映画『あるスキャンダルの覚え書き』の口コミ・レビュー

あるスキャンダルの覚え書き

[アルスキャンダルノオボエガキ]
Notes on a Scandal
2006年上映時間:92分
平均点:6.53 / 10(Review 47人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-06-02)
ドラマサスペンス小説の映画化
新規登録(2007-03-11)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-05-22)【Olias】さん
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監督リチャード・エアー
キャストジュディ・デンチ(女優)バーバラ・コヴェット
ケイト・ブランシェット(女優)シーバ・ハート
ビル・ナイ(男優)リチャード・ハート
ショーン・パークス(男優)ビル・ルーマー
フィリップ・デイヴィス(男優)ブライアン・バングス
ジュノー・テンプル(女優)ポリー・ハート
アンヌ=マリー・ダフ(女優)
マイケル・マロニー〔男優・1957年生〕(男優)
藤波京子バーバラ・コヴェット(日本語吹き替え版)
内山昂輝スティーヴン・コナリー(日本語吹き替え版)
佐々木敏リチャード・ハート(日本語吹き替え版)
稲垣隆史(日本語吹き替え版)
牛山茂(日本語吹き替え版)
太田淑子(日本語吹き替え版)
込山順子(日本語吹き替え版)
脚本パトリック・マーバー
音楽フィリップ・グラス
ニコ・ムーリー(音楽調整 他)
撮影クリス・メンゲス
製作スコット・ルーディン
配給20世紀フォックス
美術ランドール・バルスマイヤー(タイトル・デザイン)
編集ジョン・ブルーム[編集]
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💬口コミ一覧

47.ネタバレ イギリスが世界に誇る名女優、ジュディ・デンチが、ちょっとサイコ入っているブラックなおばさん役をやるというところが、話題その1。ケート・ブランシェットが、そりゃこんな先生がいたら惚れちゃうよ、と思える程度に麗しく撮られているところが、話題その2。でも、ストーリーの組立方や映像が、BBCの二時間スペシャルドラマでもコレくらいできるんじゃないかなぁと思えるあたり、ややマイナス。誰にも感情移入出来ないけれど、逆に感情移入出来たら怖いかも。イギリスで生活したことのある人には、会話のアクセントや皮肉がひんやりと耳に心地よいことでしょう。
中山家さん [映画館(字幕)] 7点(2007-04-07 10:01:53)
46.どうせならもっと深いとこまでえぐってくれないと、ってな感じ。予想通りに淡々と進んでゆき、結末を迎えるストーリーも残念。
SAEKOさん [映画館(字幕)] 5点(2007-05-22 15:11:34)
45.ネタバレ 高貴な「クイーンエリザベス」を共に過去演じた経験のある、演技派二女優激突映画。下手すれば、もはや日本なら新聞のゴシップ欄すら賑わせられないような「教え子と女教師禁断の愛スキャンダル」の覚え書き。ただのありきたりな通俗作品に堕させなかったのは、ひとえに役柄そのままの「あんたには絶対負けないッ」って気迫が各シーンから伝わってくる、この二女優の演技力のおかげ。ひたすら下世話なハナシなのに、何故かしまいには格調すら漂ってきます。マジこぇ~んだもんこのお二人w観客誰からも共感を得られないであろう,報われぬ役を演じる妄執に取り憑かれたジュディ・デンチの背後には、まるで黒い炎がメラメラと燃え盛っているみたいw対するブランシェットも「アビエイター」での、ヘプバーン物真似オスカー演技を遥かに上回る、女と母親板挟みの繊細な好演技。スリリングに展開される人間のドス黒い心理の綾が錯綜し、最後まで目が離せません!ジャーン!と流れる、大袈裟なテーマミュージックもこの映画に限っては合ってると思います。はっきり言って後味がいい映画ではない、けど人間って、やっぱ独りっきりで生きていくのは厳しいんだなあってこれからの人生について、色々考えさせてくれる映画でした。さてさて、この仁義なき演技合戦の勝敗は・・・映画をご覧になった方、それぞれで判断して下さい。
放浪紳士チャーリーさん [試写会(字幕)] 7点(2007-05-27 12:42:04)
44.バーバラのドス黒い嫉妬心が手に取るようにわかる自分が恐ろしい。
若いだけで憎いのよ、ええそうですとも。
mimiさん [映画館(字幕)] 7点(2007-06-14 01:12:52)
👍 1
43.ネタバレ イギリスヨークシャー州出身西方横綱ジュディ・デンチ対オーストラリアメルボルン出身東方横綱ケイト・ブランシェットの熱闘が観られる作品。触れ込みどおり、二人の演技力が惜しみなく発揮されており、観終わった後、深い満足感に浸ることができる。デンチの妄執に駆られた演技はリアリティに溢れており、寒気がするほどだ。しかし、個人的には、もっと二人の演技を見ていたいという思いが強く、90分にまとめる必要があるのかと若干、物足りなさも感じた。特に後半の二人が生活を共にするようなって以降の描写が端折られているのは残念である。好きな人と二人っきりでドッキドキのデンチが、ブランシェットに迫ったりするところがもっと観たかった。この2人が演じれば、120分でも退屈に感じるような心配はまず無かっただろうに。ストーリー展開やキャストなどについては非の打ち所が無いだけにそこだけはちょっと気になった。
付け加えるなら、ブランシェットの38歳という年齢相応の美しさは非常に魅力的。口元や目尻のうっすらとした皺が、逆に一種の妖艶さを醸し出している。
そうそう、2人でラフロイグ10年を飲むシーンがあってかっこよかった。向こうの女性ってこんなん飲むんだぁ!
枕流さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-01 22:21:21)
42.英国女王役を堂々と演じる二人の素晴らしい女優の凄みのある演技を堪能できる映画でした。まず始まるなり、ジュディ・デンチの英語の美しさに感動...年配の教師として完璧な美しい英語です。服装や外見も「うんうん、こういう先生いるいる~」って感じで英国の典型的オールドミス先生。そしてケイト・ブランシェットは、これまた実に美しく、弱く、少年とのラブ・アフェアの主人公としてぴったりです。

