映画『コーチ・カーター』の口コミ・レビュー

コーチ・カーター

[コーチカーター]
Coach Carter
2005年上映時間:136分
平均点:6.82 / 10(Review 44人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-08-06)
ドラマスポーツもの青春もの学園もの実話もの
新規登録(2005-05-22)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2015-02-22)【イニシャルK】さん
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監督トーマス・カーター
キャストサミュエル・L・ジャクソン(男優)コーチ ケン・カーター
ロブ・ブラウン(男優)ケニヨン・ストーン
ロバート・リチャード(男優)ダミアン・カーター
リック・ゴンザレス(男優)ティモ・クルーズ
チャニング・テイタム(男優)ジェイソン・ライル
アントウォン・タナー(男優)ワーム
アシャンティ(女優)キーラ
デビ・モーガン(女優)トーニャ
ヴィンセント・ラレスカ(男優)レニー
オクタヴィア・スペンサー(女優)ミセス・バトル
レナード・トーマス(男優)プレシーズンゲームの審判
手塚秀彰コーチ ケン・カーター(日本語吹き替え版)
浪川大輔ダミアン・カーター(日本語吹き替え版)
稲田徹ジェイソン・ライル(日本語吹き替え版)
宮島依里キーラ(日本語吹き替え版)
脚本ジョン・ゲイティンズ
音楽トレヴァー・ラビン
挿入曲DMX"Untouchable"
撮影シャロン・ミュール
製作デヴィッド・ゲイル[製作]
ブライアン・ロビンス
マイケル・トーリン
製作総指揮トーマス・カーター
ケイトリン・スキャンロン
ヴァン・トフラー
配給UIP
美術ガーソン・ユー(タイトル・デザイン)(ノンクレジット)
あらすじ
昨年、4勝しかできなかったリッチモンド校バスケ部・オイラーズ。授業の欠席やケンカが絶えない問題児集団を、かつて最優秀選手であったバスケ部OBケン・カーターはコーチを引き受ける。部員達と『契約』を交わし、基礎体力を中心に鍛え上げていくカーター。もともと選手として素質があり、頭角を現していく部員達であったが、学業成績2.3以上の壁に直面する。業を煮やしたカーターはある行動を起こす。街中の非難の中、人生の無限の可能性を自ら切り開いていくことを部員たちに厳しく叩き込んでいく、実話を基に描いた感動ドラマ。
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💬口コミ一覧

44.ネタバレ  実話をベースにしたスポーツ系サクセスストーリー。好きなジャンルです。
 バスケ部OBのケン・カーターという人物が、母校の落ちこぼれバスケットボールチームのコーチを引き受けます。この流れ。てっきりバスケット中心の物語かと思うじゃないですか。いえいえ。この作品はもっともっと意義のある作品でした。
 『チームとしての成長』+『規律』『礼儀』『モラル』『学業』。この作品は教育の本質に迫るドラマです。
 カーターは教育者ではありませんが、誰よりも教育者らしい教育者。彼が作ったルール、指導、契約はすべて選手達の未来を見据えたもの。それは一時の勝利の更に先にあるものでした。
 『選手』『保護者』、更には味方であるはずの『校長』からさえも支持してもらえない四面楚歌。
 それでもゆるがないカーターの信念。そのうちに、一人、また一人とカーターの信念を理解しはじめていく、その展開は本当に見る者の胸を熱くさせてくれます。
 そして物語は最高のクライマックスを迎えます。
 私にとってのクライマックスは『体育館』。皆が勉強しているときでした。そこからのクルーズの独白。あまりにも臭い演出なのに、もう聞き入っちゃいましたね。ここが最っ高に感動します。個人的にはここで映画が終わっても良かったくらいです。
 人は自分が生まれる場所を選べない以上、大人たちが作る地域社会性というものがいかに重要か、この作品を見ると本当によくわかります。そしてそれ以上に、親の姿勢のあり方、これが重要なのだと思います。
 貧富の差、境遇は、すぐには良くならないけれど、『考え方』『意識』、そして『生き方』はすぐにでも変えられる。
 そう思わせてくれる映画です。実に良い。
たきたてさん [DVD(字幕)] 9点(2017-05-29 02:37:15)
👍 1
43.息抜きのつもりでスポ根ものを借りたつもりだったけど、びっくりするくらい良作だった。
数あるスポ根ものと何が違うか?
