映画『菊次郎の夏』の口コミ・レビュー

菊次郎の夏

[キクジロウノナツ]
Kikujiro
1999年上映時間:121分
平均点:6.35 / 10(Review 178人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-06-05)
ドラマコメディロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-11-16)【イニシャルK】さん
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監督北野武
助監督清水浩
キャストビートたけし(男優)菊次郎
岸本加世子(女優)菊次郎の妻
吉行和子(女優)正男のおばあちゃん
大家由祐子(女優)正男のおかあさん
細川ふみえ(女優)車のカップル・女
麿赤児(男優)変態男 / 落武者
井手らっきょ(男優)ハゲのおじちゃん
グレート義太夫(男優)デブのおじちゃん
ビートきよし(男優)バス停の男
小林恵美〔女優・1983年生〕(女優)ホステス
諏訪太朗(男優)テキ屋(射的屋)
田中要次(男優)ヤクザ
アル北郷(男優)
脚本北野武
音楽久石譲(音楽監督)
撮影柳島克己
製作バンダイビジュアル
日本ヘラルド
オフィス北野
プロデューサー森昌行
吉田多喜男
坂上直行(協力プロデューサー)
川城和実(協力プロデューサー)
配給日本ヘラルド
オフィス北野
美術磯田典宏
尾関龍生(装飾)
龍田哲児(装飾助手)
赤松陽構造(タイトルデザイン)
編集北野武
太田義則
録音堀内戦治
照明高屋齋
舘野秀樹(照明助手)
木村匡博(照明助手)
木村明生(照明助手)
その他吉川威史(キャスティング)
東京現像所(協力/現像)
あらすじ
おばあちゃんと2人で浅草に暮らす小学3年の正男。夏休みになっても友達は家族で出かけ、サッカークラブもお休み。正男は、ふと思い立ち、遠くの町にいると聞いているお母さんに会いに行くことにする。そんな彼を気遣う近所のおばさんは、夫でどうしようもない遊び人の菊次郎を同行させる。正男はお母さんに会えることができたのか・・。
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💬口コミ一覧

