映画『好きだ、』の口コミ・レビュー

好きだ、

[スキダ]
2005年上映時間:104分
平均点:5.68 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-02-25)
公開終了日(2006-04-22)
ドラマロマンス
新規登録(2006-01-17)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2009-02-23)【+】さん
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監督石川寛
キャスト宮﨑あおい(女優)ユウ(17歳)
瑛太(男優)ヨースケ(17歳)
西島秀俊(男優)ヨースケ(34歳)
永作博美(女優)ユウ(34歳)
小山田サユリ(女優)ユウの姉
野波麻帆(女優)酔って道に倒れてた女・虎美
加瀬亮(男優)通りすがりの若い男
大森南朋(男優)学校の先生
真柄佳奈子(女優)
脚本石川寛
音楽菅野よう子
撮影石川寛
製作石川寛
プロデューサー石川寛
配給ビターズ・エンド
あらすじ
17歳のユウとヨースケ。互いに惹かれながらも、どこかすれ違ってしまう。そして、ある出来事から二人は離れ離れとなっていく。17年後、東京で出逢う二人。忘れかけていた想いが二人の心を満たしていく…。純朴な愛の形が、石川寛監督の独特の映像表現によって描き出される。2005年ニュー・モントリオール国際映画祭、最優秀監督賞を受賞。
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💬口コミ一覧

37.ネタバレ 恋愛ものってなんとも笑ってしまうもので ラブにコメディをつなげちゃった人はナイスなセンスの持ち主なんだろうなぁ~
 
タイトルのままだった
好きだ、 ってののシチュエーションを考えた結果こうなりました
の模範解答の1つにちょいと隠し味を添えたらおいしい映画ができた感じ
 
恋愛映画に抵抗がない僕は こんな技巧的フックみたいなので簡単にKOされた
幸せだなぁ
おでんの卵さん [DVD(邦画)] 9点(2011-01-15 11:26:03)
36.俺も好きだ、この映画。中学生時代を思い出させてくれます。好きだと告白できない2人のもどかしさ、こそばゆい感じが出ててイイですね。極力いらない登場人物を排除して音楽共にシンプルに仕上がっていて劇中の間もさることながら宮崎あおいの何ともいえない表情も素晴らしかった。また会える信じてユウがヨースケと同じ道を歩んでいたんですね。宮崎&瑛太、永作&西島共に良かった。また34歳になったら観たい1本です。
TRUST NO ONEさん [DVD(邦画)] 9点(2006-11-22 06:25:23)
35.ネタバレ すっぽり空いた17年。17歳のときの説明不足を十分埋める宮崎あおいの絶妙の表情変化。これは自らの心と思い出を投影して見る映画。面白さは見る側の能力と体調に依存する。一人で電車に乗っているとき周囲の人の仕草や表情からいろんなものを感じ取っている、そんな人なら間違いなく楽しめる。
鈴木さん [映画館(邦画)] 9点(2006-05-06 06:09:28)
👍 2
34. 前半部分のみの評価です。宮崎あおいの一つ、一つの表情が本当に素晴らしくて目が離せない。BGMが無いのも透明感があふれる画面にぴったり。お姉さん役の女優さんもななか。
 後半は永作さんに全く興味が無く、気持ちが全く入らないんで評価を控えます。ただ、これだけ静かな映画のストーリー展開に交通事故とか通り魔みたいなエキセントリックな要素を使うのはどうも。あと34歳の二人の中途半端な生活感も少し。
ただ、前半部分だけだったら毎日、毎日流したい映画。
あと、ビターズ・エンドって会社、今回初めて知ったわけだけど、いいなあ。正直、経営が苦しく大勢の人がリストラにあってるような大手が、この手の採算度外視の趣味的な映画作ったとしたら、多分反発感じるんだけれど、そうじゃなくて小さな会社がポリシーもって、こつこつと映画を作ってる姿勢が、ホームページ一瞥しただけでも感じられて好感を持ちました。
rhforeverさん [DVD(邦画)] 8点(2012-09-27 05:52:08)
33.宮崎あおい、永作博美、それぞれ独自の強い魅力を持っているので、別々のドラマに観えてしまった。でも良かったです。大切にしたい女の子の気持ち。でも時にそれはカミソリのような危うさを持っている。恋人を失った姉の生命力のなさがそこに巻き込まれる。その為、二人の純朴な恋人の距離は遠くなってしまう。それから十数年。この二人の出会いは確かなものだったか?それは映画のラストで分かります。とても良い映画でした。今にして思えば、未来の実力派俳優がずらりと揃った幸せな映画でした。こんな映画にめぐり合えるから、映画鑑賞は止められない。
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2011-07-27 04:08:10)
32.純粋に良かったといえる作品。特筆すべきはやっぱり情景描写の素晴らしさ。しつこいほど繰り返される空の挿入はとても美しいし、流れる川に太陽光線がギラギラと射し込む場面は見事。よく「空や川が演技をする」なんて言葉を耳にしたりするが、まさにその通り。物語のほうも学生のもどかしさがよく表現出来ていて微笑ましい。それだけに成年時代の展開がやや唐突で、特にラストは取って付けたように見えるのが残念。全体的には少々退屈する部分もあるが、鑑賞後は心が潤う気持ちになれて良いと思う。
ドラりんさん [DVD(邦画)] 8点(2007-03-06 02:18:44)
31.ネタバレ あざといまでの「空」の画の挿入が、言葉にならない役者たちの思いを映し出している気がするが、それは本当かどうかわからない。
最後、「すきだ」と言わなくてよい。言っちゃったからマイナス1てん
no_the_warさん [DVD(邦画)] 8点(2007-02-14 22:02:16)
30.後半のストーリー構成以外満点。
アンダルシアさん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-11 04:49:31)
29.17年前は言えなかった事も、今は笑って話せる。あの頃は勇気を振り絞ってやれた事が、今ではあっさり出来てしまう。何が変わってしまい、何を忘れてしまったのか、その一つ一つをゆっくりと思い出し、また未来へつなげようとする男と女の話。そこにある後悔の念や、忘れられない想い、その全てが共感でき、二人の心の奥にある繊細な変化を読み取る事ができた。台詞が少なく、それでも“間”の中にあるちょっとした視線の動きや息遣いに乗せて感情の変化を届けてくれる。心地よい静けさが素晴らしい作品だった。何度も観返したくなった。
ボビーさん [DVD(邦画)] 8点(2007-02-03 00:24:46)
28.どこまでも内気で繊細な二人の男女が、17年の歳月を経て各々の想いを紡ぎだしていく。

