映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』の口コミ・レビュー(3ページ目)

ドラえもん のび太の魔界大冒険

[ドラエモンノビタノマカイダイボウケン]
1984年上映時間:98分
平均点:7.49 / 10(Review 87人) (点数分布表示)
公開開始日(1984-03-17)
SFコメディアドベンチャーファンタジーアニメシリーズものファミリーTVの映画化漫画の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-23)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督芝山努
楠部大吉郎(監修)
演出原恵一(演出助手)
安藤敏彦(演出助手)
大山のぶ代ドラえもん
小原乃梨子のび太
野村道子しずか
たてかべ和也ジャイアン
肝付兼太スネ夫
横沢啓子ドラミ
小山茉美満月美夜子
中村正[声優]満月博士
上田敏也メデューサ
若山弦蔵大魔王デマオン
千々松幸子ママ
加藤正之パパ
白川澄子出木杉
田中亮一先生
青木和代ジャイアンのママ
仁内達之悪魔隊長
千葉繁使い魔
玄田哲章悪魔
山田俊司悪魔
加藤治悪魔
原作藤子不二雄
脚本藤子不二雄
音楽菊池俊輔
作詞湯川れい子劇場公開版エンディングテーマ「風のマジカル」
武田鉄矢ソフト版エンディングテーマ「だからみんなで」
楠部工「ドラえもんのうた」
作曲菊池俊輔「ドラえもんのうた」/ソフト版エンディングテーマ「だからみんなで」
編曲菊池俊輔「ドラえもんのうた」/ソフト版エンディングテーマ「だからみんなで」
鷺巣詩郎劇場公開版エンディングテーマ「風のマジカル」
主題歌小泉今日子劇場公開版エンディングテーマ「風のマジカル」
岩渕まことソフト版エンディングテーマ「だからみんなで」
大杉久美子「ドラえもんのうた」
撮影三沢勝治(撮影監督)
東京アニメーションフィルム
プロデューサー別紙壮一
制作シンエイ動画
小学館
テレビ朝日
アサツー ディ・ケイ(制作協力)
シャフト(制作協力)
山田俊秀(制作デスク)
配給東宝
作画本多敏行(レイアウト)
富永貞義(作画監督)
堤規至(動画)
大塚正実(原画)
芝山努(絵コンテ)
美術沼井信朗(美術監督)
編集井上和夫
録音浦上靖夫(録音監督)
その他東京現像所(現像)
あらすじ
ドラえもん(声・大山のぶ代)のもしもボックスで、魔法を使える世界にしてしまったのび太(声・小原乃梨子)だが、こちらでも彼は劣等生。このころ地球には「魔界」と呼ばれる、悪魔の住む惑星が近づきつつあった。満月博士は魔界接近説を唱えていたが、世間の人は全く信じてくれない。悪魔の襲撃でネコに変えられてしまった博士の娘・美夜子。ドラえもんたちは、科学という名の「魔法」を引っさげ、魔界へと乗り込んでいく。劇場版ドラえもん第6作。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

47.“STAY HOME”なGWも最終日。我が家では、家族そろってドラえもん映画を観て午後を過ごした。

2007年公開のリメイク版「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~」は、適切な“改変”を含めて、1981年生まれのオールドファンも納得せざるを得ない良作だった。

改変ポイントは多岐に渡っていたが、それらの殆どが、オリジナルのストーリー性をきちんと踏まえた上で、F先生(藤子・F・不二雄)の原作漫画ですら描き切れていなかったウィークポイントを精力的に補っており、思わず感心してしまった。

特に、見事だったのは、パラレルワールドとして生み出された「魔法世界」の危機と並行して、現実世界においても地球規模の危機を描き、二つの世界が相互に影響しあっているというSF的な整合性を、極めて簡潔に表現していたことだ。
それにより、あの“フェイクエンディング”におけるのび太の決断の価値が殊更に高まっていた。

ただし、その一方で、オールドファンにとっては拭い去れない“物足りなさ”も存在していた。
それはずばり「魔界大冒険」ならではの「恐ろしさ」や「不気味さ」の欠落であり、言い換えるならば、「魔法」や「悪魔」に纏わる歴史文化に対するF先生の「趣向」そのものが薄れていたことに他ならなかった。