スポーツの勝利ではなく、スポーツを通じて高校卒業後の人生での勝利を目指しているところ。
実話を元にしているせいか、場面一つ一つ、セリフ一つ一つに説得力がある。
まさか、スポーツではないクライマックスで涙ぐむとは思わなかった。
そのくせ、スポーツのシーンではこれまで見たことがないほどの本物の迫力。
本物のスポーツ選手が演技をしているのかと思った。
一粒で2度おいしい映画。ぜひ多くの人に見てもらいたいなあ。
まかださん [DVD(吹替)] 9点(2008-01-19 21:54:38)
42.まず、この映画に登場する選手たちのプレイが本当にクールでカッコイイ。会場の臨場感や興奮感がNBAの試合を見ているような感覚にさせてくれる。それほどこの映画に登場する人たちのバスケのスキルが高い。今までにも多くのバスケの映画を見てきたけれど、この映画ほどバスケの素晴らしいプレイを見せてくれた作品は他にはなかった。役者が形だけのバスケをするのでは絶対に伝わることのない興奮を、この映画はぼくに与えてくれた。またこの映画の見所は彼らのプレイだけでは語れない。やはりストーリーがある程度分厚く、“バスケットボールをする”という条件に適した基盤となる内容がしっかりとしていなければならない。その点、この作品は他に類を見ないほど素晴らしい。弱小チームが強くなっていく、という一種のスタンダードな内容は、有り触れてはいるけれど、観ている側に最も強い興奮と感動、そして共感を与えられる内容は、これが群を抜いていると思う。主人公であるカーターコーチはサミュエル・L・ジャクソンが演じている。頑固だが信念を貫き通し、教えるプレイヤー達を強くさせようと心から思い、願っている。荒れた街の弱小チームはそんなコーチを易々とは受け入れない。街中では、麻薬の売買が当たり前のように行われ、その街の高校生の三人に一人は刑務所に入る。そんな街をも変えようとするコーチは、プレイヤー達にバスケを通して、ルールを守ることの大切さや、自分の将来の輝きは必ず掴めるのだという希望を徹底的に教え込んだ。毎日のように街中で一日に数人の命が銃で奪われる。そんな真っ暗な未来から救いあげ、命と人生の輝ける未来の素晴らしさを教えた。この映画はバスケのかっこよさを全面に押し出しながら、生きること大切さや素晴らしさを教えてくれる最高の映画だった。
ボビーさん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-22 22:49:02)
👍 1
41.ストーリーだけを見ると、弱小高校にコーチが赴任してチームを強豪へと変えていく、っていうありがちなものだけど、この映画はそれだけではなかった。
それはアメリカで黒人の人たちが、普通に幸せに生きていくことがいかに大変かという点。
バスケットボールが出来ること自体が幸せだという世界。バスケットボールをすること自体が生きる手段であるという事実。しかもそれで成功するのは一部の限られたスターだけ。
現在のNBAでは、高校を卒業してすぐNBA入りする選手が増えているが、その中の一人の選手の言葉に、「大金を手にするチャンスがあるんだ。なぜそれを見送るようなことをするんだ?」というのがあった。この言葉が現実を語っていると思った。
映画を見ながらそういうことを考えさせられました。素晴らしい映画でした。
ヒロさん [映画館(字幕)] 9点(2005-08-11 22:23:45)
40.ネタバレ 実話ベースのスポ根ものと聞くと、何となく想像できる内容なのだが、それだけではない。この手の映画のゴールはダメチームが優勝してハッピーエンドというのが定番なのだが、この映画のゴールはそこではなく、高校スポーツで燃え尽きた少年たちが、結局は卒業後に犯罪者やまともな職に就けないという現実を打破することに焦点を置いている。そこが一瞬のハッピーエンドではなく、一生のハッピーエンドという形をこのコーチは目指しており、そのため、ただスポーツ娯楽映画にはなっていないのが面白い。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-09-08 13:17:37)
👍 2
39.とにかく気軽に楽しめた。
ホットチョコレートさん [地上波(字幕)] 8点(2012-09-01 19:20:08)
38.ネタバレ サミュエルが落ちこぼれ達の指導役として彼らを導く映画と言えば「ブラックスネークモーン」も良かったけど、この映画もいいですねぇ。そもそもサミュエルを初めて見た「ダイハード3」でも映画の最初、ハーレムでの彼はそんな役回りでした。文化系の自分ですが、名作マンガ「SLAM DUNK」を読んでたので、バスケのシーンも興奮しました。とても良質な映画だと思います。
