映画『叫』の口コミ・レビュー(2ページ目)

[サケビ]
Retribution
2007年上映時間:104分
平均点:5.33 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-02-24)
公開終了日(2007-06-01)
ホラーサスペンスシリーズものミステリー
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監督黒沢清
助監督片島章三
キャスト役所広司(男優)吉岡登
小西真奈美(女優)仁村春江
伊原剛志(男優)宮地徹
葉月里緒菜(女優)赤い服の女
オダギリジョー(男優)精神科医・高木
加瀬亮(男優)作業船の船員
平山広行(男優)若い刑事・桜井
奥貫薫(女優)矢部美由紀
中村育二(男優)佐久間昇一
野村宏伸(男優)小野田誠二
井上肇(男優)
脚本黒沢清
音楽配島邦明
主題歌中村中「風になる」
撮影芦澤明子
製作TBSテレビ
日活
プロデューサー一瀬隆重
濱名一哉(エグゼクティブ・プロデューサー)
配給ザナドゥー
ファントム・フィルム
エイベックス・エンタテインメント
特撮岸浦秀一(特殊効果)
美術松井祐一(特殊造形)
安宅紀史
編集高橋信之〔編集〕
照明市川徳充
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💬口コミ一覧

13.アジアの某国在住。日本映画のソフトはハリウッドリメイクされたものが元ネタとして出回る位だが、RetributionというKoji Yakusho主演のVCDを見つけた。おっこれは多分リメイクされてない映画だよなあ、Jホラーはやっぱ人気あるんだろうか、Retribution“報い”ね、観てみるか、ということで鑑賞。最初にタイトルが出てきたところでへえ、原題は叫なの・・・と何だかネタバレされた気になったのだが、どちらかといえば英題の方がネタバレだった。で、作品はというと、幽霊は怖くないし、ネタバレ展開は面白くないし、結末も強引で白ける。幽霊役たちはわざとああいう喋りなんだろうが、ただの棒読みにしか聞こえないし、幽霊役でもないオダギリジョーの演技も下手すぎ。が、誉めどころとして、舞台設定はイケてると思う。開発に失敗し、建物が立っては壊されていく埋立地。地震で液状化して海水でぬかるむこの土地の、じめっとした暗さが良かった。こういうJホラー独特の湿感、暗さを描いてくれたのでおまけしてこの点。
あっかっかさん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-03 18:13:20)
12. 他の方もおっしゃるようにわかりづらい映画でした。しかしただ怖がらせるだけの映画ではないのが救いでした。
海牛大夫さん [地上波(邦画)] 6点(2010-01-02 18:19:28)
11.ネタバレ どうもこの映画にノリ切れないのは、何やら、カメラが「人物」ではなく「部屋」を写すことに専念しているようなところがあるから。確かに、映像にチラと写り込む幽霊、という演出において大きな効果をあげているし、「実は主人公の彼女は幽霊でした」という真相に対して説得力を与える演出にもなっているようには思います。ですが、カメラが主人公と距離を置き、主人公の「心理」に迫ろうとしない手法をとったせいで、やっぱり「恐怖」を描くには弱いかな、と。だから、オドロオドロしい割には、コワさは感じないですね。どちらかと言えば、切ない映画です。主人公の、心理ではなく行動が、切なさを表現しています。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-08-13 18:02:10)
10.ネタバレ 「わたしは死にました。だからみんなも死んでください」このセリフ、強引でかなり笑えて、怖い。
センブリーヌさん [DVD(邦画)] 6点(2010-08-24 12:20:33)
9.ネタバレ WOWOWのスペシャルドラマの粋で家でダラダラ観るには、いいかも・・・映画レベルの評価は出来ません・・・。
よりさん [DVD(邦画)] 3点(2010-09-20 16:42:04)
8.ネタバレ 序盤の吉岡と仁村の関係を見ていて、「ずいぶんと淡白なカップルだなぁ~」なんて思っていたら、そういうことだったんですね、、、。前半こそミステリーサスペンスな進み具合でわかりやすく観れるのですが、後半は謎なシーンが多々あって、色々と思いを馳せて観ていかなければならなくなります。個人的には、「私に気がついたのに無視した」から恨みを持つみたいな幽霊さんの一方的感情に首を傾げずにはいられませんでした。それに吉岡も、なんでそんな事実忘れとんねん、、、て終盤思っちゃったし、色々と不合理だと感じることも事実なのですが、逆に良かったと思う点は幽霊さんの登場シーン。昨今は幽霊といえば貞子タイプのやつと相場が固まってしまっている中、ある意味では古典的な雰囲気の幽霊を復活させてみせてくれたのは嬉しいです。鏡を使った登場の仕方や、髪のなびかせ方や葉月里緒菜の目の大きさや顔の白さを利用した見せ方、そしてアクロバティックな動きや叫び声等々、個人的にはちゃんと怖さを感じました。吉岡の家の室内や診療室、、女の幽霊がいた建物等のやたらと古くさい雰囲気がなんともいえない非現実感で、それでいて男の飛び降りのシーンなんかは全然CG臭さのないリアリティがあって、映像的にも工夫こらしている感じがあって良かったです。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 6点(2012-04-28 12:20:06)
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7.ネタバレ こんな綺麗で怖くない幽霊(葉月里緒奈)だったら、飼って調教したい・・・