178.ネタバレ 北野作品の中で最高傑作は何かと問われれば本作を選びませんが、最も気に入っている作品は何かと問われれば躊躇なしに本作を挙げます。それはひとえに菊次郎と少年の二人旅が、特に帰る前の浜辺のキャンプが、そんなに楽しい遊びをしていないにもかかわらず、終わらないでほしいと思っていた子供の頃の夏休みのような、とてつもなく幸福な空間に見えるからです。 筋書きとしては母親に会いに行くということだけしかありませんが、それでいて母親と会うこと自体は問題ではなく旅をするために設けられた理由付けに過ぎず(つまり目的は何でも良い)、旅の過程こそが重要な物語になっているのが素晴らしいところです。
 井手らっきょとグレート義太夫という映画史上最も美しくない?天使を登場させる妙(背中にはしっかり羽がある)、少年役に可愛らしい子を配役し泣き顔をアップで撮ったりしないあたりにも品性の高さがうかがえます。
ミスター・グレイさん [DVD(邦画)] 10点(2011-08-19 18:46:07)
👍 2
177.らっきょの脱ぎっぷりをジェシカ・ビールにも見習って欲しい。
一番星☆桃太郎さん [DVD(邦画)] 10点(2007-03-20 23:47:15)
176.学校が昼で終わって帰ってくるだけで泣ける。ガキが走ってくるだけで泣ける。
ムーンナイトロンリーさん [DVD(邦画)] 10点(2006-08-17 15:55:59)
👍 1
175.ネタバレ 夏休みに毎年見ています。バカヤローという台詞にやさしさを感じました。ギャンブル・喧嘩と最悪のように思えるおじさんが見せるちょっとしたやさしさがたまりません。
シネマパラダイスさん 10点(2004-10-13 07:26:12)
👍 2
174.笑って泣ける「1本200円 2本500円」ってカンジの映画です。(どんなカンジだ)
ゆうろうさん 10点(2003-08-14 01:59:01)
😂 4
173.いい映画だと思うんだけどな~・・・。音楽はもちろん(久石譲ファン)、内容も・・・。あと、メインテーマより雨のシーンの曲のほうが好きです。
あなたのはレビオSir.さん 10点(2002-12-20 13:51:02)
172.傑作。音楽の素晴らしさは言うまでもないが、それ以上に武の演出は素晴らしい。菊次郎と子供を引きで撮った画面はあまりにかっこよく、何度も目が潤んだ。このヤロウ、馬鹿ヤロウも最高。
シネマ日和さん 10点(2002-09-07 00:11:40)
171.かわいい映画。いい加減な部分も含めて。
クチイシさん 10点(2002-02-19 22:55:30)
170.ネタバレ 夏の想い出を呼び覚ます。ただその一点においてこの映画が好きだ。
私とたけし監督とは世代も出身も性格も生活も家庭環境も人間関係も全く違うだろうに
等しく「夏」を共有させる。これって何気にスゴいことだと思う。
正男を通して菊次郎が夏休みに帰ったように視聴者もまた菊次郎を通して帰っていく。
たまーに己と向き合う機会ってのは重要で、それをさらっと与えてくれる作品は得難い。
感じるポイントは人それぞれだろうが、皆どこかしらのシーンに各々の夏を見出せるんじゃないかな。いや、知らんけど。
もっとも、たけし一流の悪ふざけや内輪ネタは好きじゃないし、子役にもいろいろアレだ、思う所はある。
それでもあの、天使の鈴をぶんどるシーンの、トンネルを抜けて青いタイルの公衆トイレに腰掛ける一瞬。
あれを見たくて私はまたこの映画を観ると思う。
昨日が全盛期さん [DVD(邦画)] 9点(2012-12-05 01:59:14)
👍 1
169.私も「また、お母さんを探しに行こうな」にジーンときました。たけし作品らしい笑い、感動、人間味のある”なんかいいんだよ”という1本です。
FHARCYDEさん [DVD(吹替)] 9点(2005-05-13 15:24:03)
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168.ネタバレ タケシを中心に大人達が終始徹底的にあらゆる嘘をつき続ける。嘘はずるさの象徴でもあるが、照れ隠しの場合もある。本音や事実を過大にも過小にも表現する。また、嘘には2種類あって、自身の保身や見栄の為の嘘と、相手への優しさの為の嘘。作品前半は前者の嘘が多いのだが、終盤にかけて後者の嘘が多くなる。子供の目を通して、大人のずるさと優しさを嘘により表現している。最後の「また、お母さんを探しに行こうな」では涙が溢れた。
東京50km圏道路地図さん 9点(2004-05-03 16:31:49)
👍 1
167.しっかりと切なさがある。それは夏。
no_the_warさん 9点(2004-03-05 00:33:56)
166.才能の暴走。序盤からコントの“間”で映画の“間”を殺害。異常なほどのロングショットの多用。主人公二人がさえないおっさんとさえない子供。豊橋に着いてからはストーリーさえ放棄。でもこんなに優しい映画は久々に見た。月を背景にだるまさんが転んだで遊ぶ菊次郎たちの姿が浮かぶシーンなんて本来映画ではありえないけど、映画以外でだってありえない。北野武以外には不可能。「バカヤロー」って言葉を優しい言葉として描ける映画作家は世界中どこを探しても北野武以外には存在しない。「fuck you」で感動させられる映画作家がアメリカやイギリスにいますか?北野映画を原語で観ることができる幸福に感謝。
藤村さん 9点(2004-02-12 21:39:26)
👍 6
165.はまった!!相当笑わせてくれました。でも最後はちょっといい感じ。大好きです。
ノスさん 9点(2004-01-21 18:14:04)
164.夏に見たんですが良かった!子供の頃にあんな夏休み体験出来たら良い思い出になるだろなぁ~。菊次郎役の北野武がカナリいい演技で温かさを感じました。俺的に最後に菊次郎が言う台詞と、菊次郎とその他の仲間がキャンプしている時に出てくる回想シーンみたいなの(菊次郎などが色んな衣装着てダルマさん転んだみたいのやってる時)がグッと心に来て好きです
Ⅴ.I.ッKU-Sさん 9点(2004-01-15 23:49:18)
163.いい!自分中心に楽しんでいた菊次郎が、段々子供に情が移り、最後には子供を中心に楽しませる様になります。はじめはただのチンピラと子供のコントラストの映画?と思っていたけれども、人を守るとか、大切にするとか、そういった、人が大切なコトを学んでいく行程を見せてもらいました。しかもたけしは照れながら描いているし。私達がよく知っているはずの日本の雑多な路地裏から美しい風景を眺め、気づいたら夏の田舎の風を感じていました。武の大人の退廃っぷりの表現もギャグも苦手なんだけれど、それでも菊次郎の心の変わり様に涙ボロボロしてしまいました。子供が「おじちゃんの名前なんていうの?」って言葉で表した小さな愛情、それに対して、菊次郎が「菊次郎だよ!ばかやろう!」って言った照れと、音楽が私の中で何度もリフレインしています。たけしはすごいなー。なんていうか、映画で人を大きいな~と感じたのは初めてです。
夢の中さん 9点(2004-01-15 19:48:51)
👍 1
162.いやこれは名作だと思いますよ。子役に普通の子を持ってきたのもたけし軍団のキャスティングも「あかぬけないけど心は温かい」みたいな雰囲気が伝わってきて良かったな。所々笑いもあっておもしろいし、小さい頃に誰もが感じる「満たされなさ」みたいなものが上手く表現されていてその心の隙間を、周りの頼りないけどやさしい大人たちがうめていくという心温まる物語です。
FATさん 9点(2003-07-20 15:16:31)
161.男の子とおじさんのロードムービー。再婚していた母親が異父兄弟を見送るのを見てしまった少年の姿がとても切なかったです。
ジェイムズさん 9点(2003-06-21 05:31:12)
160.ギャグがかなり良かったです。
さん 9点(2003-06-19 17:35:24)
159.北野映画の中でも異色な作品であるが、個人的には一番好きな作品。特に菊次郎がたまに見せるなんとも言えない表情がいい。
kkkさん 9点(2003-03-07 15:58:14)
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【点数情報】

Review人数 178人
平均点数 6.35点
010.56%
163.37%
242.25%
3116.18%
4116.18%
52312.92%
62614.61%
73217.98%
84022.47%
9168.99%
1084.49%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review12人
2 ストーリー評価 7.06点 Review16人
3 鑑賞後の後味 8.12点 Review16人
4 音楽評価 8.56点 Review25人
5 感泣評価 7.27点 Review11人

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