映画『ミスト』の口コミ・レビュー(13ページ目)

ミスト

[ミスト]
The Mist
2007年上映時間:125分
平均点:6.34 / 10(Review 285人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-05-10)
ドラマホラーミステリー小説の映画化
新規登録(2008-03-10)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2014-11-14)【イニシャルK】さん
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監督フランク・ダラボン
助監督K・C・コーウェル
グレゴリー・ニコテロ(第二班監督)
キャストトーマス・ジェーン(男優)デヴィッド・ドレイトン
マーシャ・ゲイ・ハーデン(女優)ミセス・カーモディ
ローリー・ホールデン(女優)アマンダ・ダンフリー
アンドレ・ブラウアー(男優)ブレント・ノートン
トビー・ジョーンズ(男優)オリー・ウィークス
ウィリアム・サドラー(男優)ジム・グロンディン
ジェフリー・デマン(男優)ダン・ミラー
フランシス・スターンハーゲン(女優)アイリーン・レプラー
クリス・オーウェン(男優)ノーム
デヴィッド・ジェンセン〔男優・1952年生〕(男優)マイロン
アレクサ・ダヴァロス(女優)サリー
ネイサン・ギャンブル(男優)ビリー・ドレイトン
堀内賢雄デヴィッド・ドレイトン(日本語吹き替え版)
宮寺智子ミセス・カーモディ(日本語吹き替え版)
日野由利加アマンダ・ダンフリー(日本語吹き替え版)
古澤徹ブレント・ノートン(日本語吹き替え版)
茶風林オリー・ウィークス(日本語吹き替え版)
辻親八ジム・グロンディン(日本語吹き替え版)
佐藤利奈ビリー・ドレイトン(日本語吹き替え版)
小室正幸(日本語吹き替え版)
佐々木敏ダン・ミラー(日本語吹き替え版)
原作スティーヴン・キング『霧』(扶桑社刊『スケルトン・クルー1 骸骨乗組員』所収)/『霧』(『闇の展覧会―霧』所収)
脚本フランク・ダラボン
音楽マーク・アイシャム
製作フランク・ダラボン
ディメンション・フィルムズ
製作総指揮ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
特殊メイクグレゴリー・ニコテロ
ハワード・バーガー
K.N.B. EFX Group Inc.
ジェイク・ガーバー
特撮K.N.B. EFX Group Inc.(特殊効果)
カフェFX社(視覚効果)
グレゴリー・ニコテロ(クリーチャー効果)
美術グレゴリー・メルトン(プロダクション・デザイン)
ハワード・バーガー(クリーチャー・デザイン)
グレゴリー・ニコテロ(クリーチャー・デザイン)
録音マーク・A・マンジーニ
エリオット・タイソン
字幕翻訳松浦美奈
その他ジェイク・ガーバー(パペット操演)
スティーヴン・キング(スペシャル・サンクス)
あらすじ
メイン州の田舎町。凄まじい嵐が過ぎ去った翌朝、 買出しに来た住民で賑わっていたスーパーマーケットは まったく視界が利かなくなるほどの霧につつまれる。 霧の中には得も言われぬ恐ろしい〝何か〟が潜んでいた…。
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💬口コミ一覧

