映画『春の雪』の口コミ・レビュー(2ページ目)

春の雪

[ハルノユキ]
2005年上映時間:151分
平均点:5.65 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-10-29)
ドラマラブストーリーロマンス小説の映画化
新規登録(2005-06-27)【ヴァッハ】さん
タイトル情報更新(2024-12-12)【イニシャルK】さん
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監督行定勲
キャスト妻夫木聡(男優)松枝清顕
竹内結子(女優)綾倉聡子
高岡蒼佑(男優)本多繁邦
及川光博(男優)洞院宮治典王
志田未来(女優)綾倉聡子(少女時代)
田口トモロヲ(男優)松枝家執事の山田
高畑淳子(女優)洞院宮妃殿下
石丸謙二郎(男優)綾倉伯爵
宮崎美子(女優)綾倉伯爵夫人
山本圭(男優)洞院宮殿下
榎木孝明(男優)松枝侯爵
真野響子(女優)松枝侯爵夫人
中原丈雄(男優)洞院宮家別当
石橋蓮司(男優)北崎玲吉
大楠道代(女優)蓼品
岸田今日子(女優)松枝の祖母
若尾文子(女優)月修寺門跡
近野成美(女優)
柄本佑(男優)
徳井優(男優)奈良の宿人
朝倉えりか(女優)
田中千絵(女優)
原作三島由紀夫『春の雪/豊饒の海・第一巻』(新潮文庫刊)
脚本伊藤ちひろ
佐藤信介
音楽岩代太郎
北原京子(音楽プロデューサー)
作詞宇多田ヒカル「Be My Last」
作曲宇多田ヒカル「Be My Last」
編曲宇多田ヒカル「Be My Last」
主題歌宇多田ヒカル「Be My Last」
撮影リー・ピンビン
福本淳(撮影補)
製作富山省吾
島谷能成(製作総括)
亀山千広(製作総括)
細野義朗(製作総括)
東宝(『春の雪』製作委員会)
フジテレビ(『春の雪』製作委員会)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(『春の雪』製作委員会)
ホリプロ(『春の雪』製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(『春の雪』製作委員会)
鈴木謙一(『春の雪』製作委員会)
東宝映画
企画藤井浩明
プロデューサー市川南〔製作〕
臼井裕詞
配給東宝
特撮大屋哲男(VFXチームコーディネート)
美術山口修
大坂和美(装飾)
武田双雲(題字)
衣装伊藤佐智子(衣裳デザイン)
松山さと子(衣裳デザイン)
千代田圭介
編集今井剛
録音伊藤裕規
照明中村裕樹
その他東京現像所
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💬口コミ一覧

6.三島らしい皮肉にあふれた作品ですが、初めから好きなら好きでくっつきゃいいじゃん!それをめんどうなことしとるだけやんけ!竹内はやっぱこういう作品なら「脱がなきゃ!」延々と中途半端な濡れ場を垂れ流すだけなら時間の無駄です。こういう作品にはヌードは必然で脱げなきゃ出演しないほうがマシです。しっかし2時間50分は長いですね。あと1時間は短縮できたと思う。映像はきれいでそれなりに盛り上がる場面もあったけど登場人物に感情移入できないので評価低いです。
たかちゃんさん [DVD(邦画)] 3点(2007-06-02 08:44:39)
5.ネタバレ 映画としては、充分及第点をつけられる作品だったと思う。監督の力量に安定感を感じる。
決定的な不満は残ったが…橋本治の三島由紀夫論によると、この話の白眉は第四部のラストにあるという。
数十年後、出家して門跡となった聡子を訪ねる本多が、「松枝など知らぬ」と言われることで、無常感極まるのだという。「豊饒の海」である。月のクレーター。不毛の地。
「春の雪」だけを映画にされてしまうと、一見「純愛」のように幕を閉じてしまう。やっぱり不満だ。
で、なにはともかく大正ロマンを満喫できる。大正ロマンとは何か。私は「富の錯覚」と評したい。
もともと日本は貧乏な国なのであり、今もそうで、日本史を振り返って見たところで、天皇になったって、将軍になったって、大した贅沢ができたわけでもなく、日本人は贅沢に慣れてないどころか本当の贅沢の意味も知らぬ。大正元年当時の日本人だってそうで、おそらく松枝侯爵のやっていることなど西洋の貴族から見たら「貧乏人のままごと」でしかないに違いない。プチ松枝侯爵がうようよ発生した時代、それが大正ロマンの時代と思う。
「春の雪」それは、男対女の純愛…などではない。なんたってあの三島由紀夫が考えた話だもの。
S男とM子が見事にめぐりあい、これ以上ないという絶好のシチュエーションで、〝プレー〟を楽しんでいる…そして、S男の脇には「友達」ではなく〝ホ〟で始まる美男子もセットされている…なんと三島好みの構成。それが「春の雪」だ。
映画「春の雪」を見ながら、行定監督の手腕よりも、原作者三島の意地悪さのほうに、「うーん、やるな」と唸ってしまう。
キャストについては、まず竹内結子に「首の短さ」という救いがたい難がある(そして意外に太い)。
なおかつ、聡子を演じるにあたって、おそらくは美智子皇后や紀子妃の立ち振る舞いを真似たと思われるのだが、これがいけなかった。常に前傾姿勢でいることによって、首の短さが強調され、着物も洋服も似合わない。…竹内には可哀想だが、私としては若い頃の鷲尾いさ子にやらせたかった(でも鷲尾はSの系統だ…)。
妻夫木はなかなか驚かせてくれた。人をアゴでこき使う性格の悪いお坊ちゃんを、よくここまで再現できたと思う。今は亡き岸田今日子はやはりすばらしい。宇多田のエンディング曲も良い。
最後に…及川光博はやはり決定的に軍服が似合わない。お願いだからもうやめて。
パブロン中毒さん [DVD(邦画)] 8点(2007-06-12 18:09:59)
4.自業自得で同情の余地がない。
もう勝手に死んでくれとしか言い様がない。
映像的にはよく出来ているだけに本当に残念な作品になってしまっている。
もとやさん [DVD(邦画)] 4点(2007-09-10 05:36:53)
3.まず三島由紀夫を敬愛してやまない私にとって、このキャスティングにがっかりしたものだ。でもそこは三島ファンとしてみずにはおれない性・・・。
観終わっての感想は『ツマブキ君、予想外によかったやん!』というものだった。
彼は声がいいですね、顔はお目目ぱっちりのアイドル顔そのものなのですが
声が低めで渋い。そこでかなり救われたと思います。
惜しむらくは高岡君の’本多’です。『豊饒の海』全4篇の傍観者として
存在感をもっと出さないと。
ここでの本多は、飽くまで<主人公の親友>の域を出ていません。
監督の指示だとすれば、監督は『豊穣の海・全篇』を撮る気はないと見た。
清顕・聡子ともに、そんなに好きなら素直にくっつけばええやんか・・・というわけに行かないのが三島作品の三島作品たる所以であり、この辺の機微は原作も読んで鑑賞した方がわかりやすいと思う。

