映画『シェーン』の口コミ・レビュー(4ページ目)

シェーン

[シェーン]
Shane
1953年上映時間:118分
平均点:7.02 / 10(Review 88人) (点数分布表示)
アクションドラマウエスタン小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-24)【イニシャルK】さん
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監督ジョージ・スティーヴンス(監督)
演出伊達康将(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
木村絵理子(日本語吹き替え版演出補【テレビ東京】)
キャストアラン・ラッド(男優)シェーン
ジーン・アーサー(女優)マリアン・スターレット
ヴァン・ヘフリン(男優)ジョー・スターレット
ブランドン・デ・ワイルド(男優)ジョーイ・スターレット
ジャック・パランス(男優)ジャック・ウィルソン
エミール・メイヤー(男優)ルーファス・ライカー
ベン・ジョンソン〔男優・1918年生〕(男優)クリス・キャロウェイ
エドガー・ブキャナン(男優)フレッド・ルイス
イライシャ・クック・Jr(男優)フランク・トリー (ストーンウォール)
エレン・コービー(女優)リズ・トリー
ダグラス・スペンサー(男優)シップステッド
ジョージ・スティーヴンス(監督)(ノンクレジット)
柴田秀勝ルーファス・ライカー(日本語吹き替え版【PDDVD】)
石田太郎シェーン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
中西妙子マリアン・スターレット(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ朝日】)
下川辰平ジョー・スターレット(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林清志ジャック・ウィルソン(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ朝日】)
安部徹(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田村錦人(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
雨森雅司(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田中康郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
八奈見乗児(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
内田稔(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
中田浩二シェーン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林昭二ジョー・スターレット(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小松方正ルーファス・ライカー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林勝彦クリス・キャロウェイ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
相模太郎フレッド・ルイス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
園田裕久フランク・トリー (ストーンウォール)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也サム・グラフトン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山本廉(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤正之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高村章子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山田礼子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
丸山詠二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
屋良有作(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木功シェーン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
池田昌子[声]マリアン・スターレット(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田中信夫ジョー・スターレット(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
麦人ルーファス・ライカー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大塚周夫ジャック・ウィルソン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
若本規夫クリス・キャロウェイ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤本譲フレッド・ルイス(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
千田光男フランク・トリー (ストーンウォール)(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
納谷六朗シップステッド(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
村松康雄サム・グラフトン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
中庸助モーガン・ライカー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
稲葉実(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
伊井篤史(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢木郁也(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
辻親八(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
滝沢ロコ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
巴菁子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
片岡富枝(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
遠藤勝代(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
山寺宏一シェーン(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
日高のり子マリアン・スターレット(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
高木渉ジョー・スターレット(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
二宮慶多ジョーイ・スターレット(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
土師孝也ルーファス・ライカー(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
花輪英司クリス・キャロウェイ(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
秋元羊介フレッド・ルイス(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
宝亀克寿サム・グラフトン(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
津田健次郎シェーン(日本語吹き替え版【N.E.M.】)
北川里奈マリアン・スターレット(日本語吹き替え版【N.E.M.】)
森久保祥太郎ジョー・スターレット(日本語吹き替え版【N.E.M.】)
石井康嗣ルーファス・ライカー(日本語吹き替え版【N.E.M.】)
脚本A・B・ガスリー・Jr
音楽ヴィクター・ヤング
フランツ・ワックスマン(不足音楽〔ノンクレジット〕)
作曲ヴィクター・ヤング「遥かなる山の呼び声」
挿入曲スティーブン・フォスター〔作曲〕"Beautiful Dreamer"
撮影ロイヤル・グリッグス
製作ジョージ・スティーヴンス(監督)
アイヴァン・モファット(製作補)
パラマウント・ピクチャーズ
制作東北新社(日本語吹き替え版【テレビ朝日/日本テレビ/テレビ東京/スター・チャンネル】)】)
テレビ東京(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
配給パラマウント・ピクチャーズ
東北新社
特撮ゴードン・ジェニングス(特殊撮影効果)
美術ハル・ペレイラ(美術監督)
ウィリアム・タイラー(美術監督)
衣装イーディス・ヘッド
編集ウィリアム・ホーンベック
録音オムニバス・ジャパン(日本語吹き替え版調整【スター・チャンネル】)
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【日本テレビ/テレビ朝日/テレビ東京】)
岸田恵子(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
あらすじ
1890年頃、アメリカ、ワイオミングの高原で開拓に励むスターレット一家の元に流れ者のガンマン、シェーンがやって来た。この地では放牧地を切り開いた牧畜業者ライカーと後から来た開拓農民たちが対立していたが、シェーンはライカーが脅しに来た現場に居合わせたことがきっかけで、一家に雇われることになる。一家は主のジョー、妻マリアン、一人息子のジョーイの3人暮らしで、特にジョーイは一目でシェーンに憧れるようになる。一方で、ライカーの嫌がらせは日々エスカレートして行き、ついに殺し屋を雇うという最終手段に出る。
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💬口コミ一覧