45.ネタバレ ダラボン初の現代劇で本格的なモンスターホラー。真のモンスターとは人間の中にあると教えてくれる。例として、宗教狂いの中年女性の射殺のくだりはスカッとはしても法的に見たら悪でしかない、大火傷の男のために主人公の取った行動が更に多くの人間を死なせる、最後まで動かなかった方が助かった。「もし、ああしていれば……」というそんな皮肉。モンスターが現実にいなくても、大地震や津波でもケース的にどう判断を下すか応用できるだろう。あの結末は確かに衝撃的であるけど、逆に狙いすぎてあざと過ぎる。あれだけの醜悪さと絶望を見れば心中したくなる理由も分からないわけないが、まだ動機付けとしては弱い気がしてならない。裏を返せば、「何が起こるか分からない、なるようになるしかないさ」という監督の優しさだろう。質としては代表作に匹敵するわけでもないのでこの点数。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-20 22:47:45)
44.ネタバレ ラストの意外性が無かったら2点だった。これが80年代の作品なら8点付けるくらい良い出来だろうが、2007年でこのレベルではB級でも下の方だろう。極限状態とはいえ、大多数がカルト的な変人に陶酔してしまうのも無理があるし、それまで決して諦めない姿勢の主人公らが最後に取った選択も、直後はインパクトあったが、少し経つと違和感しか残らない。午後のロードショーでは平均的な作品。
♯34さん [地上波(吹替)] 4点(2015-02-05 15:39:05)
43.ネタバレ ホラーとしてはとても良く出来ていると思うが、やるせない。怖いけど燃えないし感動出来ない。人間の犯す失敗、いざこざ、後悔、愚かさがひたすらクローズアップされる。3回見たけど、やはり自分には今ひとつ合わない。何と言うかこう、立ち向かって切り抜けて欲しいんだよね。神の代弁者おばさんがもううるさくて気になって仕方ない。せめてもうちょっと早く静かにさせて欲しかった。
にしきのさん [DVD(吹替)] 4点(2015-02-17 00:48:48)
👍 1
42.ネタバレ 原作スティーブン・キング、監督フランク・ダラボンのコンビの新作は、これまでの「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」などとは路線が変わり、キングが本来得意としているモダンホラーとなった。それもただのホラーではなく、ガツンと衝撃を食らわされる傑作となった。特にラストシーンで受ける衝撃はすさまじい。この映画の表向きのテーマは「襲いかかる未知のものからいかに逃げおおすか」という典型的なホラー映画のそれだが、裏テーマはズバリ「神・宗教」である。主人公は、現代的な、神の存在を気にしない人物として描かれており、そういう考えのもとに行動する。その結果、あのラストシーンを迎えるわけだ。一方、強烈なキリスト教信者の女性は途中で殺されてしまうが彼女の発言に従ってスーパーから出ていかなかった人たちは最終的には救助される(その様子は描かれていないがラストシーンから考えるとそうなるはずだ)。スーパーに居残った人たちが助かるのはあくまで結果論でしかないが、キリスト教信者の女性の言うことに従うこと、つまり神に従うことが正解(生き残るとこ)につながってしまうのは皮肉としか言いようがない。