バッハバッハバッハさん [DVD(邦画)] 5点(2009-05-06 17:02:13)
2.三島由紀夫原作の映画の主役が妻夫木聡と竹内結子(テレビ初放送時の「タイタニック」吹き替えコンビ)ってちょっとどうなんと思いながら全く期待せずに見たが、映像が美しく、いかにも大正時代の貴族社会という雰囲気がよく出ていたと思う。岩代太郎の音楽も良い。主演の妻夫木聡は「ウォーターボーイズ」とかで爽やかな印象が強いのだが、なかなか頑張っていて予想よりはよかったと思う。が、一方の竹内結子は頑張ってはいるのだが、なんか違うような気がして似合わない感じがする。映像の美しさは先ほど書いたとおりなのだが、ストーリーにあまり深みがなく、主人公二人に感情移入が出来ないのが難で、原作(未読)が4部作の1編ということもあってかただ出てきただけというような人物がいたり、輪廻転生について話すシーンなどの伏線が投げっぱなしの印象なのもちょっとなあ。それにこういう高尚な映画の主題歌が宇多田ヒカルというのも違和感がある。(普通にインストゥルメンタルが良かった。)それでも、大楠道代(安田道代)、岸田今日子、そして若尾文子という増村保造監督の映画で印象に残る演技を見せた三人が出ている(これは企画に藤井浩明が名を連ねているせいもあるかも。)のが自分にとって最大の見どころ(若尾文子、大楠道代(安田道代)に加えて山本圭も出ているので山本薩夫監督の「氷点」も思い出される。)で、中でもこれが久々の映画出演となった若尾文子はやっぱり年をとっていても品があって美しく、独特のオーラを放っていて存在感があり、いい年の取り方をしているなと感じさせてくれたのが嬉しい。ところで晩年の市川雷蔵が清顕を演じたがっていたそうだが、もしも、雷蔵と若尾文子のコンビで映画化されていたらどんな感じの映画になっただろうか。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2009-12-30 14:18:41)
1.ネタバレ 映像、綺麗で良かったと思います。原作も...所々順番が入れ替わっている気もするけど、端的にまとまっていると思います。が、原作とは切り離してみたほうが良いですね。原作からラブストーリーだけ抽出した感じ。書生の飯沼出てこないので...豊穣の海では結構なキーパーソンですが。
lalalaさん [DVD(邦画)] 6点(2020-04-20 13:37:42)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 5.65点
000.00%
100.00%
213.85%
3311.54%
427.69%
5830.77%
6311.54%
7311.54%
8519.23%
913.85%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review4人
2 ストーリー評価 5.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review4人
4 音楽評価 6.25点 Review4人
5 感泣評価 1.66点 Review3人

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