映画『ゾンビーノ』の口コミ・レビュー

ゾンビーノ

[ゾンビーノ]
Fido
2006年カナダ上映時間:93分
平均点:6.19 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-10-26)
ドラマホラーコメディ
新規登録(2008-02-15)【ぽーち”GMN”ありしあ】さん
タイトル情報更新(2008-04-04)【+】さん
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監督アンドリュー・カリー〔監督〕
キャストキャリー=アン・モス(女優)ヘレン・ロビンソン
ビリー・コノリー(男優)ファイド
ディラン・ベイカー(男優)ビル・ロビンソン
ティム・ブレイク・ネルソン(男優)ミスター・テオポリス
ヘンリー・ツェーニー(男優)ミスター・ボトムズ
脚本アンドリュー・カリー〔監督〕
撮影ジャン・キーサー
製作ライオンズ・ゲート・フィルムズ(共同製作)
製作総指揮ピーター・ブロック[製作]
特殊メイクジェフ・レッドナップ
あらすじ
今から数年前、地球に降り注ぐ放射能によって死者が生き返り人々を襲った。それに対抗すべくゾンビ戦争が勃発、世界は恐怖に包まれる。それを救ったのがゾムコン社。ゾンビを大人しく従順にさせる首輪を開発し、世界に再び平和が訪れた。ゾンビをペットとするのが当たり前の時代になり、友達のいない主人公のティミー少年の家にもようやくゾンビがやってくることになったが・・・
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💬口コミ一覧

26.ネタバレ もともとはロメロゾンビ登場以前は、ゾンビって人間に従順な奴隷のようなものだったらしいですが、今回は人肉を食らうロメロゾンビを基本にしながらも、特殊な首輪を付けると大人しくなり、奴隷やペットみたいにできるという、今までになかった発想がとても面白いです。ただ怖いとか面白いだけじゃなくて、色んな社会風刺も込められてるのがよく分かりました。劇中では、ゾンビが一家に1人いるのがステータスらしいですが、私はタダでもいりません(笑)
かすおさん [映画館(字幕)] 8点(2008-02-17 13:52:11)
25.ゾンビがただのモンスターではなく、あからさまにメタファーとして描かれてあるので、その点でロメロの意志を正確に受け継いでいる作品ではないかと。同ジャンルの「ショーンオブデッド」なんかはそこが物足りなかったので、私はこっちの方が好きかな。でもその分完全な風刺映画になっちゃってるので、単純なバカ映画としての面白味が足りないと感じるかも。
ぽーち”GMN”ありしあさん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-03 17:21:13)
24.ネタバレ 変わったゾンビ映画。残酷なシーンは、人を食べるという「ゾンビとしての符合」を最小限表す程度の描写にとどめられており、製作者の意図がホラーとしてのゾンビ以外にあることは間違いない。「ゾンビは生きてるの?死んでるの?」との少年の問いかけがこの映画の主題で、ゾンビ=死ではなく、ゾンビもひとつの生の形?であるとして映画は進行されている。ただ、そのことを善としているわけでもなく、結局は「生と死をちゃんとわけないと問題が起きるぞ」と言いたいのかもしれない。昨今の医学の進歩で脳死という、生きてるのか死んでいるのかという論争が日本では起きた(今は死んでいるということでかたづけられたが、本当はそうではなく、受け入れられない家族も多いはず)、今後の科学と医学の進歩を揶揄しているのであろう。舞台設定が一昔前の幸せ、豊かなアメリカンファミリーで、ノスタルジックな雰囲気がいい。 現代のような複雑な医学科学環境がなかったあの時代でも「みなさんそのほうが幸せだったでしょう?」とそう問いかけているのだろう。
小鮒さん [DVD(字幕)] 9点(2008-05-11 06:50:05)
👍 1
23.予告編で展開された原色でウキウキな世界がゾンビという「支える存在」「労働力」によって支えられ、特権的に人間は楽しく暮らしているのです。しかしいったん制御できなくなると、人間とゾンビとの境界は脅かされ、家族でも恋人でも冷酷に脳天を割らないと己は生きていけないのです。そして躊躇すると死ではなく奴隷化されるゾンビになるのです。さぁぁ、、あなたはどうする?ということでしょうかね?ゾンビを「人種」や「階級」「非正規雇用」とでも置き換えると解りやすいかしら?でもホラー系苦手な私にはちと難しかったです。ゾンビがジョニデあたりでラブスト系に流れたら理解できるかも・・と思ってしまう自分の不適応を反省するばかりです。。。
グレースさん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-24 20:03:54)
😂 1
22.ネタバレ ゾンビと人間が共存するずれまくった世界観のゾンビ映画です。ずいぶんとシュールなのですが、ホラーコメディの枠を使った風刺映画なのか、もしくはファミリードラマで感動させようとしてるのかわからないが、ストーリーはカオスティック。緩やかで緊張感がない中でバタバタと人が死んでいくのに、それをたいして気にしない人々…なんなんだこれは?思いつきでいい加減に作ってみたらそこそこ面白くなっちゃったようなテキトーなさじ加減にクスクス笑ってしまいますが、なんかモヤモヤしてしまいます。お前らそれでいいのかっ!?
