映画『カリートの道』の口コミ・レビュー(9ページ目)

カリートの道

[カリートノミチ]
Carlito's Way
1993年上映時間:144分
平均点:7.78 / 10(Review 213人) (点数分布表示)
公開開始日(1994-04-23)
アクションドラマシリーズもの犯罪ものヤクザ・マフィア小説の映画化バイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-11-22)【アラジン2014】さん
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監督ブライアン・デ・パルマ
キャストアル・パチーノ(男優)カリート・ブリガンテ
ショーン・ペン(男優)デイヴィッド・クラインフェルド
ペネロープ・アン・ミラー(女優)ゲイル
ジョン・レグイザモ(男優)ベニー・ブランコ
イングリッド・ロジャース(女優)ステフィー
ルイス・ガスマン(男優)パチャンガ
ジェームズ・レブホーン(男優)ノーウォーク
ヴィゴ・モーテンセン(男優)ラリーン
リチャード・フォロンジー(男優)ピート
エイドリアン・パスダー(男優)フランキー
ジョン・オーティス(男優)カリートのいとこ
ポール・マザースキー(男優)ファインスタイン判事
ジョン・セダ(男優)ドミニカ人
ジョン・フィン(男優)ダンカン
マーク・アンソニー(男優)ディスコのラテンバンドのメンバー
野沢那智カリート・ブリガンテ(日本語吹き替え版)
安原義人デイヴィッド・クラインフェルド(日本語吹き替え版)
玉川紗己子ゲイル(日本語吹き替え版)
中村秀利ベニー・ブランコ(日本語吹き替え版)
小林優子ステフィー(日本語吹き替え版)
梁田清之パチャンガ(日本語吹き替え版)
小室正幸ノーウォーク(日本語吹き替え版)
二又一成ラリーン(日本語吹き替え版)
原作エドウィン・トレス「カリートの道」「それから」
脚本デヴィッド・コープ
音楽パトリック・ドイル〔音楽〕
主題歌ビリー・プレストン"You Are So Beautiful"
撮影スティーヴン・H・ブラム
製作マーティン・ブレグマン
マイケル・スコット・ブレグマン
ウィリ・バール
ユニバーサル・ピクチャーズ
製作総指揮ルイス・A・ストローラー
配給UIP
美術リチャード・シルバート(プロダクション・デザイン)
グレゴリー・ボルトン[美術](美術監督)
レスリー・A・ポープ(セット装飾)
パトリシア・ウッドブリッジ(美術監督助手〔ノンクレジット〕)
カイル・クーパー(タイトル・デザイン〔ノンクレジット〕)
振付ジェフリー・ホーナディ
衣装オード・ブロンソン・ハワード
デヴィッド・C・ロビンソン[衣装](アシスタント)
ローラ・ジーン・シャノン(ワードローブ・アシスタント)
編集ビル・パンコウ
録音リチャード・P・シリンシオーネ
字幕翻訳戸田奈津子
スタントバディ・ジョー・フッカー
その他エドウィン・トレス(テクニカル・コンサルタント)
あらすじ
カリートは麻薬売買で鳴らした大物ヤクザ。30年の刑を受け服役していたが、弁護士の活躍で5年で出所する。シャバに出たカリートはカタギになることを目指し、南の島でレンタカー屋を営む計画を立てる。資金を貯めるためサッソの店に投資したカリートは昔の恋人ゲイルと寄りを戻し、夢を膨らませるが、恩人クラインフェルドからとんでもないことを頼まれて…巨匠デ・パルマ入魂のヤクザ映画。
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💬口コミ一覧

