19.ネタバレ 豪華な俳優陣が集結しているので優れた内容なのかと期待しましたが、最初から最後まで驚きも感動もなく終了といった感じでした。序盤でいきなり事件が発生する早い展開の割には中盤はやや退屈でしたね。この事件は一体どんな決着になるのか?というのが終盤まで観る側をひっぱった唯一の興味だったと思いますが、正直ひっぱってひっぱってこの程度のオチでは・・・。例え地上波の放映があったとしてももう1度観たいとは思えないので5点です。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-22 17:40:46) |
18.ネタバレ こういう映画はどれだけ現実の犯罪としてリアリティを持たせることができるかが勝負となる。「こんなこと実際不可能だろう」とか「どこそこをああすればすぐばれちゃうだろう」などと突っ込みを入れられたら最期なのである。この映画の最大の穴は、最後に残った犯人が倉庫の壁を細工して一週間こもっていたというもの。材料は?寸法はどうやってわかった?トイレはどうしてた?など、あまりに無理があって、ここで興醒めしてしまうのだ。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-11-10 20:25:08) |
17.ネタバレ うーん微妙ですね~。人質達に混じる計画はアイデアとしては面白いし、役者さんたちも皆芸達者な方たち。でも見終わった後では「ふーん」なんですよね。デンゼル・ワシントンも太ってかっこわるいし、ジョディ・フォスターも別にジョディーじゃなくてもいいじゃないくらい出番も少ないし、ナチスとかダイヤの部分が説明不足だよなーって感じました。 【kenz】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-08 21:58:33) |
16.ネタバレ 結構面白いというのが正直な感想。狭い空間で進む話しは好みなので。 犯人たちの動機の部分がもう少し欲しい気がするが、警察とのやり取りが笑えた。 なぞなぞにはまる警官たちが特に楽しそうだった。 見ている自分も犯人の顔を覚えてなかった。外国の人の顔は似ている…。 【きいろくま】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-06 23:48:42) |
15.ネタバレ つまらない作品では無いが、ちょっと淡白過ぎる。見事に点数が伸び悩んでいるし。練られた脚本で良い点は多々あるのだが、一気に盛り上がるようなクライマックスでは無かった。豪華キャストもデンゼル・ワシントンに何時ものキレが無く、ジョディ・フォスターは出番が少なすぎる。犯人が人質に混じるというのは最初から分かっている訳であって、それでも最後納得してしまうのが、人質の中に一旦入っておくという行為。ただ今や「24」であるような最先端な時代に、盗聴器も見抜けないのはお粗末としか言い様が無い。ジャック・バウアーなら衛星の赤外線システムを使って、1時間で解決すると思うが。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-04 10:36:55) |
14.ネタバレ 銀行強盗1人勝ちの映画も面白いと思うが、翻弄される相手がデンゼルとはどうもミスキャストに感じた。彼は自信満々の切り口と態度で交渉・捜査を行い説得力があるが、ほとんど滑ってしまうとは見ていて何とも奇妙。しっくりこない。最後の苦笑いなんかこっちが笑えてしまう・・。しっくりきたのは滑ってないダイヤ関係か。それにしても、犯人・警官・銀行屋・弁護士・その他お上の方々の持ちつ持たれつの関係が出来上がるあたりはスパイクっぽさがあっていい(ジョディと銀行屋の真相を掴むと、14万ドル問題解決や1級警察官にのし上がったりするなど)。ジョディも端役かと思ったが、前記したパイプ役や観客にナチスの真実を知らせる重要な役所で満足したし、総じて話自体は面白かったのでこの点数。あともう1点、犯人が銀行屋の悪事やダイヤのことをどのような経緯で知ったのかが分かれば、物語がぐっと引き締まったのではないか? 【ぶるぅす・りぃ。2】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-17 21:59:56) |
