映画『グッドナイト&グッドラック』の口コミ・レビュー(2ページ目)

グッドナイト&グッドラック

[グッドナイトアンドグッドラック]
Good Night, and Good Luck.
2005年上映時間:93分
平均点:5.91 / 10(Review 47人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-04-29)
ドラマモノクロ映画実話もの
新規登録(2005-10-15)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-05-17)【Olias】さん
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監督ジョージ・クルーニー
キャストデヴィッド・ストラザーン(男優)エドワード・R・マロー
ジョージ・クルーニー(男優)フレッド・フレンドリー
ロバート・ダウニー・Jr(男優)CBS報道局員 ジョー・ワーシュバ
パトリシア・クラークソン(女優)CBS報道局員 シャーリー・ワーシュバ
レイ・ワイズ(男優)CBSニュースキャスター ドン・ホレンベック
フランク・ランジェラ(男優)CBS会長 ウィリアム・ペイリー
ジェフ・ダニエルズ(男優)シグ・ミッケルソン
トーマス・マッカーシー(男優)CBS報道局員 パーマー・ウィリアムス
ロバート・ジョン・バーク(男優)CBS報道局カメラマン チャーリー・マック
グラント・ヘスロヴ(男優)ドン・ヒューイット
グレン・モーシャワー(男優)空軍 アンダーソン大佐
ロバート・ネッパー(男優)エド・マローの過去の資料をジョー・ワーシュバに渡す男
テイト・ドノヴァン(男優)ジェシー・ゾースマー
マット・ロス(男優)
ダイアン・リーヴス(女優)ジャズシンガー
小林清志エドワード・R・マロー(日本語吹き替え版)
小山力也フレッド・フレンドリー(日本語吹き替え版)
宮内敦士CBS報道局員 ジョー・ワーシュバ(日本語吹き替え版)
村松康雄CBS会長 ウィリアム・ペイリー(日本語吹き替え版)
脚本ジョージ・クルーニー
グラント・ヘスロヴ
挿入曲ダイアン・リーヴス"TV is the thing this year" など
撮影ロバート・エルスウィット
製作グラント・ヘスロヴ
バーバラ・A・ホール(共同製作)
二宮清隆(共同製作)
東北新社
製作総指揮スティーヴン・ソダーバーグ
ジェフ・スコール
ジェニファー・フォックス
サミュエル・ハディダ(共同製作総指揮)
マーク・キューバン
トッド・ワグナー
マーク・バタン
配給東北新社
美術ジェームズ・D・ビゼル(プロダクション・デザイン)
ジャン・パスカル(セット装飾)
衣装ルイーズ・フログリー(衣装デザイン)
編集スティーヴン・ミリオン
その他バーバラ・A・ホール(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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💬口コミ一覧

27.ネタバレ ニューシネマ的なエンディングはいいですね。顔を正面から捉えたショット=観客に向けたメッセージが多く、ジョージ・クルーニーが現代社会をどれほど嘆かわしく思っているかが伝わってきます。
彼らのスタジオや会議室は密室です。これは彼らが権力から常に圧力を受ける弱い存在であることを示しています。そして、CBSの社長が登場するシーンでは、彼の顔には複雑な影が現われますが、マローの顔は一方向からの照明を受け、明暗がはっきりと現われます。これは彼らがどのようなキャラクターとして設定されているかを如実に表す演出ですね。わざわざ白黒映画にしたのは、照明の明暗を効果的に使いたかったからでしょう。現在ではいいイメージを持たれないタバコの煙も、マローの内面から沸き上がる善意や抵抗心を表す重要な美術装置として機能しています。
社会派監督としてのジョージ・クルーニーの力量がうかがい知れる映画だと思います。しかし、娯楽としての面白さには欠けるので、点数は低め。
カニばさみさん [DVD(字幕)] 6点(2017-01-20 10:13:26)
26.再現ドラマ的で、ニュースフィルムを使った部分の興奮を超えるところはなかったけど、時代の気分は味わえた。それはつまり赤狩り時代の気分であり、後世にとってはこの21世紀初頭の記録になっている(つまり赤狩り時代を検証したくなる社会情勢だったということ)。アメリカ映画はよくテレビ界をテーマにしており、単に映画界のライバルとしてのやっかみを超えて、大衆批判としての意義を持っている。あれは偉い。本作でも、ついにマッカーシーに勝った番組を持ち上げるものの、それもクイズ番組には勝てずゴールデンアワーを追われていくの。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-18 10:02:28)
