映画『潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ』の口コミ・レビュー

潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ

[シオカゼトベーコンサンドトヘミングウェイ]
Wrestling Ernest Hemingway
1993年上映時間:123分
平均点:7.67 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
ドラマ
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監督ランダ・ヘインズ
助監督ジム・ヴァン・ウィック
キャストロバート・デュヴァル(男優)
リチャード・ハリス〔男優・1930年生〕(男優)
シャーリー・マクレーン(女優)
サンドラ・ブロック(女優)
ミコール・マーキュリオ(女優)
パイパー・ローリー(女優)
アダム・アーキン(男優)(ノンクレジット)
脚本スティーヴ・コンラッド
音楽マイケル・コンヴァーティノ
編曲コンラッド・ポープ(ノンクレジット)
撮影ラホス・コルタイ
製作ジョー・ワイザン
ジム・ヴァン・ウィック(共同製作)
ワーナー・ブラザース
美術ウォルドマー・カリノウスキー(プロダクション・デザイン)
編集ポール・ハーシュ
字幕翻訳稲田嵯裕里
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💬口コミ一覧(9点検索) [全部]

2.ネタバレ ああ、良いですねえ。名優お二方の滋味あふれる演技にはシビれちゃうな。デュヴァルは年齢を経てもダンディだし、リチャード・ハリスのはっちゃけぶりも尊敬しちゃう。そうそう、S・マクレーンの“ぶっきらぼうだけど根は優しい人”な感じも絶品。
現役世代にはほぼ出会わなかったであろう爺ちゃん二人。生活圏も趣味も教養も違い過ぎるもの。年取っていい具合に枯れて、「相手との会わないトコ」をいちいちあげつらって戦うエネルギーが減ってこそ成り立つ友情関係なのかな(まあ一回大ゲンカはするんだけど)。こんな風に人と出会える人生って良いなあ。
潮風がいつも吹き渡るようなロケーションや、夜空に打ち上がった花火がこぼれ落ちるそのキラキラを背景にしたデュヴァルの横顔など、強い印象を残す美しいシーンがいっぱい。
若いサンドラ・ブロックも話を邪魔していないし、作品のニュアンスを掬い取った邦題も絶妙。
良いなあ大好きな映画です。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2025-07-16 23:48:33)★《新規》★
1.ネタバレ 「潮風や ベーコンサンドと ヘミングウェイ」
この作品の邦題、俳句のつもりだったら、切れ字が必要ですね。添削しておきました。ところで「潮風」は季語なのでしょうか?
それはともかく。
なーんか、良かったですよ、この映画。
「喜び」を誰かと分かち合い、共有して、初めて「悦び」となる、ってな感じでしょうか。
リチャード・ハリスが何とも面倒くさいジジイなんですけど、どこか憎めない。でもやっぱりそばには居て欲しくないタイプ。
その彼が、ロバート・デュヴァル演じる寡黙なジイサンと出会って意気投合。いや、意気はそんなに合ってなくって、傍から見てるとそれが、コミカルでもあり、危うくもあり。
二人は一度は大喧嘩してしまう。草野球で活躍する少年の姿に、本来なら大喜びするであろうロバート・デュヴァルの姿はそこには無く、喜びを分かち合えなかったリチャード・ハリスの姿が金網ごしに寂しく撮される。
二人のジイサンが、二人乗りの自転車に乗ってる姿が印象的で。漕ぐのは、共同作業、だけど、どちらかが前。もう一方は後ろに乗らなきゃならない。それにしても、何でこんな自転車持ってたんだろう?
偏屈ジジイ役のリチャード・ハリスは何かと奇行に及ぶのですが、やたら脱ぎたがる、ってのもその一つ。惜しげもなくフルヌードを披露しています。そりゃ惜しくも無いだろうけど。ただ、彼の表情に刻まれた皺だとか、がっしりしつつも衰えを隠せない肉体とか、そういったものは、本人のキャラがどんなにハチャメチャであろうが、見ている我々に対し確実に重みを持って迫ってきます。
これが、老いるということなんだ、という、これ以上ない表現。
リチャード・ハリスの晩年というとダンブルドア校長役が有名ですが、本作の偏屈ジジイ役こそ真骨頂、と思えてきます。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-05-22 13:37:08)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.67点
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6222.22%
7111.11%
8444.44%
9222.22%
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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