映画『フライトプラン』の口コミ・レビュー

フライトプラン

[フライトプラン]
FLIGHTPLAN
2005年上映時間:98分
平均点:5.04 / 10(Review 237人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-01-28)
ドラマサスペンスミステリー
新規登録(2005-06-29)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2025-01-12)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ロベルト・シュヴェンケ
キャストジョディ・フォスター(女優)カイル
ピーター・サースガード(男優)カーソン
ショーン・ビーン(男優)リッチ機長
エリカ・クリステンセン(女優)フィオナ
マーリーン・ローストン(女優)ジュリア
グレタ・スカッキ(女優)セラピスト
カーク・B・R・ウォーラー(男優)グルニック
クリスチャン・ベルケル(男優)葬儀場長
ジョン・ベンジャミン・ヒッキー(男優)
マット・ボマー(男優)エリック
戸田恵子カイル(日本語吹き替え版)
森川智之カーソン(日本語吹き替え版)
磯部勉リッチ機長(日本語吹き替え版)
小林沙苗フィオナ(日本語吹き替え版)
石住昭彦オバイド(日本語吹き替え版)
高島雅羅(日本語吹き替え版)
久保田民絵(日本語吹き替え版)
根本泰彦(日本語吹き替え版)
西凜太朗(日本語吹き替え版)
宇垣秀成(日本語吹き替え版)
堀越真己(日本語吹き替え版)
滝沢久美子(日本語吹き替え版)
藤貴子(日本語吹き替え版)
宮本侑芽(日本語吹き替え版)
久野美咲(日本語吹き替え版)
脚本ピーター・A・ダウリング
ビリー・レイ
音楽ジェームズ・ホーナー
編曲ジェームズ・ホーナー
ジョン・キュール
コンラッド・ポープ
撮影フロリアン・バルハウス
製作ブライアン・グレイザー
タッチストーン・ピクチャーズ
製作総指揮チャールズ・J・D・シュリッセル
配給ブエナビスタ
美術ケヴィン・イシオカ
衣装スーザン・ライアル
編集トム・ノーブル
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
最新型の超大型旅客機に乗り込み故郷を目指す母子二人。彼女たちは最愛の夫(父)を亡くし、傷心の極みにあった。心も体も疲れ果てた彼女たちは、空席を見つけ寝入ってしまう。しかし、母親が目覚めた時、愛娘の姿は忽然と消えていた。乗員の協力を得て機内をくまなく捜す母。しかし、乗客の誰も娘の姿を見かけておらず、更には乗客名簿から娘の名前は消え去っていた。果たしてこれは妄想なのか?それとも巧妙に仕組まれた犯罪なのか?空を飛ぶ密室の中で一体何が起きてしまったのか?
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

237.ネタバレ 最高でした。平均点5点以下なんてあんまりだと思い、私も投稿させて頂きます。ファンなのですみません。でも面白かったですけどね…あまり意味は深く考えなくて良いと思います。
teruhisaさん [DVD(字幕)] 10点(2008-06-17 00:47:12)
236.多くの人のレビューとと私の見解とが違うようなので、敢えて満点をつけてこの映画のうらの意味を述べさせて頂きます。( あくまで個人的見解、又は妄想 )■この作品の本当のテーマはアラブ人にひどいことをしながら謝罪もしない、自分の子供のために全乗客及び客室乗務員達を巻き添えにして不安のどん底に落とし込んでも子供のためという大義名文にかこつけて、他人の迷惑を何も感じようとしない、身勝手な母親のはた迷惑な正義です。そう、この母親こそ、身勝手な正義 ( 民主主義というかつてはあったかもしれない虚妄、今や親アラブ意見の表明不可能な自称・言論の自由な民主国家 ) のために一般人が乗る大型ジェット機 ( つまりは地球ですな ) を、下手すれば墜落させかねない、地球における最強国家アメリカを意味しているのです。もちろんこんなテーマで映画を作ることを、ユダヤ資本に牛耳られているハリウッドが許すはずがありません。だからこそ、ジョディフォスターという客を呼べる賢い大女優を使って、娯楽作を仮装しながらしっかりと言いたい事(つまりアメリカの地球へのはた迷惑な行為、アラブへの非道)を告発したのです。ジョディフォスターがアラブ人に謝罪しないのは当然なのです。非常に静かなる細き声ですが。その映画人の良心と勇気を讃えて満点にしておきます。
