映画『007/カジノ・ロワイヤル(2006)』の口コミ・レビュー(2ページ目)

007/カジノ・ロワイヤル(2006)

[ダブルオーセブンカジノロワイヤル]
Casino Royale
2006年チェコ上映時間:144分
平均点:7.14 / 10(Review 207人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-12-01)
アクションサスペンスアドベンチャーシリーズもの犯罪ものロマンス小説の映画化スパイもの
新規登録(2006-04-30)【ギニュー】さん
タイトル情報更新(2025-02-20)【イニシャルK】さん
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監督マーティン・キャンベル
助監督アレクサンダー・ウィット(第二班監督)
演出鍛治谷功(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストダニエル・クレイグ(男優)ジェームズ・ボンド
エヴァ・グリーン(女優)ヴェスパー・リンド
マッツ・ミケルセン(男優)ル・シッフル
ジュディ・デンチ(女優)"M"
ジェフリー・ライト〔男優〕(男優)フェリックス・ライター
ジャンカルロ・ジャンニーニ(男優)ルネ・マティス(連絡係)
カテリーナ・ムリーノ(女優)ソランジュ
サイモン・アブカリアン(男優)アレックス・ディミトリオス
イザック・ド・バンコレ(男優)スティーヴン・オバンノ
イェスパー・クリステンセン〔男優〕(男優)ミスター・ホワイト
イワナ・ミルセヴィッチ(女優)ヴァレンカ(ブロンド髪の女性)
クラウディオ・サンタマリア(男優)カルロス(空港での爆弾魔)
セバスチャン・フォーカン(男優)モロカ(マダガスカルでの爆弾魔)
エイド(男優)太っている黒人男性(ポーカー参加者)
ウルバーノ・バルベリーニ(男優)イタリアのメディア王トメリ(ポーカー参加者)
ツァイ・チン(女優)マダム・ウー(ポーカー参加者の中国人女性)
マイケル・G・ウィルソン(男優)警察署長
フィル・メヒュー(男優)財務省官僚
トビアス・メンジーズ(男優)ヴィラーズ
マーティン・キャンベル(男優)空港労働者(ノンクレジット)
小杉十郎太ジェームズ・ボンド(日本語吹き替え版【ソフト】)
岡寛恵ヴェスパー・リンド(日本語吹き替え版【ソフト】)
中田和宏ル・シッフル(日本語吹き替え版【ソフト】)
辻親八フェリックス・ライター(日本語吹き替え版【ソフト】)
菅生隆之ルネ・マティス(日本語吹き替え版【ソフト】)
此島愛子"M"(日本語吹き替え版【ソフト】)
江川央生スティーヴン・オバンノ(日本語吹き替え版【ソフト】)
東條加那子ヴァレンカ(ブロンド髪の女性)(日本語吹き替え版【ソフト】)
浦山迅(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤真秀ジェームズ・ボンド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
冬馬由美ヴェスパー・リンド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
藤原啓治ル・シッフル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
沢田敏子"M"(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西村知道ルネ・マティス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山像かおりソランジュ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚芳忠ミスター・ホワイト(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大友龍三郎スティーヴン・オバンノ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石田圭祐フェリックス・ライター(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横島亘(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作イアン・フレミング「カジノ・ロワイヤル」(東京創元社)
脚本ポール・ハギス
ニール・パーヴィス
ロバート・ウェイド〔脚本〕
音楽デヴィッド・アーノルド
作詞クリス・コーネル"You Know My Name"
作曲デヴィッド・アーノルド"You Know My Name"
モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」
編曲ニコラス・ドッド
主題歌クリス・コーネル"You Know My Name"
撮影フィル・メヒュー
アレクサンダー・ウィット(第二班撮影監督)
製作バーバラ・ブロッコリ
マイケル・G・ウィルソン
デヴィッド・ミンコフスキー(共同製作)
マシュー・スティルマン(共同製作)
MGM
コロムビア・ピクチャーズ
ユナイテッド・アーチスツ
製作総指揮アンソニー・ウェイ
カラム・マクドゥガル
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
シネサイト社(視覚効果)
K.N.B. EFX Group Inc.(特殊効果)
グレゴリー・ニコテロ(特殊効果スーパーバイザー)
デヴィッド・ウィリアムズ(特撮)
美術ピーター・ラモント(プロダクション・デザイン)
スティーヴン・ローレンス[美術](美術監督)
ドミニク・マスターズ(美術監督)
ピーター・フランシス[美術](美術監督)
ダニエル・クレインマン(タイトル・デザイン)
衣装リンディ・ヘミング
ヘアメイククリスティン・ブランデル(ヘアドレッシング・スーパーヴァイザー)
編集スチュアート・ベアード
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳松崎広幸(日本語吹き替え版【ソフト】)
その他ニコラス・ドッド(指揮)
マイケル・G・ウィルソン(ポーカーのコンサルタント)(ノンクレジット)
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💬口コミ一覧

