《改行表示》 24.ネタバレ "V"は象徴である。 彼を演じるヒューゴ・ウィービングは最期まで素顔を明かすことはないし、 実は女性と匂わせる表現もあるが定かではない。 つまるところ、誰もが社会を変えられる"V"になれるということ。 もちろん"正義"のためなら非道行為を厭わないテロリストの側面を持ち、 自由と権利を手に入れることは各々が自覚し血を流すことだと言える。 数多くの犠牲を経て民主主義を手に入れた欧米の歴史そのものだ。 あの大爆発で強烈なカタルシスを感じたが、良い未来になるとも限らない。 権力者の言うことを受け入れて平穏に暮らしたいか、 抑圧を跳ね除けて閉塞感を打ち破りたいかは一人一人が決めること。 見たのはもう昔の話であるが、現在の社会情勢と大きく重なる。 侵攻を続けるロシア政府の姿勢を自国民がどう選択するのか。 そして日本も同調圧力に従うままどこかで諦めていて、緩やかに悪い方向に進みたいのかと。 |
《改行表示》 23.ネタバレ ヴィジュアルが非常にかっこういい映画。 本来であれば描きにくい、反社会的なブラックなヒーロー像を成立させるために、 あれやこれややった結果。そこまで政治的な意図のある映画ではないのに、 なぜか政治的に神格化されたがっているかのように扱われてしまっている。 SWで主人公が帝国と戦うことについて 共和制と独裁の闘争が~と言い出す人と比べると、 圧倒的にこちらのファンとアンチの数のやばさがわかるだろう。 もちろんメッセージとしてそうしたものはあるんだけど、 魅せたいものは別にあったのだろうと考えると、 やはりこのご時世、興味の無いものには触れないほうがいいのだろうね。 本来はヒーローの造詣のみを追及したそのかっこよさに6点。 【病気の犬】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-12-25 18:11:49) |
《改行表示》 22.ネタバレ 全体的にセリフが多く、展開が急でついていけない。 登場人物が多く名前を覚えられない私としては少々難しい内容であった。 ビジュアルが非常によいので観ていて飽きることはなかった。 【らんまる】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-30 22:11:36) (良:1票) |
21.ネタバレ 奇妙な仮面で素顔を覆うファシズム英国への反逆者“V”による復讐劇。独裁国家に反発する男女の淡い恋。SFサスペンス展開についていけない場面もあったけど割り切って観るべしですね。 イガグリ頭のナタリー・ポートマン、意外と似合ってる。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-06 00:33:24) |
20.ネタバレ 舞台は未来だが、ガイ・フォークスなど過去のマテリアルを上手く取り入れてる。原作のコミックは読んだことがないが、マトリックスよりコミックチックな表現が個人的には好きだ。火薬陰謀事件の知識が事前にあると楽しめる。顔は一度も表さないが、マトリックスでエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィングの演技が良い。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-23 20:55:32) |
《改行表示》 19.ネタバレ これはVが好きになれるかなれないかなのかな。他のキャストは存在感無いし。ポートマンもなんで坊主なのかよくわかんね。そんな中Vは復讐に燃える冷徹な男なのか紳士的な革命家なのかハッキリしないんで困った。(両方なんだけど)言ってることは理屈っぽい割にあっさり殺しちゃう。内面での葛藤なんかが描かれてるなら応援したくなるんだけど。 でも最後は燃えた。「コイツ本当につえーの?」と思わせといてあの無敵ぶり。散り方も見事だし、V様ラストで挽回しました。かっちょいいです。 |
《改行表示》 18.原作は未読ですが、この世界観、映像の醸し出す雰囲気、そして(原語で理解できないのが残念ですけど)Vの語る台詞の数々… 結構ハマリました。ただ、少し中途半端な感じかな?アクション主体でもっとカッコよくキメても良かったんじゃないかとも思えるし、より哲学的、あるいは文学的に人間や人間社会についてVに語らせても良かったとも思える… まぁ、個人的な願望ですけれど。 やっぱり、基本的にはアメコミの映像化作品は好きじゃないってのがあるのかも。>自分。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-02 16:44:15) |
