映画『太陽がいっぱい』の口コミ・レビュー(12ページ目)

太陽がいっぱい

[タイヨウガイッパイ]
Full Sun
(Plein soleil)
1960年上映時間:117分
平均点:8.00 / 10(Review 229人) (点数分布表示)
公開開始日(1960-06-11)
ドラマサスペンス犯罪もの青春もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-12-22)【Olias】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ルネ・クレマン
演出木村絵理子(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
キャストアラン・ドロン(男優)トム・リプレイ
マリー・ラフォレ(女優)マルジュ
モーリス・ロネ(男優)フィリップ・グリーンリーフ
ロミー・シュナイダー(女優)(ノンクレジット)
ポール・ミュラー〔男優・1923年生〕(男優)(ノンクレジット)
野沢那智トム・リプレイ(日本語吹き替え版【フジテレビ/テレビ朝日/テレビ東京】)
上田みゆきマルジュ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
堀勝之祐フィリップ・グリーンリーフ(日本語吹き替え版【フジテレビ/TBS】)
仲木隆司(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
加藤正之(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
上田敏也(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
清川元夢(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石立鉄男トム・リプレイ(日本語吹き替え版【TBS】)
村越伊知郎リコルディ刑事(日本語吹き替え版【TBS】)
松橋登トム・リプレイ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
二宮さよ子マルジュ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
中尾彬フィリップ・グリーンリーフ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
木村元リコルディ刑事(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
東野英心フレディ・マイルズ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
楠田薫ポポヴァ夫人(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
石森達幸(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
中村たつ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
岸野一彦(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
巴菁子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
信沢三恵子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
若本規夫(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田口昂(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
鈴置洋孝(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
榊原良子マルジュ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
有川博フィリップ・グリーンリーフ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中田浩二リコルディ刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
飯塚昭三フレディ・マイルズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平林尚三オブライエン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
阪脩(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高村章子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村松康雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
岡寛恵マルジュ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
池田秀一フィリップ・グリーンリーフ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大塚周夫ボルディーニ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
堀内賢雄リコルディ刑事(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
谷口節フレディ・マイルズ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
翠準子ポポヴァ夫人(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
稲葉実オブライエン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤本譲(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
千田光男(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
竹口安芸子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
中村悠一トム・リプレイ(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
遠藤綾マルジュ(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
鈴村健一フィリップ・グリーンリーフ(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
てらそままさきリコルディ刑事(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
三宅健太フレディ・マイルズ(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
咲野俊介オブライエン(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
久保田民絵ポポヴァ夫人(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
磯辺万沙子(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
中博史(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
間宮康弘(日本語吹き替え版【スター・チャンネル】)
原作パトリシア・ハイスミス「才人Mr.リプレイ」
脚本ルネ・クレマン
音楽ニーノ・ロータ
撮影アンリ・ドカエ
製作ロベール・アキム
レイモン・アキム
配給新外映配給
あらすじ
アメリカの下層階級の青年トム・リプレーは上流階級の友人フィリップ・グリンリーフの父親から5000ドルの報酬で、南イタリアで遊び暮らす息子をサンフランシスコに連れ戻す仕事を引き受けた。だが、親の金で優雅な生活を送るフィリップにはマルジュという恋人もいて、帰る気は全くなかった。フィリップは友人のようにトムに接しながら、疎ましく思い、彼を挑発し、邪険に扱う。トムはフィリップの生活に憧れ、家来のように行動を共にするうちに、いつしかフィリップを殺し、彼の全財産と恋人を我が物にしようという目論見が生まれてくる。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

9.ネタバレ これは青春映画の傑作。若者の狂気にみちた映画。これが成立するのは、悪魔的魅力に満ちたドロンの存在。ゲイ映画でもあるらしいのだが、そこはわからない。でも、通底にある不穏な雰囲気はわかる。そして、衝撃のラスト。でも、原作は生き延びるリプリー。この方が怖い。
にけさん [映画館(字幕)] 10点(2019-01-30 23:12:17)
8.ネタバレ サスペンスとしては、前半の心理的葛藤と後半の丹念な犯行描写がかなり面白い。それ以上に、全体に流れるアンニュイな雰囲気(ドロンの美貌も大いに寄与している)が正に絶品。地味に女優も相当美人。ラストの美しい太陽(とドロン)を背景にした呆気ない幕切れのペーソス感も実に見事。また、これもロータの素晴らしい音楽なくしては成立しない映画。文句無しの傑作。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 8点(2019-11-19 20:43:39)
7.聞きしに勝る名作でした。前半の屈折した感じも、犯行後の小賢しい偽装工作も、終盤の捕まるか逃げ切れるかというハラハラドキドキもいい感じ。見た人の多くがそうだと思いますが、なぜか犯罪者であるはずのアラン・ドロンに肩入れし、できることならこのまま逃げ切ってほしいと願うようになります。
しかし巨万の富と意中の女性を手に入れるためとはいえ、犯行後はじわじわ追い詰められて生きた心地がしなかったはず。つくづく、人なんて殺すもんじゃないですね。別に殺す予定はないけれど。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-03-23 23:44:57)
6.先にリメイク視聴済。緊迫感あふれるサスペンスより、犯罪青春映画という側面が強い。台詞が少ない分、アラン・ドロンの抱えている灼けるような野心と月夜のような深い闇が際立つ。陽を浴びる側になった青年に訪れる、まさかの呆気ない幕切れが鮮烈。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 6点(2020-04-28 18:27:14)
5.ネタバレ 何遍観ても色褪せることのないサスペンスの名画である。主人公の不遇の生い立ちと、内に秘めたギラギラした野望は、まさにアラン・ドロンの実人生が投影されているかのようである。理不尽な社会の格差に抗い、おのれを解放する意味でもあった殺人劇。富と美女を手に入れ、完全犯罪を成し遂げて美酒に酔う主人公を待ち受ける大どんでん返し。とにかく、欲深さと繊細さが入り混じって、いろんな意味で危険度いっぱいのドロンの魅力あっての作品であり、男でもドロンの虜になること請け合いである。
あやかしもどきさん [DVD(字幕)] 10点(2021-01-24 19:41:25)
👍 1
4.ネタバレ “Plein soleil”『炎天下』。いやもう『太陽がいっぱい』って素晴らしい邦題じゃないですか。'60年にこの邦題付けるセンス。酒場の女店主に「リプレーさん、電話ですよ」と呼ばれ、笑顔で向かうところで終わるのも、その先どうなるか私たちは解っているのも、素晴らしい。