マンフロントさん [DVD(字幕)] 10点(2007-11-11 22:09:34)
👍 7 😂 1
235.確かにストーリーにはかなり無理がありまして、自分としては映画観てる間は全然気にならんかったんですけど、終わってからここを覗いて、言われてみれば、そーやわ、と後で気づいたんすけど、そーゆう無理が気になるお方にはオススメできませんが、それでも、久々のジョディ・フォスターの映画やし、ダメもとで観るわ~っとこれから、この映画を観られる方に少しでも楽しんで頂く為のプランをちょっと考えました。題してフライトプランを楽しむプラン。その1、まず、出来るだけ部屋を暗く、出来れば画面大きめで、5.1chなんかあれば最高、な映画館的環境で観ることをオススメします。そして自分は飛行機の中にいるんだとゆう気分を盛り上げてみてください。それだけでサスペンス映画よりパニック映画的な体感気分が味わえます。ジョディ・フォスターに感情移入できれば、一人パニックムービー。その2、どーか、ジョディ・フォスターのキャラを好きになって、あげてください。確かに彼女は娘がいなくなりウザイほどパニクりますが、そんな彼女を冷ややかな他の乗客目線で見るのではなく、彼女自身の目線で鑑賞出来れば、迫力あるジョディ・フォスターの演技と絡まって、ちょっと泣けたりします。自分の命より大事な人が突然いなくなったら、って想像するとパニクれます。その3、以上の観方で前半うまくテンションがあがれば、それを持続させたまま一挙に後半を乗り切ってください。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 10点(2006-05-24 23:05:50)
👍 2
234.カーソン君にはやられたよ☆まさか爆弾用意してるとは思わんかったべ
タコさん [映画館(字幕)] 10点(2006-01-30 22:31:15)
😂 1
233.ネタバレ いや~よかった。ジョディ・フォスターの演技にすっかりやられました。
観終わってからここの投稿を見ましたが、厳しい批評が多かったことが意外でした。
個人的にはジョディ母の凶暴さは納得。だって夫が死んで間もなく、子どもがいなくなる。そして機内という密室。もう精神的にボロボロでしょう。だからといって何をやってもいい訳ではありませんが、子供のためならなんだってやる強い母親像が素晴らしく描かれていたように思えました。また、最後の展開が大好きな展開。ジョディ母が飛行機から降りてきた時に涙涙。アラブ人被害者もあの姿で怒りが収まってくれたかな。「ブレイブ ワン」よりこっちが好きでした。
たこちゅうさん [地上波(吹替)] 9点(2011-06-03 00:03:35)
232.バルカン超特急のサスペンスを、タービュランスの女の強さを、エア・フォースワンのアクションを、シックス・センスの不安感を、強い強い母の愛でまとめあげた作品のように感じた。それぞれのエッセンスの相乗効果で、最後まで目の離せないスリリングな快感を味わえた。それなのに平均点のあまりの低さに、9点献上をめげそうになった私はジョディかあさんの強さを見習わなきゃ。。
さそりタイガーさん [地上波(吹替)] 9点(2008-04-30 20:56:30)
👍 1
231.ネタバレ 面白い!これは母親の物語でした。娘を見失った母親が必死になって我が子を探す。わめく、泣く、怒鳴る、威嚇する、とにかくみっともないジョディー・フォスターを意外な思いで眺めていました。しかし最後になってようやく彼女の演じた「母親」がとても母親らしかったことに気がつきました。一般的に母親というのは「いい人」ではありません。極端なことを言えば全世界が滅びようとも我が子だけは救い出そうと考えるのが母親の本能なんだと思う。だから母親は仏教の世界では餓鬼地獄に落ちると言われたりもする。ジョディーが演じた母親は、乗客たちの安全よりも、とにかく娘のことを最優先に考えていた。