この1984年公開のオリジナル映画や、原作漫画(大長編ドラえもん)には、それらの文化に造詣が深いF先生ならではの魅力的な設定や造形で満ち溢れていた。
“実はゲストヒロインの○○だった”なんて裏設定など皆無で只々不気味で恐ろしい“メジューサ”をはじめ、肉食角クジラの恐怖や、帰らずの原の絶望感、魔界のハイエナ、人魚、大魔王の心臓等の印象的なビジュアルの数々には、F先生の“魔法(悪魔)愛”と、それに伴う独創性が詰め込まれていた。

そして、今回久しぶりにこのオリジナル映画を再鑑賞してみると、当時の録音技術ならではのくぐもったような音声と、それによる一つ一つの台詞までもが、自分の脳裏に張り付くように残っていたことに気づいた。
それは本作が、幼少時、VHSが擦り切れるくらいに何回も観たアニメ映画の一つであることの証明であり、そういった“感覚”の一つ一つを含めて、この映画の価値が揺らぐことはないのだろうと改めて思った。

それはもはや、オリジナルとリメイクのどちらが良い悪いという話ではないのだろう。
20数年の時を経て制作された二つの「のび太の魔界大冒険」は、両作とも原作をリスペクトし、精力的に生み出された優れたアニメ映画である。

30年来のファンとしては、自らの子どもたちと共に、それぞれの作品を楽しめるという「幸福」を、素直に噛みしめるべきだろう。



ああ、あとそれと、やっぱり最後の“銀のダーツ”はジャイアン(名投手)に投げさせなきゃね!
鉄腕麗人さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-11-27 16:17:38)
46.ドラえもん映画では1or2番目くらいにおもしろかった!ダークな感じは新鮮だった。
トトとアルフレードさん 10点(2003-12-01 14:33:35)
45.もしもボックス最強説を強く後押しする作品。石になったのび太とドラえもんはものすごい怖かった。
コダマさん 7点(2003-12-04 23:40:12)
44.出だしの石像を見つけてからのストーリー展開が、何とも良い。魔法世界というだけでも、十分興味をそそられるが、ネコにされた美夜子さんの存在が、より一層、不思議な世界へとのめり込ませてくれる。いつもの通り、アイテムの面白さも充実しており、雰囲気だけの「帽子」の意表をついた「ストーリー」への盛り込み方など、思わずうなってしまう楽しさがありました。ラストの敵も大味で、個人的にはシリーズの中でもかなり好きな作品です。
sirou92さん 5点(2003-12-05 20:07:26)
43.ネタバレ ドラミちゃんが助けに来るのはちょっと反則。
北海道日本ハム優勝さん 5点(2003-12-29 17:08:57)
42.異世界は異世界でも魔界という世界に足を踏み入れたのはドラえもん史上最大の出来事ではないか。
000さん 7点(2004-01-10 18:34:11)
41.ネタバレ ドラえもんシリーズでは1,2位を争う出来だと思う。原作者である藤子不二雄の、惜しみない才能を感じる作品。子供向けアニメだからと言って、決して侮る無かれ。砂漠でのシーンやクライマックスの緊迫感などは本当に見事。途中のなんちゃってラストにも笑った。傑作と呼ぶにふさわしい出来。
深海さん 10点(2004-01-15 19:24:51)
40.ネタバレ ドラえもんだっておもしろいものはおもしろい!最近のドラえもんはひどいと思いますが竜の騎士までは結構おもしろいと思います。中でもこれは一番かな。石になってしまうのとかすごく恐いでし、タイムマシンの中までおってくる家来の恐ろしいことなんの。ストーリーもよくできてるしおもしろかった。もしもボックスがなければなりたたない話だがもしリアリティのあるアニメや実写だったりしたらもっと有名になってたかも。ドラえもんでしょって済ませてしまう人たちへ。
bokugatobuさん 8点(2004-01-24 01:48:44)
39.ネタバレ 魔法の絨毯に免許がなくてはいけなかったり学校の授業でも魔法を使って授業をしたりと現実的な魔法社会をうまい事表現されている所が素晴らしいと思いました。更に魔界へと入っていったあたりはとてもハラハラドキドキとした展開でしたし魔王の心臓が違う場所にあるという設定もファンタジーチックで良いかと思いました。本当に藤子先生は世界観を作り出すのが上手ですね。
ビスケさん 8点(2004-01-25 00:13:16)
38.ネタバレ とにかく脚本が秀逸な作品。のび太の夢で始まるプロローグ(ドラミが出て来る)、石化されたドラとのび太が落ちてくるところなど伏線の張り方は絶妙だし。また、科学と魔法・常識と非常識の対峙、現実とパラレルという哲学的な構図も良かった。ちょっと大人の美夜子の存在も魅力的。のび太を助けて一人悪魔に向かっていくところは、不覚にも泣きそうになった。ドラミちゃんの登場はご都合主義かもしれないけれど、この場合は許せる範囲。なんちゃってエンディングも演出してくれたし、元の世界にもどれたのもドラミの「もしもボックス」のおかげだし。唯一納得いかないところは、契約の問題かもしれないが、ビデオやDVDでも名曲「風のマジカル」を使って欲しかった。点数は、この歌が使われた映画版のもの。
なおてぃーさん 8点(2004-01-27 01:18:55)
スポンサーリンク
37.ダークな雰囲気ありありですね。小さい頃少し怖かったです。。。
A.O.Dさん 7点(2004-02-01 00:36:44)
36.みよこさんは子供心に何か憧れたなぁ。
流月さん 9点(2004-02-05 22:47:17)
35.それまでのシリーズとは少し趣が違ってて好きだった。
ディーゼルさん 7点(2004-03-08 22:18:13)
34.昔見た時はめちゃくちゃ面白かッた覚えがあるんですけどね~。磁石の効かない場所でどうやって北北西に光線を定めたの?とかしずちゃんとスネ夫がアルマゲドンのブシェミ並みに何もしてなかったりとかツッコミを入れてはいけない。「どうしてボクそれに気付かなかったのかなぁ~?」ってセリフが良いですね。上手だと思いましたよ。なんというか…ひねくれた視点だと。
マンダムさん 5点(2004-04-21 10:25:59)
33.どらの帽子の☆の数多くてよかったぁ~
ゲソさん 8点(2004-06-07 03:34:47)
32.子供の頃、一番好きだったドラえもん映画。でも、今観ると、むしろ『鉄人兵団』の方が面白く感じます。理由は、よくわからないけど、幼少期と今では「フィクションに求めるもの」が変わったからなのかもしれません。まだ幼かった頃、『魔界大冒険』は、「もしも魔法があったら…」という、子供ならではの夢を叶えてくれたので、シンプルに楽しめました。それに対し、『鉄人兵団』は夢も何も無く、ただ残酷な感じで、好きではありませんでした。きっと、子供の頃は、「もしも、漫画にある世界が本当ならば…」という空想を、実現したものが好きだったのだと思います。でも、今は「一時的に現実から離れて、感情移入して感動できるもの」をフィクションに求めています、、、現実での癒しを求めているのかも(笑)。だから、『魔界大冒険』よりも、空想を実現した印象は弱くても、より感動的なストーリーに仕上がっている『鉄人兵団』の方が、好きになったのでしょう。しかし、いずれにしても、ドラえもんの映画は、童心にかえることが出来る素敵な物語だと思います。こういう夢ある漫画が、国民的な存在になり、感動的な映画まで作られるようになって、本当に良かった。。。
IKEKOさん 6点(2004-10-01 01:30:23)
31.ドラえもんはやはり心がうきうきします。