MASSさん [映画館(字幕)] 9点(2015-02-27 18:05:02)
👍 1
41.ネタバレ とにかく怖かった。得体の知れないモンスター達はもちろん怖い。人間どもが太刀打ち出来ないレベルの攻撃力を持つ様々なタイプのモンスター達(触手系、バッタ系、蜘蛛系、パラサイト系)からみたら人間は弱者でしかない。でもそのようなモンスター映画は数あれど、本作に至っては弱者であるところの人間が実は一番怖い。正義感、自己愛、宗教観、そこから来る究極の選択。これらの感情は人間ならではのエゴから来るもので、このエゴは殺意を伴う危険性をはらんでいる。つまり殺意を伴う人間のエゴ=モンスター という事であれぼ、モンスターパニックものを装った哲学宗教的ヒューマンドラマなのかなと。原作読みます。
ちゃかさん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-28 23:35:57)
👍 1
40.ハリソン・フォードやブルース・ウィリスが主演なら絶対にあり得ない結末。しかし人生ってこんなものかなと。それより何より、やっぱり「宗教おばさん」のキャラが効いてます。だいたい危機に直面すると、こういうことを言い出すヤツがいるものです。幸い日本では神だの仏だのの影響はたかが知れていますが、代わりに野党議員とか元官僚とか大学教授とかキャスターとかジャーナリストとか女性精神科医とかいう輩が、無責任な言説を振りかざすことはよくあります。洗脳されないように気をつけなきゃとは思いますが、極力冷静に、理知的に行動しても主人公のようなことになるわけで。とかく人の世は住みにくいですね。
眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-03-29 16:42:48)
39.ネタバレ なにこの後味が悪い映画…。
ただのB級で終わりたくなかったのかクライマックスの捻りも微妙。
あとは簡単に霧が晴れすぎ、軍隊で始まって軍隊で終わるのかよ。
mighty guardさん [地上波(字幕)] 4点(2015-05-07 12:18:04)
38.ネタバレ 素晴らしい映画。●タイトルから勝手に「夏場の冷たい霧のサービス」をイメージ(俺ってバカだな)。爽やかな映画と勘違いして、ずっとDVDレンタル店で無視していた。テレビ放送で気に入った。好きなんだ、良く出来た「いざこざ」。●ダラボン監督の名前は、この『ミスト』で憶えた。バカボン、ウイスキーボンボン、モランボン。雑誌『スタジオボイス』でダラボン監督のインタビュー(2008年6月号、P68-69)を読み、ホラー好きを確認。映画の結末は原作と違うそうだが、原作者のキングは大絶賛したそうだ。●さて、この映画を嫌悪してる人が多いようだが、「善良を最大の美徳とするような人」は、ホラー映画は観ない方がいいのかも。■善良な家庭の食卓に並ぶ美味しい肉料理は、食肉工場で人が作る「家畜の死骸」を切り刻んだもの。美女も美少女も「死肉」を食べて成長する。「胸のふくらみ」もね。また牛乳も卵も、「自由」を奪われた家畜の体内から。嗚呼、人間は恐ろしい。毎日の大前提が恐ろしい。★この映画の最高に素晴らしい結末に「10点!」。あの巨大生物の映像はもちろん、主人公の行動が本当に素晴らしい。あれがあの状況でのベストの選択だったと思う。
激辛カレーライスさん [DVD(字幕)] 10点(2015-06-20 09:47:07)
👍 1
37.ネタバレ かつて職場の上司が言った。「災害時には主人公のそばにいろ」。一昔前は確かにヒーローとその周辺は元気に生き残ったもんだった。しかし今作ではそのセオリーが覆される。本作はパニック時における人間心理の描写も秀逸であるけれど、やはり強烈なのはショッキングなラストだ。無慈悲な不条理。他のラストがあれば、できれば希望が残る終わり方が良かったとは思う。だけど、あの場面であの父親に「もっとがんばれ」と言えるのは助けが来ることが分かっている客の立場だからじゃないだろうか。凄惨な絶望を骨の髄まで叩き込まれて、あの時大人4人は誰もが心が折れていた。この世は終わったんだ 頭上をゆく巨大な異界の生物を見てごらん。気色悪い虫どもに生きながら引き裂かれるよりは、とわが子に銃を向ける父親のぎりぎりの決断を私は責められん。 
せめて誰か一人でも生者に会えていたら、と思う。奥さんの死体が見えない所にあったなら。逃げ延びたかも、と思えていたら。
やり切れない結末ではあるけれど、そもそも世の中は不条理に満ちている。大嫌いな奴が何故か異性にモテるといった小さいことから、天災や事故に至るまで。
考えうる“最恐の不条理”を叩きつけてきた制作サイドの胆力に、ひるみつつ おお、と妙に感心した。してしまった。
この映画が真のクソ映画になるエンディングがあるとすれば、あの宗教家気取りの扇動女が生き残って、カルト集団の教祖に納まるという筋書きだ。こんなオチがついていたら私は迷わず0点をつける。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-23 00:12:58)
👍 3
36.ネタバレ 一度、真面目に観てなくて、意味がわからなかったんです。そんなに怖くないのに、なんで、評価が高いのかなって、思っていたくらい。今回たまたまパソコンで見直ししたら「あら、びっくり」私の大好きなサドラーさんが出てるじゃないの。で、主人公の仲間たち、無意味に死亡・・・すごく人間の心理を利用した、なかなかの映画だなって、改めてびっくりしました。
新しい生物さん [インターネット(字幕)] 9点(2015-07-05 04:30:32)
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35.極端な状況を前に人は極端になりがち。

この映画の登場人物にいえるし、この映画への評価についてもいえる。
特に嫌悪感をむき出しにされている方が多いことにびっくりした。

その嫌悪の対象こそ監督が嫌悪すべきだと言っている事なので、
むしろ賛同者なのではないかと思うのですが、
それがある事が許せないという方が多いのですね。
映画で描かれなくてもそれがある事には変らないのですが・・

映画自体はそこそこのモンスターパニック。
けしてB級以下の作品ではないし、素晴らしい傑作ともいいにくいくらい。

全体に良くできている。少し脚本がめんどくさいので6点くらいかな。
病気の犬さん [DVD(字幕)] 6点(2015-11-08 13:11:44)
34.ネタバレ B級映画自体は嫌いではないのですが、このB級感は合いませんでした。安っぽすぎて萎えてしまいました。そして救いようのない胸糞悪いラスト。単純な話、もう一度見ることない気がする。
素晴らしき哉、映画!さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-11 16:03:37)
33.ネタバレ 後味が悪いとか下らないとか、あまりいい評判を聞いておらずほとんど期待せずに見たら、意外に考えさせられることの多い作品で、けっこう拾いものだった。今年(2016)5月に、年端もいかない1人の小学生が北海道で1週間近くも孤独に耐えて、生き延びた。いかに体力を温存して、1日でも長く助けを待つことが大切かということを、彼は小さな体で証明してみせた。映画の中では、閉じ込められた大勢の人々がうろたえおびえ、言葉は悪いが、勝手に騒いで自滅していった。非常時のパニックが、もっとも命を縮め、何の益をももたらさないことを、この映画は強く訴えている。