187.めっちゃマジメに作ってるやん! マッドサイエンティストが作ったふざけたヘンテコ兵器は一切なし。
くまさんさん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-17 05:23:48)
186.人間味に溢れ、テクノロジーに頼った形でないアクションは見応え満点。さらにはストーリーが素晴らしかった。オープニング、カジノロワイヤルというタイトルがきちんと最後まで生きてるのが素晴らしいと思う。話のスケールが突飛でなく、理解出来る範囲で描かれてるのもその一員か。ピアース・ブロスナンボンドは今一好きになれなかったけど、このダニエル・クレイグボンドは一撃で好きになってしまった。あぁ、でも次作以降ではどんな感じになるんだろう。グロいシーンはないが男性諸氏には辛いシーンあり。
巷説犬福物語さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-06 22:53:05)
185.ネタバレ 今までの007シリーズがあまり好きでは無かった私の理由としては、
「ボンド、スカし過ぎ・・」ということが挙げられるんですけど(笑)そういった意味では、今回のボンドはと~~っても、人間くさくて、スカしてない(というかスカせない)、不器用なボンドで、そこがかえってセクシーで魅力的に見えました。これで、次回作からもしスカしたボンドになっていても、過去がわかってるから違和感なく観ることができそうです。
恋愛映画としても結構説得力があって、今までのどこか薄っぺらいお遊び的なボンドガール達との恋愛とは違って、今回のエヴァ・グリーンとの恋は真剣さが伝わってきました。エヴァは本当に適役だと思います。あの、フランス女優独特の「脱がなくてもセクシー、脱いでも安くならない」という高飛車で気難しい雰囲気が、一筋縄では行かない感じで、ボンドとのセリフのやりとりも、見事はまってましたね。実はツンデレ?で
頼りない所が、初心者ボンドのツボにはまって、恋に落ちていくさまが納得。
この役は、相当の美貌と、繊細な知的さが必要なため、なかなか他の人でははまらなかったと思います。エヴァにとってはこのカジノロワイヤルは当たり役ではないでしょうか。それはダニエル・グレイブについても同じことで、彼の元々持つ、「原始人(笑)」的ルックスを上手く逆手にとって、今までのボンドとは一味違うボンドを
作り上げたと思います。そう、ある意味、今までのボンドじゃ、もう、つまらなかったと思う。ピアースブロスナン的、ショーンコネリー的、「スマート?にやけてる?
やたらと万能ですね?」なボンドは時代遅れって事。
CGに頼り過ぎないアクションシーンも新鮮。走りまくるボンドが新鮮。
オールドスタイルに見えて、新しい映画。「初心にかえる」ってこういうことか。
やわらか戦車さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-01 12:25:11)
184.ネタバレ 兎に角!熱いから観に行けぇ。と友人より懇願され、じゃぁ猿顔ボンドを…と鑑賞。あらびっくり☆かっこいいし、走るの早いし、背筋はピン!と伸びていてステキ度満点。蝶ネクタイも良くお似合いで、若すぎて手に負えないかわいい坊やぶりにMが手を焼く様は、苛度増えましたが、そこが又ダニエルボンド君の若さゆえのア・ヤ・マ・チ。そこんとこ頭に入れて、脚本の良さにマティーニで乾杯♪
成田とうこさん [映画館(字幕)] 9点(2006-12-30 23:37:10)
😂 1
183.ネタバレ オープニングアクションで、もんのすごい走っちゃったり跳んじゃったりして、スーパーマリオかと思っちゃたんだが、それはそれで斬新でよかった。後で考えると、よくこれだけ盛り込めたと思えるほどたくさんのエピソードがあるにもかかわらず、流れがあるので2時間飽きないで見ることができた。CIAに助けられちゃったりするのも世相なの?、気が利いてて、楽しい。ちっとだけ頭を使うのと、あまりに速い展開に、疲れているときに見るのはキツいが、元気なときにはおすすめの、俺的に今年一番の娯楽作。
ぽん太さん [映画館(字幕)] 9点(2006-12-30 21:34:54)
182.今までの作風を捨てて結構シリアスに作り上げているので、これは007映画とは呼べないんじゃないかと思いましたが、今までのマンネリ化したジェームス・ボンドのキャラより数段良いとおもいます。“私を愛したスパイ”以降殆ど同じ路線で作り上げてきた本シリーズでしたが、本作品はジェームス・ボンドの人間性が随所に出てきて素晴らしい出来だとおもいます。さらにアクションも全く過去のものとは引けを取らないし、物語もしっかりしている。あえてケチをつけるなら、ボンドガールが知的では有るけどお色気という部分では若干役不足かと思いました。
みんてんさん [映画館(字幕)] 9点(2006-12-10 00:14:01)
181.ネタバレ オープニングの音楽とカードをあしらったシーンはおしゃれでした。
けれども、今までと違ってセクシーな女性のダンスではなく、新しいボンド、ダニエルさんをご紹介!という感じで。

