベ[スタント](アシスタント)
あらすじ
199X年、世界は苦笑とため息の炎に包まれた!
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3.ネタバレ 質感はC級映画と言う程ではなく、時代相応のB級映画程度のクオリティは整っており、セットや全般的な演出もそこまでチープではない。ほぼ白人なキャスト陣も(何故か無意味にユリアだけ日本人なのもよく分からないが)特にケンシロウの俳優は筋肉も素晴らしく、全体的にそこそこ頑張っている様にも思う。そもそも原作のコンセプトが「マッドマックス+カンフー」ということで、要はカンフーがこの映画のキモだと思うのだが、序盤はかなりショボく見えたが(北斗百裂拳!(ペチペチペチペチ)には思いっ切り吹いてしまった)、終盤の大盤振る舞いな見せ場では、合格点とまでは行かないがこれもそれなりに頑張っており(主演男優はプロのキックボクサーらしく、蹴りはそこそこ)、率直な評価として「『北斗の拳』の映画化」という意味では全くの無価値な映画という程に酷い作品ではないと思う。

問題は普通に映画として観た場合で、北斗の拳を熟読している私でさえ(話の大筋はともかく)細かい部分は何がどうなってるのかサッパリ分からない非常に適当な展開運び&設定で(かつ状況説明も殆ど無いし)、これをアメリカ人にいきなり観せたら、それはそれは残念な事になるのは必然的に明らかである(映画単体としては救いようの無い程にポンコツ)。

後は、この「『北斗の拳』の映画化」という非常に「無茶な」試みに対し(そもそも映画化できる題材ではないと思う)、各々がどれだけハードルを下げられるかに全てが掛かっているのだと思う。まあ、本作で一番「印象に残った」シーンは「リュウケンを『射殺』するシン」だったと言う時点で(失笑)、高が知れているのは否めないが。
Yuki2Invyさん [インターネット(吹替)] 3点(2019-12-14 00:47:39)
2.「みたよ」、一点献上っと。
今ならCG使ってしっかり作れば、山のフドウなんかも出演させることができるなぁ、と思う。誰もやらないかな。
チェブ大王さん [インターネット(吹替)] 1点(2020-05-16 18:26:42)
1.ネタバレ -Fist of the North Star- “北極星の拳(こぶし)”
こちらでワースト四天王(?)に挙がるくらいなので、余程酷いものを期待していたけど、案外観られる作品だったと思う。
東映Vシネマのアメリカ版とのことで、安かろう事は想像できたけど、制作費2億円は、Vシネマにしては凄い金額なのかな?
制作された'94年当時、1$=100円として2億円≒200万$。同年代の大作ダイ・ハード3が9000万$、デスペラードで700万$、あのストリートファイターで3500万$だそうだから、どのような規模の映画か想像できる。
その少ない予算で片手間にフザケて創ったのかといえば、案外真面目に制作されたんじゃないだろうか。

ベースはシンのサザンクロス編。ランデル監督らは限られた構想期間で、原作コミックではなく、TVアニメと'86年の劇場版アニメをベースに選んだんだと思われる。当時は英語版のコミックが手に入らなかったのかも。TVアニメではサザンクロス編は結構長く、カーネルもジャッカルもシンの部下で登場。そしてシン配下の怪しい南斗聖拳の使い手がいっぱい出てくる。南斗列車砲とか。
劇中処刑される南斗のマスターは、どことなくTV版のジョーカーっぽい(髪型なんかが)。
で、制作までの時間も無いから、ビデオの早送りを駆使して長いアニメを視聴して、作品に詳しい人に解説してもらって「あ、ここアニメオリジナルね、原作だとこの子(バットの弟分タキ)死んじゃうのね、そんでね…(早口)」所々勘違い(バット死んじゃうのかぁ。とか)しつつも、巨人デビルリバースは予算の関係で無理だなぁとか考えながら、更に短くまとめられた'86年劇場版も観て、コッチをベースにしたほうが良いのになぁ、このジャギってキャラ、カッコいいなぁ…なんて思いつつ、劇場版でもジャギはシンとの絡みがあるからコッソリ出して、中堅どころのクリス・ペン使っちゃって。って具合に。
シンがリュウケンを銃殺(!!)するのはショッキング。映画の序盤だったし、さすがにココは吹き出した。うん、さすがワースト映画って思ったわ。
だけどジャギだって銃は使うから、原作をよく知らない人が創ったと思えば、そんなに無理設定ではないかもしれない。

ゲイリー・ダニエルズは元キックボクサーだそうで、本当にケンシロウのように素晴らしい肉体。後半のザコ相手のケンシロウ無双は素直にカッコいい。
少ない予算でVFXも限られたシーンにしか使えなかったんだろう。やはりインパクトのある顔面破裂は使いたいし、ライバルのシンの強さを強調したいから、南斗聖拳の切れ具合も入れたいと。
あのペチペチ百裂拳は、制作陣も悩みに悩んだ末の決断だろう。実際に拳の連打を出せるゲイリーの技術を取るか、低予算の特撮でそれっぽく見せるか。結果は多くの失笑を買ってしまったけど、今のCG技術でもない限り、百裂拳を格好良く撮るのは難しいと思う。
不遇なB級肉体派俳優ゲイリー。エクスペンダブルズではジェット・リー相手に華麗なマーシャルアーツを観せる。
ゲイリーが自分の子供に“ケンシロウ”と名付けたって知り、不覚にもジーンと来てしまった。
あの素晴らしい原作と比べたら、こちらでの低評価も納得だけど、モトがTVアニメだと思うと、案外頑張った低予算映画かなって。
1点付けるつもりで観たけど、出来の悪さに怒りを覚える2点でもないし、3点でも良いんだけど、ゲイリーに愛着湧いてしまって…
平均点上げてしまってすみません。
K&Kさん [インターネット(吹替)] 4点(2022-05-15 17:51:14)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 143人
平均点数 1.28点
05941.26%
14128.67%
21913.29%
396.29%
453.50%
574.90%
621.40%
700.00%
800.00%
900.00%
1010.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.33点 Review3人
2 ストーリー評価 1.85点 Review7人
3 鑑賞後の後味 1.55点 Review9人
4 音楽評価 6.00点 Review3人
5 感泣評価 5.00点 Review4人

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