映画『百万円と苦虫女』の口コミ・レビュー(2ページ目)

百万円と苦虫女

[ヒャクマンエントニガムシオンナ]
2008年上映時間:121分
平均点:6.33 / 10(Review 93人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-07-19)
ドラマ青春ものロードムービー
新規登録(2008-01-27)【カラバ侯爵】さん
タイトル情報更新(2024-03-11)【イニシャルK】さん
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監督タナダユキ
助監督滝本憲吾
キャスト蒼井優(女優)佐藤鈴子
森山未來(男優)大学生・ホームセンターでの同僚(中島亮平)
竹財輝之助(男優)海の家でナンパする男・ユウキ
ピエール瀧(男優)桃農家の長男(藤井春夫)
嶋田久作(男優)刑務官
モロ師岡(男優)刑事
石田太郎(男優)上田村長
笹野高史(男優)喫茶店ホワイトの店主 白石
キムラ緑子(女優)鈴子の母
堀部圭亮(男優)仕事先の小暮主任
矢島健一(男優)鈴子の父
斎藤歩(男優)海の家の主人(黒澤祐三)
弓削智久(男優)リコの元彼氏(浜田武)
平岩紙(女優)バイト仲間・リコ
江口のりこ(女優)拓也の担任(浅野弥生)
佐々木すみ江(女優)桃農家の絹さん(藤井絹)
ささの堅太(男優)
悠城早矢(女優)
齋藤隆成(男優)鈴子の弟(佐藤拓也)
安藤玉恵(女優)黒澤広美
青木和代(女優)
脚本タナダユキ
音楽櫻井映子
撮影安田圭
製作日活(「百万円と苦虫女」製作委員会)
ポニーキャニオン(「百万円と苦虫女」製作委員会)
電通(「百万円と苦虫女」製作委員会)
配給日活
編集宮島竜治
録音白取貢
照明石田健司
あらすじ
友人とルームシェアをすることになった鈴子。ところが引っ越し当日、友人は現れず・・・。深い人間関係が出来ることを恐れて引っ越しを続けながら生きる主人公と、周りの人々とのふれあいを描く。
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💬口コミ一覧

73.ネタバレ 中島君はなんで「あなたに旅立ってほしくないので、資金を貯められないようにじゃましてました」ってなんでいえないのでしょうか。彼女を失うことになっても言えない!ってかんじですね。全体的に作り手側の思い込みが強すぎて 商業映画にはあるていど必要な「話の展開の普遍性」が欠けています。 子猫をあっさり殺すところや、ステレオタイプのいじめのシーン、今にも一揆を起こしそうな村人の集会なども少し下品です。
紫電さん [DVD(邦画)] 2点(2009-04-10 21:17:33)
👍 1
72.ネタバレ  この作品の主人公に蒼井優を持ってきたのは大正解ですね。本当にはまり役だと思いました。ストーリーも、前半(海と山)は一旦枠から外れると非常にうっとうしさがつきまとい暮らしにくくなる日本社会の嫌な部分を上手く描いていて面白かったです。