ボンドガールもイメージ変わりましたね。
セクシーさを武器にボンドに迫るタイプではなく、知的でキュートなエヴァ・グリーンさん。
う~ん、007を観ているような気がしない(苦笑)
セクシーな人も出て欲しかったなぁ。

私の勝手な思い込みですが、この作品の功労者はマーティン・キャンベル監督ではないでしょうか?
最近の「マスク・オブ・ゾロ」「バーティカルリミット」「すべては愛のために」
どれも今ひとつでしたが、この「007/カジノ・ロワイヤル」は「007/ゴールデン・アイ」に匹敵する良い仕事でした!
この俳優ですよと言われたヒトを使って、その枠でこれだけ楽しませてくれるのですから。

しかし、「すべては愛のために」のクライヴさんさんアンジェリーナさんのコンビで「カジノ・ロワイヤル」を作ったら・・・
どんな豪華なものになったかな?とも考えました。

娯楽大作としてはとても良い出来でした。
カーチェイス、船、クレーン、建物の破壊・・・
見所満載ですぐには思い出せないほど。
今年一番のはらはらドキドキでした。
評判が良いのも肯けます。

ダイエルさんは思ったより可愛いかった。
007初心者ですが、金髪のムキムキな人って言うと・・・
ロッテ・レーニャさん扮するNO.3にお腹を殴られ合格したマッチョさんのイメージがありまして。
ボンドじゃなくて、ドイツかロシアの敵役かい!と突っ込みたくなったのも事実です。

ジェームズ・ボンドはおしゃれでスマートなイメージです。
ダニエルさんのカジノでのシーンで、チップ(と言うのかしら?)を粗雑に崩しながら賭けていたのが気になりました。
ブロスナンさんなら?ムーアさんなら?コネリーさんなら?
どんな振る舞いを見せてくれたのかなと。
新しいボンドのイメージなのでしょうが、ここはちょっと頂けないと思いました。

