映画『SPIRIT スピリット(2006)』の口コミ・レビュー

SPIRIT スピリット(2006)

[スピリット]
Fearless
(霍元甲/Huo Yuan Jia)
2006年上映時間:104分
平均点:6.61 / 10(Review 49人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-03-18)
アクションドラマカンフー実話もの
新規登録(2006-03-13)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2012-11-27)【イニシャルK】さん
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監督ロニー・ユー
助監督ユエン・ウーピン
演出ユエン・ウーピン(アクション監督)
ユエン・シュンイー(アクション助監督)
キャストジェット・リー(男優)フォ・ユァンジャ(霍元甲)
中村獅童(男優)田中安野
スン・リー(女優)ユエツー
ドン・ヨン(男優)ノン・ジンスン
コリン・チョウ(男優)霍の父
原田眞人(男優)ミスター三田
ネイサン・ジョーンズ[男優・1969年生](男優)ヘラクレス・オブライアン
アンソニー・デロンギス(男優)スペイン人格闘家
ソムラック・カムシン(男優)
池田秀一フォ・ユァンジャ(霍元甲)(日本語吹き替え版)
中村獅童田中安野(日本語吹き替え版)
魏涼子ユエツー(日本語吹き替え版)
原田眞人ミスター三田(日本語吹き替え版)
坂東尚樹ノン・ジンスン(日本語吹き替え版)
中博史霍の父(日本語吹き替え版)
山野井仁ヘラクレス・オブライアン(日本語吹き替え版)
川田妙子霍の娘(日本語吹き替え版)
石塚運昇チン師匠(日本語吹き替え版)
辻親八ロイフ(日本語吹き替え版)
脚本クリス・チョウ
トー・チーロン
ワン・ビン[脚本](追加脚本)
リー・フェン(追加脚本)
音楽梅林茂
主題歌ジェイ・チョウ“フォ・ユァンジア(霍元甲)”
撮影プーン・ハンサン(撮影監督)
製作ビル・コン
ロニー・ユー
ジェット・リー
ヤン・ブーティン
チュイ・ポーチュウ(共同製作)
ハン・サンピン(共同製作)
配給ワーナー・ブラザース
特撮メンフォンド・エレクトロニックアート&コンピュータデザイン(VFX)
ヴィクター・ウォン[特撮](視覚効果スーパーバイザー)
美術ケネス・マック(プロダクション・デザイン)
衣装ワダエミ(田中安野衣装)
その他梅林茂(指揮)
ミシェル・ヨー(スペシャル・サンクス)
あらすじ
偉大な武術家の家に生まれたフォ・ユァンジア。強さこそが全てと信じる彼には、崇高な志に基づく父の行動が歯がゆかった。やがて父の道場を引き継いだフォは、優れた武術家に成長していたが、その豪放さゆえ道場経営は傾きかけてしまう。そんなある日、彼は愛弟子の報復にライバルの道場主に戦いを挑み、怒りに任せ相手を殺してしまう。結果、彼もまた復讐され家族を失い、親友からも見放されてしまう。傷付いた彼はあてもなく放浪し、ついには力尽き川に流されてしまう。親切な村人に命を救われた彼は、やがて心の平穏を取り戻し…。
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💬口コミ一覧