と、割とマジに思ったりした独り寂しく生活している私です。
ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 3点(2013-05-28 16:29:30)
6.一番知りたかった春江のことが最後までわからなかったです。
紫電さん [DVD(邦画)] 4点(2014-10-12 12:35:16)
5.ネタバレ 刑事である吉岡は恋人である春江を水につけて殺してしまう。極度の強迫観念にかられた吉岡は、類似事件が発生するたびに敏感に反応し精神に異常をきたしてしまう・・・というしょーもない男の話。吉岡は恨まれ殺されてしまっても不思議でないはずなのに、優しく接してくる春江に対し居た堪れなくなります。そんな吉岡は、別の殺人事件で水につけて殺された赤い服の女の偶像を作り出す。彼女は療養施設で孤独な生活を強いられていたとき、たまたま船に乗っていた吉岡と目が合ったにもかかわらず、何もしてくれなかったことが恨めしいという理由で付きまといます。大変理不尽な目に合うが、これは吉岡自身、何か罰を受けなくてはならないという思いがそういった状況を作り出しているのであろう。だからって、同僚の刑事さん巻き込んじゃまずいでしょう(笑) 最後の春江の怒っているような寂しいような微妙な表情は、「殺すことないじゃん。普通に仲良く暮らしていれば一番幸せだったのに。」とでも言いたげ。なかなか風変わりな映画でした。
スノーモンキーさん [DVD(邦画)] 6点(2014-12-18 23:48:41)
4.ネタバレ さほどの恐怖演出はないが結構怖い 黒沢映画は当たりはずれがあるがこれは結構あたり 冒頭から主人公のキチガイ振りが結構ヒドくてイライラさせる 役所広司は狂った役も巧い 不快感をあおる黒沢映画の手口だ しかしいつもの回収されない伏線等は無く、普段よく使われる不快な音楽や効果音なども無くいたって普通 その分普通のホラー映画としては出来がいいという印象だが、黒沢映画としてはいつものキレに欠けるかな しかし普段の黒沢スタイルがいまいち気に入らない自分としては歓迎したい オチもホラーの定番だが悪くない オダギリジョーやら伊原剛志やら加瀬亮やらの、存在感のある役者の存在理由がよくわからないが、並のホラー映画ならそんなことは鼻っから関係ないだろう 葉月里緒奈の幽霊が最初っから普通に幽霊なのがつまらない 存在を曖昧にしたほうがヒロインの小西真奈美とダブルヒロインで、むしろ人間ぽい演出にした方がミステリー度も上がって良かったんじゃなかろうか ヒロイン二人がどちらも実は幽霊だった的なオチなら意外性があって楽しかった しかし黒沢映画のファンならば不満が残るだろうが私はいつもの黒沢映画よりも面白かったと思った
にょろぞうさん [DVD(邦画)] 7点(2015-07-05 13:36:42)
3.ネタバレ 自己主張の強い幽霊VS精神的に不安定な役所広司