期待が大きかったので不満も出ましたが、面白かったしまた繰り返し観たいと思っています。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 9点(2006-12-07 22:44:54)
180. 007に出合ったのは高校1年。映画館で見た「ゴールデンアイ」。ここからあらゆるビデオレンタル屋を駆け巡り、007を借りた思い出があります(田舎だったので、全部の作品を置いている店がありませんでした)。ロジャー・ムーアの軽い感じも好きなのですが、繰り返し見たのは「女王陛下の007」「消されたライセンス」でした(「ロシアより愛をこめて」や「ユア・アイズ・オンリー」も好きです)。つまりリアル路線が好きだったのです。ボンドが人間的に感じるとき、それが最もアクションに力が入り、大きな映画的興奮を味わせてくれました。「消されたライセンス」のトラックのシーン。ボンドの怒りの感情がアクションに乗り移り、最高の興奮、そしてカタルシスを与えてくれました。さて近年の007。テクノロジーだけが進化し、ボンドはその波に飲まれたような印象です。ピアース・ボンドは、スマートでハンサムなのですが、スマートすぎて、人間的なリアルさを持ち合わせていませんでした。「トゥモロー・ネバー・ダイ」ではその良さが出ていたのですが、「ワールド・イズ・ノット・イナフ」ではピアースのボンド像が中途半端なために、作品も中途半端になっていたと思います。そして今回。
 リニューアルは私にはぴったり会いました。もうオープニングの銃口のシーンが、ハードに演出されていて大興奮!!。そして最高の主題歌!!ダニエル・グレイクのボンド起用は、斬新過ぎて不安だったのですが、今回の路線変更にはぴったりでした。リアルさやアクションで魅せてくれます。女性との絡みも思ったより悪くない。カジノシーンが退屈との意見もありますが、途中で挟まる殺しや毒のシークエンスはより緊張感を高めていたと思います。とにかくリアルなボンド、人間的なボンドが帰ってきたのが最大の喜びです。脚本も素晴らしい。後半はアクションでなく、ストーリーと俳優の演技で魅せるのだからたいしたものです。とにかくハードボイルド!拷問のシーンはダニエルだからできたもの。
 ここまでの傑作を作ったので、逆に次の作品がこれを超えられるか不安。でも次もボンドはダニエルでしょうから、この路線が続いていくことには一安心。
re-bornさん [映画館(字幕)] 9点(2006-12-04 22:10:12)
179.ネタバレ 21作目6代目ジェームズ・ボンドにダニエル・クレイグが選ばれた時は顔が悪役っぽくて大丈夫かと初めは心配したが蓋を開けると結構似合っていました。今作品新ボンドが15歳若くなったのでアクションにまずキレがありました。肉体派です。モノクロの時の便所での戦い、序盤の追跡劇、空港での戦い、階段での戦いなど肉体派のボンドなので楽しませてくれる。特に追跡劇は本当に凄い。悪役の人のあの俊敏な動きは観ている側をハラハラさせてくれる。ヤマカシの様な動きでした。調べたらセバスチャン・フォーカンが始めたスポーツ「パルクール」というものでヤマカシもその一種だそうです。どうりであの動きが出来たのかと納得。さすが創始者だけの事はある。シリアスなシーンの連続だったので少し笑えるシーンもありで拷問シーンのあのイカレっぷりの「右、もっと右だ」は最高でした。お決まりの銃を撃つ始まり方のタイミングと終わり方が上手い。最後は「ボンド、ジェームズ・ボンド」って今までそう言えば言ってなかったなと思ったらそこで名のるのかーみたいな。ダニエル版ボンド今回が良かっただけに果たして2作目はどうなる事か。
TRUST NO ONEさん [試写会(字幕)] 9点(2006-11-28 06:13:49)
👍 1
178.ネタバレ 派手なアクションシーンを中盤までに寄せ集めて、カジノでの勝負をハイライトに持ってくる構成が
競合作品との差別化になっており、007というシリーズの持つフォーマットの強みを感じる作品です。

これは個人的なボンド観なんですが、ボンドの最大の強みは異常なLuk値の高さであると考えています。
008など彼より任務に忠実で屈強なダブルオーエージェントは設定上は存在します。
ボンドはハニトラにもほいほい引っかかるし敵の罠にも割と簡単に引っかかる隙の多い男です。
でも運に任せるしかない場面でしっかり不利を覆すから大勝負にはボンドが選ばれるのだと思います。
そうしたMのボンドにたいする理屈をこえた信頼がなんとも英国風じゃあないですか。

歴代のボンドたちは、とりあえず意味もなくギャンブルで大勝ちして強運の片鱗を見せつけてきました。
本作はそんなジェームズ・ボンドに宿命的に課せられた大任に筋骨隆々の新人が挑み
なんとか襲名を果たすお話であると私は見ました。