25.こういうタイプの映画が大好きで、ジョージクルーニーにも期待していたのだが、そこまで期待に応えてくれる映画ではなかった。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-13 23:23:08)
24.派手な映画への出演が多いからか、ジョージ・クルーニー、必要以上に渋い映画を作って知的アピールに出ている。時折ちょっとだけ流れるジャズ以外は音楽も無く、報道に自らを掛ける男達が喋ること喋ること。実際の事件を下敷きに、ジャーナリズムかプロパガンダかのせめぎ合いは見応えがあった。けれど、挿入された事件当時の映像が一番盛り上がって目を惹くというのは、映画としてどうなんだろう。話の流れも王道で、次に何があるか解ってしまう。渋くて大人だけど実はプロトタイプ。クルーニーそのものか。
のはらさん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-27 22:11:39)
23.広告主がいるので経済界には逆らえないし、免許制だから行政には逆らえないし、TV業界の限界をあらためて認識したな。まあ規制に守られてヌクヌクと商売できる業界だって事は間違いないわけで、ちょっと株か買い占められると大騒ぎするのは見ていて滑稽なだけだな。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-22 23:41:30)
22.ネタバレ 赤狩りについて、描かれてる映画なんですが
主人公は当時は誰も物言えぬような雰囲気の中で
自分の考えを貫き発言して、非常にかっこいいとは思ったんですが
ちょっとエンディングが拍子抜けというか
まあ、史実がもとなんでこんなもんと言えばこんなもんなのかもしれないが
マッカーシーがどうなったかや、それを主人公がどういうふうに見たか
なんてのがあればなあとは思いました
よしきさん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-12 20:50:20)
21.マスコミの役割ってのはこういうことですな。にしてもテレビキャスターの煙草プカプカには驚いたなー。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-03 21:17:59)
20.映画の出来としては、とても良いと思います。舞台設定も人物描写も、最小限にまとめてあって、派手に主張するようなくどいセリフやあざといシーンもなく、丁寧な抑えられた演出と演技に好感が持てました。個々のキャラクタの人間関係がほとんど説明がないので、普通のドラマとして観てしまうと、流れの読めない映画とも思われてしまうかもしれませんが、最後まで観るとあまり気になりません。しかし、テーマがよくある「メディアの正義」で、想像した程度にしかストーリーが展開しないので、退屈な映画でもありました。
かねたたきさん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-31 17:04:26)
19.ネタバレ ~Good Night, and Good Luck.~「おやすみなさい。そして幸運を」エドワード・R・マローがTV番組の最後に言う締めの挨拶。
現代の魔女狩りと言えるほど加熱したマッカーシズムとジャーナリストの闘いを取り上げた作品。
モノクロの渋い映像。1953年のアメリカが舞台で、序盤からたくさん人名が飛び交うので、正直置いてけぼり状態になってしまった。
番組の構成を打ち合わせ、番組を流し、出来具合を話し合い、新聞の評価で判断する。美味そうなウイスキーとダイアン・リーヴスの挿入歌がホッとさせてくれる激シブい構成。
予備知識無しで観たから、どれだけ理解できたか疑問だけど、余分な説明、私たちでもついていけるくらいの時代背景を一切省いて、ロケもなく当時のニュース映像もほぼ無く、当然娯楽性は排除して、ほぼ全編スタジオの中だけで、90分台に収めたことは、なんとも凄いバランス取りだ。
今の日本の報道番組は、何でも娯楽に結びつけてしまったり、内容よりインパクトの強さでトップニュースにしてしまうような報道が多い気がする。でも深夜のドキュメント番組とか、興味深い番組も多い。ジャーナリズム、報道番組の存在意義は、視聴率ばかりでは無いことを、忘れてはいけないね。