13.ネタバレ 少しイメージの暗い『オーシャンズ11』って感じに見えました。違うところは、や『オーシャンズ11』は”オシャレなドロボウ”という雰囲気を前面に出して、反社会的な「盗み」という行為をどこかファッショナブルかつコミカルに描いています。が、『インサイドマン』では”盗みは盗み”というスタンスで、出てくる犯人グループに、「スマートに盗もう」なんていう美学は一切なし!なんつーか、そういう飾らない盗みにどこかストイックさを感じる。。。 『インサイドマン』って『インサイダー』みたいな内部告発ものかと思ってたけど全然違いました(汗)なんつー脱出方法を思いつくのかΣ(☆д*) これもファッショナブル・・・なのかな? でもこの映画も結局は最後ハッピーエンディングみたいに終わってるわけだけども、やっぱこういう犯罪って少なからず誰かに迷惑をむちゃくちゃかけてんだよね。それを「ファッショナブル」とか、ましてや誰か一人だけの視点で「ハッピーエンディング」にしてもいいんだろうか、ってのはいっつも考えてしまう・・・。まあ映画の話にそこまで突っ込みだしたら始まんないんですけど(^ ^ヾ ひとり言でした。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-17 00:58:04) |
12.ネタバレ あまりスパイクリーの作品を見たことが無いのですが、私のイメージしていた彼の作品とはかなり離れた感がありました。よくできた普通のエンターテイメント作品といった感じです。銀行家の過去の話やジュディフォスターの役割の掘り下げ方がイマイチな感じでした。ラストの宝石のプレゼントの部分は、なかなか味な演出だな~と感心。 ところで、ガキがやってたあんなゲームって本当にあるの?? 【TINTIN】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2006-10-16 01:25:09) |
11.ネタバレ ああこりゃあ、作り手がオチを過信しすぎているよなあ。 「どうだ驚いたか!すげーと思うだろー。」と喜ぶあまりに、作品としての出来に手を抜いてしまった結果、初めて見せられた人間は「なんだかなあ」と思うようなものになってしまっている。 銀行強盗の話に唐突に「ナチス」を出してくるあたり、強引だよなあ。「だから盗んでもいいんだ」って言われてもなあ。だいたい私は犯罪賛美ものは好かんのだ。スパイク・リーだからがまんして見たのに。 はっきりいって、ナチとかじいさんの過去なんか出さずに、「銀行強盗です。金目当てです。んで、頭使います。」ってことでよかったのに、と思う。せっかくのジョディ・フォスターも中途半端な役回り。哀れなユダヤ人を食い物にしてのし上がったじいさんと同じく、じいさんと組んだマデリーンも同じように「その道」の階段を登り富と力を貯えてゆくんですか、なるほど。それがどうなの。何を思えばいいの。 なんだか知らないがアラブからアルバニアまで出てくるあたり、人種が入り乱れてのいつものスパイク・リーらしさは感じるが、「25時」のように鑑賞後までじんわり来るような視聴後感はゼロ。即忘れてしまいそう。 しかし、監禁と暴行が完全に無視されて、「物が盗られなかったからいいじゃん」てな感覚には映画とはいえついていけぬ。スパイク・リーの考える正義とはそんなんでいいのかアメリカさんよ。身体の自由の権利はどこへ。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-13 23:50:32) (良:3票) |
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10.ネタバレ 映画全体としては、まあまあ楽しめたかなあ。犯人側の背景がよくわからないので、どうしてあそこまで大がかりなことをやったのかがいまいち分かりにくい。銀行家の「秘密」というのも、多少の歴史的背景がわかっていれば、たいして意外な感じもしない。もう1回どんでん返しがあるかと思っていたら、そのまま終わってしまった。印象的なシーンは、クライヴ・オーウェンと子どもがゲームについて話すシーンかな。ただ、あのシーン自体はとてもよかったけど、挿入するタイミングがちょっと早すぎて、早々に観客には犯人側が「憎むべき悪人」ではないことがわかってしまったので、冒頭の緊迫感が薄れてしまった気がする。あのシーンのおかげで、屋上で人質が殺されるシーンも「あ、フェイクだな」ってほとんどの観客が思ってしまって、デンゼル・ワシントンの怒りに共感できなくなってしまったのではないかなと思う。行き詰まる心理戦の緊迫感を最後まで持続してほしかったなあ。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-08-25 08:40:13) |