毒を盛られて死にそうになったところを偶然通りがかったヒロインに助けてもらったり
天才とポーカーで争って強運でねじ伏せたりするのは、ボンドになるうえで必要な通過儀礼なのです。
女運がないのもボンドの宿命なのでその点については気の毒でしたね。
伊予柑さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-08-13 17:50:26)
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177.007シリーズを1作目から見直してきてやっとたどり着きました。(ブロスナン007でいつも挫折していたのですが、やっと見終えた)で、クレイグ007ですが、キャラとしては素晴らしい。ただ、超人すぎます。又、最新技術なんだろうけど、ド派手なアクションシーンがカット多すぎて、何が何だかわからない。あと、MI6の設備もグラフィックだらけで、ガチャガチャ、訳わからない。せっかくストーリーも登場人物も抜群なのに、もう少し落ち着いて欲しい。
代書屋さん [DVD(字幕)] 8点(2023-01-16 13:01:14)
176.ネタバレ 自分の中で007は様式美が全てみたいなところがあるのでまあ大体6点とか7点とかそういう点になってしまいますが本作は8点にしました。原作への忠実さだけでなく、強そさやスパイとしてのリアリティなど、個人的には史上最高のボンドかと。ポーカーに時間をかけて戦闘シーンを減らしたのは賛否両論あるかもしれませんが自分は良いと思います。緊張感のある序盤のモノクロシーンから終盤の鮮やかなイタリアのシーンなど見せ方も素晴らしかった。エヴァグリーンも最高。
なすさん [インターネット(字幕)] 8点(2017-08-08 19:53:28)
175.007の音楽を使った某バラエティ番組見て何か懐かしく思い、「寅さん」シリーズでも観るつもりで借りてみました。007をまともに鑑賞するなど高校時代以来かもしれない。
欧州のアートフィルムのようなシックなモノクロの出だしから、一転カラフルなトランプ舞うセンス良いアニメーションのオープニング、さらに一転アフリカを舞台にした超高所恐怖症的肉体アクションへと・・あまりのUpdateぶりにビックリしました。「安定のワンパターン」どころか最新鋭のアクション映画として充分通用する作り。
舞台は超セレブが集う秘密のカジノ大会へと。確かにゲームや心理戦をもう少しじっくりやってくれたら・・という感じはしますが、視覚的要素や雰囲気はとても良かったです。こういうゴージャスな舞台は007ならでは。
ただ大会が終わった後はパワーダウンしてしまった感じで、しかもダラダラ長かったのが残念。
シッフル一味がどんな手を使っても金を取り戻しに来るのは必定で、MI6も万全の態勢で防がなければいけないはず。なのに呑気に祝杯上げて、当り前のように攫われて拷問・・この辺りの流れの納得の行かなさはC級映画でも見てるような。ヒロインももう一つ説得力がない。「女王陛下の007」のトレイシーは、ある意味変人で傑物で、いかにもボンドの伴侶に相応しいという感じのキャラだったけど、今回の人は他の歴代ボンドガールと何が違うの?って感じ。
最後の豪快版「ヴェニスに死す」と、最後の最後にあのセリフが登場する演出は良かったです。
番茶さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-17 20:17:56)
174.ネタバレ ダニエル・ボンドの原点を確認するために再鑑賞。初回鑑賞時はかなり感動したのですが、改めて観るとやや薄味の印象。でも自分の中では歴代ボンド最高です。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-02-07 04:38:29)
173.ネタバレ 濃い、とにかく濃い。
ダニエルボンドの写真を初めて見た僕の拒否反応は凄かった。「あんなんボンドじゃないやい!」もちろん当時は見なかった。その後DVDで見た僕はひどく後悔する事になる、もちろんとても面白かったんだから!
にしても本作の密度は今回改めて見たが凄い。パルクールなチェイスから、空港での攻防、そしてポーカー勝負にベネチアでの死闘。これだけでも相当派手で見応えバッチリだが、その間にもヴェスパーとボンドとの悲しいラブあり、解毒あり、階段での格闘ありと、とにかく詰め込みまくり。ただ全くそれが気にならないくらい静か動を上手にブレンドして進行し、見ていてグイグイ引き込まれるんだから堪らない。
無骨なダニエルボンドの荒いアクションもなんとも危なっかしく見ていてハラハラするし、それでいて人間味の溢れる表情と一点を見る青い目がとてもクールだ。
それに今回の一番の悪役ルシッフルもなかなかイイ悪役っぷりで、ポーカー戦での彼はとてつもなくカッコ良い。まぁ情けない面がちょい多いけどね。
Qも秘密兵器も無ければ、ユーモアも少ない本作だけれど、これもまた新しい007の形だったのだと改めて思う一作だ。
えすえふさん [DVD(吹替)] 8点(2015-11-18 12:23:24)
172.良い意味で本来の007とはかなり違う。
金髪のジェームズ・ボンドに違和感あるが結局は中身。007のなかで傑作だと思うし好きです。
ライセンスをもらう前のストーリーやカジノバトル、そして悲劇のラスト・・見所は満載。
mighty guardさん [DVD(字幕)] 8点(2015-10-18 02:55:28)
171.ダニエルクレイグが新007を見事に演じていて素晴らしい仕上がり。
景観の美しさに、かっこいい車、美女、そして渋いジェームスボンド。
男じゃなくても、なってみたい!と憧れてしまう。ブルーレイ買おっと!
ギニュー隊長★さん [映画館(字幕)] 8点(2015-07-04 12:35:23)
170.ネタバレ  僕の最初の患者は、僕よりも少し年下の彼女だった。少し暑いくらいの部屋の空気に混ざる、朝の静けさは彼女の心にどう映っただろう。僕はそう言うことを考えられないまま、機械的な質問ばかりを投げかけた。本当は分かっていた。僕は彼女の事を、彼女たちと僕たちの持っている関係以上に考えてはいけないなんて言う事は、とうに。
「先生、明日帰りたい」
 悪い笑顔でそう言う冗談を言う彼女に、僕は頑張って寝ていなさい、と言葉を掛けるけどそれ以上のことは出来ない筈だった。
「散歩、いこうか」
 ナースの足音が遠ざかるのが聞こえて、え?と二人共が言う。言うつもりのなかった言葉がするりと口から零れていた。疲れていたのだと思う。けれど、僕の心の中に毎日少しずつ詰まっていく重いものがだんだんと大きくなっていった。
 忍び足で、堂々と連れ出した彼女はいった。
「外ってやっぱり寒いんだね、先生」
 悪い笑顔で車椅子を押される彼女は、僕の気持ちを知っているのかもしれない。