娯楽として楽しめる作りではないけど、駄作でもない。マッカーシズム、マローについて予備知識を入れてから観るべし。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-17 22:17:41)
18. 1950年代に全米を揺るがしたマッカーシズムと闘うジャーナリストたちの物語。表層的な再現ドラマの域を出ない印象。タバコ燻らせ上目遣いのマロー役は、ハリウッドお得意の“そっくりさん芝居”。
 古い時代の空気を醸成する技法として、モノクロ映像による表現が効果的だと長らく思っていた。しかし、この手法はあくまで特定のテーマに限ると最近思うようになった。カラー化以前、映像は白黒でも現実は色彩豊かな風景なのだから、と。本作を観て特に感じるのは、記録映像の活用にこだわるあまり、マッカーシーの動きが見えないこと。カラー撮影で彼の行動をもっと掘り下げれば、歴史を学ぶだけでなく現代を学ぶことにも繋がるのではないか。硬派な題材はジャーナリズムに対する昨今の風潮にも警句を発する価値があるだけに、突っ込み不足が惜しい。
 テレビの理想を語る場面は示唆に富むが、M・バール、E・サリヴァン、S・アレン等の番組、良かれ悪しかれそれらもひっくるめてテレビなのだ。まあ、テレビの現状(特に地上波)を見るにつけ「娯楽と逃避のためだけの道具」になりつつあるとは思うが……。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-05-27 13:51:36)
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17.実話モノとしてストーリー自体は興味深いが、アメリカ人でもなく予備知識がほとんどないため裏で自動的に流れていくストーリーについていけず、さらにこの終わり方は不満。もう少し外側からも「勝負」を描いて決着まで見せて欲しかったな
Arufuさん [DVD(字幕)] 5点(2011-10-07 02:31:16)
16.ネタバレ ○予備知識がないからか、多くを語らない脚本だからか全貌が分からない作品であった。○見せ場も少なく、印象に残りづらい作品でもあった。雰囲気は良かったが。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-24 20:22:02)
15.単純なアメリカ的正義で終わってないところが良い。メディアのあり方を問うメッセージ性の強い作品。映画としてはそれほど見どころがなかったがコンパクトにまとめてあって見やすい。
さわきさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-14 01:29:10)
14.ネタに新鮮味がなく途中であきた。モノクロ映像は雰囲気抜群でよかったが。
MSさん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-16 09:56:30)
13.ネタバレ 赤狩りという方がインパクトがあるせいか、鑑賞前は赤狩りがテーマの映画かと思ったが、観てみると報道やジャーナリストの姿勢を問うた映画だった。主人公のジャーナリズムに関する演説は非常に重みがあって良い。ただ、実際に面と向かって直接議論を交わすということがあるわけでもなく、迫力や盛り上がり感は乏しい。実に淡々と論理展開だけが続く感じ。映画としてはなんとも微妙で評価が難しい。当時のフィルムを多用しているようだが、新しく撮った部分とでは映像の鮮明度に差がありすぎる感じ。もう少し鮮明度を落とすべきかと。また、主人公を信奉するもう1人のジャーナリストの存在やその愚かな行動がどうも余分に感じられてならず、感覚に水を差される。
MARK25さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-27 22:35:08)
12.うーん……。エド・マロー、カッコいいんですよ。それだけでもいいんですけどね。
ただ、「実話ですから」と言ってしまえばそれまでのアッサリとした幕引き(せめてその後の補足はあっていいのでは?)と、テレビの娯楽的な在り方云々を、娯楽の一種であるはずの映画に“わざわざ”言わせていること。エンディング付近のこの二点にどうも違和感があるんです。7点は堅いと中間は感じていましたが、この違和感のみで私は厳し目に5点とします。
繰り返しますが、「実話ですから」と言われてしまえば、それまでなんですけどね。
まつもとしんやさん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-17 03:44:22)
