映画『カオス(2005)』の口コミ・レビュー

カオス(2005)

[カオス]
Chaos
2005年カナダ上映時間:106分
平均点:5.57 / 10(Review 44人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-11-04)
公開終了日(2007-01-12)
アクションドラマサスペンス犯罪もの
新規登録(2006-11-08)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【TOSHI】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督トニー・ギグリオ[その他]
キャストジェイソン・ステイサム(男優)クエンティン・コナーズ
ライアン・フィリップ(男優)シェーン・デッカー
ウェズリー・スナイプス(男優)ローレンツ / ジェイソン・ヨーク
ヘンリー・ツェーニー(男優)マーティン・ジェンキンス刑事
ジャスティン・ワデル(女優)テディー・ギャロウェー刑事
ジェシカ・スティーン(女優)カレン・クロス
キーガン・コナー・トレイシー(女優)マーニー・ロリンズ
ナターシャ・マルテ(女優)ジーナ・ロペス
テリー・チェン(男優)クリス・リー
アーロン・ダグラス(男優)警察官(ノンクレジット)
田中正彦クエンティン・コナーズ(日本語吹き替え版)
浪川大輔シェーン・デッカー(日本語吹き替え版)
咲野俊介ローレンツ / ジェイソン・ヨーク(日本語吹き替え版)
木下浩之マーティン・ジェンキンス刑事(日本語吹き替え版)
魏涼子テディー・ギャロウェー刑事(日本語吹き替え版)
脚本トニー・ギグリオ[その他]
音楽トレヴァー・ジョーンズ
撮影リチャード・グレートレックス
製作ヒュー・ペナルト・ジョーンズ
製作総指揮デヴィッド・バーグスタイン
配給アートポート
衣装ボビー・リード
スタントエド・アンダース
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