9.ネタバレ 全体の構成が意外に単調で、前半しばらくはかなり退屈。襲撃された銀行内部→取調べシーンのインサート→警察車両内部シーンの反復。面白いキャラクターがあまり出て来ないのもその平坦展開に拍車が。ようやくジョディが登場し、クライヴ・オーウェンと対面するシーンあたりから画面に緊張感が漲ってくるけど、所詮彼女は今回、脇役に毛が生えた程度の扱いなのでそれ以上の活躍は望めず。クリストファー・プラマーって確か「サウンド・オブ・ミュージック」でトラップ大佐演じた役者さんですよねえ。ナルホド、あの映画で無事スイスに逃れた後、いつの間にやらちゃっかりナチス協力者になって(←マリアとは離婚?)巨額の富を得たのだね彼は・・・。なんてベタな後日談を映画観てる間に連想しちゃった程、正にこのレビューの「可もなく不可もない」5点という得点にふさわしい映画かと思いました。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-08-04 11:20:33) |
8.ネタバレ 銀行からの脱出方法を初めから臭わせておいて、観客の予想を裏切る。これはなかなかやるな、と思いましたが、真の謎はこの部分ではありません。しかし、真相は一応語られますが、やけにさらっとしていませんか?もっと面白くなるはずの映画に思えます。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-25 00:11:34) |
7.ネタバレ ストーリーのみを振り返るとかなりすっきりした気分になれる内容になっているはずである。しかし、映画を観終わった後にまったくすっきりした気分にはなれなかった。 社会への風刺が含まれていたり、人種差別などを盛り込んだりして、スパイク監督ならではの演出もあったかもしれないが、本作のような内容ならば、それにふさわしい人が演出した方がよかったのではないか。短期間で雑に仕上げられた印象もあり、監督の実績作りに利用された感も受けた。 個人的に一番気に入らなかったのは、途中途中で入る人質になった人たちの尋問シーンである。この手法自体は面白いアイディアと思うが、問題は中身である。「人質に対する事情聴取」というアプローチならばよいと思うが、どう考えてもあれでは「容疑者に対する尋問」である。 つまり、序盤にあの尋問シーンがあるために、すでにワシントンVSオーウェンの戦いはワシントンの負けということが分かってしまう。既に結果が分かっているゲームを眺めるだけである。序盤に大量得点が入って勝負が決した野球の試合をみるのにも近い。 あの演出に対する創り手の視点としては、ワシントンとオーウェンがどちらが勝つのかという激しい駆け引きを描くのではなく、いかにしてオーウェンが事を成し遂げたのかという点に重きを置いたからなのかもしれない。そうだとしてもこの手の映画には「緊張感」というのが重要であり「緊張感」をわざわざ減らす必要はない。そもそもこのゲームはワシントンに有利になることなく、オーウェン側のかなり一方的な試合展開になっているため、一層緊張感を欠く。 したがって、あの場面は「容疑者に対する尋問」ではなく「関係者への事情聴取」に留めておくべきだったと思われる。人質の口から、この計画の隙のなさを語らせるというのであれば、全く問題なかった。「スティーブ」「スティーブO」「スティービィー」と呼び合っていることを人質の口から語られることにより、オーウェンの手法の全貌を観客は知ることができる。 それにしても冒頭からもはっきりと言い過ぎではないか。 「狭いところと刑務所とは違う」というのは明らかネタバレしすぎだ。むしろ、冒頭において、オーウェンは刑務所にいるのではないかという誤解を逆に観客に与えてもよい。最初のインプレッションとは全く異なる展開が、緊張感や面白みを生むこともある。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-07-09 17:48:04) (良:2票) |