これはホラーというよりもコメディかな。
恐らく制作陣は怖がらせようという意図を持って作ってるんだと思うけど、恐怖よりも笑いの方が勝ってしまった感じ。
恐怖と笑いは紙一重というけども…。

まず、役所広司だ。
行動が理解不能過ぎるぞ。精神に異常をきたしてるのかもしれないが、刑事なんだからもっとしっかりせい!と怒鳴りたくなった。

そして、例の赤い幽霊である。
もうね、お前喋りすぎだろうと。せっかく無表情に迫ってくる感じが怖かったのに、実はやたら自己主張が激しい幽霊だった為全く恐怖を感じられない。おまけに出てきた理由も理不尽過ぎたりして全く脈絡がないので、出てくる相手を間違えてるだろ!とツッコまざるを得ない!
ヴレアさん [DVD(邦画)] 3点(2018-06-03 15:33:31)
😂 1
2.ネタバレ 以前に「Jホラーシアター」の名前で無料配信されたのを見て以来である。
この監督の映画は見慣れていないが全体的な印象は悪くない。「赤い服の女」は顔がかなり怖いが、変に実物感を出しているのが触れるゆうれいといった感じで、風に乗ってひらひら飛んでいく姿はけっこう気に入っている。また外科医の関連では飛び降りも印象深かったが、特に取調べの場面が、舞台の四方を目いっぱい使った一人芝居のようだったのが印象深い。

ストーリー的にはよくわからないところもあるが、自分としては特に刑事と女2人の三角関係が気になった。刑事の彼女が部屋にいたときに、何かを睨むような顔をしていたので意識(牽制?)はしていたらしく、旅行に行けと言ったのも危険を回避させるためだろうが、しかし刑事が「赤い服の女」を優先して本物の彼女を追い払うような態度だったのは、された方からすれば傷ついたのではないか。それでちゃんと決着つけたにしても、その後になってやっと真相を思い出すというのでは「目の前にいるはずの人が、全然私を見ていない」というのと同じに見える。
恋人とはいえ年齢がかなり違うのは職務上で知り合ったことを思わせるが、心根が優しく諦念が強いように見えるのも昔の境遇を想像させるものがある。刑事を恨んでいたわけではないようだが、ストーカー女よりも自己主張が弱い分、この人の心情を思うと見ている方も心が痛む映画だった(小西真奈美さんも嫌いでない)。

ところで劇中の地図によれば、問題の病院があったのは現在の江東区東雲2丁目の海際のようで、公開当時も今も東京ビッグサイトに至近の場所である。また映像に出ていた場所も、警察署の名前になっていた有明や、近頃耳にする機会の多い豊洲が中心だったように見える。当時としては、要は臨海副都心開発の頓挫で放置状態のようなイメージだったのかも知れないが、今になってみればまた2020年に向けて関心が集まっている地域のはずで、この映画の制作時とは早くも場所感覚が違ってきているのではないかと思われた。
ほか以前から思っていたのは、刑事とその彼女が身長は大して違わないのに顔の大きさが明らかに違うことである。これは男の方を何とかしろというよりは、小西真奈美さんが小顔なことを称賛すべきものかも知れない。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2018-12-07 18:52:19)
👍 1
1.ネタバレ 個人的に相性の悪い黒沢清監督作品の中でも、面白かった方。都会モダンホラー+シュールコメディの味わい。全体は、周防監督のシャルウイダンス?の裏(暗黒)版と思えた。ラスト近くの床に人が飲み込まれるシーンは、怖いというより笑えた。
にけさん [映画館(邦画)] 6点(2019-01-23 14:04:11)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 5.33点
000.00%
100.00%
200.00%
3515.15%
4515.15%
5412.12%
61236.36%
7721.21%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.40点 Review5人
4 音楽評価 4.66点 Review3人
5 感泣評価 2.66点 Review3人

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