44.ネタバレ 面白かった。まず、サスペンス・アクション物としてのテンポの良さがいいですね。ストーリーに粗はあったかもしれないし、「カオス理論」なんじゃそれ???といった点も言われてみればそうなのですが、テンポがいいので気にならなかったですね。ウェズリー・スナイプスの見せ場がもっと欲しかったと思いましたが、ジェイスン・ステイサム、ライアン・フィリップの好演は、作品に良い緊張感を与えていると思う。
チェックメイト・キングIIさん [DVD(吹替)] 8点(2007-07-22 08:15:23)
43.ネタバレ 「トランスポーター」でお馴染みのJ・ステイサムを主役に据えているからには、ド直球のアクション映画を連想しがちであり、少なくともトリッキーなキャラクターではない(?)分だけ、余計な先入観を持たれないという事が、本作の本当の狙いであって、最後の最後で、ものの見事に思い知らされるという、実に巧妙に作られた作品である。 映画の設定としては、まず頭脳明晰な敏腕の刑事と新米刑事とのコンビを軸にしていること。そのベテラン刑事は誤射という不祥事を起こし停職中であること。同僚の女刑事との関係はワケありで、また一方、新米刑事は殉職した父親の意思を受け継いで刑事となったこと。白昼に起こった銀行強盗の首謀者は、停職中の刑事を名指しで交渉役にあたらせ、挑発し続ける。やがて、警察内部に内通者がいる事が浮かび上がってくる等々
・・・。つまりは、どこにでも転がっていそうな刑事モノであるが、それら定番の要素を物語に生かしつつ、映画は観客を“ある方向”へ巧みに誘導していく。ここには犯罪者集団と刑事たちとの白熱の頭脳戦と追撃戦、それに伴う若き刑事の成長物語といったパターン化された面白さが流れとしてあり、決して謎解きとしてではなく、さも純粋な刑事モノであるかの様な体裁を保持しながら、途中で主役が死亡(?)するというハプニングを経て、ラストの大ドンデンへと繋いでいく。劇中、この巧妙なシナリオを仕掛けた男の「カオス理論」を示唆する事による暗示は、映画の中のセリフひとつひとつが伏線やヒントとなって提示されている事を意味し、散りばめられた事象がひとつに収束していく事により、驚愕の結末へと辿り着くのである。昨今のアクション映画としては小品で、腑に落ちない点もあるが、話題になるだけの事はある。監督は、「Uボート 最後の決断」を撮ったT・ギグリオで、脚本家としてもなかなかの才人で、この人も将来が楽しみな一人だ。
ドラえもんさん [映画館(字幕)] 8点(2006-12-24 18:02:01)
42.いやぁ、気持ちよくダマされました。
TERUさん [DVD(字幕)] 7点(2025-04-13 16:09:05)
41.ネタバレ  ミステリー有り、アクション有り、緊張感有りで、なかなか楽しい仕上がり。
 ローレンツを名乗る強盗団のリーダーが、『橋の事件で射殺した犯人の兄』と見せかけて、じつはコナーズの元相棒ヨークというのは、うまいミスリード。ヨークが一度も姿を現していないこと自体が不自然なんだから、ちょっと考えればヨークが怪しいって予想がつきそうなのに、なぜかまんまとだまされちゃいましたね。
 あまりいろいろ考えずに映画を見ていると、『まんまとだまされる』ってのはよくあります。この『まんまとだまされる』っていうのは、何か気持ちいい。得した気分になります。
 この作品では、コナーズやヨークといった、アウトローなヒーローを描きたかったのかもしれないです。しかし、アウトローなヒーローの根底にあるのは、やはり正義であってほしいです。『橋の事件』で人質を撃ってしまったのは、明らかに二人の過失。そのことで社会的に罰を受けて、警察に復讐って、それは違うんじゃないですかね。しかも目的は善良な市民の口座の金。ジェイソン・ステイサムは好きな俳優さんですが、今回ばかりは応援できず。何とも胸糞悪い結末です。
 ついでに言うと、主演俳優は、『死ぬこともある人』と『死ぬワケがない人』の2パターンに分かれます。ジェイソン・ステイサムはもちろん後者。死ぬワケないんです。つまり、この人が死んだことになった時点で、ネタバレしたも同然です。そこから先、どんな演出されたって、白々しいの一言。サプライズも何もあったものではありません。これってある意味ミスキャストなのでは・・・?
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-24 10:23:06)
👍 2
40.ネタバレ 深夜放送をほとんど手違いで録画してしまったのを、一応は観とこうか、と観てみたらこれが面白かったりするから、映画は怖い。
結構、丁寧に伏線を散りばめながらオハナシが作られているもんで、かえって、ジェイソン・ステイサムが爆死したあたりで真相がほぼ予想できちゃったりもするのですが(そうなると、予想が当たって欲しい気持ちと外れて欲しい気持ちが、ざっと6対4くらい)、だからって作品がつまらなくなるワケじゃない。よくできたミステリは再読に耐える、とも言われる通り、やっぱり、「それをどう描くか」に作品の魅力がかかってる。意外な真相に驚かされたミステリに対して感じるのは、心地よい敗北感。しかし、真相が予想できてなお、その心地よい敗北感を感じることだって、あるんです。
伏線はうまく張られているし(真相への手がかりという意味に限らず)、それに、登場人物が主役も脇役もいい顔してます。ジェイソン・ステイサムの意志が強そうでいてどこか影のある顔、ウェズリー・スナイプスのふてぶてしい存在感のある顔。ライアン・フィリップは修羅場を潜り抜け顔に傷を作ってだんだんいい顔になっていき、後半、作品の中心に収まっていく。その他の警察の人々も、イイ感じにストーリーに絡んで。ただ、女性刑事を演じてたジャスティン・ワデルという女優さん、とてもカッコよくて綺麗な方なのですが、それだけに何となく、このヒトだけこの物語の中で収まりが悪い気もするのですが。
それにしてもカオス理論って、そんなんだっけか?
鱗歌さん [地上波(吹替)] 7点(2016-04-03 12:17:39)
👍 2
39.気分のええ終り方でしたよ。ケーブルテレビで見たんで、残り時間から逆算して話を読んでしまう癖があるんやけど、読めてしもても好きな展開やな。
海の雫さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-27 22:06:57)
38.面白かった。テンポも良く、見て損はしないと思う。
ベルガーさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-27 12:15:12)
37.ネタバレ 『トランスポーター』シリーズで一躍名を上げたジェイソン・ステイサム。今、最高にセクシーでダンディーな中年男。彼の魅力はその渋い雰囲気と、格闘系アクション。本作では一方の売り、アクションをほぼ封印しています。しかし満足。彼には、佇まいでその場の空気を締める力がある。正直演技は上手くないような気がしますが、この雰囲気は役者として得がたい財産だと思います。今後も目が離せません。そのステイサムとコンビを組む新米刑事もなかなかいい。若者の青さと、ステイサムに負けない利発さを発揮しています。彼が後半の主役。24時間の間に彼が成長していく様は爽快でした。カオス理論を持ち出すのはいささか大げさだと思いますが、サプライズありの面白いお話でした。難点はステイサムがもはやビッグネームだということ。オチを悟られないようにするために、もう一工夫あっても良かったと思います。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-05 00:08:20)
👍 2
36.ネタバレ 先ず「カオス」と聞いて、哲学的で何となく凄そうな意味なんだろうなぐらいの印象なのに、それを犯罪に置き換えて使う事事態に無理があると感じる。しかも、何度も「カオス」という言葉が飛び交い、若い刑事が当たり前のように知っているという有様。自らハードルを上げるのはいいが結局、計画が行き当たりばったりではないのか?偶然に頼り過ぎていないか?という事になる。スナイプスの役どころが最大のターン地点であろうが、最初からの説明が不親切で、犯人の兄が逃げているという設定が都合良過ぎる。最初の爆破も予想を裏切る展開の速さで良かったのだが結局は人質に紛れて逃げるという何時ものパターン。主役クラスの3人の俳優の攻防につにては満点といっていい程満足している。「カオス」を抜きにすれば、近年稀に見る良く練られたストーリーで犯人の動機や心情も上手くリンクされている。
まさサイトーさん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-29 21:27:22)
35.脚本は結構イイ感じで私好みなんですが、カロリー高いだけに健康的とはいえないアクションのジャンクさが正直しんどい。しかし、キャストや展開のテンポはイイ感じ。二重底ミステリとしても、うれしい誤算というか。
aksweetさん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-14 01:26:37)
スポンサーリンク
34.何処がカオス理論なの?という気がするが、なかなか面白く見れた。
きいろくまさん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-11 22:17:58)
33.ネタバレ  ジェイソン・ステイサムとウェズリー・スナイプスといえば、ヒーローも悪役も貫禄たっぷりに演じられるのが強み。