この映画に出てくる人々は、自分たちがこうむっている災難を、人のせいにせずにはいられない人たちだった。彼らの信仰は、信じた者だけが救われるというお得感や優越感、排他的な狭い視点に裏打ちされている。

また、この集団が私たち日本人であったなら、どういう流れになっただろうとも考えた。まず、義務感満載の旧約聖書を延々と説き続けるマダムを前にして、きっと誰かが代表して彼女にこう言っただろう。

私たち日本人は、正月に神社へ初詣でに行き、彼岸や盆には墓参り、厄がついたら宮司にお祓いをしてもらい、結婚式は教会で、死んだら戒名をいただきます、そうそう、クリスマスには救い主の誕生をお祝いするよりサンタの方が魅力です。あと、八百万の神さまも捨てがたいですが、まだ続けますかと。

特定の宗教の色に染まりにくい国民性は、本当にありがたい。もちろん、他の国の人々は短絡的だというつもりは毛頭なく、ただ、さまざまな宗教観にとらわれる手間もなく、いち早く一致団結して強者が弱者を守る知恵と勇気を絞る方が、よほど災厄を免れやすいと思うだけだ。深刻な地震に遭い、閉鎖的な環境に長時間閉じ込められた人々が、パニックをさけ、自分にできることを自ら探し出して、積極的に他者に奉仕する姿が、阪神淡路大震災、東日本大震災など、これまでにも何度も報じられてきたが、本当にこれはすごいことなんだと、この映画を観て改めて日本の被災者たちの辛抱強さ、たくましさに気づかされた。
tonyさん [インターネット(字幕)] 8点(2016-09-14 02:18:52)
32.ネタバレ 積極的に行動するほど上手くいく、狂信者の主張には従わない方が良い、女性・子供は生存しやすい、というハリウッドの定番パターンの裏を行ったら、なんとも嫌な感じのラストになりました。でも、それゆえに記憶へ残る作品です。時間中のほとんど、霧に包まれた狭い建物に籠っているというのが重要ですね。視野を広く持てず、近視眼的に行動すると、人はえてして普通では考えられない判断ミスをしてしまう。自分も鑑賞中同じような気分に浸っていましたので、軍隊の突然の登場には本当に驚きました。後味が悪いとはいえ教訓的ですし、人に勧めてみたいですね。
次郎丸三郎さん [DVD(吹替)] 8点(2016-10-02 20:05:54)
31.ネタバレ ​不条理の理不尽ここに極まり。
ヒャーっ!スーパーマーケットの外は地獄!でもいーもんね!スーパーは食料も水もたっぷりあるもんね!ってドアを開けるな!アアアア!!!
なんだお前ら!あのババアの事信じるのか!?狂ってる!みんなどうかしてるっ!!!
もうスーパーの中も地獄だよ!どっちみち死にそうだ!逃げてやる!逃げて!先へ!霧の向こうへ…あぁそんなのあんまりだっ!
恐怖描写ですが外の生物たちの生理的嫌悪感溢れる虫や触手な描写はまぁ若干ありがちで、恐怖的にはそこまででもないですが、外の恐怖よりスーパーマーケットに漂う空気は最悪です。人間の心の弱さに入り込んだカルトが発生し、人間同士が殺し合う結果になってしまったり、人間の心がどんどんへし折られていく様がコレでもかと丹念に描かれています。そして最後の最後にトドメと言わんばかりのやりきれない絶望感が、最高の後味の悪さを残して終わります。もう最高に悪いです。最高に!
不条理に始まり、理不尽な仕打ち。漂う不信感。そして不幸な結末。不の全てをコンクリートミキサーにかけてぶちまけたような地獄でした。素晴らしい映画です。
えすえふさん [DVD(吹替)] 7点(2016-10-26 08:13:14)
👍 1
30.モンスターパニックものが好きな人にはお勧め。
なんでそうなったとかこうなったとか詳しい説明はされない事で観客の没入感を高める狙いか。
本当に恐ろしいのは人間自身だというのもよくあるパターンだが、ああいう状況になったら本当にありそうで怖い。
ヴレアさん [地上波(字幕)] 7点(2016-11-02 08:42:17)
29.ネタバレ 閉ざされた舞台での人間同士の精神的な恐怖による行動、というところに主眼が当てたいように思えたが、あのうるさいおばさんにあんなにたくさんの人達が賛同するとは思えない。また、そうかと思えば怪獣どもはとにかく気持ち悪くて、挙句の果てに恐竜並みのでかさもいると来た。最後はいくら望みがなくなったといえ、父親としてああいうな結論を出すとは思えない。そしてあの皮肉なエンディング。。。何とも言えない後味の悪い映画です。つまらない映画、ではなく、描写のグロさもあって、もう観たくない映画です。
珈琲時間さん [DVD(字幕)] 3点(2016-11-17 22:01:14)
👍 1
28.ネタバレ 最後に打ちのめされたという感想の方が多いようですが、私はそこまで没入できませんでした。
最後のあたりはしらけてました。