 ただ、後半に入るとありきたりな恋愛ドラマが主になり、ちょっとパワーダウンしてしまったのが個人的には残念でした・・・・。最後は上手くまとめてましたけど。

TMさん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-13 16:54:04)
71.ネタバレ 蒼井優はいいね。演技してます、って感じじゃ全然ないもの。この映画、日本版ロードムービーの傑作になるのでは?という予感がしました。でもやはり女性の一人旅は危なっかしいよね。いろんな男が寄ってくる。弟の話は結局どうなるのだろう。逃げないで、いじめに立ち向かうつもりなのか?段々この子の顔が賢そうな顔から丸顔になっていくのは演出でしょうか?大丈夫かなあと思う。姉ちゃんの出番だって感じで一度戻ったら良いのに。あんな頼りない両親には任せておけない。しかし、くずっているもんですねえ。別に洒落た家具を持っていたわけでもないのに、それを捨てられたからって、女性を拘置所にいれてしまうなんて。あ、これは映画か。なんか蒼井優の演技でドキュメンタリー見てる気になってた。つきあってた男との別れ。彼女が何かに気づいて、この町に戻ってきたら良いのになあと思いました。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-17 18:18:31)
70.結構面白かったけど、ちょっと詰め込み過ぎで消化不良でしょうか。
前半の旅パートはあっさりと断ち切ってしまうのに対して、いじめパートと恋愛パートにはやや比重を置いていたように感じるけど、どっちも中途半端で訴えるものがなかった。
インサートの度にいじめられている弟が自力で解決へ1歩踏み出すのは偉いとは思うけど、現実的にそれはどうなんだろう?と疑問符が付く。
僕なら別の中学に行くことをオススメしたい。
恋愛に関しては出会いから告白までは良かったけど、その後の2人の関係が性交渉だけというのは寂し過ぎないだろうか。
しかも、濡れ場はなしで事後の余韻だけ。
百万円貯めさせたくないヒモ理論も理解できなくはないけど、なんでその女が知ってるんだよ!っていう疑問も湧く。
ラストの旅立ちからの流れは凄くいい感じで、青空をバックにした蒼井優が最高に美しかっただけに、そこから2時間の映画を作ってくれよって思ってしまいました。
もとやさん [DVD(邦画)] 6点(2009-04-20 16:32:31)
69.ネタバレ 『100万円貯まったら次の街へ』と言う設定は面白いが、エンディングがいまいちだなぁ。
「逃げない」と弟拓也に誓ったはずの鈴子が次の瞬間には中島君と向き合うことから逃げるっていうのはどうかと思うぞ。
蒼井優は良い演技していたのでちょっと残念です。