つまらない原題をこんなお茶目な邦題にした人はなかなか偉い。『ファイド』じゃ、手にも取らなかっただろうな。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-15 23:43:11)
👍 1
21.ネタバレ ウイルス感染でなく放射能の影響でゾンビが増える、というのが私には新鮮でした。噛まれても感染はしないのね~、しかしゾンビの首輪が実用化に耐えられるレベルじゃなかったり、口枷くらいはめておけよ!というツッコミは止める事ができません。車運転シーンの背景合成っぷりに噴いた。主人公ティミーは可愛いようで可愛くなく、ママも世間体を気にするばかりの駄目な人。で、途中このママが唐突に「普通のいいママ」に変わってるのがよくわかりませんでした。色々と設定や描写が不条理で、ツッコミだしたらキリがない…けどまあ多分いいのでしょう。グロい部分はかなりきちんとグロいので、いたいけな子供やおばあちゃまが出演してるところにちょっとドキドキしてしまう。
えむぁっ。さん [DVD(吹替)] 8点(2008-09-01 05:32:04)
👍 1
20.ゾンビとダンスしたり、ゾンビがたばこ吸ったり、そんな映画、俺はあまり観たことない。しかもちゃんとそれなりに予算をかけてゾンビ世界観を作ってる所がバカバカしくもおもしろい。内容は昔のアメリカのホームドラマみたい。だから、そんなにすごく盛り上がるわけじゃない。最後までほぼノンビリムード。しかも、人が死んだり、殺しあったり、ゾンビに襲われたりしてるのにホノボノムードは最後までくずさない。ある意味、人が死ぬとゆう概念を超えた世界観に、なんだか、死そのものもバカバカしくなってくる。親しい人が死んでも、ゾンビになっても誰も絶望しないし、みんな幸せそーなのだ。見方を変えれば、てゆーか普通の感覚なら、当然みんな異常なのだが、この世界ではそれが普通。だからストーリー的に悲惨でも観てるこっちは、怖くもなけりゃ、悲しくもない。それどころかむしろソンビにちょっとキュンとしてしまう。そんなショーン・オブ・ザ・デッドはまた違った感じの全体的にノホホンとしたブラックで馬鹿なホームゾンビコメディー映画観たい人はどーぞ。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-12 00:29:13)
👍 3
19.ネタバレ 「人間とゾンビの共生」という設定は、某英国産の傑作ゾンビコメディに通じるもの。ブラックテイスト豊富な“笑える”映画を想定していたのですが、これが大違い。ずっとずっと真面目なヒューマンドラマでありました。ゾンビは死んでいるの?生きているの?少年の抱く素朴な疑問は、ある使用人いや“使用死人”ファイドとの交流を通じて観客へも問い掛けられてくる。家族の在り方とは?人間の尊厳とは?観客それぞれ、感じ取るものがあると思います。不謹慎かもしれませんが、自分は老人が家族の中にいる生活を連想しました。親と子、夫と妻、隣人。それぞれの立場で、その時の状況で、関わり方は違ってくる。正解は一つではありません。でも一緒に生活を営む上で不可欠なものが少し分かった気がします。みんな演技も素晴らしかった。とくにゾンビ2人。ファイドと(勝手に命名)カチカチ娘が抜群。極限まで抑えられた喜怒哀楽の表現がお見事でした。彼らの好演が作品の質を高めています。大好きな映画が一つ増えました。最後に不満というか気になった点をひとつ。首輪の抑制なしで“理性”を発揮してみせたファイド。だから家族に受け入れられたでしょうが、お手軽に処理してしまった感は否めない。「ゾンビのお約束」からも外れてしまう。凶暴性そのままに共生の道を模索できたら、画期的なゾンビ映画になっていたと思います。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-08 19:21:27)
👍 1
18.ネタバレ ホラーコメディだと思ったら大間違いでした。いつまでたっても笑えないんでかなり焦った。いくら死ぬ事が重要視されない世界とはいえ、少年がゾンビの為に他人を殺したり(完全に他人は巻き添えか事故だったが)するのは、正直引いた。
真尋さん [DVD(吹替)] 2点(2008-11-10 03:50:16)
17.怖くも無いしおもしろくも無い。何を伝えたいのかも良くわからない。あの子供とゾンビのせいで関係ない人々が死んでいく不条理。
ミッドさん [CS・衛星(吹替)] 4点(2008-11-10 23:58:19)
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16.ネタバレ 最近作られているゾンビ系作品の殆どがダメダメなのに、これは出色の出来と言っていいのでは?