トントさん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-01 02:41:28)
37. 珍しい展開の映画だった。とても感動した。勝利への旅立ちと並びました。
ファンオブ吹石さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-28 02:32:18)
36.ネタバレ サミュエルが本当に上手いので、本物のコーチに見えてくるだけでも価値アリです。予定調和のサクセススポーツ物ですが、紆余曲折あり長さを感じさせません。ただもう少し問題校かと思いきや意外に皆素直なので驚きました。高校卒業後の進路を考えたカーターコーチが、成績が2.3以上になるまで体育館を閉鎖するといった問題を起こした時に、閉鎖を解く方に賛成したPTAの人間が、1つ最後に頭を下げてくれたらもっとスッキリしたんですけどね。最後の最後で優勝候補に勝てないあたりがリアルで面白かったです。
まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-07 02:06:13)
35.ネタバレ 飽くまで厳格に対応し、プロになれる保証は無いとして学業との両立を一貫して主張する姿は実に格好良いし、納得がいく。実話であるからこその説得力を持った、鑑賞後充実感の残る良い映画だった。ただ、再現される試合がどれも土壇場での逆転がある試合ばかりで似通ってしまっているのが、ちと難点。
MARK25さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-09 07:03:20)
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34.「ルディ~涙の…~」「タイタンズを忘れない」「陽だまりのグラウンド」「スクールウォーズ」等スポ根実話系がお好きな方はハマると思います。どうしようもない奴等が少しづつホント少しづつ成長していく姿が感動。それに試合の臨場感がリアルで最後の終わり方も良かったと思う。
tonaoさん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-12 20:56:23)
33.ネタバレ 『これは部活動である』というテーマを徹底している点に好感が持てました。スポ根にある『栄光』で話を進めるだけでなく、その背後にある『慢心』をあます所なく描いている。ただの感動映画に収まってなくて非常に良いです。犯罪・貧困・妊娠・進路。粋がっていてもまだ10代の若者が直面する問題に、カーターコーチは助けるのではなく、直接的にまたは間接的に生徒たちが自分で解決するよう、厳しく教育していく様にズシリと感じるものがありました。カーターコーチがエリートビジネスマンであったら、かつて成功した男に過ぎなくなってしまいますが、小さなスポーツ店の店主で収まっているあたり、ジュニアやワームと同じく、優秀な選手でありながら学業の壁に悩んだ人生を送ってきたのを想像させられ、この若者たちを自分と同じような高校プレーヤーで終わらせたくないという厳しさの奥にある優しさを感じます。序盤、「黒人同士で”二ガー”と呼び合うのはクールか!?」と疑問を訴えるカーターコーチがいました。話が進むにつれて、卒業生の8割が刑務所に入所するリッチモンドを、誇りをもって「俺たちの故郷はリッチモンド!」と叫ぶバスケ部員たちこそ、最高にクールです。しかし『腕立て伏せ500回』は恐怖ですね(笑)。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(吹替)] 8点(2005-12-20 18:02:16)
👍 1
32.一言でいうと、スクール・ウォーズのアメリカバスケット版。
非常にクールで熱い作品。
こういうの好きな人にはたまらんです。
バスケと青春。
なんて魅力的なキーワードなんでしょう。
実話を元に作られたらしく、非常にサクセスしてました。
展開に急すぎて、浅いところありますけど、
バスケシーンの躍動感や合わせて流れるブラックミュージックが
かっこよすぎてぶっ飛んでました。

ひで太郎さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-29 13:49:15)