ところで、『苦虫女』の意味がよくわからなかった・・・

ロードムービーなので気になったのは↓
山梨に抜かれた桃の産地ってどこだろう? 福島あたりか?
東京から特急で1時間の街ってどこだろう? 常磐線で言えば土浦あたりだが。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-24 00:09:19)
68.ネタバレ 中島くんはなぜ正直に告白しなかったんですかね、理解不能です。蒼井優がよかっただけにオチが残念でした。
しっぽりさん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-25 19:13:35)
67.映画は面白かった。でも、前科があるとか、両親とか、弟とか、社会性とか、100万円とか、ごちゃごちゃいっても「可愛い顔」をしているから男にもてる。でも、それでも十分じゃない模様。いったいどうしたいんだ?やっぱり「自分深しの旅」なんだろう? 変わり者の。これは、「変わり者の、自分探しの旅を、一般の普通の人に観てもらう」、そういう映画だ。むかしから日本映画にはこういうのんがよくある。でもそういう映画にいったいどういう意味があるのか、今もってよく解らない。
メロメロさん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-30 23:14:27)
👍 1
66.ネタバレ 蒼井優という女優の存在を初めて認識したのは「リリイ・シュシュのすべて」だった。そのとき何となく只者ではないという感じはしたが、この映画で私にとって彼女は唯一無二の素晴らしい女優というポジションになった。本作の不器用な主人公・鈴子はとびきりの美人であってはいけない。かといって勿論ブスでもいけない。どこか陰気な感じで、生きにくそうだが、その後ろ向きなミステリアスさや儚さがそれなりに魅力的にも見える。当然、万人受けするわけはなく、寄ってくる男も限定される。さらに二十代そこそこという年齢設定も考えるとこの鈴子を演じられるのは蒼井優以外に私は考えられない。監督が蒼井優の魅力と持ち味を最大限に活かし、また蒼井優もその意図に沿った結果生まれた素晴らしい映画である。だからといってこの映画が蒼井優の魅力のみで成立しているとは思わない。ストーリーも秀逸である。特にラスト。森山未來演じる青年の裏切りの理由解明が蛇足という意見には全くの同意であるが、前に進む鈴子を応援するかのようにすれ違いのラストを選んだタナダ監督の心意気(?)に感動。とりあえず笹野さんのマイクテクはツボだった。
よーちーさん [映画館(邦画)] 9点(2009-05-21 18:51:58)
👍 1
65.拓也がんばれ!!!僕はお前の事をずっと応援するぞ!
ケンジさん [DVD(邦画)] 6点(2009-06-02 20:14:17)
64.ピエール瀧のアップが最高だった。ここのへんをもっとふくらましてほしいような気もした。
ととさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-06-13 12:26:46)
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63.ネタバレ なんだか「旅の重さ」思い出しちゃったなあ。こちらは時は平成、軽やか~に優ちゃんカワイイ!の仕上り。
100万円貯まったら云々は面白かったけど、イジメにあう弟のエピは正直またそこに持ってきたかと、、ありきたりのストーリーに変化しちゃったじゃないかと、、。
中島クンに関しては心理学やってる割にはあまりにもまわりくどくて現実感は無し。
鈴子のような生き方はうらやましくもあるので、前半は高得点なんだけど後半は残念でした。
木村家の娘さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-06-13 13:40:20)
62.予告では期待度高かったのですが。。。序盤の猫を殺すところと、警察での下品なやりとりでもうアウトです。こういうのは製作者の完成を疑うし平気で映像化するところが好きになれません。
たかちゃんさん [DVD(邦画)] 0点(2009-06-13 22:16:12)
61.主人公も周囲を取り巻く人たちもみんな不器用。主人公も弟も梨園の長男もスーパーの彼氏も・・・ 人は出会う為に別れるのだ。
東京ロッキーさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-06-14 11:01:10)
60.ネタバレ 喫茶店から早足で去る蒼井優とそれを自転車で追う森山未来のシーンがいい。それもそこまでの二人が接近していく描写(飲み会のエピソードとか)が丁寧だから生きる。ずっと人間関係が生じそうになると逃げてきた彼女、かき氷の天才とおだてられても、桃もぎが上手と持ち上げられても、人間関係がややこしいことを引き起こすに違いないという確信があって、その前に去ったり、逃げ遅れてややこしさに捕まったりの“逃亡生活”を送ってきた。でもやっぱりしゃべる相手の誰かが欲しかったんだよな。このガーデニングコーナーの仕事で、初めておだてられずに叱られたが、そのかわり後ろ姿に「おやすみなさい」と手を振る相手を見つけられた。その嬉しさが喫茶店で「しゃべりすぎてしまう」シーンにつながる。あの早足で去ろうとするスズ子さんの「しゃべりすぎ」を後悔する恥ずかしさ、でもそれより、他人に開かれた自分に対する戸惑いのようなもののほうが強く、後ろで泡食ってるナカジマ君も戸惑いの極致、「これから村八分です」と絶望してみせ、しかしそういう態度を示せる相手がいることへのさらなる戸惑いもあって、あんたたちとってもいいよ、と声をかけてやりたくなった。このシーン最高。ナカジマ君の後半は、問いつめられたとき「百万円たまっても行かないでね」としゃべっちゃえばよかったわけでやや不自然なんだけど、まあどっちも「なにやってんだか」と不器用なカップルだったということで、納得してやるか。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-03 12:05:16)
👍 1