その中でも、ドキドキ感、ストーリーすべてをとっても最高です。

「海底鬼岩城」を推す人も多いとは思いますが、やはりこちらが好きです。
やぶさん 10点(2004-10-10 23:22:51)
30.ちょっと信じがたい面白さのドラえもん映画です。
残念ながらドラえもんを知らない人にまではさすがに面白さが伝わらないでしょうが、
それでも文句無く10点です。
多くの人が書かれていますが、ちょっと怖い感じの仕上がりが子供心にとても衝撃的で
そのことで他のドラ映画とは一線を画している感じがします。
初期のドラ映画はほとんど全て面白いのですが、魔界大冒険はちょっとだけ特別です。
MacGyverさん 10点(2004-11-15 23:23:18)
29.つっこみ所満載。細かいことは気にしないのがドラえもん。
ばかぽんさん 6点(2005-01-29 06:58:55)
28.「チンカラホイ」という呪文、誰が考えたんだろ。天才的に世界にマッチしていて素晴らしい。しずかちゃんのパンチラが見れる数少ない作品。
えいざっくさん [地上波(字幕)] 6点(2005-09-19 22:10:55)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 87人
平均点数 7.49点
000.00%
111.15%
200.00%
311.15%
433.45%
578.05%
678.05%
72225.29%
82225.29%
91112.64%
101314.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.60点 Review5人
4 音楽評価 4.75点 Review4人
5 感泣評価 5.66点 Review3人

■ ヘルプ