映画『ゴッド・アンド・モンスター』の口コミ・レビュー(2ページ目)

ゴッド・アンド・モンスター

[ゴッドアンドモンスター]
Gods and Monsters
ビデオタイトル : ゴッド and モンスター
1998年上映時間:105分
平均点:6.95 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-12-23)
ドラマ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-17)【Olias】さん
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監督ビル・コンドン
キャストイアン・マッケラン(男優)
ブレンダン・フレイザー(男優)
リン・レッドグレーヴ(女優)
ロリータ・ダヴィドヴィッチ(女優)
ケヴィン・J・オコナー(男優)
マット・マッケンジー(男優)
ジェシー・ジェームズ(男優・1989年生)(男優)
脚本ビル・コンドン
音楽カーター・バーウェル
撮影スティーヴン・M・カッツ
製作総指揮クライヴ・バーカー
その他ジョエル・コーヘン(スペシャル・サンクス)
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💬口コミ一覧

2.ネタバレ 「〝フランケンシュタイン〟は死を扱ったコメディだ」とホエールは言います。
だから、映画を見たら笑ってほしかったのだそうだ。
〝ヒトの死〟は尊厳あるものとされているので、ホエールのバックグラウンドを知らなければ単に掟破りなやりすぎマンということになる。
が、〝ヒトの死〟を戯画化しなければやっていけないような経験が彼にはあって、それはもう、そんな経験をしてしまったら冗談でも言わなければ発狂してしまうよ、というような凄惨なものだった。ヒトは精神的に追い詰められると、冗談で回避しようとする生き物なのかな。
金網に引っかかったまま腐っていく戦友から、〝フランケンシュタイン〟が生まれた。
凄まじいなあ。
全体的に「収束の美学」みたいなものを感じました。「拡大」の時期がとうに過ぎ、人生の終わりのほうで、風呂敷を畳んで、大事な荷物を捨てて、去る時期が来たことを知ったとき。どのように去っていくか。どのように去りたいか。
ホエールは脳卒中による幻覚に悩まされるようにならなければ、もっと別の去り方をしたかもしれない。
コントロールできない幻覚の内容は、彼にとって耐えられないものばかりだったので、どんなに辛かったかと思う。思い出したくない過去のシーンを、いつなんどき見せられるかわからない状態は、拷問であろう。
庭師とホエールの関係がいったいなんであったのか、ラストの映画中映画シーンで示される。感動的…といえるかもしれない。
しつこくエンドロールを見ていたら、ホエール作の絵画(の本物)をジョエル・コーエンに借りたと書いてありました。…なんでそんなもの持っているんだ。アトリエにあった絵画の何点かはホエールが書いた本物ということです。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-18 13:52:57)
1.イアン・マッケランがリアル同性愛者というのは鑑賞後に知りました。ブレンダン・フレイザーに対する目つきは「あっ、この人は」直ぐ分かるもので、流石の名優ぶりですが、演技か素か、個人的に嫌な感じがしました。傑作「透明人間」「フランケンシュタイン」のジェームズ・ホエール監督の老いの苦しみが描かれていますが湿度の高さに辟易させられた作品です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2023-05-17 16:17:46)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.95点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.55%
5522.73%
6418.18%
7418.18%
8418.18%
900.00%
10418.18%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review3人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
主演男優賞イアン・マッケラン候補(ノミネート) 
助演女優賞リン・レッドグレーヴ候補(ノミネート) 
脚色賞ビル・コンドン受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1998年 56回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)イアン・マッケラン候補(ノミネート) 
助演女優賞リン・レッドグレーヴ受賞 

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