映画『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』の口コミ・レビュー(2ページ目)

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼

[ミスターブルックスカンペキナルサツジンキ]
Mr. Brooks
2007年上映時間:120分
平均点:5.68 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-05-24)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー
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タイトル情報更新(2023-08-21)【TOSHI】さん
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監督ブルース・A・エヴァンス
助監督ノーマン・ハウエル(第二班監督)
演出ノーマン・ハウエル(スタント・コーディネーター)
キャストケヴィン・コスナー(男優)アール・ブルックス
デミ・ムーア(女優)トレイシー・アトウッド刑事
デイン・クック(男優)ミスター・スミス
ウィリアム・ハート(男優)マーシャル
マージ・ヘルゲンバーガー(女優)エマ・ブルックス
ダニエル・パナベイカー(女優)ジェーン・ブルックス
アイシャ・ハインズ(女優)ナンシー・ハート
リンゼイ・クローズ(女優)リスター警部
ジェイソン・ルイス〔1971生〕(男優)ジェシー・ヴィアロ
レイコ・エイルスワース(女優)ジェシーの弁護士シェイラ
マット・シュルツ(男優)ソートン・ミークス
仲野裕アール・ブルックス(日本語吹き替え版)
深見梨加トレイシー・アトウッド刑事(日本語吹き替え版)
乃村健次ミスター・スミス(日本語吹き替え版)
菅生隆之マーシャル(日本語吹き替え版)
野沢由香里ナンシー・ハート(日本語吹き替え版)
一城みゆ希リスター警部(日本語吹き替え版)
高橋研二スモルニー刑事(日本語吹き替え版)
脚本ブルース・A・エヴァンス
レイノルド・ギデオン
音楽ラミン・ジャヴァディ
撮影ジョン・リンドレー
製作ケヴィン・コスナー
レイノルド・ギデオン
ジム・ウィルソン
MGM
配給プレシディオ
衣装ジュディアナ・マコフスキー
字幕翻訳川又勝利
その他クリストファー・クリコウスキー(ポスト・プロダクション・スーパーバイザー)
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💬口コミ一覧

8.意外と平均点が低いので、上げるつもりで7点にしました。
良かったです。まず何よりも次の展開が気になる、飽きさせないという
点では成功しているからです。
ケヴィンコスナーを久しぶりに観れて嬉しかった。
ケヴィンの思案しながら、遠くを見る眼差しは
男でもドキッとするくらい色気があるんですよね。
最近は作品に恵まれなかったけど今回のは良かった。
キャメルさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-26 05:26:29)
👍 1
7.こういうサイコサスペンスにケビン・コスナーはどうなんだろう?という思いがあったのですが、表の顔は誰もが羨む成功者。裏の顔も知的で冷静沈着な殺人鬼というキャラクターとコスナーはなかなかはまっていたのではないかと思います。

もう1つの人格を別人(ウィリアム・ハート)が演じたのも良かったとは思うのですが、何かお友達のような感じで、2人の間にもう少し張り詰めた空気を感じたかったですね。もっとブルックス氏の二面性というか、この「2人」に焦点を絞った方が見ごたえのあるサイコサスペンスになったのではないでしょうか。

デミ・ムーア演じる刑事や、もう1つの重要な要素であるはずの娘に関しては雑な扱いで、映画ではよくある夢オチというラストは別に嫌いではないのですが、本作に関してはもう少し娘の使い方があったのではないかと思います。
とらやさん [DVD(字幕)] 4点(2013-06-15 23:00:03)
👍 2
6.ネタバレ  観賞中(これはもしや「デクスター」の元ネタになった映画なのでは?)と思ったのですが、制作年度はこちらの方が後なのですね。
 事前情報として「主人公の設定が斬新」と絶賛する評論家さんの言葉を仕入れていたりもしたのですが、その方は「デクスター」を知らなかったのだと思われます。
 自分も、元ネタを知らずに同じような事を書いているのかも……と考えると、何だが気まずい思いに包まれたりもしました。
 まぁ、そういうのは極力気にしないのが一番だなと、自らに言い聞かせたいところです。

 主人公の別人格を、違う役者さんが演じている事。そして、その別人格との会話シーンにて、画面上は普通に喋っているのに、第三者には全く気付かれない(つまり会話は、あくまでも主人公の内面で行われている)事など、やや分かり難い点があるのは気になりましたが、総じて面白い作品でしたね。
 こんな事いけないと思いつつ殺人衝動に負けてしまう様が、それこそアルコールやらギャンブルやらショッピングやらの誘惑に負けてしまう「普通の人」とも重なるように描かれており、本来なら理解出来ないであろう「殺人鬼」に感情移入させる事に成功しています。
 正に「殺人依存症」といった感じであり、殺害後には性的快感を得ているという際どいシーンもあるのですが、それでも下品な印象は受けないのは、主演のケヴィン・コスナーの貫録ゆえなのでしょうね。
 彼が紳士を演じてみせれば、こんな事をやっていても紳士に見えてしまうという形。
 墓場で「ミスター・スミス」と会話する姿からは、一種のピカレスクロマンのような魅力さえ感じられました。

