映画『大日本人』の口コミ・レビュー

大日本人

[ダイニッポンジン]
Big Man Japan
2007年上映時間:113分
平均点:4.69 / 10(Review 144人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-06-02)
SFコメディ特撮ものモンスター映画
新規登録(2007-05-21)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2025-04-29)【イニシャルK】さん
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監督松本人志
キャスト松本人志(男優)大日本人/大佐藤大
竹内力(男優)跳ルノ獣
UA〔歌手〕(女優)小堀マネージャー
神木隆之介(男優)童ノ獣
板尾創路(男優)匂ウノ獣(メス)
宮川大輔(男優)スーパージャスティス
宮迫博之(男優)スティウィズミー
街田しおん(女優)大佐藤の元妻
原西孝幸(男優)匂ウノ獣(オス)
永野愛ドントタッチミー
脚本松本人志
音楽テイ・トウワ
川井憲次(スーパージャスティス音楽)
作詞松本人志「デラ・アモーレ」
山川啓介「ふれあい」
作曲松本人志「デラ・アモーレ」
いずみたく「ふれあい」
挿入曲中村雅俊「ふれあい」
撮影山本英夫〔撮影〕
製作吉本興業
製作総指揮白岩久弥
企画松本人志
配給松竹
特撮瀬下寛之(VFX監督)
美術林田裕至
編集上野聡一
録音白取貢
柴崎憲治(音響効果)
照明小野晃
あらすじ
代々続く家業として、大佐藤(松本人志)は電流によって巨大化し、たびたび襲来する“獣”と戦う…。モキュメンタリー風の独特な世界観が哀愁を誘う。
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💬口コミ一覧

144.カンヌでどーだったとか、映画としてどーだったとか、よくわんないですけど、とにかく自分が観た関西の劇場では超満員で、しかも大爆笑の渦。となりの知らない兄ちゃんも声高々にマジ笑いしてました。てゆーか俺も笑ってたけど。一緒に行った嫁は「これ映画ちゃうわ、でもおもしろいからえーかー」って言ってました。とゆーわけで、単純におもしろかったです。それに俺は事前にストーリーはほとんど知らんかったので、より楽しめたかも。ただ「ごっつえー感じ」なんかの松っちゃんの笑いが駄目な方はまったくおもしろくないとは思います。そして当然まじめに映画を観に来た方にも不評かも。外人は論外かも。最後のスタッフロールまでずっと笑わせてくれたサービス精神に
なにわ君さん [映画館(字幕)] 10点(2007-06-03 23:37:06)
👍 2
143.ネタバレ なぜかすごくあとをひく映画。
たぶん上映中より、終ってからのほうが・・
2~3日たってからのほうが、あ。あそこはそうだったのかと気付かされ、感動するか、
不気味に思い出し笑いしてしまう映画。
故にレビューも書き直し。もしかしたらこれからも何度も書き直すことになるかも。
そんな映画なんです。
私としては・・・上映中はあれほど笑ったのに今は切ないです。
みんなのために命を投げ打ってるのに、
誰にも理解されず、落書きされ、離縁され、
マネージャーにはピンハネされ、石まで投げられて・・
それでも「大日本人なんだよ!」と酔ってくだまくヒーロー。
なんて哀しくて、バカで人間臭いヒーローなのか。

