映画『再会の街で』の口コミ・レビュー

再会の街で

[サイカイノマチデ]
Reign Over Me
2007年上映時間:124分
平均点:7.24 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-12-22)
ドラマ
新規登録(2007-11-14)【TM】さん
タイトル情報更新(2018-09-01)【イニシャルK】さん
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監督マイク・バインダー
助監督カイル・ルドルフ(ニューヨーク第二班監督)
キャストアダム・サンドラー(男優)チャーリー・ファインマン
ドン・チードル(男優)アラン・ジョンソン
ジェイダ・ピンケット・スミス(女優)ジャニーン・ジョンソン
リヴ・タイラー(女優)アンジェラ・オークハースト
サフロン・バローズ(女優)ドナ・リマー
ドナルド・サザーランド(男優)レインズ判事
ロバート・クライン(男優)ジョナサン・ティンプルマン
メリンダ・ディロン(女優)ジンジャー・ティンプルマン
マイク・バインダー(男優)会計士 シュガーマン
ジョナサン・バンクス(男優)
テッド・ライミ(男優)ピーター
松本保典チャーリー・ファインマン(日本語吹き替え版)
楠大典アラン・ジョンソン(日本語吹き替え版)
坪井木の実アンジェラ・オークハースト(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕ドナ・リマー(日本語吹き替え版)
家弓家正レインズ判事(日本語吹き替え版)
脚本マイク・バインダー
音楽ロルフ・ケント
デイヴ・ジョーダン(音楽監修)
作詞ブルース・スプリングスティーン"Out in the Street","Drive All Night"
ピート・タウンゼント"Love, Reign O'er Me"
ジョニー・マーサー"I'm Old Fashioned"
ジェローム・カーン"I'm Old Fashioned"
挿入曲ブルース・スプリングスティーン"Out in the Street","Drive All Night"
パール・ジャム"Love, Reign O'er Me"
ザ・フー"Love, Reign O'er Me"
撮影カイル・ルドルフ(ニューヨーク第二班撮影監督)
製作総指揮ジャック・ジャラプト
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
衣装デボラ・リン・スコット
字幕翻訳戸田奈津子
その他ジョナサン・ローラン〔男優〕(assistant: Mr. Sandler)
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💬口コミ一覧

50.ネタバレ  原題の「Reign Over Me」は、私の大好きなTHE WHOの超名作「QUADROPHENIA」の最後の曲である「Love, Reign O'er Me」(Pearl Jamバージョンも格好良いです!)からとられているんですよね。まあ、ロックファンじゃないと知らない人も多いでしょうから、「再会の街で」という邦題を付けるのも致し方ないと思いますけど。

 「9.11」が強調されているきらいもありますが、テーマ自体は「喪失感からの再生」という極めて普遍的なものです。そして、そのテーマをアダム・サンドラーとドン・チードルがシリアスになり過ぎず、時にはユーモラスに演じきっています。とにかく、どんなに辛いことがあっても決して心を閉ざしちゃ駄目だというメッセージが伝わってくる作品でした。
TMさん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-14 18:02:17)
49.主人公アダム・サンドラーがニューヨークの街を昼夜問わず自由自在に乗り回してた「原付き自転車」(?)がマジ欲しい!って観てる間ずっと思ってました。幾らくらいするんだろう・・・?イイお話です、これ!ケチをつけようモンなら私の人間性を疑われてしまいそうなんですが・・・。今現在の自分の心境の深い部分にはあまり響いて来なかったんですよねえ、これが何故か。主役の男二人を含め、周囲の人たちも非常に現実感ある好演技、シナリオにもこれと言って悪いとこは見当たらない。多分自分の人生経験の浅さから、本当に最愛の人を失った喪失感っていうのが直接身に迫ってこないのかも・・・。「9・11」にあえて結び付けなくても成立するハナシには違いないけれど、全編にわたりニューヨークの街が実に生き生きと捉えられているので、「この街そのものが主役」っていう監督の意識づけならこれもアリかなとなんとなく納得。後味も良し!