 彼女がいなくなる日、熱病にうなされた僕はそこにいる事が出来無かった。
 彼女が僕と過ごした部屋で、僕の心の重りは二度と外れなくなった。僕に力があれば。目を閉じて呟いた。
 後ろから肩を叩く同僚が僕を励ます。彼女は無事に退院したから大丈夫。あとは僕に任せてよ、と。

 余り違わないはずの僕らの、致命的スペックの差が、さらに大きい差を生む。僕よりもずっと上手く隠密行動をして見せたのだ。空いた時間にいくら呪ってみても、僕の呪いを跳ね返す頼りがいのある性能の彼には全くもって通じないのだった。

 今日のジェームズは凜々しくて、知的で、機敏で。だけど何回死んでもおかしくないくらい、ヘマをする。
 いつものジェームズも何回死んでもおかしくないくらいなんだけど、間抜けなんだ。見た目もいつもの彼らの方が精悍でとても業務に耐えられる感じがしないくらい端麗で見栄えする。でも、今日のジェームズの方がずっと仕事が出来そうだ。
 たぶん、僕らが愛して止まないジェームズとは何か根本的に出来が違うんだろうな。
 あれだけ大雑把で、毒を盛られて捕まって。通常操業のはずなのに、どうしようもなくジェームズなのに、意欲旺盛で頼もしいもんだから従来のジェームズをこよなく愛する僕たちは、新しいジェームズには敵意むき出しなのである。

 そして、面白いだけになんか腹が立つ。
黒猫クックさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2015-03-21 00:20:35)
169.ネタバレ ロードトゥパーティジョン、ミュンヘンを観て、気になる俳優さんがボンドに選ばれたので、ちょっと嬉しかった記憶があります、期待を裏切らない新生ボンドでしたね。

【追記】新作に向けて再鑑賞、ほとんど忘れてたけど、チンコ拷問だけは忘れられ無い。
ないとれいんさん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-22 08:39:43)
168.ネタバレ 過去にボンド役が変わるたびにイメージを変えていたボンド像の変更が全てマイナーチェンジだったと思えるくらいに、今作のボンドは衝撃的だった。ひと言でいうなら、アブナイ奴です。でも、もの凄く魅力的でした。冒頭の追いかけっこの後、大使館に押し入り銃口に囲まれた時の不敵な態度。あれで期待感が一気に高まり、それは最後まで裏切られなかった。暴走の魅力、とでも言うのだろうか。同時に、ポーカーの休憩中に大立ち回りを演じた後、部屋で強い酒をあおり懸命に落ち着きを取り戻そうとするあたりに、ただのスーパーマンではなく、ナマの人間を表現しようという努力も感じられた。アクションも、元祖アクション映画シリーズの誇りにかけて頑張ったって印象だった。これまでのボンド像を否定はしないが、もう後戻りできないくらいにやってくれました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-04-05 01:13:34)
👍 1
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【点数情報】

Review人数 207人
平均点数 7.14点
000.00%
100.00%
210.48%
320.97%
452.42%
5209.66%
63215.46%
75627.05%
86229.95%
9209.66%
1094.35%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.92点 Review26人
2 ストーリー評価 6.78点 Review38人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review40人
4 音楽評価 7.86点 Review37人
5 感泣評価 4.26点 Review26人

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