基本的に、人間の身勝手さ、醜さを「ゾンビ」(=「弱者」?)との関係性を通じて批判した社会派作品と言えばいいのでしょうか?そのテーマは、「猿の惑星」や「地球最後の男」に相通じるのではないかと思える訳です。
異質なものは恐怖の源であって、人間は大昔からその恐怖を排除することに必死になって来たわけで、しかしながら、異質なものから見ればこちら側も異質なわけです。
その境界を越えた「愛」が全てを救うなどと言う気持ち悪い台詞は言いたくありませんけれど、少なくとも「理解」や「受容」を忘れることは自らの正当性をも危うくさせるということなのでしょうかね?
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-01 20:33:25)
15.単なるホラーコメディで終わらず、ドラマとして何かを伝えたいのならもっと少年の目線を大事に描くべき。シュールな世界観を描く事に力を入れ過ぎて、肝心の少年の心情がうまく伝わらない。色々とこじつけて考えれば浮かび上がるメッセージもあるだろうが、やはりもっとわかりやすくダイレクトに伝わるものが欲しかった。期待した笑いもまるでついていけず、またドラマとしても後に残らない。完全にアイデア負け。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 4点(2009-03-22 12:10:23)
14.まあね、管理社会というものを風刺的に描いてるのかとか深く考えようと思えばいろんな取り方できるかもしれませんが、面白ければいいんじゃない?という適当な感じがいいんじゃないでしょうか。ゆる~く観るのがいいですね。
ととさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-07 03:32:33)
13.タイトルからして、これなら軽いノリで観れそうだと思い観てみたら、まさに期待通りでした。カラフルな町の中にゾンビが違和感なく溶け込んでるのが面白かったです。でも飼ってるゾンビの数がステータスといっても、トロくて仕事の効率悪そうだし、首輪の管理とか面倒そうだから自分だったら持ちたくないなぁ。
Trunkさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-09 16:32:24)
12.これは面白い!内容的にはちゃんとロメロの元祖「ドーン・オブ・ザ・デッド」の続きになって入る所が洒落ている。原題は日本で言う「ポチ」かな?トリニティーこんな映画にも出ているの?洒落の分かるゾンビマニアにお勧めします。
lafishさん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-22 03:17:04)
11.ネタバレ 「ギモン持っちゃダメ!」が大前提で見ればとってもおもしろかった。登場人物の倫理観がことごとく破壊されていることも頭の中をからっぽにして見れば心地よく楽しめた。ただ、悲しいかなカナダの知識がない自分「へーカナダの女性って60年代のアメリカっぽい感じなんだ~」と天然で思ってしまったのは痛い。夫が死んでからの妻たちの相も変わらず満足そうな顔を思うと、つくづく幸せって何かね?・・・と自分の倫理観も破壊されかけた。
りんすさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-14 14:22:53)
👍 1
10.ネタバレ ショーンのような笑いを期待していたが
少し趣旨が違った。まぁでもテーマとしても
嫌いじゃない。
とまさん [地上波(字幕)] 6点(2009-07-16 08:48:01)
9.ネタバレ やばい。面白かった。なにげに主人公はガールフレンドができ、世間体ばかり気にしていた母親は本当に愛する人(ゾンビだけど)を見つけ、気弱で人の気持ちに鈍感な父親は最後息子を命を張って助け、隣りのおっさんは恋人ゾンビを一度失いかけたことで彼女を心から大切にするようになる、つまり登場人物たちの成長物語になってたりします。一方でみんな結構身勝手なことをして周りの人がバタバタと殺されていく理不尽さ。このあたりのアンバランスさとのんびりしたムードが、なんともシュールというかつかみどころのない印象を与えてくれる映画でした。私はショーンオブザデッドよりもこっちが好きですね。
54dayoさん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-19 11:22:42)
👍 1
8.ネタバレ 当たり前の倫理観や道徳心に対する挑戦、或いは社会風刺を交えた観客への
強烈なメッセージを詰め込んだのだろう。
少年ティミーがファイドと親密になってゆく過程で
嫌味な近所のお婆さん、いじめっ子の2人、そして最後はゾンコムのエリートマンと
スコップで首を切られたり、隠れ家ごと燃やされたり、女子供容赦ない殺され方。
そして情報隠蔽&操作。また子供へのプレゼントに拳銃を贈ったりとか・・・。
とにかく普通の作品であれば逆撫でされよう表現もこの作品のもつ独特のテンポとカラーの前に妙に納得してしまう。
これがこの作品の魅力でもあり不思議なところなのかなぁ。
シネマブルクさん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-11 18:46:35)
👍 1
7.ネタバレ 設定からして非常に興味をそそるところで「ベートーベン」のゾンビver。今までのゾンビ映画ではない設定。残酷な描写も妙な世界観からか非常に滑稽でおもしろくみえます。たしかにいじめられっこから助けてもらったりしたら、愛犬ならぬ愛ゾンビになりますね。「あなたは最高のゾンビよ!!」というセリフには笑ってしまいました。
とむさん [DVD(字幕)] 6点(2011-05-22 12:27:55)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.19点
000.00%
100.00%
213.85%
300.00%
4311.54%
5311.54%
6830.77%
7519.23%
8519.23%
913.85%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 Review0人

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