28.ネタバレ 淡々と進む西部劇だが、確かにスキがない。
だけど、ここぞといった見せ場もない。
主人公のかっこよさが中途半端なのも痛い。
むしろ適役のガンマンの方がスタイリッシュでかっこよい。

だがしかし、ラストの締めくくり方には痺れた!
一方的に喧嘩を売りに行って、さっさと全滅させ、そして潔く去る。
まあ強ければ何でもアリというラスト、というかオチにも思えるが・・・
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-19 21:57:45)
27.ネタバレ 「なるほどね~アメリカ版水戸黄門かぁ」と思ったら・・・男のハートを震わす凄まじい後半。昨今の世界のあらゆるコンテンツにオマージュされた、ハードボイルドに生きる上でのベーシックになっている。10点満点中、前半4点、後半6点、スターレットとの殴り合いから10点、ラスト5分100点。
460さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-03 02:35:04)
👍 1
26.撃ちあいよりも殴り合いのほうが多い。しかし過剰でない銃撃戦のなんとスタイリッシュなことか。あの一瞬を観るために何度と無く劇場に足を運んだ人も多かったに違いないと思わせる素晴らしさ。ペイルライダーの原型を知れて満足。
Balrogさん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-23 23:38:45)
25.ネタバレ 例えば、冒頭のシェーンがスターレットの家へやって来て、さらにライカーたちがやって来る場面の緊張感の無さなどを見てみても、とても退屈に思えるのですが…、それでも本作を気に入っているのは、アラン・ラッドの男っぷりとジャック・バランスのニヒルさもさることながら何より肉体的な映画であるからです。
 シェーンとスターレットは巨大な切り株を馬を使わず協力し合って取り除き、一緒に酒場で乱闘を繰り広げ、最後には過剰に素手で殴り合う(銃で殴れば少年に「嫌いだ」と言われる)。ライカー側の手下がシェーンに罠であると知らせに来るのも、シェーンと彼が素手で殴り合いをしたからに違いなく、ここにおいては肉体を駆使することがコミュニケーションであるかのようです。ラストで少年が自宅から酒場までの長距離を走ってやって来るのも、シェーンとの仲直りに必要な肉体的労働であったとすら思えるのです。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-12 18:48:45)
👍 1
24.ネタバレ リバイバルで久しぶりに鑑賞。子供の頃にはよく分からなかったシェーンの魅力を堪能できた。この映画は、ただの撃ち合いでもつ西部劇のレベルを軽々と超えている。
まず、僕が子供の頃抱いた印象と違ったのは、シェーンは決してかっこいいばかりじゃないということだ。そもそもなぜ彼がここに流れ着いたか分かったものじゃない。その理由は決して褒められたものではなかったのだろう。彼の拳銃の腕も、彼がどちらかというと暴力的な生活を送ってきたことを明確に示している。ジョーの家に来てからは、「暴力も使いようだ」と殊勝なことを言うが、今まで彼がどのようにそれを使ってきたかを考えれば、内心忸怩たるものがあったのではないか。彼は、おそらく何かのきっかけで改心した悪党に過ぎないのである。
そして、彼と中年を迎えようとしているマリアンの気持ちの交錯も美しいだけじゃない。それはマリアンにおいては、ど田舎に閉じ込められた人妻の単にありふれた貞淑のよろめきであり、シェーンにとっても自慢できるアヴァンチュールでもなんでもない。厳しいことを言えば、盛りを過ぎた彼らの交情は、世間から見ればみっともない部類にすら区分できる。
そして、僕がこの映画を優れていると思うのは、まさにこういうしょうもない男と女の話がものの見事に傑作に仕立て上げられているからである。昼ドラにでも出てきそうなストーリーを、役者陣の丁寧な演技と余情漂う慎み深いシーンの積み重ねでとても上手に一つの美談に変えてしまった監督の手腕は恐ろしいほどだ。子役の活用方法も独創的だ。子役を中心に据えて、ストレートに涙を取りに来る映画が多い中で、この作品は子役を脇役として効果的に使っている。シェーンとマリアンとジョーの三者を料理の原材料とすれば、ジョーイはそれを調理する火に当たる。ジョーイの存在が、彼らの気持ちの触れ合いやすれ違いを分かりやすく炙り出しているのだ。