この映画ほんの90分ほどなので映画というよりTVドラマみたいだなと思いながら見ていたのですが、実際にはそんなに短い感じはしなかったです。バーバラがいったいどこまで行ってしまうのかドキドキしながらのめりこんで見てました。彼女はもはや精神病と紙一重なレベルまでゆがんでしまっていますが、でも独身のままある程度年を重ねた女性であれば誰でも彼女の気持ちはある程度理解できてしまうのではないでしょうか? 
バーバラが何よりも求めているのは人生のパートナー。彼女はそれを同姓の友人に求めていますが、そこに大きな間違いがあるんですよね。彼女は無意識に本来、恋人でありパートナーである存在に求めるようなものを友人に求めてしまっている。だから家族を持っている友人に家族より自分を選べと間違った要求をしてしまうわけで... 見ていて哀しいです。
ラストは...怖かったです。えぇ、本当に。悲劇は繰り返されるのでしょうか。

ぽんさん [映画館(字幕)] 7点(2007-07-03 19:39:57)
41.内容は重たいが、教師と生徒のスキャンダルよりも、一人の老女の歪んだ感情(愛情?)に焦点が当たっており、胸をえぐられる展開ではなかった。やはりこれは、デンチとブランシェットの演技を堪能し、舞台を鑑賞しているかのような迫力を楽しむ映画です。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 7点(2007-07-25 11:07:24)
40.結構期待していたが、期待しすぎたせいでそれほどの満足感はなかった。もっとドロドロするとおもっていたがきっと現実でありうる程度はここまでのレベルかもしれない。そう思うとなかなかしっかりしたストーリーだとは思う。それにしてもケイトが美しすぎる。それと対照的にジュディデンチの年の刻まれた顔が恐ろしかった…。さすがだ。
おっちょさん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-07 20:41:26)
39.国宝級の女優さんの演技対決を 息をのんで堪能した1時間半でした。
ジュディ・デンチの演じるベテラン女性教師のジワジワとした怖さ、あとを引きます。
これからこの人、、、どうなるんだろうと想像をかき立てられます。
ケイト・ブランシェッドは15歳の少年にこがれられるにふさわしく、美しくかわいらしい役作りでございました。
脇の役者さんたちも、子どもたちもみな実力者揃いで濃密な作品になっています。
でも、これは女性が観る映画かな・・とも思えますね。
グレースさん [DVD(吹替)] 6点(2007-11-08 08:38:10)
38.ネタバレ おもしろいです。中産階級の家庭で育って奔放で気を許すとなんでもしゃべりたがる云々と分析されるくだりでは背筋が凍る思いとはこのことよ。ただ、あんなに世の中の酸いも甘いも知り尽くしているように見えるケイト・ブランシェットが同じく世の中の酸いも甘いも知り尽くして障害児の育児にすら没頭してくれる旦那と出会い結ばれ、これ以上ないという幸せを手に入れたとてあんな中坊にいれ込む必要があるのか、いまだに理解できない。子のお守に疲れ果て魔がさしたといえばそれまでだが、そんなレベルぐらい本人すでに越えていたはずなのではないか。中坊とてそれほどの魅力があるようには描かれてはなかった。もう少し本人の過去・家庭の現在を描いてほしかったかなというのが本音。私の読解力不足かもしれないが。終盤の壊れっぷりは見事。
JUKEさん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-16 01:48:56)
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37.ネタバレ 結局どちらも覚悟がないのだ。15のガキにもてあそばれて、バレたのはアンタのせいだと暴れる赤ちゃんシーバと、他人を理解したり受け入れないくせに友達が欲しいというオールドミスのバーバラ。最後の取っ組み合いは「あんたらどっちもどっち」と呆れることしきり。ミステリー風で時間も丁度良くて面白い映画だったけれど、甘えた大人の泥仕合は観てて気持ちの良いもんではないので、点数がガクッと下がった。だけどジュディ・デンチは何でもやりますね。シワシワ顔のアップも入浴シーンも、日記を付けるその表情もみんな不気味だった。
のはらさん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-08 10:36:14)
36.すごくどろどろしたのを期待していたので少しがっかり。キャラクターの掘り下げが足りないせいか、主人公の二人はちょっと変なおばあちゃんと頭の足りない女性にしか見えなかった。でもケイト・ブランシェットの美しさと愛らしさには魅せられます。
parabenさん [DVD(吹替)] 5点(2007-12-15 15:33:37)
35.なんかタイトルは考えまくってつけたのだろうけど、内容を表してないと思う。二人の非常識な女性が繰り出す偏った愛憎劇。国宝とか関係ありません。
K2N2M2さん [DVD(吹替)] 5点(2008-01-20 18:39:37)
34.ん~、ジュディ・デンチは適役だったけど、ケイト・ブランシェットはどうでしょう? 皆さんがおっしゃるような「若い男が憧れる」ようなタイプではないような気がします。これは男目線でしょうかね、それとも日本人的な印象でしょうか。生徒役の男の子ももっといい役者がいたような気がします。まあ、男の私には理解できない映画かも知れません。