数々のアホ行動があったのが原因です。

最初にシャッターを開けるときですが、外に化け物がいるという情報があったのにシャッターの閉じるボタンに手をかけておかないのはなぜでしょうか?さんざんモンスターと引っ張り合いをした後に「シャッターを閉じるんだ!」ってアホ丸出しです。

次に夜間に光に虫がおびき寄せられてきたときのことです。
虫を見るためさらに明かりをつけるスーパーアホ行動がでます。
最初に飛んできた虫は20cmほどでしたが、ガラスを割るようなでかい虫もいるかもとなぜ考えないのか?
ここでこんなアホなら死んでも仕方ないなとすっきりした気分になりました。

ロープをつけて外に銃を取りに行った人がいましたが、そのロープが猛烈に引っ張られます。
それを一生懸命に引き戻そうとする主人公達。
もう絶対助かるわけないのにこれもアホ行動です。

あてもなくあんな燃費の悪そうな車でスーパーを飛び出すのもアホですし、最後自殺を決行するのはリアリティがないと感じました。
衰弱死するまで車の中で粘るのがリアリティある行動だと思います。
承太郎さん [DVD(吹替)] 4点(2017-05-18 07:54:32)
👍 1 😂 1
27.ネタバレ 中盤で、カルト的ではあるにせよ”神の御心のままに”生きて、銃殺されたおばさん。

それに対して、殺人や自殺(自殺ほう助も含む?)を禁じたキリスト教の神の教えにそむき、大事な息子を早まって殺してしまい、打ちひしがれた主人公のおじさん。

映画のラストは、原作にはない内容だということで、このオチについては、監督らの考えが入っているとはいえ、原作者キングは絶賛したという。

ということは、キングは宗教というものを、心から信じているというよりは、客観的な見方で「信じすぎても、信じなさすぎても。どちらにしても、いい結果を生み出さないかもね」というドライな価値観を持っているのではないだろうか。


原作のラストは、ラジオから流れる放送を聴いてそこで語られていた避難所(安全かどうかは読者の想像次第)に向かうという場面で終わるそうで、その場所の名前は”HOPE(ホープ。希望)”。

でも当初は名前をはっきりつけておらず、ファンから抗議があって書き換えたそうで、どちらかというと、ファンが”希望”を抱かせるオチを望んでいたのでしかたなく合わせたということだったのかもしれない。

(「ショーシャンクの空に」もキーワードがhopeでしたからね)


そういえば「ミスト」の原作発表後に作られている

『危険な状況下でラジオ放送で語られる<安全地帯>は安全じゃない』

という法則をはじめて作ったのはひょっとしたら「ミスト」の原作かもしれませんね。



いずれにせよ私がこの後味の悪い映画を何度もついつい見てしまうのは、スーパーという閉ざされた場所で繰り広げられるシチュエーションスリラーとしての面白さにつきる。
フィンセントさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-06-19 17:51:11)
👍 3
26.ネタバレ アメリカ人特有の強烈なヒロイズムを痛烈に批判するようなストーリー。
日本人的には「やめとけよっ」「なんでだよっ」「ちがうだろーっ」って感じ。

そんな中、最高に最高に格好良かった副店長の最期に、英雄はヒロイズムの先にいるんじゃなくて、正義感と誠実の足跡に立つ幻影なんだと思った。

最高に後味の悪い、最高の映画。
ババロンさん [ビデオ(字幕)] 7点(2017-11-06 10:43:27)
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【点数情報】

Review人数 285人
平均点数 6.34点
041.40%
193.16%
220.70%
372.46%
4279.47%
52910.18%
65117.89%
77325.61%
85720.00%
9134.56%
10134.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.18点 Review37人
2 ストーリー評価 6.91点 Review46人
3 鑑賞後の後味 4.58点 Review48人
4 音楽評価 5.70点 Review27人
5 感泣評価 4.57点 Review26人

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