終盤は名シーンの嵐で、ウィルソンやライカー兄弟との撃ち合いのシーンはもちろん素晴らしいが、その前段のシェーンとジョーの殴り合いでシェーンが最後に拳銃の台尻でジョーを殴り倒すシーンに感動した。スターレット一家に対するシェーンなりの仁義の切り方にただ涙するのみだった。そして、あまりにも有名なラストシーン。涙が止まらなかった。
枕流さん [映画館(字幕)] 8点(2011-11-15 23:42:08)
23.ラストシーンが印象的な西部劇。ワイオミングの風景が目を見張るほどきれい。
ストーリーは勧善懲悪物で、登場人物たちのキャラも口より腕っ節といったタイプが多く、
非常に単純明快。シェーンはそのうえ爽やかで情に厚く、魅力的なキャラとして描かれてます。
ラストは見せ場たっぷりのシーンが用意されており、思わずカッコいいと唸ってしまったのだが、
シェーンという男はいったい何者なのか? なぜ最初は銃を持とうとしなかったのか?
彼の人物像をもう少し掘り下げたほうが、ストーリーとしてはもっと面白くなったと思う。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-24 04:21:02)
22.ネタバレ  日本の昔が侍だけの世界でなかったように、アメリカの西部開拓史というのは、ガンマンだけの世界ではない。むしろ、農地開拓の歴史が、アメリカを西へ押し広げたのだという。この映画は、最後に悪漢をカッコよく倒して、颯爽と去ってゆくガンマンをヒーローとして描いているように言われるが、実はその大半が、自ら耕す農民の正義と、新旧の世代の戦いを描いている。
 シェーンは自分が銃で物事を解決する時代の側の人間であることを自覚して、それから抜け出そうと農民の社会に生きようとするが、結局は辺境の治安維持の不備によって、力を行使せざるを得ない状況に陥る。
 彼がカッコイイのは、自らを傷つけながらも、新世代を無垢のままに守ったからだ。スターレットを直接守ったのはもちろんだが、その目の前で人を殺してしまったジョーイ少年を、銃の世界に引き込まぬようにか、一家の前から去るその潔さ!
 それにしてもライカー、インデアンから土地を守ったという、彼の言い分にも一理あると思ったが、やり方がダメすぎたな。
【追記】
 何でもWikipediaによれば、ラストシーンに関して、シェーンの生死の議論があるそうで…。そう言われてみると、ラストのシェーン一人のカットは、モノクロかと思うほど色調も暗く、死を暗示させる。が、シェーンは馬を操っているし、何よりこれがシェーンの死を表現しているとしたら、わかりずら過ぎるし、悲しすぎる。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-24 01:43:29)
21.ガンマンが出てくるからといって、興奮する作品とは限らない。この「シェーン」は前のめりにならず、ゆったりとした心持で楽しむタイプの映画である。
後ろめたさ、叶わぬ気持ち、友情、葛藤、自虐。それぞれのキャラクターたちの感情が、どれも淡く、さながら香りのように立ち上って混ざり合う。セリフや行動とキャラクターの本心が必ずしも一致しない、深みのある物語だ。
ただ、テンポはあまり良いとは言えない。景色も含めて楽しむのが正しい楽しみ方なのだろうが、自分はまだそういう映画の見方が未熟であるため、ところどころ退屈するところがあった。
肛門亭そよ風さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-09 13:35:36)
20.ネタバレ 「シェーン! カムバーック!」
ラストのシーンが有名で、テレビでそこだけ吹き替えなしで放映したことがあったっけ。
久々に観直してみたら、バーでの乱闘シーンが長い。
店をめちゃくちゃにされるマスター、かわいそう…。