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 6点(2007-12-22 15:46:58)
48.ネタバレ アダムサンドラーというと余りまわりの事を顧みずすぐ切れてしまうキャラクターというイメージで今回もそれはそのとおりだったのだが、コミカルなところはほとんどなく新しいところを見られてよかった。今まで考えたくないといっていた過去のことを語りだすシーンでは自分でも予想していなかったのに涙ぐむ以上に涙が出てきて、こんなことっていつ以来なのだろうかと後で考えてしまうほどであった。考えたくないけど常に頭の中にあって、というつらい別れはまだ経験したことはないけれど、とりあえず周りの大切な人にはいつ別れが来ても後悔しないように接していられたらいいなと思った。
HKさん [映画館(字幕)] 8点(2007-12-24 23:54:46)
47.ネタバレ アダム・サンドラーという「役者」を初めて評価するに到った。物語もいい。おそらく劇場予告版で、音楽をヘッドフォンでききながら、完全に自分の世界の中で、夜中のニューヨークをスクーターで駆け抜ける、あのシーンでやられてしまって実際に劇場に足を運んだ人は多かったのではないか。期待のシーンは、すこし短かったけれど、やはり非常に美しい。911への言及はこの映画の良し悪しには関係ない。交通事故だろうかがなんだろうが、たまたまチャーリーをあのように追いやった原因を直近の実例に拠っただけのことである。問題は一度社会の<外>に出てしまった人間をどのようにして<社会>のなかに引き戻すのか、そもそも引き戻せるのか、引き戻すべきなのかという一連の問題である。チャーリーはチャーリーの時間を生きている、というあの判事のセリフは鳥肌ものである。上への直接的な答えは「誰も出せない」のこそが答えだ。関係するものたちはともにそれぞれの時間を生きることしかできない。そして、それでいい。うーむ、自分の生活、考えちゃいますなぁ。
JUKEさん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-15 08:53:09)
👍 1
46.ネタバレ 9・11で愛する家族を失ったチャーリー。彼は仕事を辞め一人アパートで暮らしていた。そんな彼の大学時代のルームメイト、アランが偶然NYの街中で彼を発見する。しかしチャーリーはアランを覚えていなかった。傷に触れないよう、思い出も記憶も生活も仕事も、過去に存在していたもの全て封印していたのだ。心を閉ざした象徴としていつもヘッドフォンをしていた。一方アランも自分の時間のない生活にうんざりしていた。アランは彼といることで変化のない生活から解放され「自分」という存在を強く意識できるようになっていた。過去から逃げる男と自分の存在価値を見出せない男。お互いが必要だった2人。アランは彼にセラピストに診てもらうよう勧め、あるセラピストの一言が彼の心を動かした。「誰かに話を聞いてもらうことが大切なの」それを聞いた彼は、アランにあの日の出来事を話し始めた。今まで封印していたものを紐解き、愛する家族のことを涙を流しながら丁寧に語り始めた。その晩彼は自殺を図ろうとした。記憶を紐解いてしまった為今度こそ現実逃避できなくなってしまった。精神病院に入れられ、入院が必要だという裁判にかけられる。彼は充分傷つき、悲しんだ。それでも仲たがいしていた義理父母に街ゆく女性達が妻や子供たちに見えると話した。写真がなくてもいつでも家族を思い出せることを。そして最後に義母の頬にキスをする。彼は分かっていた。娘を失った義理父母の悲しみを。一番分かり合えたであろう人達との喧嘩。それも彼を更に苦しめていた。彼は誰にも悲しみを打ち明けずにずっと一人で闘っていた。あの日を後悔しても愛する家族は戻らない。その和解を示すキス。傷つきボロボロなのに相手を思いやる彼の優しさ。彼を見守ってきたアラン、精神科医のアンジェラ、元親友のシュガーマン、管理人。彼の周りには友達と優しさが存在していた。そしてアランも妻と向き合うことを決める。チャーリーのお蔭で家族という大切な存在に感謝し自分を持つということの大切さも学んだのだ。チャーリー愛用の原付スクーターで家路へ急ぐアラン。冒頭の悲しさを背負ったチャーリーの背中と違い背筋が伸び生き生きとしたアランの背中。その背中に2人の未来の希望を見出すことができた。人は優しさによって生かされる。そして、その優しさが自分をも助けるのだ。
えみさん [映画館(字幕)] 10点(2008-01-19 23:55:43)
👍 1
45.音楽が自分自身の青春と重なり合っていてせつない。観賞後、iPodでジャクソン・ブラウンを聴きながら歩いて帰った。THE WHOとB・スプリングスティーンの「リバー」もCDで買い直した。アダム・サンドラーがボブ・ディランに似ていたのは演出?
