映画『母べえ』の口コミ・レビュー(2ページ目)

母べえ

[カアベエ]
2007年上映時間:132分
平均点:5.17 / 10(Review 35人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-01-26)
ドラマ戦争もの実話もの小説の映画化
新規登録(2007-10-05)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-05-22)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督平松恵美子
演出諸鍛冶裕太(アクションコーディネーター)
キャスト吉永小百合(女優)野上佳代
浅野忠信(男優)山崎徹
檀れい(女優)野上久子
志田未来(女優)野上初子(少女)
佐藤未来(女優)野上照美(少女)
倍賞千恵子(女優)野上初子(大人)(特別出演)
戸田恵子(女優)野上照美(大人)
坂東三津五郎(十代目)(男優)野上滋
笑福亭鶴瓶(男優)藤岡仙吉
中村梅之助(四代目)(男優)藤岡久太郎
笹野高史(男優)小菅
でんでん(男優)隣組組長・福田
近藤公園(男優)小宮山
吹越満(男優)杉本検事
左時枝(女優)藤岡ふみ
鈴木瑞穂(男優)二階堂肇
大滝秀治(男優)野村医師
松田洋治(男優)島崎
小林稔侍(男優)
神戸浩(男優)福田健一
北山雅康(男優)
田中真弓(女優)
富沢美智恵(女優)
郷里大輔(男優)
片岡富枝(女優)
西原久美子(女優)
茅島成美(女優)渡辺夫人
赤塚真人(男優)交番の巡査
松原菜野花(女優)
天田益男(男優)
原作野上照代「母べえ」(中央公論社刊)
脚本山田洋次
平松恵美子
音楽冨田勲
佐藤しのぶ【ソプラノ歌手】(ソプラノ)
撮影長沼六男
製作大谷信義(製作代表)
松竹(「母べえ」製作委員会)
テレビ朝日(「母べえ」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「母べえ」製作委員会)
朝日放送(「母べえ」製作委員会)
読売新聞社(「母べえ」製作委員会)
松竹ブロードキャスティング(「母べえ」製作委員会)
早河洋(「母べえ」製作委員会)
製作総指揮迫本淳一
プロデューサー深澤宏
制作松竹
配給松竹
特殊メイク江川悦子
中田彰輝(吉永小百合担当)
特撮白組(VFX)
美術出川三男
編集石井巌
録音岸田和美
北田雅也(効果助手)
西尾昇(デジタル光学録音)(デジタル光学録音)
東京テレビセンター(オプチカルレコーディング)
照明中須岳士
その他東京現像所(現像)
あらすじ
野上佳代は、夫が思想犯として捕まっても、子供たちとともに気丈に生きている。妥協せずに夫を信じて生き抜いた佳代の生き様を、娘たちや、周囲の人々とのふれあいとともに、あたたかく描く。
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15.ネタバレ うーん、つまらなかったわけではないんですが、オチのない淡々としたストーリーはやっぱピンと来なかったです。途中ちょこちょこ笑えるシーンや泣きそうになるシーンはあるけど、「終わりよければ全てよし」じゃないけど、最後に面白かったーと思えないと映画全体があまり面白くなかったように僕は感じてしまいます。しかし、鶴瓶の演技はすごかった!!自然すぎてもはやあれは演技じゃない!!浅野忠信もこんな演技するんだーと驚きました。個人的にエンドロール中の「母べえは毎朝5時には目が覚めてしまい、洗濯したり弁当を作ったり…」というところで、世のお母さんのすごさを改めて考えさせられ、自分の母親にも感謝の念がこみ上げてきました。それだけでもこの映画を見てよかったと思いました。
TK of the Worldさん [映画館(邦画)] 5点(2008-02-05 14:10:14)
14.ネタバレ 気丈に生きてきた母べえ(吉永小百合)が死の床で娘(戸田恵子)に「死んでから夫に会いたくない」というシーンで母べえのイメージを壊してしまっています。それを聞いて娘が泣くシーンで作り物感がでてきて映画を見ている気になりました。残念です。
omutさん [試写会(邦画)] 5点(2008-01-10 17:58:33)
13.ネタバレ 最初から不快な人間像を次々見せつけられるのは辟易するが、全体としては単調に進行していき、防空頭巾で逃げまどう場面もないまま現代に至り、だからどうした、という感じで終わりそうなところ意外にも、最後の出来事が大きな違和感を残す作りになっている。
数十年後に長女は医師、次女は美術教員になって孫も何人かいたようで、それで何の不足があるかと思うわけだが、現時点でどれだけ満たされていても戦前戦中の恨みだけは絶対忘れない、ということを言いたいのか。仮に霊魂というものが存在するとした場合、死ぬ間際に強い感情を残すのは、いわゆる“成仏できない”ことにつながるように思われるが、人の安らかな死を妨げてまで言うことを言わせなければ気が済まないというところが、こういう世代の最後の執着なのかも知れない。
それにしても、それまでの経過を一応見せられた自分としては、夫が「思想」のせいで弾圧されたからといって「改心」までする必要はないのであって、単に社会的圧力に屈して隠していればいいだけのこととしか思われない(検事が言っていたのもそれ以上のものではない)。思ったことをそのまま言う自由、つまり表現の自由は家族の幸福にも優先することを表現したかったのであれば、その表現自体は自由だが自分としては共感しない。