49.中村獅童がなかなかよかった。リー・リン・チェイとのバトルシーンでも負けてなかったし、外国映画定番の変な日本人でもなかった。逆にりーは最近おとなしい、言い換えれば悟りきった役が続いて物足りない。以前のような、痛快なカンフー映画を観たいと思う。
リニアさん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-19 02:21:30)
48.ネタバレ ヤバい・・・ヤバいっすよ~これは~!!不覚にも涙がポロッポロ出てきて止まんなくなっちゃいました。アクション映画でこんなに泣けたの久しぶり、いや自分にとっちゃ初めてかもしれないです。予告編がやけに面白そうだったんで初日観に行ったんですが、予想を遥かに超える内容の充実度。随所に「キル・ビル」や「ラストサムライ」の影響を感じさせる部分も確かに有るけど、単なる模倣の域を凌駕した意気込みが伺える気合の入ったロニー・ユーの演出、ジェット・リー渾身の体を張った熱演には打たれました。日本を含む列強四国の脅威に晒されていた時代の、中華民族のプライドと「SPIRIT」がクライマックスシーンに集約されていたと思います。日本代表中村獅童、面構えはそれらしくて全く文句ナシ、但し突き出した「拳」が明らかに格闘家のそれとは違う「歌舞伎役者」のものだったのが残念、これはCGか演出で何とかフォローすべき箇所だったかもしれません。とにかくこれは「たかが」ジェット・リー主演のアクション映画かと侮らないで観てもらいたい秀作っす!
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-19 10:27:38)
47.「武」とは「戈を止める」と書く。よく武道を学ぶにあたり「礼に始まって礼に終わる」だとか「本当の敵は自分自身」とか、実力よりも優先した言葉が説かれるが、この映画は本当の意味での武道というものを、ベスト・キッド同様に極めて的確に描いている。まず第一に強くなければ意味が無く、鍛錬を積み「他人の戈を止める」力を極める上で「自らの戈を止める(抑制しコントロールする)」力も養われていく。その強さの探求を通じて、それを基軸に豊かな人生を築いて行くという「道」という人生観。「全ての武道に優劣はなく、使う人間の実力による。互いに技を競い、真の敵である自分自身と向き合う」強さを極め復讐の連鎖に陥り、その誤った末路を見た霍元甲だからこそ、彼の説くひとつひとつの言葉に重みが感じられる。‥‥‥ラストサムライにも描かれていたが、西洋の物質主義に染まる前に、西洋文明にはないこの精神(スピリット)主義を、日本を含むアジアは教育に重んじ、もっと誇るべきだった。この映画の「SPIRIT」というタイトルはまさに的を得ている。単なるアクションエンターテインメントというだけではなく、世の中が物質的に飽和し求める行き場を失った欲望がドス黒く噴出した事件が起こっている今日の日本に、この映画は「物質を求めるのではなく、自分という人間の肉体的・精神的な完成を求める生き方」を痛烈に示している気がする。私個人も格闘技は細々続けて12年、無論実力は伝説の達人霍元甲や黄飛鴻、李書文ら先人達のツメのアカにも及ぶはずもないが、武道の末席に学ぶハシクレとして、この映画の発するメッセージには共感でき、諭されるものが多かった。‥‥‥中村獅童の身体は薄いものの、動きは思ったより素人臭くなかったのが嬉しかった。日本人の立ち居振る舞いの品格という点で、歌舞伎役者である彼のキャスティングは決して間違っていないと思う。ジェット・リーのアクションの冴えは相変わらず、この先もスクリーンで観ることができるのを期待したい。
six-coinさん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-19 12:44:24)
👍 5
46.正直言って話的には少年漫画によくあるパターン。強さを求めて天狗になるが、大事なものを失って真の強さに目覚め・・・みたいな。でもこれがきっちり真面目に作られてるのと、リーリンチェイの流石のアクションで良作になってます。獅童がアクション?な部分が一番不安でしたが、動きはそんなに違和感なかったです。専門的なことは分かりませんが、立ち居振る舞いが武道家らしかったと。描き方も中国=善、他の国全部=悪みたいな単純な感じではなくて、そこも大人で良かったかな。最近トンデモな中国映画ばっかりで辟易してたんですが、これは見るに値する・・・と思ったら香港映画だったのね。(笑)
なみこさん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-21 10:58:13)
👍 1
45.この映画は欲張り!!私みたいな人にピッタリでした。アクション、ラブストーリー(?)泣かせ所、みんな揃ってる!「HERO」でワイヤーアクションはちょっと・・・って思ってたけどそんなのもすっかり忘れてしまいました。ジェット・リー最高!(笑)
愛しのエリザさん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-21 16:55:05)
44.ネタバレ エンドロールに好感が持てた。途中でラストサムライとかぶってしまってストーリーが希薄に感じてしまったわけです。でもやっぱジェット最高
masonさん [映画館(字幕)] 6点(2006-03-22 10:29:17)
43.志のある人物を描いたコンセプトに好感が持てました。
役の上とは言え、軽く明るいジェット・リーさんも良かったです。
もちろん、シリアスな部分もしっかり作ってあって満足。