下手を打てば、なんともまどろっこしくて、「うだうだやってんじゃねーよ」と言いたくなるかもしれない物語である。が、独特の空気感を持った長回しと、登場人物のキャラクターそのままに映像の中に息づく役者たちの表現力で、ただただすっぽりと包み込まれる。

劇的に何かがどうなるという映画ではない。言葉で説明してしまえば、至極単純なものになるだろう。
でも、映像から伝わってくる“想い”には、奥ゆかしさがある。

どんなときも、「想い」を想いのまま伝えることができれば、それにこしたことはない。でも、人間なかなかそういうわけにもいかない。そして、そういうことを経るからこそ、深まる「想い」もある。

一音一音を確かめるようなギターの音色に乗せて、そういう人間の、ある部分において愚かで、ある部分において幸福な微妙な感情を、冷たく吹き抜ける風のように繊細に描く映画だった。
鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 8点(2006-10-09 09:10:39)
👍 1
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27.忘れかけていたもの、何か心にひっかかっていたものを思い出させてくれるような作品。
考えてみれば人の心の動きは、自分では気付いていないだけで誰でも行ったり来たりの繰り返しをしている訳で、この作品の極端にゆったりとした流れは至極当然のものとも思えます。もどかしすぎるような登場人物の行動も、誰しもが経験したことのある葛藤を客観視すればこうなってしまうのではと。
郷里の空を流れる雲や川のせせらぎも、そんな心の動きとシンクロしているように感じられ、かつては都会にもそんな時間の流れがあったような気がします。
少し違和感があるとすれば、17年後の東京でも二人の間に同じ時間の流れが続いていること。二人を取り巻く世界にも同じ時間が流れて見えること。登場人物の主観に基づいた構成だから、これはこれでいいのかな?
それと、すごく心地よい時間を過ごせる作品ですけれど、盛り込まれている二つの事件は、もう少し形を変えた方がいいんじゃないかな?アクセントとしては強すぎる気がしないでもないです。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(邦画)] 7点(2009-05-18 02:07:52)
👍 1
26.ネタバレ 好きだ、って普通言うかな?好き、とか好きです、とか好きやで、とか言わないかな?
東京の人はそう言うのかな。それはさておき、最後死んだか、と思わせといて生きてたんで得点アップ!
SAS30さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-16 13:55:28)
25.ネタバレ ポイントは顔の描写。序盤多用されるのは横顔の画。例えば宮崎姉。観客が見るのは、ほとんど彼女の横顔です。そこから見えない部分を想像するしかない。それは反対側の顔であり、正面の顔、そして心の顔。大切な人を失って少し増えた笑顔の理由を、私たちは想像するしかありません。瑛太の場合も同じ。彼の描写もほとんどが横顔です。横顔は、すなわちその人の半分。見せない部分がある。そこに心の壁を感じます。この2人と宮崎は少し違う。彼女も2人同様に横顔が多いものの、正面の顔を幾つか見せてくれます。半分ではなく全部をさらけ出している。その分彼女は少し強い。表情から読みとる彼女の心。口には出さなくても、彼女の振る舞いや眼差しから想いは伝わります。西島の場合も同じ。野波を助けたときの、加瀬に対する哀れみの気持ち。その想いは伝わってしまった。このときの彼は正面の顔です。大人になって強くなったということ。ただ、結果的に悲劇を呼ぶことになってしまいます。伝えたいのに、伝えられない気持ちもあれば、その気が無いのに伝わってしまう想いもある。なんて面倒なのでしょう。だからこそ、声に出して伝えることに意味がある。長い歳月をかけてやっと言えた言葉が、胸を突きます。それを口にしたのは永作。やはり女のほうが強い。“想い”に形はありません。色も匂いも質量もない。あやふやなものを頼りに、人は生きている。そんな曖昧な存在に形を与え、ときに色や匂い、重さを与えるのが言葉なのかもしれません。「好きだ、」はやっと辿りついた言葉。そしてそこから始まる。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-07-03 18:51:00)
👍 3
24.ネタバレ 我々の日常生活にはBGMなどないし、芝居のような会話もない(話すのは差しさわりの無い程度のどうでもいい事ばかり)。好きな人がいても「好きだ」なんて酔っ払った時か、余程切羽つまらなければ言う事が無い。目の前に一本道があるのに、あえて回り道を選択してしまうような恋愛しか出来ない・・・・・。そんなリアルな世界を描いている作品です(17歳と34歳のキャスティングも見事です。)。静かでシンプルな作品なんですが、生々しさすら感じました。