中学生くらいの頃、親戚のおじさんが「Kちゃんは映画が好きなのか!おじさんのオススメは太陽がいっぱいかな!」って言われた作品。聞いたことはあるけど、古い映画だし観る機会がなくて…
でリメイク作から先に観ました。しかもこの映画のリメイクと知らずに。その後本作を観て「・・・あれ?これリプリーに似てない?」って。
そのお陰か、リプレーがフィリップに近づいた過程が理解しやすかったし、改めてフィリップへの思い・感情を深読みしてしまいました。フィリップの服を着て鏡にキスするいところって、そうだったのか?って。

私の中でリメイク作はそんなに評価高くなかった(当時)んですが、オリジナルのアラン・ドロンはとても魅力的でした。OHPに移したサインをなぞるシーンがすごく格好良かった。甘いマスクと運の良さであのポジションを手にしたのではなく、人知れず努力をしているのが伝わってくる名シーン。
ニーノ・ロータの音楽と地中海の景色は映画だからこそ。短時間の観光ツアーでは味わえないであろう、時間が止まっているような感覚を体験できました。そして最後の衝撃。絡まったワイヤーを観て「あああっっ!!」って声が出てしまった。いや映画って素晴らしい。
K&Kさん [ビデオ(字幕)] 10点(2023-04-16 16:14:17)
👍 1
3.ネタバレ ひどく昭和の匂いがする映画です。また、ひどく映像が小汚いです。昭和的な、安っぽくて埃っぽい小汚さが、うまく再現されているのではないでしょうか。部屋の中に蝿が飛んでたりしますし。安っぽくて埃っぽいのは、たぶん、カラー映画がまだ小慣れていなくて、しっとりとした落ち着いた色がうまく出せなかったんでしょうね。アラン・ドロンがパスポートを偽造するシーンだけは、幼い頃に、テレビで、そこだけ切り出したものを見たことがあったのですが、そのときに勝手に想像した背徳感や、スリルや、ドキドキワクワク感をあまり感じることができなかったのが、少し残念です。
camusonさん [DVD(字幕)] 4点(2024-02-01 17:24:03)
2.ネタバレ この作品には、エネルギーがある。
時代が変わってもこのエネルギーは劣らない。確信しました。

好きなとこ
ヨットの舵を足でガッ!と掴むところ
サイン模写
パスポート偽造

主人公の言う通り。「想像力が豊か」になりました。
見る価値ありました。
 
へまちさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-08-13 00:39:15)
👍 1
1.ネタバレ もうこれは、アラン・ドロンの演技というより、彼自身のキャラクターと「トム・リプレイ」という役柄の一体化というミラクルに尽きると思う。もちろんクレマン監督の名演出、陽光きらめく南仏風景をこの上なく美しく捉えたカメラ、そして極めつけにニーノ・ロータのあの主題曲、名邦題、一分の隙もなく匠の技で填め込まれ、どれかひとつでも欠けていたら、ここまで愛され続ける作品にはならなかった。今さら私なんぞか、最早語り尽くされた感のあるこの名作をレビューするのは、いささか気が引けていたのですが、本日、突然ドロン氏の訃報が届き・・・。私くらいの年代の方なら、子供時分、外国人の俳優でおそらく一番最初に名前を憶えたのは、男優ならアラン・ドロン、女優ならA・ヘプバーンっていうヒトが大多数だと思う。少なくとも私はそうでした。ファンだった榊原郁恵さんが「アルパシーノ+アランドロン≦あなた」って曲を歌っていたせいもあるかもしれないけれど。当時、美男子の代名詞といえば外国人ならドロン、日本人ならジュリーという時代。主演作多数のドロン氏だが、必見三作品を選ぶなら、まずは私がメタ好きな「冒険者たち」、そして本作、あと一本・・・「地下室のメロディー」かなあ・・・。というか、意外に彼の映画、あまり観ていなかった事に、今になってふと気付く。未見の作品なら「黄色いロールスロイス」「お嬢さん、お手やわらかに!」っていうコメディ映画を是非観てみたい。ダーバンのCMを含め、1960年代から70年代にかけ、ニッポン男子の美意識向上に多大なる影響を残されたドロン氏のご冥福を心からお祈りいたします。
放浪紳士チャーリーさん [地上波(字幕)] 9点(2024-08-18 22:35:46)
👍 1
スポンサーリンク
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 229人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
210.44%
310.44%
452.18%
583.49%
6187.86%
74117.90%
85825.33%
96227.07%
103515.28%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.69点 Review26人
2 ストーリー評価 8.04点 Review23人
3 鑑賞後の後味 8.30点 Review23人
4 音楽評価 8.80点 Review31人
5 感泣評価 5.30点 Review10人

■ ヘルプ