この人のバランス感覚の良さには惚れ惚れします。
ワイヤー使っていても、着地は10点!動きの美しさと決めの確かさは一級品です。

最後なんて言わないで、脇役でも良いので頑張って欲しい。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 9点(2006-03-22 22:44:28)
42.実在の人物を描いた作品という事で、その人物の人生が短い時間の中で実に無駄なく描かれていたと思います。でも、一人の人間の一生をわずか1時間半くらいで全部見せようってんだから、もう全てがハイライトみたいなもんで、テンポよく話もどんどん進むので全く飽きさせません。どうやって修行して強くなったのかとか、細かい所は省いてとにかく戦い、戦い、戦い、そしてドラマ、また戦い、みたいな。とにかく壮絶な生き様だなぁと思いました。ジェット・リーの演技も素晴らしかったです。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-23 22:22:23)
41.ネタバレ ジェット・リー本人が「最後のマーシャル・アーツ映画」と言っているだけのことはあって、まさしくジェット・リー、いやリー・リンチェイの集大成的作品と言っていいし、間違いなく彼の代表作の1本となるでしょう。
本当は10点満点と行きたい所なのだが、出来ることならベストコンディションの霍元甲と田中安野の素手対決が見たかったということでこの点数です。
とにかくこのレベルの本格的カンフー映画はこの先そうそう出てこないでしょうよ。