17.なかなか面白い作品でしたが、かなり饒舌で逆にちょっと引いちゃいますね・・・。しかし未だに加護ちゃんと辻ちゃんの違いがわからない私には今回も、キーラナイトレーとの違いが全くわかりませんでした。これなら続編もみたいと思わせる内容です。 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-05-21 12:46:06) |
《改行表示》 16.あまり期待しないで見たらそこそこ楽しめました。 でも特に心に残るものもありませんでした。 【mamimami】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-30 08:38:05) |
15.理念は死なないってメッセージがわかりづらいな。ラストは「ファイトクラブ」が数段カッコいい。 【k】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-28 22:07:23) |
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14.ネタバレ 後からドイツとアメリカの作ったというので 納得できた。 だってビッグ・ベンが爆破なんて やりすぎだと思うもん。 思想的なドラマは好きだけど、爆破締めってどう(*´Д`)カナー? 【ぐぼ子】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-11-27 22:54:19) |
13.ネタバレ 一年かけて人民蜂起を目指し、人の心に革命を植えつけていく様は思ったよりも説得力がある。ちょっと饒舌過ぎて醒めなくもないが、特段飽きることなく楽しめます。最後の爆破シーンも迫力十分で良い。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-17 23:00:41) |
12.なんか20世紀少年みたい。話も案外普通やった。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-10 10:42:13) |
11.ネタバレ うーん、微妙です。Vのキャラクターは個性的で惹かれるものがあるのですが、これと言った盛り上がりも無く終わってしまいました。オープニングのシーンが一番面白かったのかもしれません。最後までVの素顔を見せなかったのは正解だと思います。 【alian】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-04 23:57:24) |
10.ネタバレ 今では兄弟から姉弟となってしまった(汗)ウォシャウスキーの名前があるのでどうしても『マトリックス』っぽいアクションの要素を期待してしまいますが、あまりアクションの要素を期待しないで観た方が良いのかもしれませんね。CMや予告編に使われているVの華麗なナイフ捌きを満喫出来るのも実質的には終盤の部分だけで過度の期待は禁物だと思いますよ。あと個人的にあれ~?っと思ったシーンなのですが、ナタリー・ポートマンが列車もろとも議事堂に突っ込んで行くのかと思ったら、発車レバーを倒して、列車から降りて、Vの亡骸を乗せた列車だけ、いってらっしゃい・・・自分だけかな、このシーンで妙に拍子抜けしてしまったのは(笑)。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-22 12:04:52) |
《改行表示》 9.ネタバレ 悪くない。悪くないのではあるが、期待をしていただけに、ちょっと単調に感じられた。サプライズもなく、どんでん返しもなく、奥の深いプロットがない、いわゆるアクション映画の域を出ていない。主人公の悲哀も薄っぺらく感じられた。ちょっと辛口となったが、何の事前知識・期待もなく見れば、娯楽大作としては充分に合格点であろう、期待しすぎちゃいました。 【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-06 23:22:40) |
