映画『不撓不屈』の口コミ・レビュー

不撓不屈

[フトウフクツ]
2006年上映時間:119分
平均点:4.12 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-06-17)
ドラマ政治もの実話もの小説の映画化
新規登録(2006-06-04)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2022-12-20)【イニシャルK】さん
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監督森川時久
キャスト滝田栄(男優)飯塚毅
松坂慶子(女優)飯塚るな子
田山涼成(男優)岡本代議士
中村梅雀(男優)国税庁職員・重田
北村和夫(男優)植木住職
夏八木勲(男優)法学博士・各務
高橋長英(男優)
織本順吉(男優)
三田村邦彦(男優)関東信越国税局直税部長・竹内
高田敏江(女優)
原知佐子(女優)
森廉(男優)
前田耕陽(男優)
金内喜久夫(男優)
浜田晃(男優)
江守徹ナレーション
原作高杉良
脚本竹山洋
音楽服部克久
撮影長沼六男
配給角川映画
美術金田克美
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💬口コミ一覧

8.映像、音楽、脚本、演技と、全てに於いて凄く古臭い雰囲気を漂わせる、昭和38年に起こった国税庁による飯塚毅税理士弾圧事件、通称「飯塚事件」を描いた高杉良原作の実録映画。高度経済成長から置き去りにされつつある「負け組」の視点や、「内部告発」等といった題材は現在との共通点が感じられますが(正にこれこそが本作の製作意図だと思う)、如何せん、映画の作りが前述の通り甚だ古臭く、まるで視覚障害者向けの多重音声みたいな江守徹のナレーションも白ける。「不撓不屈」の精神で国家権力に挑んだ飯塚税理士の如き「誠実」な映画であるとは思いますし、「初恋」なんかと比べれば遥かに時代を再現できてますけど、はっきり言って仕上がりは三流です。ということで、「誠実さ」に+1点して、4点献上。
sayzinさん [試写会(邦画)] 4点(2006-06-09 00:04:57)
7.世間の関係業界の企業の殆どが無理矢理買わされた券のうちの一枚をタダで貰ったので観に行きました。TKCの宣伝映画だからどうのというより、そもそも演出が終わっている。コテコテの気張った演技。特に滝田さんの顔がもう・・・ 当時ある筈のない東京の高層ビルを修正もしないで映しちゃっているところに製作側の軽さを感じた。どうして海岸にいるの??等々設定も適当だし。脚本も薄っぺら。どうせ映画化するならもっときちんと作ってほしいです。
じふぶきさん [映画館(邦画)] 3点(2006-06-29 17:16:51)
6.ネタバレ 監督の用意!スタート!の声のたび、いくら不撓不屈であってもあの顔から演技を始めねばならぬ滝田栄が可哀想になってしまった。一昔前のようにナレーションの多用で面倒な演出を省いてしまおうという制作側の力の無さを露呈する希有な作。
monteprinceさん [DVD(邦画)] 4点(2007-03-03 22:34:39)
5.ネタバレ 滝田栄演じる飯塚会計士。一昔も二昔も前の社会通念では、“あるべき”成人男性像はこういう感じだったと思います。「弱きを助け強きを挫く」品行方正な立派な人物。自分も不惑を迎える頃には、当然こんな大人になるもんだとばかり思っていました。「なりたい」とかいう希望ではなくて、大人は漏れなくあのレベルに達するものだと考えていました。でも現実は違う。自分でも驚くくらい子供のままです。無駄に年を食ったらダメですね。それでも多少は人生経験を積んだので、飯塚会計士のような生き方が必ずしも正しいとは思わなくなりました。自分を、家族を、生活を守る為の「知恵」や「妥協」も必要かなと。本作で本当に強い大人は飯塚夫人だったと思います。正しい事と成すべき事が一致するとは限らない。もっとも、飯塚氏が尊敬に値する方であることには違いありませんが。それにしても本作は、滝田栄に尽きます。彼ほど「生真面目」が似合う俳優は居ない。本作のようなシリアス路線は勿論、キャラを逆手に取ってコメディとかでも活躍できそう。眉間の皺の深さだけで人間性が伝わってくるイイ顔です。料理バンザイの司会じゃ、もったいない。もっと映画やドラマで滝田が観たいと思いました。実話ベースのためドラマチックさに欠けるのはやや不満。でも江森徹のナレーションも流石の貫禄でしたし、自分はこういう古臭い感じのドラマは嫌いじゃありません。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 6点(2009-04-03 21:21:47)
4.ドキュメンタリータッチで描かれた教科書的、悪く言えば面白味のない作品でした..主人公 飯塚毅 が映画のように本当に善人だったのか..微妙です..言ってることは分かるが、倫理的にどうなのか..国税局も悪いが、どっちもどっちのような気が...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 5点(2009-07-13 12:39:04)
3.観る前は、小説はかなり硬派な内容なので、この小説を映画化するとは勇気があるなと思いました。娯楽性に乏しい内容でも、しっかりとした硬派な映画ならそれなりの評価もできますが、映画のためにつけたした、家族愛の部分だとか、そば屋の娘の部分とか下らなく長いし、肝心の部分はナレーションで済ましてしまう、お気楽な作り。 製作者たちはどんな映画を作ろうとしたのでしょうか?
紫電さん [DVD(邦画)] 2点(2009-08-16 16:37:22)
2. はっきりつまらないと言ってしまっていいと思います。私的に関連のある人が出演者の中にいたので見てみましたが、心に残るようなシーンは何もありませんでした。何かの教科書的な内容にしようとしたのかもしれませんが、一般の人が見てもためになるようなことはありません。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2012-01-25 21:34:02)
1.ネタバレ 余りにも薄汚い役人ども、私利私欲無い熱血議員、主人公の質実剛健さと家族の絆。この物語が実話である事に始終唖然とさせられました。勝ち目の無い戦いに勝った部分がナレーションで済まされている事が非常に残念です。彼のご都合主義ではない正義感、妥協なき正義感、小賢しさのない正義感は、真似が出来ないだけに畏敬の念を抱きました。滝田栄はまり役です。
The Grey Heronさん [DVD(邦画)] 6点(2012-08-18 00:47:37)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 4.12点
000.00%
100.00%
2112.50%
3225.00%
4225.00%
5112.50%
6225.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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