31.私も同じ感想を持ちました。よくあるスポコンものか? と思いきや、黒人や「モンスター」で描かれたようなプア・ホワイトがアメリカ社会で生きていくのは大変なんだ、というのもテーマだと思います。結構堅いテーマなんだと思いますけど、アメリカではちゃんとヒットしたらしい。ということは、アメリカ人だって「ホントは今のままじゃいけないんじゃないか」と心のどこかで感じてるってことなんでしょうね。日本はまだそれなりに均質化された社会ですけど、だんだんアメリカみたいな「勝ち負け」のはっきりした社会になるんでしょうね。最近の子供は万引きなんぞ犯罪だとも思ってないんでしょう。日本もそのうち「映画の中の出来事」じゃなくなってくるんじゃないかとか考えてしまいました。
しまうまさん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-25 15:11:14)
30.スポーツもの、そして実話に基づく映画、好きジャンルの一つ。
本作品もなかなかの出来で面白い。迫力は普通だが、学業という側面も交え飽きることなく観ることが出来る。
simpleさん [地上波(吹替)] 7点(2019-08-04 18:26:27)
29.実話がベースになっているので主人公の考え方に説得力がありました。なかなか面白い映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-23 18:57:34)
28.1シーズンしか描いていないので、いくつか疑問が浮かびます。このコーチ、独特のマネジメント理論をどこで身につけたのか、今まで未経験なのになぜ自信たっぷりに指導できるのか、なぜ今までオファーがなかったのか、どうして急に強くできたのか、生徒はコーチのどこに惹かれたのか、次シーズン以降どうなったのか等々…。その意味では、雑な映画です。
しかし、「勉強が大事」という唯一最大のメッセージは、他のスポ根映画と明らかに一線を画し、かつ説得力がありました。翻って日本の高校球児とか、大学にスポーツ入学した奴とか、大丈夫なんでしょうか。学校は彼らの将来まで考えているんでしょうか。体育会系で揉まれるから、かえって社会で成功しやすいという説もありますが。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-10 01:12:30)
27.カーター氏のような大人に出会えるか。子どもの運命はこれに尽きる。若者の方たちには悔いのない青春時代を過ごして欲しいなと、ほのぼのしたおっさん目線で鑑賞してしまった。DVDの特典映像も面白かった。特に実際の生徒たちの意見が聞けたのは良かった。
あるまーぬさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-23 22:08:40)
26.サミュエル・L・ジャクソンはどうも苦手ですが、これと「パルプ・フィクション」は良かったです。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-22 14:02:19)
😂 1
25.ネタバレ 内容的には説教臭さがあるんだけど、あまり感じない。バスケシーンの出来の良さや、音楽で軽くなってる感じ。コーチの言う事はごもっともなんだけど、自由を愛するこの年ごろの男に理解させるのが一番難しい。ましてや彼等はマイノリティー。一発当てれば大逆転的な考えを、持つなという方が無理だろう。スポーツの世界はいい意味で単純。大好きなバスケをしたいけど出来ない。プレーするにはどうしたらいいか。厳しくシンプルに教えたコーチはもちろんだが、気持ちに答えた生徒達もきっと素晴らしかったんだと思う。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-12 16:44:46)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 6.82点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.27%
5511.36%
61329.55%
71125.00%
81022.73%
949.09%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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