あと日頃の問題意識でしょうか。
例えば・・
「北朝鮮はひどい国だよね。ま、どうでもいいけど。」
この程度だと、見てもおもしろくないかも。

北朝鮮もひどいけど、アメリカも日本ももっとおかしいよ!
と考えたことのある人向けです。
そういう意味でラストが秀逸。大傑作。
うさぎさん [映画館(邦画)] 10点(2007-06-03 01:07:50)
👍 3
142.ネタバレ 大佐藤さんが大パンツをはいて大変身。大日本人となって小活躍、小笑い。最後に宮迫宮川出てきて大団円。大悪党を大リンチの末、木っ端微塵に大粉砕。米に任せっぱなしでいいのか大魔神 ‥じゃなかった大日本人‥‥。かくして、大日本人は米の大変態ファミリーに大合流。しかし、大宇宙の彼方で痴話喧嘩が大勃発!大日本人は大緊張・大反省? しかし、日本はこれで幸い大平和???  大佐藤さん大好きですよ。また帰ってきてね 待ってるよ。
3737さん [DVD(邦画)] 9点(2010-05-25 21:25:44)
👍 1
141.ネタバレ この映画を小学生の子供をつれて家族で観に行った。
子供はどう思うんだろうと心配しながら観たが、ラストはみんなで涙が出るぐらいに笑ってしまった。自分は映画の出来、不出来はどれだけ長く余韻を残せるかだと思っているので、それから言ったらこの映画は大傑作になる。なにしろしばらく頭からあの映像が離れないくらい余韻が残った。(なぜかうちの子供もしばらく大日本人のことを話していた)問題のラストも、どう考えてもあれ以外に無いと思うくらいに絶妙だ。沢山の酷評を耳にしたが、ぜひ2作目を撮ってほしいと思う。
ROHIESUさん [映画館(邦画)] 9点(2008-12-10 18:22:26)
140.ネタバレ 評価が分かれてたんで、自分はどっちだろう?と興味津々で観たんですが、これはかなり良かった。思ってたのと相当違ったし、映画でやる意味も感じられた。まったく飽きさせず最後まで観られたし、最後のところも楽しめました。まっちゃんの映画評とか読んでも、そんなに感心したことなかったんで見くびってましたが、実は相当な才能の持ち主では?と見直しました。最近の北野監督よりはずっと良いんじゃないでしょうか。
SAS30さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-07-09 11:58:05)
139.ネタバレ 『日本以外全部沈没』以来、久々に沁み入るバカ映画に出会ったよ。
 (詳細はブログにて)
エスねこさん [DVD(邦画)] 9点(2008-05-17 14:51:42)
138.これは、傑作でいいんよね?
まんせるさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-05-01 21:33:42)
137.ネタバレ 面白かったかそうでなかったか、と言えば自分にとっては文句なく面白かった。冒頭のインタビューの場面からクスクス笑いが止まらず、海原はるかの獣が出てきたときにはもう爆笑。さらに竹内力の獣がビルの間に挟まった時にはもう涙が出んばかりに笑えた。中村雅俊の歌をバックに自衛隊(?)が大佐藤の部屋に突入するシーンでは金八先生の加藤&松浦が捕まるシーンを思い出した。それが監督の意図かどうかは知らないけど。さて、確かに随所(特に新幹線車中のシーン)では監督の日本人感が垣間見られるし、ラストのアメリカンヒーローの戦いが弱いものイジメにしか見えないことから、現在のアメリカという国に対する監督の思いが感じられるとか、赤い獣(仮想敵国ですね)に対してなすすべもなくやられ、アメリカの助けに頼らざるを得ず、獣を倒すのに協力するも結局は無力な大日本人に現在の日本の姿を重ね合わせるとか、深読みしようとすればいくらでもできそうな気がするが、多分そういう見方は意図するところではないのでしょう。単純にコントとして見るのが一番正解に近い見方であると思います。それでもエンドロールのコントはイマイチだったのでちょっと減点。ひと目でそうとわかる宮迫のドロップキックはよかったけど。
ばたあしさん [映画館(邦画)] 9点(2007-06-09 23:41:57)
👍 3
136.ネタバレ 松本人志演じる大佐藤の長い長い前フリ..普通のおっさんの哀愁を演じさせたら、松本人志ってほんとうまいですね。劇場版長編コントとして観れば完璧な作品だと思います。劇場版ビジュアルバムかなぁと予想してたのですが、全く違いました。しかしこれをカンヌで観た海外の人達は理解できたのかなぁ。劇中流れた中村雅俊の曲には、一瞬笑ってしまいました。
naokin4617さん [映画館(邦画)] 9点(2007-06-03 02:22:32)
135.ネタバレ 事前の予想と鑑賞後に持った印象との間に大きな乖離があった作品。事前には松本人志のシュールな世界観を2時間に拡大した映画だろうと思っていたのですが、実際のところ、極めて政治的な内容を扱った作品でした。。。
まず気になったのが、なぜ「6代目」なのかということ。大佐藤が日本国の守護神なのであれば、100代目とかの方がしっくりきます。そこで時代を逆算してみたのですが、すると初代大佐藤は明治政府が誕生した辺りであろうことがわかりました。すなわち、「大佐藤」とは近代日本を指しているというわけです。日本を守るという使命を持った主人公・6代目大佐藤は自衛隊のメタファー。彼はただ愚直にその使命を全うしているものの、世論からは邪魔者扱いを受けています。日本国民は大佐藤に守られているという事実を忘れ、騒音だの税金の無駄だのといった目先の問題ばかりに着目して彼を目の敵にしているのです。その父親である5代目大佐藤は高度経済成長の主役であった団塊の世代のメタファー。彼は許容量を超えて巨大化しようとした結果、弾けたバブルの如く命を落としました。4代目大佐藤は戦前日本のメタファー。彼は軍事力の全盛期を生きたものの後にその生き方は否定され、現在はボケて老人ホームでひっそりと暮らしています。。。
本作が興味深いのは、戦後民主主義を代表する「5代目」を否定し、戦後民主主義によって否定されてきた「4代目」を復権させたこと。ここに松本人志の思いが込められているし、本作が日本国内で酷評された理由も集約されています。本作は保守的な思想の下で製作されているのですが、左巻きの多い芸術界ではこれが受け入れられなかったようです。公開時、本作は激しい酷評に晒されましたが、それは本作の政治的背景の分析がロクになされないというアンフェアな状況下での酷評だったことは明記しておくべきでしょう。。。
私個人の意見としては非常に見応えがあったと思います。笑いを巧みに交えながら、かなり的確にテーマを突いているのです。ロクに戦いもせずに赤い怪獣(=北朝鮮)から逃げ回る大佐藤の情けない姿、敵を完膚なきまでに撃ちのめし、丸裸にしてもまだ容赦しないというスーパー・ジャスティス(=アメリカ)の戦い方などは、国際情勢をよく現しています。処女作とは思えないほどVFXや音響の扱いもうまく、タレント業と並行してここまでの仕事をした手腕は評価されるべきだと思います。ぜひ!
ザ・チャンバラさん [DVD(邦画)] 8点(2012-06-10 02:08:09)
👍 2 😂 1
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134.ネタバレ たぶんね。。。。10年くらい経ったら立派なカルト映画として評されると思うんだけど、ごっつええ感じを見てた世代としては「トカゲのおっさん」とか「こうま(仔馬)」とか「みすずちゃん」とか「とみよしさん」とかついつい思い出して・・・なんかあの系統のコントの規模を大きくして映画作品にしただけじゃないか、と思ってしまう。でも作りは丁寧で2回・3回と鑑賞すると味が出てくる。自分なりに見所とツッコミどころが出てくるんだよ。なのでお笑い映画じゃなくカルト映画として8点計上。人によって相性は大きいと思う。
ぷらむ少佐さん [DVD(邦画)] 8点(2010-03-25 00:54:44)
👍 1
133.ネタバレ まっちゃんはたぶん、見た人を笑わそうと思ってこの映画を作ったんじゃないんじゃないかな?当事者同士は何かしら宿命があって、泥臭くも一生懸命戦っているんだと。それでいいんだと。だからアメリカはでしゃばるな。ウルトラマン気取りかよと。寒いんだよ。しらけるんだよ。
こんな感じのことをまっちゃんは表現したかったんじゃないのかな?と個人的には思いました。