53.ネタバレ この作品は二大俳優の名演が際立っていました。やはりワルを演じたパチーノは一級品ですね。独特の凄みを感じました。映画史に残る駅での銃撃戦、パチーノの動きは尋常ではなかったです。ショーン・ペンもエリートからの転落ぶりを見事に演じていました。一度足を踏み入れると決して抜け出せない悪の道の残酷さがひしひしと伝わってきました。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-11 00:34:43)
52.何故、彼は思惑通りに引退できなかったのかを考えてみた。キーワードは「名刺」。オーソドックスなビジネスは名刺交換から始まる。名刺で帰属する企業や肩書きを明かし、手順を踏んでモノやサービスの売り買いを始める。さて、この映画のカリートさんのように官憲に追われる商売は、名刺を持って仕事をやっているとは思えない。肩書きに「違法薬物取り扱い」なんて入っていたら笑えるけどね。自分を知らしめるためには、地道に実績を積んで、大きなヤマをこなし、人脈と信用を拡げて行くしかないのだろう。その営業努力たるや、想像に難くない。信用が何より大事に思える業界・職種で、名刺も持たずに仕事をしているのに、名声が知れ渡っているということは、その名前自体が書き換えの効かない名刺、あるいは広告塔になっているということだ。そこまで行き着くと、辞めますと周囲に漏らしても、名前はひとり歩きを続けている。そりゃ、引退できない…。映画は見応え充分だけど、名刺を持って働いている自分にはリアルに共感する部分がないのでこの点数。サラリーマンの権利は、辞表一枚で名刺を捨ててリセットできること。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-22 04:24:57)
51.パチーノはいつものオーラが感じられずにえらく大人しいし、ショーン・ペンはまるでウッディ・アレンみたいな見た目だしで、あまりのめりこめませんでした。デ・パルマも、真面目に映画的に撮っている作品では持ち味を感じられません。ほかの、もっとインチキ臭かったりわけのわからないところにこだわっていたりする作品の方が好きです。
Oliasさん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-30 01:16:14)
50.裏の世界の厳しさがひしひしと伝わってきて、息を呑む展開の連続で面白かった。
アル・パチーノ、ショーン・ペン共素晴らしい演技だったが、
クラインフェルドが主人公を食ってしまいそうなほどよく練られた素晴らしいキャラで、
後半、展開の一つ一つに噛みだしてからより一層引き込まれた。
チートイさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-03 20:17:17)
49.ネタバレ しぶい。ちょっと長いけど。病室で弁護士の弾丸を抜かずに残しておけば警官に化けたやつを弁護士が殺してくれたんじゃないか?ま、それで弁護士が生き残っちゃうのは腹立つけどさ……、とか見終わってからも色々と考えちゃう。
虎王さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-22 17:15:44)
48.抑えた演技のパチーノと、キャラが立ちまくっているペン。この二人の名優のコンビネーションが絶妙なので、とても良い余韻が残る名作だと思います。特にペンは今まで観た中で最高の演技ではないでしょうか。なんか最近えらそうな役柄が多いのですが、彼は本来変なチンピラみたいなキャラでもとても大きく膨らませることができる役者です。 こうやって観ると、デ・パルマという監督は単に映像フェチなだけでなく、けっこう役者の演技を引き出すのも上手いのかもしれませんね。そしてあの切ないエンディングはデ・パルマ映画の中で最高の出来で、思わずホロりとさせられます。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-10-06 23:23:06)
47.「昔気質の男」と「バカ」は紙一重。チンピラに突っかかってみたり、裏切りかけてることが分かってる男に女を駅に送らせたり、それが「昔気質の男」ということで昇華されるかというと、どうもそこまではいかず、「ちょっとバカじゃないか」という感じと微妙なところになる。弁護士への友情も「昔気質の男」というだけではイマイチ説得力不足なんだ。おそらくパチーノだから「バカ」に一気に傾かないでいられたんだろう。最初の少年が殺されるシーンのだんだんヤバい感じが濃くなってくるあたりとか、ラストの駅のあたりが見せ場だが、長い2時間25分の代償としては、ちと物足りなく思えた。最後に「努力はしたんだ」って言われてもなあ。ペネロープ・アン・ミラーいうのは面白味のない顔だ。南米のリズムがあふれるのはパラダイスのイメージか。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2010-11-30 10:15:10)
👍 1
46.ネタバレ 釈放されて街へ戻ると浦島太郎。昔気質の者はいなく騙し合いと暴力でのし上がろうとする新鋭ギャング。それでも貫くポリシーに馬鹿をみるのはアルパチーノ。面白みはあまりないが、あれショーンペン出てた?ってぐらいの変わりっぷりと雨の中で女を見るシーンなどのハッとさせられる所もあった。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-18 18:57:42)