59.憲法に移転及び職業選択の自由が定められている。でも、この映画の彼女のように、その自由を最大活用する人は滅多にいない。この映画は、どこへ転居しても同じで逃げないことが大切、なんて説教くさいことを言ってるようで、その反対のことを訴えていると思う。人はもっと、自分が暮らす場所を探求すべきなんだ。家族同居でなければ、ほとんどの人が職場と家賃で住まいを決めるが、彼女の行動は逆。まず、住み始めてから仕事を決め、その土地を住みながら検分する。100万円貯まる頃に面倒なしがらみが生じていたら、あっさり引越し。たぶん、これを繰り返すうちに、100万円貯まっても引っ越したくない土地が現れるという発想だ。暮らしにくければリセット可能。これって、幸せの探求と同義だと思う。だから、他人から苦虫女と思われたって、どんどん引っ越せばいいんだ。人が暮らす場所は、その人にとってどんな必然性を持った場所なのか? そんなことを考えさせてくれる、ちょっと変わったロードムービーでした。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-07-04 02:22:43)
👍 1
58.ネタバレ こういう映画、わたしは好きです。こんな映画を撮ることができるのはタナダ監督以外いないかもと思わせられる映画でした。ただラストの「いいんですか、先輩…」のシーンははっきり言っていらないと思いました。タナダ監督は「さくらん」のときもそうだったけど、なんかラストになるとどこかずれてしまうみたいです。あのシーンだけ学生が文化祭用に撮った映画みたくなってしまって、惜しい。伏線は十分にはられているので、お金が貯まらないように中島が鈴子にお金を借りているのは、鈴子以外観ている人は皆わかっていることです。あそこは「先輩、水かけすぎですよ」だけで十分伝わるはず、とかえらそうなことを言ってしまいましたが、タナダ監督、わたしはあなたのファンです。次回作期待しています。それにしても蒼井優はタンクトップがめちゃくちゃ似合う。
はちかつぎひめさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-07-05 09:33:53)
57.ネタバレ 「人のセックスを笑うな」を観たばかりで主演つながりであんまり期待していなかったが思いがけず3回ぐらい泣いてしまった。蒼井優の持ち味が最大限引き出されていたように思う。
自己主張が下手で不器用なだけなのに、人知れず我が身の不運を嘆いて生きている人はきっと多いと思うが、そんな人々の肩にそっと手を置いてくれるような作品。人間はいくつになっても自分が変わろうと思えば変われるという希望が沸く。きっと中島は正直に引き留めたところで彼女の意志の強さに自分の存在が勝てないことが証明されてしまいそうで怖かったんじゃないかな。ラストに甘さを残さないのもむしろ爽やかで良い。
lady wolfさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-07-09 14:48:12)
👍 1
56.ネタバレ 揉め事は嫌い。自己主張はしません。まるで“菜っ葉のように”笑う鈴子。彼女のような人を見かけませんか?“彼女はワタシだ”自分はそう感じる一人です。四十近いオッサンが、二十歳そこそこの娘に共感するというのも照れくさいですけどね。2人の心が通じ合ったとき嬉しかったこと!恥ずかしながら泣きました。いい男を掴まえたなと。絶対に幸せになれよと。ですからダメ男の顔を見せた亮平に憤りました。大事な娘を弄んだ奴は許さない!完全に父親の心境です。結局勘違いだった訳ですが、あれは亮平が悪い。彼の心の弱さが引き起こした誤解です。彼女を引き止めて断られるのを恐れたのか。あるいは彼女の生き方を変える責任に慄いたのか。いずれにしても、怖れるのは真剣である証。奴は信用していいです(苦笑)。結末について。亮平は確かに鈴子を見つけました。恋物語として、ハッピーエンドの条件を満たしています。ここで映画が終わっている事に意味がある。2人がやり直せるかどうかよりも、鈴子が失恋の痛みを乗り越え、自分の足で立って生きて行く決意をしたことが重要なのです。今までの彼女はずっと逃げてばかりでした。でも周りに振り回されてばかりでは、幸せは掴めない。旅を通じて彼女は学びました。いじめっ子から逃げない弟の方が、ずっと強いことを知りました。彼女の人生の主語が“周囲の人たち”から“自分”に変わったのだと思います。この世は理不尽でいっぱい。人生はままならない。だから強く生きていこう。やっぱり弱ったときは腹ごしらえ。したたかな女は美しい。デビュー作『モル』や脚本を手がけた『さくらん』でもそうでしたが、監督の描く女性は、みんな痛みを乗り越え強く生きています。耐え忍ぶだけじゃない。ちゃんと行動する。言いたい事は言う。とても魅力的だと思います。そんなタナダ的ヒロイン像を蒼井優は見事に体言していました。本作は間違いなく彼女の代表作。稀代の大女優になるであろう蒼井優の、今のきらめきを感じ取ってください。
目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2009-07-11 21:26:09)
👍 1
55.ゆったりとした不思議な映画。

蒼井優ファンならプラス2点。

Yuさん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-27 00:20:12)
54.ネタバレ 蒼井優だからよかった映画ですね。
そしてすれ違うからいいんだよね。

あと、おれは100万貯めるのに3年かかった。
bokugatobuさん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-18 01:06:06)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 93人
平均点数 6.33点
011.08%
100.00%
222.15%
311.08%
444.30%
51718.28%
62021.51%
73032.26%
81212.90%
955.38%
1011.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.71点 Review7人
2 ストーリー評価 4.90点 Review10人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review9人
4 音楽評価 5.00点 Review6人
5 感泣評価 4.57点 Review7人

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