主人公はクールで強くてかっこいい、ヒーローらしいヒーロー。
ブルース・リーのカンフー、剣豪や早撃ちガンマンの決闘は、単純にシビレる。
童心に返ってワクワクできるのがいい。
ただ、この映画はそうしたカッコよさだけではない。
人間の葛藤がちゃんと描かれている。

父親よりシェーンに憧れ、無邪気に偶像化するジョーイ。
夫よりシェーンに惹かれる自分を必死で抑えるマリアン。
そのことに気づいて、心穏やかでないジョー。
大切なものを守るため、誇りをかけて敵地に乗り込む覚悟を固める。
そんなジョーを、最後は銃で殴ってまで止め、一人で決戦に向かうシェーン。
シェーンとマリアンの間には、互いに惹かれあいながらも握手しかない。
そうして戦いを終え、大好きな人たちを傷つけないようにと去っていく。
一度でも人を殺せば、抜け出そうとしても後には戻れない。
撃たれた傷を負って、シェーンはこの後どうなってしまうのか…。
そのせつなさが、ラストが名場面として語り継がれる所以だ。
撃たれていたシェーンが実は重傷で死亡説もあるが、そんな議論が皆でできるのも名画ならでは。
飛鳥さん [インターネット(字幕)] 8点(2012-12-18 21:58:01)
👍 1
19.おもしろくないし、銃で解決というのも好きでない。早撃ちで勝負を決めるというのはもってのほか。期待していた映画だっただけにがっかり、やっぱり西部劇というのは私には向かない。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 3点(2013-01-02 21:29:48)
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18.ネタバレ  深手を負って、そこに居られなくなって。きっと引き返したいんだろう背中はかっこよくて。
 きっと死んじゃうんだろう。だから戻ってきてシェーン。帰ってきてよ。

 って何回観ても泣いちゃうでしょ。普通泣くでしょ?そうでもないらしい?えええ!
 と、中学生の時友達に熱くシェーンを語ったが、
「西部劇とか、お前つまんねーもんよく見てるよな」とか失礼なことを言われて落胆したのを思い出す。曰くオリンピック等の記録映画並に古くさくてつまらないというのだが、まて。そんなこと無いだろ。

 だが、やっぱり今になっても西部劇が面白くてたまらないと言う人には余りお目にかかれない。非常に悲しい。そして、小学校高学年までジャッキーチェンとシェーンについて実話と区別できていなかったのは誰にも言えない秘密だ。
黒猫クックさん [地上波(吹替)] 8点(2013-07-27 22:05:42)
👍 2
17.ネタバレ 決してつまらなくはないが、特別に面白い!という感じでもなかったです。まあ本作の作り的にそりゃそうか。若干退屈に感じてしまったのは、シーンがほぼサルーンとジョー家の2か所のみだからですね。ただその分それぞれの人物の関係とそれに合わせた時代描写がとても良かったです。
 最初に土地を開拓したライカー側は「これまでの時代」を示し、後から合法的に開拓しようとするジョー側は「これからの時代」を示すと。んで、飛び入りのシェーンはまさに昔から未来にシフトチェンジしようとしてる最中だと。んで、これまでの時代を表すアイテムが暴力ないし銃であると。一旦は銃を置くと決めたシェーンだったが、これからの時代へ向かうジョーがこれまでの時代の象徴アイテムの銃を使おうとするのを許さず、力ずくでも止め、自分が再び銃を持つと。更にそこにそれまでの流れで描かれたシェーンの一家への愛とジョーイがシェーンに憧れを持っているという2つの要素を織り交ぜたのが上手いですね~。ジョーを止めるためにやむを得ず銃で殴りジョーイ少年の憧れを壊してしまったシーンは、それまでジョーイ少年の夢を壊さないように立ち回ってきたシェーンの姿があるからこそ観てる側としてはよりグッとくるものがありますね。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-01 02:12:25)
👍 1
16.ネタバレ とっても有名な本作、やあっと観れました。意外に大きい展開がなくて普通な感じ、かな? +ちょいと各人物の背景・状況がわかりにくいのがもったいないね。最後のあの有名なシーンには意味深な部分もあり、これまた以外な印象でゴザイマシタ
Kanameさん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-22 11:14:01)
15.ネタバレ この映画は、時折無性に鑑賞したくなる。
大抵、それは仕事の行き詰まりやストレスを感じている時。