まあ、まっちゃんの思いはどうあれ、私はこの映画けっこう好きです。おもしろいのかどうかは置いといて、全体通しての哀愁漂う雰囲気がいいね。淡々としたノリも私好みということで、8点。
jojoさん [DVD(邦画)] 8点(2008-12-10 01:42:59)
132.インタビューの中で、だんだんと「稼業」の輪郭が見えてくるあたりのおかしさ。娘なので跡継ぎが問題で、とか、仕事の連絡のケータイでのやりとりとか。塀の落書き「くたばれ」や、投石、道の横断幕や立て看板など、昨今のきびしい状況も同時にだんだんと分かってくる。そうやって丁寧に裏ぶれたトーンを重ねた後で、ジュウと戦う場が描かれると、その馬鹿馬鹿しさもひとしおで、嬉しくなっちゃう。四代目の稼業華やかなりし頃の記録フィルムもいいし、間にはさまれる民間人へのインタビューは、どうしてあんなに自然なの? なんか違う質問しといて編集したのかしらん。変身場の係員へのインタビューもリアルだった。この映画、テレビの人気タレントの心象風景としても理解できるけど、純粋に贋作ドキュメンタリーの面白さだけで自立している。ラストは変に風刺がかってちょっとつまずいたが、許そう。ニラムの獣の、ササササと目玉をたぐり寄せるとこがかわいい。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-28 11:03:12)
👍 3
131.ネタバレ 予備知識なし、レビューも一切読まずに観た。松本人志の笑いは大好きだが、どちらかといえばタケシ派の私が、かなり楽しめた作品。CGも結構緻密だし、大日本人への変身シーンはかっこいいとさえ思えた。獣のデザインもセンスのあるバカさかげんだし、ヴァンダレイ・シルバみたいな赤い獣も好きだ。四代目の、古い写真や映像のなかの丁度良い巨大さ加減や、手形、草履などの描写でわくわくするような痕跡をのこすなど、かなり細かい作業をしていると思う。一方、人間大佐藤の悲しいオッサンぶりが良い。スポンサーに話題の会社をもってきたり、TV欄の深夜枠の「大日」とう表示が悲しくて笑わせる。しかしラストで全てを思いっきりぶち壊してしまうのは、お笑い芸人の性か・・・気持ちは想像できるが、映画作品としては、やってほしくなかった。でも、こちらのレビューで何人かの方が触れておられる北朝鮮とアメリカと日本の比喩では、という解釈には脱帽。
ブタノケ2さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-19 18:13:31)
130.ネタバレ 「映画の概念を壊したどのジャンルにも属さない映画」まさにその通りだと思います。
途中CGから実写へ変えた監督の意図は、アメリカの北朝鮮に対する攻撃(経済制裁)をリアルなCGでなく実写にする事で笑いたいけど笑えないギャグにしたかったんだと思います。
よって、北朝鮮をイメージさせる赤い獣がアメリカンヒーローにボコボコにされる所で大笑いした観客とドン引きした観客とでは評価が分かれると思います。
もちろん私は後者です。