その自己中心的な姿に共感する人は少ないと思いますが、私はこれこそ真の母親の姿だと感じる。反対に「男」という生き物は、いつも世間体ばかり気にしてカッコつけようとする。今回のジョディーは、本能をむき出しにした母親を演じていたように思います。そこに偽善が一切ないのが好感が持てる。まわりの迷惑を一切考慮せずに停電騒ぎをおこしたり、逆ギレしてアラブ人を犯人扱いにしたり、謝りもせず、お礼もいわず、ひたすら「娘~~!!」と叫びながら鬼気迫る形相で、善人の機長に食ってかかる母親はもちろん「いい人」じゃありません。乗客全員から悪意のこもった拍手をされているシーンが特に印象的です。しかし彼女は悪びれる様子もなければ自分の行っている行動に微塵の疑いも持っていない。それは「ははおや」だからです。全世界を敵にまわしても我が子を守ろうとする強い意志を感じました。私はそこに潔さを感じる。最後に殺す必要も無い犯人を爽快にぶち殺して、さっぱりした顔で娘を抱いて出てきた母親をみたとき、私は呆れるよりもむしろ感動してしまいました。いやはや痛快です。これぞ母親!これぞジョディー・フォスター!
花守湖さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-02-12 20:56:58)
👍 2
230.ネタバレ めちゃめちゃ面白かった~! いやあ、ホントこんな大興奮を映画で味わうのも何だか久しぶりだなあ。で、ニコニコしつつ、この部屋を覗いてみたら何と「平均点5.05」。どひゃ~。私にとってこれが最大のドンデン返しでした(笑)。ま、いいんですけどね。さてこの映画、ストーリー的には何かと「無理」がありますけども、一目瞭然の「無理」であって、当然、製作サイドにしたって百も承知の「無理」、なわけですね。そもそも、何がしかの「無理」が伴うのはミステリーの宿命(論理性を重視したエラリー・クイーンの作品だって、多かれ少なかれ「無理」がありますわなあ)。作品を面白くするための「無理」なら大歓迎!なのであります(面白くてしかもツジツマもあってればさらに良いけどね)。さて本作の何がそんなに面白かったか、というと、「崩壊の感覚」の鋭さ、ですね。我々が信じている世界、一見堅牢な世界が、根底から覆される時の不安とカタルシス。これを表現するのはミステリの得意とするところですが、本作はこの「崩壊」をこれでもかと連続的に我々にぶつけ、怒涛のようなサスペンス感覚を味わわせてくれます。まず、一緒に飛行機に乗ったはずの子供が「実は元々いなかった」という、現実の崩壊。次に、その「現実の崩壊」が実は犯人によって仕組まれた虚構であったという、第2の崩壊。さらに、主人公が犯行に気付き、「犯人による虚構」が崩れ始める、第3の崩壊。そこから一気に、主人公と犯人の対決へ。前半で丁寧に築き上げた世界が、二重三重の崩壊を経てクライマックスへ向かう時の、まさに滑り出したら止まらないような、このスピード感! 実に、映画らしい、映画ならではの“ミステリ”ではないでしょうか。本作のストーリー上の「矛盾点」は、この世界観を演出するため、必要な「無理」であるように思います。あと、最初の方で窓ガラスに指で絵を描くシーンは、ヒッチコックのアノ映画を連想させますよね。これはオマージュ?パロディ? いやいや、これも一種のミスディレクション、と言えるかも。つい、「このシーンが後の伏線になるのでは?」と思い込んでしまいましたから・・・。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-07 23:15:42)
👍 2
229.ネタバレ んえ!?何で?普通にハラハラドキドキ、面白かったじゃなーい。娘を探し出そうと、恥も外聞も他人の迷惑も顧みずに孤軍奮闘するジョディ・フォスターの姿には素直に感動したし、クライマックスの攻防戦は「エイリアン2」のシガニー・ウィーバーのようでした。やっぱ子を守る母はつおいのだ。「トリック」が杜撰だという意見もあるけど、んでもあんまり緻密で完璧なトリックにしちゃって、実際に真似されたら困るじゃん、ねえ?アラブ系の人の扱い方も、あれで良かったと思います。ただ、、敢えて難を言うとラスト、娘を抱えながら毅然と歩むジョディ・フォスターを周りの乗客が「すげえな」とか言いながらザワザワするというシーンになってたけど、あそこでもう一回「拍手」させればより良かったんじゃないかなあ。