登場人物としては、間抜けなところのある青年は東北(作家の藤沢周平と同郷らしい)、下卑た叔父は関西という形で、性格と出身地の対応関係をわかりやすく設定している。父親の出身地を広島にしたのは劇中の死者を一人増やす目的だったらしい。
そのうち叔父の発言はなかなか痛快である。「贅沢は素敵だ」というのは当時からあった茶化し方だろうが、“世の中理屈でなく金がものを言う”というのは、役に立たない大義とか主義主張とか信念とかに対抗しうる合理的発想であり、今日でも通用する世界共通の価値基準と思われる。ただ世界中がそれだけになるとさすがに弊害がある(戦争の原因にもなる)ので、これは今後の人類の課題ということかも知れない。
ほか個別の場面としては、近所の少年が「誰あのきれいなお姉さん」と言って逃げ去る直前の一瞬の表情には本当に笑わされた。また海水浴の場面で、水難救助のために主人公がいきなり海に入って泳ぎ始めたのは少し驚いた。もともと水泳が得意とのことで、この時点で××歳過ぎていたはずだがなお壮健ということらしい。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2017-05-01 19:57:30)
12.俳優陣の演技はすばらしく、登場人物も好感が持てて、嫌味がなくてよいのだけど、物語から受け取れたものが曖昧。唐突に終わってしまったラストも好きになれず、、低評価とさせていただく。ノンフィクションだから、ドラマチックにするのも邪道なのかもしれないが、、うーーん。。後半が非常に惜しい作品。
うらわっこさん [地上波(邦画)] 4点(2011-08-17 02:28:17)
11.ザ・予定調和!、っていう感じ。この時代を描いたドラマにありがちなストーリーを、何のヒネリも盛り上がりもなく淡々と再現しているだけ。途中、「早く戦争が終わらないか」と思って見ていましたが、それは登場人物たちに感情移入したからではなく、展開がミエミエすぎて退屈だったから。昭和16年12月8日のシーンでは、つい「これからかよ!」とツッコミを入れたくなりました。それに、やっぱり吉永小百合に無理がある。「母べえ」というより「婆べえ」ですね。だいたい「寅さん」以外の山田作品には、残念ながら失望しっぱなしです。ただし鶴瓶の存在感はさすが。
眉山さん [地上波(邦画)] 4点(2010-11-21 18:03:36)
👍 1
10.ネタバレ 辛いだけの映画。残念ながら家族の温かさみたいなものは伝わってこなかった。父べえがだらしないと思う。責任感なさ過ぎでしょう。
いっちぃさん [地上波(邦画)] 4点(2010-02-27 22:43:23)
9.ネタバレ 母べえの不憫さが苦しくなるくらい伝わってきた。
osamuraiさん [DVD(邦画)] 4点(2010-02-23 12:08:11)
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8.ネタバレ ステレオタイプな底の浅い人物造形と、筋を追うだけの機能しかない説明台詞(ナレーション含む)を最初から最後まで並べただけの作品。脚本で奥行きを感じたのは、鶴瓶の「その後」をそっけない一言で済ませていた箇所のみ。役者陣で唯一光っていたのは、父の後妻役の左時枝。わずかな出番ながら、違和感なく場面にすっとはまり込んでいる。さすが。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-09-04 11:11:29)
7.たぶん吉永小百合を周囲が神格化しすぎているのでしょう。
どう好意的にみてもみても、ばあべえ。
aimihcimuimさん [DVD(吹替)] 3点(2014-09-17 00:55:17)
👍 1
6.この映画から受けた印象は、いやな時代だったんだなということと、
吉永小百合は相変わらずきれいだなということ。
タイトル通り、母親を描いた作品なので、母親役の吉永小百合が目立つのは当然なんだけど、
あまりにも品が良過ぎちゃって、それが重たい内容を柔らかく見せている部分もあり、
ドラマとして物足りない部分もあり、実に微妙だった。
ラストはオーソドックスなシーンにも拘らず、何だか唐突だったね。
演出もベタ過ぎちゃって、個人的には今ひとつ。やはりドラマを見せるというよりは、
