映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の口コミ・レビュー(4ページ目)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

[フヌケドモカナシミノアイヲミセロ]
Funuke Show Some Love, You Losers!
2007年上映時間:112分
平均点:6.45 / 10(Review 66人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-07-07)
ドラマコメディ小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2007-08-03)【真夏の42.195キロ】さん
タイトル情報更新(2018-11-26)【イニシャルK】さん
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監督吉田大八
キャスト佐藤江梨子(女優)和合澄伽
佐津川愛美(女優)和合清深
永瀬正敏(男優)和合宍道
永作博美(女優)和合待子
上田耕一(男優)和合曾太郎
山本浩司(俳優)(男優)萩原(文房具屋の男)
ノゾエ征爾(男優)オーディションの相手役
米村亮太朗(男優)
原作本谷有希子「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(講談社刊)
脚本吉田大八
撮影阿藤正一
製作ファントム・フィルム(「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」製作委員会)
プロデューサー吉田博昭(協力プロデューサー)
配給ファントム・フィルム
あらすじ
両親の訃報を受けて、長女の澄伽(佐藤江梨子)が東京から田舎に帰ってきた。自惚れが強くひたすら女優をめざす澄伽は、女王のように振る舞う。姉に脅えながら漫画を書く次女・清深(佐津川愛美)、二人とは母親が異なる長男・宍道(永瀬正敏)、痛々しいほど明るく何事にもめげない宍道の妻・待子(永作博美)。家族4人が織りなすドロドロ劇。
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💬口コミ一覧

6.この作品の原作者は、きっと頭が良く、感性のするどい人なんだろうなと思いながら観てました。主人公姉妹がものすごく細やかに描かれているわりに、あとの登場人物が舞台の書き割りのように単調に感じました。そこだけが気になりました。
えぴおうさん [DVD(邦画)] 8点(2015-05-06 13:41:25)
5.ネタバレ これは一見家族の崩壊を描いているようでもあるが、まあシュールなブラックコメディと思って楽しみましょう。てんで歯車のかみ合っていない三兄妹よりは、道化を装っているが実はただ一人真っ当な待子さんがよろしい。この人、我慢強いし空気読めるし本心顔に出さないし、きっと女優目指したら澄伽より大成するだろうね。漫画家志望の妹さんにしてもしかり、二人は例えるなら"能ある鷹は爪を隠す"人たち。もちろん澄伽は"能なし犬の高吠え"、お兄さんは差し当たって"負け犬の遠吠え"か。それはさておき、この映画はキャスティングこそ監督の真のメッセージが込められているように思えます。グラドル出身の佐藤江梨子とアイドル出身の永作博美。彼女たちに共通しているのは、"外見"が最優先である職業の出身者ということ。でも映画の女優となればそれだけでは当然いきません。それは演技ができなければ生き残れない厳しい世界。劇中の小森監督と澄伽の関係。これはそのまま、映画に便乗して吉田監督が突きつけた"映画監督"たる権力誇示のようでもあり、同時に、映画の女優という世界の門戸を叩いた彼女たちに対する厳しい激励のようにも感じました。
タケノコさん [DVD(邦画)] 6点(2016-04-05 23:42:33)
4.ネタバレ ノイジーでセクシーなサトエリさんのはまり役、よかったです。超絶俯瞰目線のような、このタイトル、どの登場人物に当て込んでも成立する素晴らしい出来映えでした。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-08-09 04:19:54)
3.ネタバレ サトエリのクソ女っぷりが見事、こんなやついるんだろうなぁ~と思わせるリアル感からの妹ちゃんの逆転劇がよいですね。数々の伏線も小気味よくきまり構成のうまさとキャスティングの的確さがひかる一作。でもなーこんなクソ女大きっらいだわー、まさに〇んじまえですな、よって3点減点(笑)永作さんのけなげさがとても良いですハイ
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-10-06 09:25:09)
2.ネタバレ まず題名に一言。ストーリーとはどこにも繋がらない、いかにも青臭い演劇人が思いつきそうなダサいネーミングは何なんですか。もちろん原作通りなのは承知ですが、劇作家である原作者は一周回って確信的にこういう名づけをしたのかな。 とりあえず腐しましたけど、映画自体は予想を外されて面白かったです。他の方のレヴューを見ると総じてストーリー自体が受け入れられないという意見が目立つような気がしますが、私はブラックコメディとしてはかなりの高レベルと評価いたします。サトエリはもうどう見てもサイコパスとしか言いようがない外道っぷり、こういう女性と今まで遭遇してひどい目に遭った過去を思い出しました(もっともここまで酷いのはいませんでしたが)。対する嫁の永作博美は、そのKYぶりというか理解不可能な言動はもう立派なアスペルガー障害の域に達しています。彼女がここまでの演技ができる女優だったとは意外で、この役で女優賞を総なめしたのは納得です。この二人に挟まれ、とくにサトエリにズタボロに虐待される喘息持ちの妹・佐津川愛実だけは多少はまともなのかと思いきや、ラストには大どんでん返し、実はこいつが最恐のサイコ女だったというオチにはやられました。彼女のことは『悪夢のエレベーター』で知ったのですが、そういやこっちの役も…(ネタバレが過ぎるので以下自主規制)文字通りサトエリに翻弄される永瀬正敏も彼らしいいい演技だったと思いますが、永作博美に対する虐待もこれまたすごい迫力です。 実質登場人物は四人で進行するドロドロ劇ですが、苗字に「佐」と「永」いう漢字が付く役者同士がペアになって相手を苛めるという構造なんです(だからどうした、って言われそうですけど)。一番怖かったシーン:永作博美が永瀬正敏に襲い掛かってロスト・ヴァージンを成し遂げるところ(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-07-28 22:11:08)
1.ネタバレ 姉のわがままぶりと自己中ぶりが際立つ格好になっているが、実はそれ以外の3人も、人格の上では強力な欠点を有している。そしてそれがピンポイントで明確に定まっている。そしてそれを表現する演出の腕は妙に優れており、また役者も生き生きした自然な演技を展開しているため、見ていて実に腹が立つ(笑)。俳優のMVPは佐津川愛美ちゃんですよねー、一番若いのに、周りの人物の存在をきっちり受け切る「扇の要の演技」をしています。●でもやっぱり、最後は妹が立ち去ったところで幕閉めにすべきで、そこから後はすべて蛇足でしょ。何というか、お蔵入りになった別エンディングを無理矢理見せられた気分です。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-01 02:32:51)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 66人
平均点数 6.45点
011.52%
100.00%
211.52%
300.00%
457.58%
5710.61%
61928.79%
71218.18%
81827.27%
934.55%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.66点 Review3人
2 ストーリー評価 5.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.66点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

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