45.映画とはこういうものだ!と強く思いました。駅のシーンなど本当に最高です。
norainuさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-12-27 02:05:59)
44.ネタバレ 今日、朝のテレビ番組で映画の中で・・・した俳優ベスト5と言うのがやっていて(関根麻里のコーナー)、この映画の結末を言っていた。「えっ、今日見るつもりだったのに・・・」。
結末が分かっていても面白かった。エンディングの音楽がまたGOODだった。
のははすひさん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-13 00:39:53)
😂 1
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43.なんかこういう任侠もの、邦画にもなかったっけ?アル・パチーノが高倉健に見えた。パチーノはどんな役をやっても魅力的だけど、このカリート・ブリガンテは特に「どんなにかっこよくても絶対惚れちゃダメ」系男の最高峰としてはまり役だと思う。うわごとですらシビレます。
lady wolfさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-03 14:25:15)
42.ネタバレ アル・パチーノの演技は言うまでもないのですが、如何せん魅力を引き出せていない感が。残念。
結末が分かってしまう冒頭も×。
ゆめやさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-02-24 21:48:11)
41.監督の名前を知らずに観ても「デパルマだ」とわかるほどのデパルマ映画。見事に決まっているし、特に進化しないデパルマの演出(良い意味で)が冴えている。ショーン・ペン(!)とパチーノは言わずもがなの名演だし、オープニングとエンディングもかっこいい。素晴らしい映画だと思う。
Balrogさん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-07 12:36:45)
40.ネタバレ 前半、中盤と、何かとアル・パチーノの頭の回転の良さが観られたのですが、
後半にかけて、「おい、馬鹿だろ!」ってシーンが腐るほど出てくる。
俺ならこうするのに・・・みたいな。
少々、いらつきながら観想。
happy_pinkさん [DVD(吹替)] 6点(2011-11-17 19:56:12)
👍 1
39.ネタバレ 渋い!セント・オブ・ウーマンのアルパチーノもいいが、力んでいない本作の方が彼の味がよく出ているように思う。ストーリー展開もスキもなく、2時間20分をまったく飽きさせず見せるデパルマ監督の力量には本当に驚かされる。しかしアルパチーノの目力は半端ないなあ!。縮れ毛のショー・ペーンもいいし、チンピラ役だけどレグイザモも光ってるよなー。こういう作品を観ると、映画好きで良かったなーと思わせてくれる秀作だ。蛇足だけどアルパチーノって意外と身軽で走るの速いよね。
カボキさん [DVD(字幕)] 9点(2012-04-08 02:44:05)
38.カリート・ブリガンテが麻薬帝国を築き上げるまでを描いた「カリートの道」と、服役後のカリートを描いた「それから」が本作の原作としてクレジットされていますが、映画で描かれるのは主に「それから」。”若き日のカリートを知りたければ「スカーフェイス」をご覧ください”という作りとなっています。やたら絡んでくる新興ギャングを邪険に扱うカリートに向かって、昔の友人が「なぜ奴を嫌う?昔のお前だからか?」と問う場面なんて、嬉しくて笑っちゃいましたよ。。。
安穏を求めるヤクザ者が、その意思とは裏腹に暴力の世界に引きずり込まれていくという物語はヤクザ映画でよく見るパターンであり、おまけに本作は特に捻りも加えていないためお話はあくまで紋切型です。紋切型ではあるのですが、デ・パルマの演出力とパチーノの演技力、そして背後に大傑作「スカーフェイス」を控えさせているという抜群の安定感により、この手の映画としては最高の仕上がりとなっています。ヤクザ映画に興味のない人であっても、本作は十分に楽しめるのではないでしょうか。。。
と、クォリティの高さは十分に評価するのですが、傑作にはなりきれていないという印象です。その理由は脚本にあって、個性的な演出や演技と比較すると脚本は月並みに感じられます。本作の脚本を担当したのはデビッド・コープという人物なのですが、この人は恐ろしくクセのない脚本家で、その仕事は常に可もなく不可もなく。個性や主張は極力抑え、オーダーされたものをオーダーされた通りに作るというもはや”業者”ともいえる脚本家であるため、脚本に力がないのです。例えば「スカーフェイス」にはオリバー・ストーン特有の訳のわからん勢いがパンパンに詰められていて、その爆発力が映画をグイグイと引っ張っていたのですが、本作にはそれがありません。このことが、本作を”よくできた佳作”の域に留めているように感じました。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2012-05-05 01:49:06)
😂 1
37.2012.07/12 鑑賞。ショーン・ペンとはしばらく気付かなかった。2大名優の演技に圧倒される。これほどの悪徳弁護士のマフィア化にはびっくり。これが肝。
ご自由さんさん [DVD(字幕)] 7点(2012-07-13 13:10:52)
36.ネタバレ この映画から学んだこと。