つまり中盤の「拍手」と全く意味合いの違う拍手を繰り返すことで、より感動的になったんじゃないかな(ただしBGMはそのままで。音楽まで感動的にしちゃうと安っぽくなるから)、とちょびっと思いました。■<おまけ>:少し前読んだ鴻上尚史のエッセイに、イラク人捕虜を虐待した容疑で処分された米軍人の妻が、処分に対する不満を訴えた、という話と、イラクで人質になった日本人の家族が日本政府に自衛隊のイラクからの撤退を求めてバッシングされた話を例に、「個人と集団(≒共同体。日本的な言い方をすれば『世間』)」という概念の、日本人とアメリカ人との違いみたいなことを論じていた。乱暴な言い方をすれば、アメリカ人は「集団」と「個人」を対等なもの、時には対立しうるものと見なすのに対し、日本人は「世間」を前にするとどうしても萎縮し、個人よりも優先させてしまいがち、という事。だからって別にアメリカ人が日本人よりも成熟した「個」を確立しているとか、日本人の方が公共意識が高いとか、そーゆー単純な話ではないんだろうけど、この映画のジョディ・フォスターの振る舞いに対して不快感を示す人が多いというのも、ひょっとするとお国柄の表れなのかな?と、思いました(もっともアメリカ人の一般的な観客がどう感じたか知らないので、比較は出来ないのだけれど)。

ぐるぐるさん [DVD(字幕)] 9点(2006-10-13 18:42:23)
👍 4 😂 1
228.ヒッチコック自身が「映画術」の中でも「穴だらけのシナリオ」と語っているにも拘らず『バルカン超特急』が映画として傑出している要因は、列車という舞台の活かし方であり、キャメラワークであり、サスペンスの醸成であり、という映画的手法の豊かさにある。この「映画術」は示唆に富んで非常に面白い。ストーリーを語る事を重視しつつも、ストーリーには<らしさ>や<首尾一貫性>など無くてもよいということ。辻褄合わせよりも人物の動作や画面連鎖のリズム感を大切にすること。ミステリー(謎解き)ではなくサスペンスこそ肝要であること。説明台詞への依存によって、視覚的表現を疎かにすべきでないこと。『フライトプラン』はプロットのみでなく、こういったヒッチコックの映画術自体を範としているのであり、必然的にこのフィクション映画の主眼は瑣末な犯人探しやトリックではなく、母親のドラマとしてエモーションをどう喚起するかにあることがわかる。例えば、暖色系に色調を変え半逆光の美しさを活かした最後の場面では安易に台詞を持ち込むことなく、無言の情感を演出する。仮にここで社会規範に縛られた余計な「謝罪」の台詞などが入ればそれは単なる一義的な和解でしかなくなり、両者の間にある賞賛や自尊や畏怖、その他諸々の複雑微妙な交感のニュアンスが打ち消され、何の余韻もない貧弱な場面になるはずだが、この映画はそのような愚を犯さない。絶品のラストである。そしてWASPの抱く妄想という、いわゆる9.11報道の虚構性・欺瞞性に対する鋭い批評性はもっと評価されても良い。それはジョディ・フォスター起用の意義の一つでもあるはずだ。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 9点(2006-06-05 00:13:48)
スポンサーリンク
227.ネタバレ 飛行中の旅客機の配線をブチブチやったりかなりヤバい主人公、初見で随分無理筋な展開ながらも何故か引き込まれた作品。ネタバレしているにもかかわらずまた引き込まれてしまうのは、誰にも理解してもらえない孤独な母親についつい感情移入してしまうからか?最後に大破した旅客機から一人、娘を抱いての登場には思わずスタンディングオベーション。やっぱりサスペンスミステリ―のヒロインはジョディ・フォスターです。
ProPaceさん [地上波(吹替)] 8点(2019-01-14 21:40:49)
👍 1