ただ、「不幸」のトッピングがちょっと余計な気がしました。
TMさん [DVD(邦画)] 7点(2007-03-27 18:12:26)
👍 2
23.ネタバレ 長回しでじっくり撮って、役者任せのアドリブ部分も多いらしい。その為、他の映画ではあまり感じることがないリアルで繊細な空気感に満ちています。この繊細な空気感をどう感じるかがこの映画の肝で、観る映画というよりは感じる映画の部類。若干釈然としない部分もあるものの、この手のものに厳密なストーリーを求めると返って感覚が死んでしまいまうものだし、大目に見られる範囲。良くも悪くも実験的な匂いのする映画ですが、試みとしては十分な成果があげられた方でしょう。個人的に宮崎あおいと永作博美が感覚的に繋がらなかったのが少しマイナス。瑛太と西島秀俊のイメージは良く繋がった。どこか茫漠としていて演技が上手いとはあまり思えない西島さんだけど、この作品に限ってはその茫漠さ加減がとても合っていました。
MARK25さん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-27 21:33:51)
22.ネタバレ 登場人物たちの心の内面にある感情を、顔と言うよりは、顔を映す向きを駆使して表現しようとしているのは、確かにわかる。そしてこの映画には、人の外見や表情よりはむしろ、心の内面からその人を感じ取ってほしい、という監督の強い意図があるから、だから17年後の二人に、外見的には全く似ていない (と僕は思っている) 永作さんと西島さんをキャスティングしたんじゃないかな。 僕が好きだったのは、ギターの在り方。音楽、としてではなくて。 ヨースケ (17歳) はきっと、ユウからの想い、ユウの姉への想い、そして少しのユウへの想い、、その狭間で葛藤していたと思う。だから、彼は学校帰りにユウと川沿いを歩く時、ギターとカバンの二つで両手が塞がっていることによって、彼女が手をつないでくるのをやんわりと拒絶しているように見えた。あるいは、彼自身が手をつなぎたい衝動を抑え込んでいるようにも見えたし。考えすぎ?(笑) 色々と技巧に拘りすぎるあまり、肝心の映画自体がやや退屈という典型的な映画でしたが、こういう心は大切だし、そこは共感します。 でもさ、、姉の彼氏?の事故死、その姉の事故、そして刺されたヨースケという、ユウにまつわる不幸の見本市みたいな話だったので、好きだ、もいいけど、この後に彼女だけは真っ先にお祓いにいくべきだと思う、絶対に。
タケノコさん [DVD(邦画)] 6点(2020-11-28 18:08:12)
21.ネタバレ 宮崎あおいがかわいかった。ストーリーはうーん、ちょっと退屈やったかなぁ。雰囲気・空気は嫌いじゃないけど。もうちょっとなんかドキドキハラハラするシーンがほしかった
天国のコロさん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-04 01:01:01)
20.大量のアドリブと間で構成された作品です。
もちろんこんなもどかしい恋はしたくないです。
あくびがとまらなくて目がおかしくなりそうでした。
それでもこの点数。なんてったって主題歌が秀逸。この曲に映画の映像はめこんで4分くらいのPVにしたほうが価値が出そう。
よーじろーさん [地上波(邦画)] 6点(2008-02-20 15:21:55)
19.出演者の「間」の取り方が素晴らしいと思った。それがとても印象的だった。
ロウルさん [DVD(邦画)] 6点(2007-05-06 17:27:18)
18.ネタバレ 好きな俳優、女優しか出ていない映画を見るのは久しぶりでした。独得の間の開け方と菅野ようこのミニマルな音楽が映画のやわらかで研ぎ澄まされた雰囲気をかもしだしています。宮崎あおい→永作博美というのも、瑛太→西島秀俊というのも違和感が無くて良い感じでした。ただ後半は話をまとめようとしたのか、少し退屈になってしまい残念でした。そのまま流れて終わって、もしかしたら、さらに数十年後に偶然会うかもと、思わせてくれた方が好きです。
omutさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-03-09 02:49:17)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 5.68点
000.00%
112.70%
238.11%
325.41%
4616.22%
5513.51%
6513.51%
7513.51%
8718.92%
938.11%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 5.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.20点 Review5人
4 音楽評価 6.60点 Review5人
5 感泣評価 5.75点 Review4人

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