11.やたらタバコが煙い。劇中ケントの生CMが入りクレジットにしっかりBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の文字が。シラけるなぁ。
mimiさん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-19 20:35:15)
10.しまった、ある程度当時のことを勉強して行けば良かった、というのが一番の感想。淡々としたムードの中にも男達の心にふつふつと煮えたぎる静かな熱い思いというものが感じられて良かったのに、小難しい話になると「ああ、そうなんだ」と納得して軽く流すことしかできなかったので非常に悔しく思いながら観てました。ただ頭ごなしに娯楽番組を否定するマローさんの演説にはちょっとストレスがたまりました。
bizenさん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-15 21:50:44)
9.ネタバレ この映画の主題である「赤狩り」は、エリアカザン監督のアカデミー賞名誉賞受賞の際にも問題(「赤狩り時代」に仲間を売ったとされ、表彰時にブーイングが浴びせられた)になったが、今なおハリウッドに影を落とす問題である。この映画を通して、その歴史の一端を学ぶことができる点では評価できるかもしれない。
しかし、確かに歴史的に非常に価値ある映像はみせてもらったとは思うが、どうにも物足りなさも覚えた。
この映画では「赤狩り」の首謀者であるマッカーシー上院議員を糾弾するという趣旨は全くないため、比較的客観的・中立的な立場から描かれていると思われる。
そのためか、いまいちエド・マローの内面やその葛藤、苦悩をうかがいしることができなかった。
また、この映画を通して、「表現の自由」とは、「報道の自由」とは、「思想の自由」とは、「国家による思想の弾圧に対するメディアの在り方や我々自身の対応」とは、など色々と考えられるテーマが散りばめられていると思うが、あまりそれらを考える手がかりにはならなかったと思う。
一言でいいあらわせば、映画をみたというより、歴史の勉強をしたというのが正直な感想であった。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-02 21:30:13)
8.ネタバレ 優れたドキュメンタリーなのかもしれないが、少なくとも優れた映画とは言えないのではないか。アカ狩りに関しては、基礎的な知識しかもっていないが、それを超える新たな発見、感動はなかった。強いて言えば、マッカーシーの顔が分かるようになったくらい。また、マローが絶対善でマッカーシーは絶対悪として描かれているため、物語に深みがない。当時のアメリカにおいて、本当に共産主義は脅威となってはいなかったのか?マッカーシーの活動を通じて政府内部の共産主義の蔓延が暴かれた実態もあったのではないか?それを映した上で、冤罪や活動の行き過ぎを描かねば不公平ではないだろうか?
冷戦終了後に当時を批判することは容易い。改めて、現在のハリウッドで、アカ狩りが逆の意味で踏み絵と化していることを痛感した。エリア・カザン監督を評価できないハリウッド。これが全体主義でなくて何だろうか?
枕流さん [DVD(字幕)] 4点(2007-05-19 20:49:33)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 5.91点
012.13%
100.00%
200.00%
336.38%
448.51%
51123.40%
61021.28%
7817.02%
8817.02%
924.26%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞デヴィッド・ストラザーン候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・クルーニー候補(ノミネート) 
脚本賞ジョージ・クルーニー候補(ノミネート) 
脚本賞グラント・ヘスロヴ候補(ノミネート) 
撮影賞ロバート・エルスウィット候補(ノミネート) 
美術賞ジェームズ・D・ビゼル候補(ノミネート) 
美術賞ジャン・パスカル候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)デヴィッド・ストラザーン候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・クルーニー候補(ノミネート) 
脚本賞ジョージ・クルーニー候補(ノミネート) 
脚本賞グラント・ヘスロヴ候補(ノミネート) 

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