"吉永小百合"という、スターを見せる映画という印象のほうが強い作品だった。
もちろんサユリストにはお薦めだけどね。
MAHITOさん [地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 18:02:01)
5.ネタバレ 意味がわかりませんでした。父べえの思想とか、当時の法律にどう違反したのかについても全く説明がないし。結局、父べえは家族より自分の価値観を大事にしただけの人でしょう。だらしがない。登場人物の役回りもダメな意味でベタすぎで、誰に感情移入もできない。単に不幸な生涯を送った女の人の話。最後も救いがない。
よしふみさん [DVD(邦画)] 3点(2010-03-21 19:32:40)
4.きれいな俳優陣が、監督の厳しい演技指導のもとアドリブも入れずお芝居をしましたって印象。
夫婦愛? 母子愛? 戦時下の悲惨さ? 純朴な青年の思慕? なにひとつハートに響いてこなかったです。
今まで見て覚えてる山田作品の中で一番面白くなかった映画。
木村家の娘さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-01-16 14:27:59)
3.ネタバレ なんといっても 主人公の年齢設定と俳優の実年齢の乖離が大きすぎます。この映画は吉永小百合が30~40才位の年齢の女性を演じていると思い込んで見ていないと、妙なストーリー展開の映画になってしまいます。そうしないと「母子」ではなく「祖母と孫」、「夫婦」ではなく「親子」、「親子」ではなく「夫婦」、という具合に見えて話の内容と映像が一致しません。面倒くさい映画です。
紫電さん [DVD(邦画)] 2点(2009-02-20 21:26:27)
2.体制側の人間はみなわるもんで反体制側はみな清く正しいと言いたげなこのうすっぺらな人間造形!鶴瓶を送る品川駅、同時に出征を送るシーンに泣き叫ぶ赤ん坊の声をかぶせるベタベタさ。幼稚な描写の数々にはもうため息をつくしかありません。
死ぬ間際の吉永小百合より娘の倍賞千恵子のほうが老けているのもトホホすぎ。特殊メイク技術は素晴らしいのに「大女優」に遠慮したのか、それとも先方からNG出たのか…。
ととさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2009-01-06 02:49:28)
👍 1
1.山田洋次監督は共産党シンパです。寅さんでも時々イデオロギッシュなセリフや描写があると興ざめしました
基本的には好きなんですけどね。
そんな山田監督のイデオロギー的な(それも近現代史の解釈メチャクチャ)臭みが最も濃厚な作品だと思います。

戦前の日本は言論の自由も何もない暗黒だったという日本悪玉史観ベッタリな描写にウンザリ。
特高警察がやたら不気味で怖い存在みたいに描かれてるのも不愉快。
当時銀行を襲撃したりしていた日本共産党の方がはるかに危険で凶暴だったがそれは当然ながらまったく
描かれていない。

この映画を見るいまの若者は、これが昔の日本だと思わないでほしい。
出鱈目ですから。
ひろみつさん [映画館(邦画)] 0点(2017-03-29 13:52:15)
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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 5.17点
012.86%
100.00%
225.71%
3514.29%
4514.29%
5720.00%
6411.43%
7720.00%
825.71%
925.71%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review4人
2 ストーリー評価 4.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.16点 Review6人
4 音楽評価 4.80点 Review5人
5 感泣評価 5.16点 Review6人

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