●出世する為には、仲間を裏切ればよい。
●最期まで味方でいてくれる人間は、自分を愛してくれている女性のみ。
●冒頭で結末を見せてはいけない。

以上。

にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-24 00:18:03)
35.ネタバレ 素晴らしい映画に出会えました。ラストのシーンはどうなるか分かっていてもドキドキが止まらなかったです。最後の最後までカリートが「案外軽症で助かっちゃったよ!」って起き上がってくれることを願っていたらあのEDですよ。テーマソングの「You are so beautiful」に合わせて女性の影が子供の影と一緒に踊る。ビリー・プレストンの歌声に聴き惚れながらも涙腺は決壊していたのでした。映画を見て久しぶりに完全にノックアウトされました。観てからしばらく経ちますが、今でもラストを思い返すと複雑な感情が湧き上がってきて、その度に少しだけ目頭が熱くなるのです。
(追記)主題歌の「You are So Beautiful」ですが、Joe Cocker(あんまり良く知らない…)というアーティストの歌ったバージョンがあって、そっちも最高にカッコよいです。ビリー・プレストンとは違った、荒々しい歌声が癖になります。
bolodyさん [DVD(字幕)] 10点(2013-03-01 00:47:43)
👍 1
34.ネタバレ  普通の成り上がり系のマフィア映画かと思いきや、感動的な人間ドラマでした。この映画のアクション、サスペンスはもちろん素晴らしいのですが、何と言ってもカリートという人物の放つ魅力がたまらないのです。
 裏社会で伝説のような人物になりながら、ここまで恋人や友情や信頼関係というものを大切にする人間がいるでしょうか。おそらくリアルな世界ではいないと思うわけです。これはフィクションの世界だからこそできた人物像であって、私たちが憧れるような人物像のひとつのモデルとも思えるんです。
 だからこそ、カリートの一挙手一投足、ナレーションの一言一言に必要以上に感情移入してしまい、等身大のカリートをとにかく応援してしまいます。
 ただ、カリートはちょいちょい失敗もします。彼は決してヒーローではないんです。ミスジャッジしちゃうんです。そしてそのミスのつけっていうのは、すぐには返ってこないのです。後半に向けて、少しずつ蓄積されていくんです。
 蓄積されるのはそれだけではありません。時間が経過するほど、カリートの貯金も貯まっていきます。夢がすぐそばまで近付いてきます。彼女ともうまくいきます。子供ができ、3人の未来がよりいっそう現実味を帯びてくるのです。
 そして終盤、もう夢がかなう、目の前にある、と同時に、次々と、今までの失敗のつけや、過去の亡霊が、不安要素として一気に噴出してきます。
 それはサッソでありパチャンガであり、クラインフェルドであり、イタリアマフィアであり、ベニーブランコでした。
 ただ、終盤は、「いったい誰が、彼の夢を砕いてしまうのか」ということが考えられないくらいカリートのハッピーエンドを本気で信じてしまいます。嫌な予感は全然なくならないのに。そして、イタリアマフィアをふりきり、ホームで彼女と再会してほっとした瞬間、最悪のデジャヴを感じるわけです。『・・あれ、このシーンって。』
 そしてはっきり思い出す間もなく、最悪のラストを迎えます。
 映画全体が完璧なひとつの流れを作っていて、最後はもの凄く感動的で、もの凄く最低な余韻を残してくれる素晴らしい作品です。
 でもラストがやるせなさすぎて、悲しすぎて、もうこの点数が精一杯です。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-05-23 14:32:49)
👍 5
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 213人
平均点数 7.78点
000.00%
100.00%
210.47%
310.47%
441.88%
594.23%
62310.80%
74822.54%
85626.29%
94018.78%
103114.55%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.40点 Review10人
2 ストーリー評価 8.26点 Review19人
3 鑑賞後の後味 8.38点 Review21人
4 音楽評価 8.83点 Review18人
5 感泣評価 8.18点 Review16人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1993年 51回
助演女優賞ペネロープ・アン・ミラー候補(ノミネート) 
助演男優賞ショーン・ペン候補(ノミネート) 

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