 そんな二人の悪役っぷりを同時に堪能出来るという、非常に貴重な一本なのですが……
 改めて観返してみると、二人が同じ画面に映っているシーンが殆ど無かったりしたもんだから、ちょっと寂しかったですね。
 この後「エクスペンダブルズ3」にて本格的な共演が果たされた訳だけど、あちらでは二人ともヒーロー側だった訳だし、出来れば本作にて「悪役同士」ないしは「刑事と犯人の対決」という形での共演を、じっくり披露して欲しかったものです。

 とはいえ、映画単品としては手堅く纏まっており、変に期待値を上げたりしないで観賞すれば、充分楽しめる出来栄えじゃないかと思えましたね。
 粗野な中年刑事と、大学出のスマートな青年刑事によるバディムービーかと思いきや、片方が途中退場して真の黒幕だったと明かされる展開なんかは、この手の刑事物を沢山観ている人ほど騙され易く、新鮮に感じられるんじゃないでしょうか。
 とにかくステイサム演じるコナーズが周りから悪口ばかり言われるもんだから、普通なら彼が強盗事件を解決し、周りを見返してやる結末になるはずなのに、本作に限っては全く逆で「彼を非難していた連中の見解が正しかった」と言わんばかりの結末を迎えるんだから、実に皮肉が効いています。