ありあさん [映画館(邦画)] 8点(2007-08-03 16:33:17)
129.ネタバレ ん~これは賛否両論でしょうね~。
面白くない人は全く面白くないでしょうし。個人的には松っちゃんの特徴的な標準語喋りだけでもう面白いんですけど。
全体を通して館内ではビックリするくらい大爆笑してた人もいたし、クスクス笑ってる人もいたし、???してる人もいました。そういった意味で笑いの基準は十人十色だと思うし、万人が受け入れる笑いというのは実はそんなに面白いもんではないと思います。
かといって本作は松っちゃんが以前テレビやDVDでやっていたビジュアルバムや一人ごっつ程の先鋭的で独創的な、観る側を選ぶ、ある意味敷居を高くした笑いとは思えないですし・・・。全編に漂うあの空気感というか、シチュエーションが面白いと思えなければダメかもしれませんね。
自分としては終始ニヤニヤしながら観てましたが。
残念なのはラスト、急速なテンポで安っぽい特撮実写に切り替えて終わらせたこと。
あれで多くの人が???のまま置いてきぼりを食らう羽目になったかと思うので1作目としてはあの手法はやらない方が良かったかもしれませんね。
なんにしても2作目、3作目と継続して作り続けて欲しいと思います。
トニーさん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-10 09:41:36)
128.ネタバレ (松本人志の笑いは好きですが、ファンというほどではありません。また、パンフレット等解説書類には目を通しておりません。そういう立場での感想です。)序盤はおとなし目、中盤から終盤にかけて徐々にペースアップ。淡々としたリズムがボディブローのように響いて、笑いを誘います。MAXは板尾の獣と、ラストの実写。笑いを噛殺すのに必死でした。そしてこの時、本作が映画である理由が分かったような気がしました。映画(映画館で鑑賞すること)の特徴は、不特定多数で時間と場所を共有すること。隣の席には他人がいます。このことに意味がある。満員でノリノリの空気が出来上がれば、笑いは笑いを生みます。そうでない場合は他人の手前、声を出すことをはばかるはずです。つまり“笑ってはいけない”というシチュエーション。これほど“可笑しい”状況はありません。どちらにしても、映画館でしか味わえない笑いです。タイトルに“大”が付くことで若干ニュアンスが弱まっていますが、監督の日本人観を描いているのは間違いなさそうです。さらに映画論も垣間見られます。主義主張は伝わってきますし、どこを切り取っても“松本人志”を感じることが出来ます。本作は映画。それも映画館での鑑賞に意味がある映画です。正直、鑑賞直後の満足度はさほど高くありませんでした。でも思い返すとニヤニヤしてしまいます。六代目大佐藤の一挙手一投足が、あの受答えが頭から離れません。最後に公開直前に放送された番組『ゲツヨル』(5月28日放送・NTV系)について。この番組での松本の不遜な態度や、インタビュアーのヨイショぶりは目に余るものでした。何でこんなに自分でハードルを上げているのか不思議なくらい。しかし、これは本編に対する壮大な前フリ。この番組でカチンときた人ほど本編で笑えると思います。
目隠シストさん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-05 17:50:04)
👍 1
127.ネタバレ 巨大化して獣と戦い地球を守る家系に生まれた6代目が主人公