226.ネタバレ ジョディが機内にいたアラブ人を疑ってかかったことについて、アラブ人にいっさい謝ってないことについて問題視する批評もありますが、あのアラブ人、通路を突進してきたジョディをひっつかまえて座席にガツンとぶつけてノウシントウの刑を食らわせてますので、ケンカ両成敗ですね! ****** それはさておき「娘を乗客誰一人も見てないなんてありえない」という意見が目立ちますが、あえてこの映画を弁護させてください。前列の子連れ家族が来たとき、娘は座席下にあった飛行機のおもちゃを拾おうとして座席から降りそのまま座席下におもちゃをイジりながら体を縮めていました。だから前列の家族連れの親は視界に入らない。もし娘がそのまま座席下で遊んでいたら後から来たであろう後ろの席の客も視界に入らなかったでしょう。前列の子連れ家族はお互いにガヤガヤしてそもそも人のことなど眼中にありません。フライトアテンダントもビジネスクラス以上の客には一人一人笑顔で入口であいさつしているので、ある意味乗客の顔や年齢をチェックできますが、エコノミーは「勝手に入って座ってろい」状態なので、誰がどこに座ったかなんて記憶できないでしょう。さらに夜の機内では、上客は寝てるか映画見てイヤホンしてるので気づきにくい時に、ジョディは娘といっしょに一番後ろの空席にこっそり移って座席一列(ジョディが中央の1列分、通路はさんで、娘が窓際の一列分)を使って寝ていたのです。ジョディが寝ている間に、寝ている娘を席の後の出入口から人目につかず拉致するのは簡単です。そして決定打として、機内を「娘はどこよ!」と走りまわり絶叫し誰かれかまわず疑うようなモンスターペアレント・オバサンに「私見たかもしれません」なんてへたに手を挙げようものなら「まさかあなたが犯人?きっとそうよ!捕まえて!」なんて展開になりかねません。へたに協力するより黙ってたほうが身の安全です。そういう見方が妥当だと思います!!!(で・・・・・もし一番後ろの席に二人が寝ないでいたら、犯人は乗客のまっただ中の座席からどうやって娘を拉致するつもりだったの?という質問については黙秘権を行使させていただきます!!w)
フィンセントさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-05 14:18:46)
225.ネタバレ  母親っていうのは、子供のためであればおかしなくらい理不尽になれるものかもしれません。そういった意味では、ジョディ・フォスターは見事なまでにリアルな母親を演じていたと思います。
 そのリアルな母親だったからこそ、一緒に騙されました。
 ぼくはもう途中で完全にパニック。
 だって、あの母親だったらありえるじゃないですか。すべてが妄想だったってオチ。
 「え?娘は死んでいる?まさかすべて母親の妄想だったのか?」
 ってな感じで・・・お恥ずかしい・・・
 ですので、もう娘が出てきたときの衝撃といったらそりゃあもう。
 僕は単純なので、一緒に騙されて、一緒に「よっしゃあ」って思って、最後爽快で、アラブ人にはちょっとだけごめんね、って思いました。
たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-25 12:39:05)
👍 1
224.ネタバレ アラブ人に対する謝罪が無い事への批判が多くあるみたいですが、僕はそうは見えませんでした。ジョディ・フォスター扮するカイルは母としていなくなった娘ジュリアを必死に探す訳ですが、その際他の乗客に対する配慮は一切ありません。暴走と言って間違いの無い程の「母の愛」なんです。一方そのせいで多大な迷惑を被る他の乗客(他人)は娘がいなくなった母の気持ちなど知った事ではない、という態度。セラピストとの会話の途中で娘が描いたハートマークに気付き、現実に引き戻されたカイル(映画的にもこれで妄想では無く、娘が機内にいる事を示している)はこの後手錠をかけられ乗客からとても冷たく嫌らしい拍手で迎えられます。その時のカイルの何とも冷めた表情。そう、どうでもいいのだ。娘は間違い無くいるのだから。そして見つかった後、乗客からは自分達が信じなかった、非を認める様な台詞やシーンは一切ありません。これでいいと思いました。お互いに他人はどうでもいいのだ、という描き方をしているんだから。監督はそんな幼稚なシーンは意図して演出しなかったんでしょう。そんな中、唯一代表として謝罪したのが機長である。客は個人個人感情があるだろうけど、機長は全乗客の生命の安全を守る義務から、信じなかった事を謝罪したのは妥当だと思いました。そしてあのアラブ人。誰も信じなかった、冷たい仕打ちを受けたカイルが見せたあの微笑みとほんとに微かな会釈は、カイルにとっては最大限の反応であり、互いに理解しあえた、謝罪以上の「和解」だったと感じました。不穏な雰囲気を孕んだ暗く冷たい地下鉄のOPから母娘揃って光の中へ向かって行くラストシーンとの対比が素晴らしかったです。