《改行表示》 8.ネタバレ Vにヤラレた。 冒頭・・まくし立てる彼の台詞に酔い、話に引き込まれた。 しかし、その勢いは何処へやらといった中盤の展開。 期待してないのにサスペンスを見せないで、といった具合だ。 動けばこその魅力溢れるキャラクターなのに、という思いで胸が一杯である。 予告編で痛快アクション劇だと思ってた人は、ここで軽く肩透かしを食う。 とりあえず、エプロン姿のVは最高に可愛いし画的にもシュールで宜しい。 Vとは誇りや尊厳であり、理念である。Vとは国民の思念の総意、本流である。 誰も彼等を・・この大きな渦を止められない。 ナタリーは文句無しに存在感、演技力を有すが相変わらず色気の無い体型。 各キャラクターがドミノの駒の如き存在だというのはわかるが、 もう少し深く掘り下げて欲しかったとも思う。 Vとイヴィーの繋がりにも、もう少し深みや説得力を持たせることが出来たはずだ。 【HIGEニズム】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-01 20:56:11) (良:1票) |
《改行表示》 7.ネタバレ V・・SAWのソウの仮面に激似(欲しい・・) やはり原作がアメコミみたいですね。 アメコミ苦手なわりにまあまあ楽しめました。 というのも変なキャラがでてこなかったからかな。 その分空を舞ったりするとかもっと派手な演出も期待したんですが・・ CMや特番で見たシーンは全て見せ場シーンだったので、 もっと隠れた見せどころがあるに違いないと観ていて、 ソレが物足りなかった原因のひとつ。 日本のCMはいい場面を惜しげもなく見せちゃうもんねぇ・・ 一番の不満は説明不足。 どれかひとつかふたつに絞ってくれてたらいいんですが。 たくさん登場人物が出てくるわりには主役ふたりがあくまでも中心。 だから復讐とか革命とかその理由が薄く感じました。 どこかで繋がるという表現をラストに持ってこなくても、 予期シーンをいくつか絡めてもよかったのでは。 というのもラストで繋がるという手法はどの映画でもあるのですが、 この作品は実は繋がってはいません。 前にも書いたのですが、 「バタフライ・エフェクト」という蝶が羽ばたくと何かが起こる、 カオス理論、そして「キリング・フィールド」でも書いた、 ドミノ理論。 このすべてのことをドミノ倒しの図で説明しているだけです。 その手法はとてもわかりやすく、 しかも意味不明(ドミノ理論なんて単なる共産主義排除理論ですから) カオスもそうだし哲学の美学やクラシック音楽を流すならば、 そこまでの持って行きようをどうにかしてほしかったです。 ここのアイデアや演出がとてもよかっただけに残念。 どうしょうもない映画ではありません。 観て損はしないと思います。 この素晴らしいエンディングに見合うだけの理由を描いてほしかった。 人間ドラマを絞ってしかも飽きないようにアクションも均等に入れるとか。 冒頭の絞首刑の男からどうやって繋がるのか、 ソレは単なる歴史の引用で主人公の復讐に理由を重ねるためか。 160分くらいかけても面白くできたんではないかな。 犯人探しのサスペンスではないのだから、 描くべきことは主役ふたりの意義なのではないでしょうか。 【アルメイダ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-28 14:38:57) |
6.ネタバレ たのしいと同時に寒気のする作品。展開も早く、ハリウッド映画には珍しいテイストは十分に楽しめる。その一方、「またかよ~」と突っ込みたくなるダメダメな部分も散見される。独裁政治=一人の政治家の顔が国のあちらこちらに露出している状況だとすれば、ラストの一見力強いVの仮面をつけた群集の姿も、実は根本が同じなのではないかと思わざるを得ない。民衆が意図した「革命」以後の世界を僕らは生きていて、それらの「革命」がなぜか凶暴性を持った「テロ」に変質してしまったことを僕らは知っている。だから、この映画が皮肉を意図しているのでなければ、僕は素直にはうなずけない。単純にいって、たくさんの人が同じ仮面をつけて集まるって、かっこいいよりは気持ち悪いという感覚のほうが普通だと思うけれど…。その辺は人によるのかもしれない。 |
5.ネタバレ クライマックスのありえない展開がマンガちっくですね。キン肉マンか?フェイスフラーッシュ(`・ω・´)結局Vがやりたかったのは自己の復讐かよっ!映画全体の雰囲気は好きだったので、人物描写やラストへの持っていき方がイマイチだたのが残念。気になったのは拘置所を作ったり地下鉄を修復する金はどうした?誰に工事させたのか?というとこで、Vには最初から協力者(組織)がいたはずだと勝手に妄想。そういえば、ナタリー・ポートマン出演の映画を見たのは「レオン」以来でまだ2度目でした。ホントに細いですね。アタマはまん丸できれいでした。 【チヤルカ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-04-29 03:18:44) |