カズゥー柔術さん [映画館(字幕)] 9点(2006-03-24 00:26:15)
👍 2
40.実話とは思えないほどよく出来た話で驚いた。(多少の脚色はあるのだろうか???)小中学生時代はブルース・リーやジャッキー・チェンの映画をよく見たが、カンフー映画は久しぶり。少林寺も中学の時見に行ったが、高校時代からはカンフー映画からはちょっと遠ざかっていたが、本作品は少林寺に始まったジェット・リーの役者人生の集大成とも言える作品だと思う。個々の対決シーンはどれも迫力・スピード感共に素晴らしく、これで終わりにするのはホントにもったいない気がした。ジェット・リーに関しては、正直言って今まではただのアクション俳優という印象しかなく、前述の2人に比べるとスター性に欠けると思っていたのだが、本作品における喜怒哀楽に満ちた情感溢れる演技力は、彼への評価を変えるものがあり、今後アクション抜きでもやっていけるであろうという期待感を抱かせる。欲を言えば、もう少し尺を長くして、農村における心境の変化や援助してくれた友人との交流について描いて欲しかったと思う。主人公の経験に基づく「憎しみは憎しみしか生まない。報復はいけない」を実行できるか否かは、個々の人間関係から国家間に至るまでの永遠の課題だろう。
東京50km圏道路地図さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-27 01:31:39)
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39.ネタバレ 王道的なストーリー展開ですが、リンチェイ(あえてこの名前)は華麗で優雅な動きだった。棒術、剣術、三節棍と素手以外も集大成と言うだけあって披露していたが惚れ惚れする様な上手さで相変わらず素晴らしい。勝つために手段を選ばない日本人と崇高な精神を持った日本人。これを観た向うの人はどう思ったんだろうか? 関係ないが最近ありがちな曲のタイアップはどうにかならんものか。契約の問題だか知らんが興醒めもいいトコ。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2006-03-31 01:48:08)
38.アクションがすごい。
映画の途中でもうるさいことのある香港の客でも、
このアクションシーンではシーンとしていた。
あの盲目の女の子の前髪が気になったけど。
ただ、最後の勝ち名乗りのシーンは漫画みたいでかっこわるい。
もっと自然にすればいいのに。そこが-2点。
Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-31 16:45:26)
37.ネタバレ 村の娘に惚れました。ラストに「あ!会う約束してたのに」ってのが思い出されて哀愁
ただよいました。ただこのエピソードは作りっぽい。村人の素朴さにってのは本当かもしれないけど。あと気になったのが獅童の戦いの時日本語で話してたのに「絶対に負けるな」ってところがいきなり日本語じゃなくて違和感かんじた。決めセリフ(?)はあちらの言葉ってだろうけど現実味なくてさめるね。
とまさん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-01 21:41:40)
36.ネタバレ 相手をただ倒すためのものは殺人術。ともに競い合い、互いに高めあうのが武術…そんなことを考えさせてくれる作品でした。
アクション面では集大成というだけあって実に多彩な動きをしていました。
素手、剣術、棒術は勿論、久しぶりに見た三節棍など、実に華麗な動きを見せてくれました。
中村獅童の動きも様になっていたのでよかったですし、何よりもその役柄、日本古来の武道精神を持った人物という設定が良かったです。
最後といっているので、次はないのか、という心配はありますが、久しぶりの、本当の意味で骨のあるカンフー映画でした。
クリムゾン・キングさん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-02 00:53:48)
35.アクションシーンはいいけどストーリーが面白くない。
たまさん [映画館(字幕)] 5点(2006-04-02 16:20:07)
34.ともすれば説教くさくなりがちな話の割に、全然説教くささを感じさせないのが好感持てた。でもちょこっとさらっとし過ぎてたかなという気はする。メガネのおっちゃんとの友情と、あの大会のウラについては、もうちょっと説明がほしかったかな。月慈ねーちゃんカワイイ~v
通りすがりのクラゲさん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-04 20:28:47)
33.ネタバレ 個々の存在を尊重し、復讐や力では決して物事はうまくすすまない。そして、この映画は武術の極みは己に打ち勝つことだと示す。国際社会、ひいては現在の中国に対してもある意味で警鐘を鳴らす映画だと思います。それでいて説教臭くはない、武術映画としてもよくできています。    ユエン・ウーピンが手がけたアクションシーンは趣向に富んでいて大いに楽しめる。ワイヤーも使っていて“あり得ない”動きもあるものの、それほど気にならずに見ることができます。主人公の霍元甲を演じるリー・リンチェイはこの作品で様々な技を披露しており彼のファンなら大いに楽しめます。体術、刀術、三節棍、槍術などなど武術家としての能力の素晴らしさが印象的。演技も渾身のものでリンチェイの総決算と言っていいかもしれません。    助演では最後の最後までとことん良い人であり続ける霍元甲の幼馴染役の董勇の存在がこの作品を引き締めていますね。カンフー映画お約束の「周囲の家具を破壊しながらの闘い」も彼の自慢の店で行われて、思わずハラハラしてしまいます。一方の原田眞人は相変わらずの大根ぶり。中村獅童はいちばんの儲け役で、武士道精神を持った潔い日本人として描かれていて好印象ですが、ちょっと出番が少ない…。さらにいうなら前座の対決ももうちょっと見たかったです。かつての宿敵を殺めてしまった霍元甲必殺の突き、最後に繰り出されたこの技を田中安野が感じ取り自分の負けを認めるところは胸が熱くなります。    もっと高得点にしたいのですが、あまりにフォーカスの甘いロングショット、多用しすぎたスローモーション、大根原田と改悪された主題歌を考えて7点です。
トトさん [映画館(字幕)] 7点(2006-04-14 22:17:46)
👍 1
32.あまり難しいことは考えずに素直に楽しめちゃう映画ではないでしょうか。アクションシーンもズシンと響く重量感があり、(太鼓の音の効果もあるんでしょうか?)見ごたえ十分でした。日本人の描き方も好感的で、逆に私たちにも薄れてきた「武士道」が日本の「SPIRIT」であることを思い起こさせてくれました。昨年のダニーザドッグと並び近年のジェット・リー作品いいかんじですね。
くらけんさん [映画館(字幕)] 7点(2006-04-16 10:00:46)
31.あまり時間も感じずあっと言う間に終わってしまった。この手の映画はあまり好まないけど、素直に面白かった。公開時の宣伝では中村獅堂もメインなのかと思っていたが殆ど出ていない。美味しいところは貰ってるようだけどね。日本人の書かれ方はかなり良心的に書かれているのでその辺の不快感は無いはず。最後はやはりあの村に帰ってほしかったなぁ~。
オパオパさん [DVD(吹替)] 7点(2006-07-15 00:35:54)
👍 1
30.アクションはすごいけど、中国人による中国人のための映画って感じ。異種格闘技戦をもっとメインに扱って欲しかったなぁ。
はりねずみさん [DVD(字幕)] 3点(2006-07-15 18:31:25)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 49人
平均点数 6.61点
000.00%
100.00%
212.04%
312.04%
400.00%
5714.29%
61326.53%
71224.49%
81326.53%
924.08%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review4人
4 音楽評価 5.00点 Review4人
5 感泣評価 3.50点 Review4人

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