mikiさん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-23 20:59:48)
👍 4
223.サスペンスにしてはあまりに雑な作りでツッコミどころ満載。まるで自分のプロモーションビデオみたいな薄っぺらい作品に何故フォスターが出演をOKしたのか疑問に思ったが、マンフロントさんのレビューを読んで納得。モンスターペアレントの暴走になぞらえて米国のお家芸「我こそは正義」の滑稽さと危うさを表現しているのだとしたら、フォスター演じる主人公の誇張された「強い母」像にもうなづける。レビューを読んでいて、自分の正義を全うする為ならどれだけ他人を侮辱し恐怖に陥れようともお咎め無しの主人公に疑問を感じる人がこれだけいるということに、日本人としてちょっとホッとした。あえて駄作を作った制作陣の真意を信じて8点献上。
lady wolfさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-07-21 13:33:59)
222.ハラハラドキドキで6点. Jodie Fosterに2点. いつかの機会に"The Lady Vanishes"チェックします. せねば.
RTNEE USAさん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-04 15:35:00)
221.予備知識全くなしで見たので、ハラハラ、ドキドキで、結構楽しめました。近くの席に女の子が乗っていたかどうかわからない他人への無関心さ、人間が正常かどうかはまわりの人の合議制で決まる?みたいな不気味さも味わいました。なのでいい点つけさせていただきます。
ひよりんさん [DVD(吹替)] 8点(2006-11-26 14:13:52)
220.ネタバレ 飛行機から人が消えるのかという謎がまず成功の最大要因かな。密室殺人と同様に、謎解きにワクワクします。そして母親の強さが良い。乗客が迷惑がるとか、乗務員の指示に従わずわがままとか、普段であればそうだが、娘の命を考えたら構っていられないのは当たり前でしょうね。必死さに無理がなく、最後のどや顔も美しい。荷物を持ったついでに文句の一つも言おうと思ったアラブのおっさんも美しさに言葉を失ったと解釈したが。
パセリセージさん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-27 22:33:22)
😂 2
219.素直に面白かった。ドキドキ、ワクワク、これこそサスペンス。犯人もおお~、共犯者もおお~、って感じで、僕は楽しめましたが、・・・・・なにか問題でも?
こまわりさん [DVD(吹替)] 8点(2006-05-24 22:36:05)
218.設定にはかなりの無理アリ。おそらく原作ではそのあたりの必然性を上手に立証しているのだろうが映画では無理だったか。が、主題であるところの、「大事な事に関しては人の情報や考えに惑わされず、自分で行動し考えなさい」という点に感動した。
小鮒さん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-19 17:24:59)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 237人
平均点数 5.04点
031.27%
110.42%
2135.49%
33414.35%
44016.88%
55724.05%
63816.03%
73012.66%
8114.64%
962.53%
1041.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.30点 Review20人
2 ストーリー評価 4.26点 Review34人
3 鑑賞後の後味 4.06点 Review31人
4 音楽評価 4.05点 Review17人
5 感泣評価 2.05点 Review18人

■ ヘルプ