(追記)
全然覚えてなかったけど観てたんですね。。。今回観てP・グラスの音楽が過剰に感じました。正直邪魔。まあ、監督の責任でしょうが。2018.12.30
kaaazさん [DVD(字幕)] 4点(2008-02-03 03:18:56)
33.ネタバレ この二人の個性派女優の演技が見応えありました。女性なら誰でも1部頷ける面はある心理的なものが、過剰になると こんな結果に終わる怖さみたいなものを感じました。ある意味 女性が見て納得する映画なのかもしれません!にしても、バーバラ役のジュディ・デンチの入浴シーンは見たくなかった気が…(;゚Д゚)
うさぎ大福さん [DVD(吹替)] 8点(2008-02-06 22:22:59)
32.ネタバレ 狭く深い関係を友人に求めて一線を踏み越えてしまいストーカーになってしまうという感覚は、肯定はできないんですがなぜそうなってしまうのかはなんとなく理解できます。
自身の生活がある友人に自分の全てを受け入れさせようとして破綻してしまうんでしょう。
その常習犯である気味の悪い役がらをジュディ・デンチが見事に演じていました。
ケイトブランシェットがストーカー日記を見つけて壊れてしまった演技もすさまじかった。
演技はすごいです。でも話はドロドロしすぎてイヤでした。感情移入しながら見てしまうと
耐え難いものがあるんです。
飴おじさんさん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-10 00:42:36)
31.ネタバレ 登場人物の演技が素晴らしかった。
かさぶたさん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-18 18:42:31)
30.アンネの日記、今回のこのスキャンダルの日記、私が実際に書いてる日記。
日記は小説より奇なり。
Michael.Kさん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-24 15:58:39)
29.どろどろしてますが、嫌いじゃありません。
Yoshiさん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-04 23:10:04)
28.別にこれは特異なケースではないようで、孤独な老人っていうのはこのように友情を過信するケースが多いようです。身近な所でもこの前テレビ見ていたら同じ趣味を持ち幼少期から親交のある少年を「親友」と呼び、年齢差を考えると不自然なほど必要以上に深い仲であることをアピールする老年男性が出ておりこの作品を思い起こさせてくれました。それが暴走するとこういうことになるんでしょうなあ
Arufuさん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-31 06:58:21)
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【点数情報】

Review人数 47人
平均点数 6.53点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.13%
548.51%
61634.04%
72144.68%
8510.64%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.75点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2006年 79回
主演女優賞ジュディ・デンチ候補(ノミネート) 
助演女優賞ケイト・ブランシェット候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)フィリップ・グラス候補(ノミネート) 
脚色賞パトリック・マーバー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2006年 64回
主演女優賞(ドラマ部門)ジュディ・デンチ候補(ノミネート) 
助演女優賞ケイト・ブランシェット候補(ノミネート) 
脚本賞パトリック・マーバー候補(ノミネート) 

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