正義の味方だか世間には指示されず、結構いいかげんなとこの
ある普通の弱さのある主人公の毎日が笑いになっている映画。

正義の味方のくせに、女房にも逃げられ、自分より強い奴からは逃げ
金の為にスポンサー広告を体に貼り理想と現実のギャップを埋めようとは
しない愛すべきヒーローを冷めた笑いで描いている。

普通に面白い映画だった。賛否はあるだろうがほとんどがあえて難しい見方を
してみたり、松本が嫌いだからと言うところに原因があるのは残念
東京ロッキーさん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-03 00:42:41)
👍 1
126.ネタバレ ジャーナリストの森達也さんが書いた、プロレスラーについての本を読んだときと同じような感覚がありました。体を酷使し、怪我をしたときの補償もなく、視聴率とお金にからめられて・・・。大佐藤は自分の仕事を伝統・文化だと思っているし、フェアプレー精神で戦っているけれど(目玉投げる獣が目を洗っているときはチャンスなのに攻撃しない)世間からしてみたら「ショー」みたいな感覚。それでも戦い続ける。最後は自分の仕事の関係者たちからも裏切られて死んでしまって死後の世界でも戦い続ける。(という私の見方です。)死んでまで戦うのが彼の運命なんですね。切ない映画でした。出てくる獣はみんなデザインがすばらしく個性的でした。あと、昨今のテレビへのクレームについて恐らくまっちゃんが抱いているであろう不満も、笑いに昇華されていました。
キュウリと蜂蜜さん [映画館(吹替)] 8点(2007-06-02 16:06:48)
125.ネタバレ 松本人志・作としての正解。
基本的に筋のある物語ではなく、松本人志演じる大佐藤が巨大化して、大日本人と呼ばれる姿に変身し、襲来する怪獣と戦う、というシチュエーションを与えられた長編コント。
物語を期待して出向くと確実に裏切られます。
しかし、自分は元より堅実な物語を作るノウハウを今のところは持っていない人だろうと思っていたし、お笑い芸人・松本人志のファンなので大満足の逸品。テレビで彼や彼らの作るコントを楽しんでいた人なら満足のいく内容であることは請け合いです。

ただ、終盤大胆な表現の変化をなすのですが、それがメタフィクションを意識したものなのか、生真面目に作品然としたものを仕上げてしまう照れなのか、やはりそれ自体もネタなのか、どうにも判然としない。
笑いを狙ったにしては、その変化自体の方に意識がいっちゃうと思うんですけど。
カラバ侯爵さん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-02 10:04:15)
👍 2
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【点数情報】

Review人数 144人
平均点数 4.69点
053.47%
1128.33%
2149.72%
31812.50%
4139.03%
52718.75%
62114.58%
7149.72%
8117.64%
974.86%
1021.39%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.28点 Review25人
2 ストーリー評価 4.17点 Review29人
3 鑑賞後の後味 4.03点 Review30人
4 音楽評価 5.28点 Review25人
5 感泣評価 2.54点 Review22人

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