ワイオミングの雄大な情景。男同士の固い信頼関係、義理と情。
道ならぬ恋は見つめ合うだけ。美しい旋律。

悪役は悪役たれ。職場放棄をしない無慈悲な殺し屋。微笑みながら死んでいけ。

自分の背中を少年が見ている。優しい言葉と、厳しい決意でその場を去る。
少年も深追いをせず、大人への道を歩み出した。

テレビでの初鑑賞から40年経つ。当時、登校拒否気味だった自分を救ってくれた映画。

今でも守護神のまま。
こたさん [DVD(字幕)] 10点(2017-01-12 08:15:45)
👍 4
14.ネタバレ シェーンが男前。
ラスト、シェーンの後を追いかける、少年と、犬がよかった。
へまちさん [DVD(字幕)] 7点(2017-12-08 10:47:58)
13.ラストシーンだけ何度も耳にした作品をようやく鑑賞しました。強い大人の男へのあこがれがほとばしる少年の叫びも良かったですが、その直前、銃撃戦に勝利しながら悔いを口にしたシェーンの態度も印象的でした。男の薄暗い過去を想像させる演出は地味に素敵です。
次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 7点(2018-02-03 18:08:38)
👍 1
12.実は凄く渋い作品。
この映画は、セリフが全て男っぽい(?)のが特徵となっている。ほとんど何かで使われていそうな、使えそうな、そんな言葉になっている。
それに、シェーンもいいが、ジョーもかなりの男前。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-15 22:24:22)
11.ネタバレ 某国営局が放送した「デジタルリマスター版」で鑑賞しました。
が、「シェーン、カンバーック」のシーンがまっ黒。これ、比喩でも何でもなくホントにほとんどまっ黒で、遠景の山並みの残雪だけが僅かに灰色の方形として確認できる程度でした。ラストの決闘シーンが夜なので、時間の流れに合わせて画面を暗くデジタル処理したようです。YouTubeで確認したところ、このラストシーンだけではなくジョーとの殴り合いのあたりからほとんど表情が見えない程に暗くしていましたね。
鑑賞動機の半分くらいがあのラストシーン見たさだったので、もの凄く残念な気分です。ハッキリ言ってアホの所業です。
シェーンは現在で云うところのダークヒーローの元祖みたいな位置付けですが、牧場を守るリーダー的な役割を担うジョーの方にも同等以上の魅力を覚えました。シェーンが去って行くことが、銃が幅を効かせた時代の終焉にもオーバーラップしているようで、余韻が幾重にも響きます。名作ですね。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-24 00:36:18)
👍 1
10.デジタルリマスターでの雄大な映像が開拓者になったような気分にさせてくれます。悪役含めての分かりやすいキャラクター、感情移入しやすいストーリー、名作の称号に納得です。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-04 23:45:16)
9. ワイオミングの雄大な自然を舞台に、父・母・息子・流れ者それぞれの繊細な思いを描く。人間の物語と大自然を融合した音楽は印象深い。
 親子の情愛・夫婦愛を中心に据え、ジョーイのシェーンに対する思慕、マリアンのシェーンへの複雑な思い、それに気づくジョーの葛藤、牧場主と農耕民の軋轢、少年の精神的な成長等…さまざまな要素が詰まった叙情豊かな名作。
 時代遅れになりつつある放牧と、畑作中心で定着する農耕という新旧二項対立の図式は、普遍的な問題意識の提示でもある。
 一度は捨てた銃でトラブルを解決したシェーンだが、自身も農民の前では時代遅れであり居場所がないことを自覚し立ち去って行く。拳銃の音を意図的に大音量で表現し、その怖さ・暴力性を訴えている。
 J・ウェインのような偉丈夫とは対照的な優男A・ラッドの起用は理にかなっており、作品の内容に相応しい。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-06 15:04:05)
👍 1
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【点数情報】

Review人数 88人
平均点数 7.02点
011.14%
100.00%
200.00%
322.27%
411.14%
51314.77%
62022.73%
71314.77%
82022.73%
989.09%
101011.36%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review6人
2 ストーリー評価 7.66点 Review9人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review9人
4 音楽評価 7.50点 Review8人
5 感泣評価 6.83点 Review6人

【アカデミー賞 情報】

1953年 26回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞ブランドン・デ・ワイルド候補(ノミネート) 
助演男優賞ジャック・パランス候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・スティーヴンス(監督)候補(ノミネート) 
撮影賞ロイヤル・グリッグス受賞 
脚色賞A・B・ガスリー・Jr候補(ノミネート) 

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