kaaazさん [映画館(字幕)] 9点(2008-01-20 22:32:33)
44.いやぁ~、やられましたね。突然、来るんだもん。そりゃ泣くさ。
ジョニー・デブさん [映画館(字幕)] 9点(2008-02-03 15:33:46)
43.ネタバレ チャーリーが自分は悲しみを共有できる人がいない~とかいってる場面で映画館でもハンカチを取り出す人が多かったです。生き残った唯一の家族なのに悲しみ方が違うから分かり合えない奥さんの親夫婦とチャーリーが悲しかったです。でもきっとチャーリーは再生できると思います。無償の友情を注いでくれる友達がいますから。ドン・チードルはホテル・ルワンダもそうだったけど板ばさみになる役が上手いと思う。
HOPUKOさん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-19 22:27:33)
42.ネタバレ 先入観、事前情報なく鑑賞しました。秀作ですね。一番驚いたのはアダム・サンドラーです。主観でありますが、どとらかといえば「コメディアン」的な印象しかなかった彼にこんな演技が(失礼)できるとは・・・そして「物語と音楽」が良いですね。
SITH LORDさん [インターネット(字幕)] 7点(2008-02-20 21:43:56)
41.ネタバレ 泣いた~。久しぶりに泣いた。最後に観て泣いた映画はなんだったろう。
自分の家族とダブって泣けた。もし自分の嫁さんや娘が同じ目になったら俺も人生を
まともに生きていけるかと。
音楽も良かった。
最後は希望に満ちた第二の人生が開けていくのではと思われるような感じでなので
良かった。
キャメルさん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-16 12:00:49)
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40.良かったよ~・・途中まではちょっとイラついた部分もあったけど、半分ぐらいからはもう・・すごく・・。いい映画だ・・。NYが舞台の映画でこんなあったかいの・・久しぶりだな・・。
グレースさん [DVD(吹替)] 8点(2008-06-27 19:00:37)
39.ネタバレ あのGas Scooterほしくなりました. 友達が恋しくもなりました.
RTNEE USAさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2008-06-28 23:06:42)
38.元々アランには、良い印象を持ってたんじゃないかな。だから記憶を閉ざしてても、自然に親しくできたんじゃないのかな。チャーリーがあの事を打ち明ける相手に選んだのも必然だったのかもしれない。
Yoshiさん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-02 21:50:05)
37.前半はややコメディタッチで描かれていて、残り一時間くらいからチャーリーの悲しみに焦点が当りはじめる。それからがやばかった。まさかアダム・サンドラーに泣かされるとわね(笑)それと、全編を通して揺らぐことがないドン・チードル演じるアランの人間性と友情。これにも心打たれた。友達にあんな告白をされたら、僕はどんな顔をして聞くのだろう?アランのような友を持ちたいと思うのならば、まず自分がアランのようでなければならない気がした。アランのような人間になりたい。「こいつになら話していいのかもしれない」と思われるような。下でも書かれている方がいらっしゃいますが、スクーターでNYの暗がりを、ヘッドフォンをしたままゆらゆらと走る予告を観て、自分も「これは観なきゃな」と思ったクチです。劇場予告の出来の良さに、期待を膨らませ過ぎて失敗するケースが多々あるんだけれど、今回は珍しく応えてくれました。
マリモ125ccさん [DVD(字幕)] 10点(2008-07-04 09:51:41)
36.アダム・サンドラーの新境地?暗くて希望がもてなかった。期待しすぎたせいか、、。
kanekoさん [DVD(字幕)] 4点(2008-07-22 19:16:07)
35.ネタバレ やられました…。
失った家族へのチャーリーの愛があまりにも美しくて、作品を観て数日経った今でも思い出すと涙がこぼれてきそうになります。
久々に「こんな映画を作ってくれてありがとう」と素直に感謝したくなる作品に出会えた気がします。

ライアーさん [DVD(字幕)] 10点(2008-07-26 08:05:36)