6.ネタバレ デンゼル・ワシントンが好きなのでこの映画、楽しく観れました。最初の映像は、途中までは取り調べのときの映像かと思ってましたが、見事にだまされました。それだけでも観てよかったなと思いました。 |
5.ネタバレ テンポ良く進むので犯人と警察のやり取りや、いかに完全犯罪を成し遂げたのか分かりやすかった。全員同じ服装にして犯人が人質と入れ替わっていくのは巧い。ありゃみんな翻弄されるわ。聴取しても時間の無駄だね。まぁ冒頭のインサイドでのダルトンの言葉を受け止めると、そこに至るまでの経緯を楽しめれば良い作品なのかな。ジイ様の悪事は白日の元に晒して吊し上げても面白いが、刑事にヒントを残したコトで老い先短い人生を張りのある人生に変えてやったワケなんでそっちの方が深くて面白いですね。ダルトンの言う金銭的な理由で後々虐めてもいいか。 インサイド・マン、タイトル通りでしたが、私は疲れているとイビキを掻く時があるようなんで捕まるだろうなぁ。チャイヤチャイヤ チャイヤ~チャイヤ~♪は中毒性がありますね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-06-28 23:15:03) |
4.ネタバレ いや、スパイク・リーの作品って初めて観たんだけどさ、いったいどこが評価されているワケ? 他の作品はいいのかなぁ? っていうくらいサッパリでしたねぇ。あんまり彼のこと酷評するわけじゃぁないけど、こんな脚本だったらそもそも引き受けないっすよ、ちゃんとした監督なら(そもそも監督はロン・ハワードがやる予定だったらしいじゃない)。だって穴だらけだもん、これ。貸金庫の中身の情報をどこから得たのか、備品室の壁の厚さはそんなにあるのか、そもそも犯人見つからなかったら徹底的に銀行内調べるだろ(ショーシャンクでも思ったことだが)と、ひどいもんだった。カメラワークに工夫があったこと、人種問題をおちょくった小ネタはちょこっと評価するけど(そのへんがスパイク・リーの持ち味なんだろう、多分)、それ以外はいただけなかったなぁ。最近ジョディ・フォスター、ハズレくじばっかり引いてないか??? 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-06-17 01:30:08) |
3.ネタバレ クライヴ・オーウェン演じるダルトンの存在をもっとなくしていれば、謎解きのおもしろさにもっと拍車がかかったのではなかろうか。冒頭、彼にしゃべらせてしまったおかげで焦点がぼやけてしまった感も否めない。あくまでデンゼル・ワシントンの側から描くことに徹していればもう少しのめりこめたはず。ウィレム・デフォーのアクの強さがなかったのもちと残念。物語としては好きなので7点献上。 【芦毛牝馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-06-16 00:21:18) |
2.ネタバレ 「25時」で感じた「人生の哀しみ」のような物も無いし、正直、どう受け取れば良いのか 分からない。感心する程の脱出劇がある訳でもない。今時、二重底?。「犯人は、どこだ!」と、 隈なく探されたら、それで終わり。「穴掘らされた」と1人でもコメントしたら、捜索開始。 富豪の人生の「隠された過去」を描いて、「人間の醜さ」を描く訳でも無さそう。 「国の為に~」という会長の言葉のズルさが印象的ではあったが...。 娯楽作品なら、せめて「そんな犯人いたら、すげ~」と感心して終わりたい。今作品では、無理。 【じょるる】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-06-12 21:51:13) |
1.ネタバレ 期待していたけど、これといって驚かされることもなく淡々と始まり淡々と終わり、広告文にもある「すべてが容疑者だ」って部分も完全に生かしきれていない気がした。淡々と始まって淡々と終わり、正直こんなんで逃げきれるわけないじゃんと突っ込みたい気持ちだけが残る。退屈でしかたなかった。 【civi】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-06-11 20:29:13) |