1:犯人が人質を殺した事を、コナーズが責める。
2:コナーズの出した紙幣をシェーンが財布に仕舞う。
3:押収品の紙幣には、特殊な香りが付けられている。

 といった場面が印象的に描かれており、それらが伏線だったと明かされる流れも気持ち良い。
 本作は「主人公が犯人だった」という叙述トリックを用いているのですが、バディムービーという体裁を取って、自然な形で主人公格を二人用意し、観客が感情移入させる対象をコナーズから青年刑事のシェーンへと自然に移行させた辺りも、上手かったですね。
 バイクでトラックを追いかけるカーチェイス場面なんかも良かったし「観客を楽しませよう」という意思が伝わってくる、丁寧に作られた一品だったと思います。

 不満点としては、コナーズが逮捕されずに逃げ延びて終わってしまうので、後味が悪い事。
 事前に見せておいた爆破シーンと、その後の種明かしシーンとで、それぞれの時間経過に差があるのは(ズルいなぁ……)と感じちゃう事。
 人質を誤射してしまった元刑事のローレンツが、今度は自らが人質を取るような悪党となってしまったのを自嘲し「お前ならどうする?」とシェーンに問い掛ける場面が劇的で良かっただけに、それに対する答えを示す場面が無いのは片手落ちに思える事とか、その辺りが該当するでしょうか。

 バッドエンドである事も含めて、観賞後はモヤモヤも残ってしまうんだけど……
 とりあえず観ていて退屈はしなかったし、途中経過は楽しめたので、自分としては一応満足です。
ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2019-01-18 20:34:09)
👍 2
32.ネタバレ もっととんでもないSF展開になる映画だと思ってた…割と普通のサスペンスアクションだった… オチにはびっくりできたし(生きてるとは思ったけど黒幕だとは気付かなかった)、それなりに面白かったのですが、他人の死体を替え玉にしてごまかせたってのはちょっとどーだろ。警察も調べろよちゃんと。
えむぁっ。さん [DVD(吹替)] 6点(2009-03-30 00:05:11)
31.何度も見直す映画ではないが、まぁテンポよく見れたかな。
答えが分かっていて先に進む感じで、謎を解いている感じがしないのが残念。
お好み焼きは広島風さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-02 12:43:59)
30.ネタバレ トランスポーターの人が主役だと思っていたのだが、爆死した時点でストーリーが読めてしまった。ああいう扱いにするならもう少し違う人を使わないと先が読めちゃうんだよなー。それと「カオス」?このストーリーのどこがカオスなわけ?
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-05 15:08:10)
👍 1
29.テンポは結構いい。カオス理論にこだわらなければ、さらに良かった。あと、後半の展開がちょっと読めてしまう。
ucsさん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-09 22:34:17)
28.Jason Stathamが好きなので楽しめました. 内容はまーまー. 昔住んでた町が出て来てちょっと感動.
RTNEE USAさん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-23 19:31:36)
27.ネタバレ よくあると言えばよくあるストーリー。なんとな~く先も読めてしまうけれど、俳優陣の演技とテンポの良さでストレスなしに観れる映画です。でも題名にわざわざ「カオス」とつけるほどなのか?似通ったストーリーと差別化するためにこじつけたような気もするのだが・・・銀行強盗だけなら腐るほどあるし、どんでん返しも普通にある!んじゃちょっと哲学的な味付けしますかってな雰囲気ですかね
レッドホークさん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 03:10:43)
26.ネタバレ 黒人の顔が同じに見えて、逆にヨークの顔が出てきたときにこの人誰だっけと思ってしまい衝撃が薄れた。銀行強盗の部分が意外にあっさり終わりテンポよく見られてよかった。
HKさん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-08 00:25:20)
25.ネタバレ カオス理論を絡めたところは良いと思うが、その設定を十分に生かしていないと思う。
ローレンツ=カーティス(ウェズリー・スナイプス)となったところで、「コナーズ(ジェイスン・ステイサム)も一味では?」と読めてしまう。サスペンスとしては一級品とは言い難い。
テディ(ジャスティン・ワデル)をもっと上手に使えれば、もっと面白くなったかも。結構、好みかもw
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-31 08:07:01)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 5.57点
000.00%
100.00%
212.27%
312.27%
4715.91%
51125.00%
61329.55%
7920.45%
824.55%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.66点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review5人
5 感泣評価 2.50点 Review2人

■ ヘルプ