34.ネタバレ いや~、なぜかボブ・ディランそっくりのアダム・サンドラー、上手いですね!びっくりしました。ドン・チードル、ドナルド・サザーランドもいい味出してます。それにリブ・タイラー・・・相変わらずお美しいですね。物語も変に重苦しく撮らず、ニューヨーク全体を実にきれいに撮っています。あんなきれいな街をサンドラーの乗っていたスクーターで走れたら気持ちいいだろうなぁ。(あのスクーターは確か2万円ほどで売っていたんですが、やはり日本じゃ公道を走れないんですね。残念。)後味も良く、微笑ましいシーンが多くあるので二回目以降も気持ち良く観賞できるいい作品です。
Sgt.Angelさん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-26 10:22:07)
33.ネタバレ 非常に秀作の誉れ高く期待して観たのですが、個人的には今ひとつでした。よって4点です。すみません。9.11で家族を亡くし、その後偶然再会した大学時代のルームメイトによって再生する男の物語です。いつもはコメディ専門のアダム・サンドラーが病んでしまった男(チャーリー)を好演していたし、ドン・チードル(アラン)もその男を心配し思いやる大学時代の友人で今は歯科医として成功した男を自然な感じで演じていて好感が持てました。一見、チャーリーだけが再生するように見えますが、アラン自身も家族や仕事で悩みや行き詰まりを抱え、チャーリーとの関わりを通して自分自身も同時に再生されるというところがポイントなのでしょうね。確かに良い話ですし、いろいろ考えさせられる部分もありました。ところが、途中からチャーリーのいつまでたっても立ち直ろうとしない態度(おそらく病んでいるのでそう簡単には元には戻れないのでしょうけれど)ちょっとイライラしたし、それを献身的に支えようといい人過ぎるアランにも少し苛立ちを感じたりしました。また、数年ぶりに会った大学時代のクラスメートが何故ここまで親身になれるのかが今ひとつ見えませんでした。確かに9.11で家族を亡くした元ルームメイトをほっとけないということでしょうが、2人の過去の関係がどれほど深かったのかは描ききれていないので、その辺りがしっくりきませんでした。もちろんアメリカ製作の映画ですから、9.11の犠牲者への同情や扱いは格別のものがあります。しかし、中東でもアメリカの空爆等で家族を亡くし、同じように病んでしまった男もいるんだろうなとちょっとさめた目で見てしまう部分もありました。
スティーヴン・ジェラードの妻さん [DVD(字幕)] 4点(2008-07-29 23:04:49)
👍 1
32.ネタバレ ちょっと淫乱女のくだりはあまり必要でなかったような気もします。もっとアダム・サンドラーだけに焦点を絞った映画なのかと思っていましたが、ドン・チードルが日頃抱えている不満にも触れながらストーリーが進行していき、少し中途半端になっている印象を受けました。
個人的に最も悲しかったのは、主人公が警官に銃を向けるシーン。本当に苦しんでる様子が伝わってきました。
ニュースの映像でしか9.11との接点を持っていなかった自分ですが、こんなにも苦しんでる人が実際にはたくさんいるということを教わったというだけでも大きな価値をこの作品は持っているように思えます。
リヴ・タイラーがおばさんになっててビックリ!!!
HIRABAYASHIさん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-01 16:53:28)
31.妻子を失い、悲しみでボロボロになってしまった男を演じる、アダム・サンドラーの哀愁が半端ない。展開の緩やかなストーリーながら、この男はどうなってしまうんだろうというその一点のみで集中を切らすことなく最後まで見終えてしまいました。安易な展開に逃げず、問題の難しさを痛感させられる正しく真面目な作品。悲しみは簡単じゃないんです。街並が奇麗です。ワンダと巨像がやりたくなります。
すべからさん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-15 23:32:06)
👍 1
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 7.24点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
448.00%
524.00%
6816.00%
71428.00%
81224.00%
9612.00%
1048.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review4人
2 ストーリー評価 8.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.40点 Review5人
4 音楽評価 8.83点 Review6人
5 感泣評価 9.00点 Review5人

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