 である以上、そのクオリティのまま綺麗に完結してくれたら良かったのですが……どうも未解決な部分が多いというか、続編を意識したかのような終わり方となっており、もどかしさも残ります。
 結局、主人公の娘はどうなってしまうの? とか、あの女刑事に電話した以上は再会した時に疑われるんじゃない? とか、色々と気になる点が多いのです。
 最後の「夢オチ」に関しても、少々安易に感じられるというか、これ一本で終わらせるなら「娘に殺されるオチ」の方が、まだ綺麗に纏まっていたんじゃなかろうかと思えました。
 こういった終わり方の場合、やはり作品の満足度という点では不利ですね。

 ケビン・コスナー本人はといえば
「当初は三部作の予定だった」
「ただ、僕自身は一作目で満足している」
「この作品だけでも自然な完結をしていると思う」
 と語られているそうですが、自分としては二作目も三作目も観たくなってしまうような映画でありました。
ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2017-02-06 10:39:20)
👍 2
5.ネタバレ  好きなジャンルの作品。『ヘンリーある連続殺人鬼の記録』や『羊たちの沈黙』といった、好きな作品のテイストが織り交ざったかのようなプロット。
 ブルックスは頭脳明晰で仕事ができる成功者。金もあれば人望もある。良き夫であり、良き父親である。ただの殺人狂ではない、そのカリスマ性とのギャップがたまらなく良い。本人が『殺人をやめたい』と苦悩しているのも良い。『苦悩』は『同情』『共感』を得られる最も効率的な手段なんでしょう。
 で、この殺人依存に多重人格をプラス。もう一人の人格のマーシャルをウィリアム・ハートが演ってくれたのが凄く良いです。ブルックスとマーシャルの意識下でのせめぎあい、手の取り合いの映像化。これによってドラマに深みを残しつつも、洗練された娯楽作品として楽しめる映画になっています。
 完璧なる殺人鬼に、不確定要素としてのぞき男スミスをからめたことで緊張感がアップ。更にはデミ・ムーア演じるトレイシー刑事のドラマが何気に面白い。最低な元夫との離婚調停。トレイシーの命を狙う脱獄犯『ハングマン』ことミークス。そして周囲の人間の無理解。四面楚歌の状態で、唯一トレイシーを高く評価し、理解し、助けてあげるのが、トレイシーがおっかけている『サムプリントキラー(ブルックス)』っていうのが面白い。
 これだけでもサスペンスドラマとして十分すぎる内容。そこに出てくる娘の存在とその謎が、より一層この映画を見応えのあるものにしています。その娘役にダニエル・パナベイカー。完璧でしょう。そのあどけなさ、可憐さが狂気に華を添えます。ラストが夢オチでなければ、評価は更に高いものになったと思います。
たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2019-06-29 13:40:45)
👍 1
4.ネタバレ 何の前知識もなくたまたま観ましたが面白かったです。設定はシンプルですが、殺人の目撃者や、ずっと追い続ける警察、脱獄犯、離婚訴訟の相手、そして主人公の娘と様々な人々の都合が絡み合います。正直そこまで複雑に絡み合いが必要かなと思いましたが本筋は分かりやすいものでした。ケビンコスナーのこんな役、初めて観ましたがこれはこれで有りだと思いました。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-12-15 16:37:39)
3.ネタバレ 作品のプロットはとても面白いし、大きな筋書きもよくできているのに、脚本のつめの甘さと俳優陣の役どころへの理解の薄さで、だいなしになった作品。

脚本のつめの甘さは、例えば、「ミスタースミス」が現場でおしっこしたらトレイシー刑事の夫を殺すことが台無しになってるはずなのにトレイシーが逮捕されそうになってしまったり、「ミスタースミス」がアールブルックスを殺そうとする理由があまりにも脆弱(しばらく一緒に殺人を味わったり手口を学んだ方がメリット大なのに)すぎる、などなど
トレイシー刑事が大富豪っていうのも、ちょっと無理やりすぎるし。


そして、なにより、ケビンコスナーがシリアルキラーの内面や苦悩をものすごく浅くしか理解せず演じているので、作品全体が薄っぺらになっていた。
別の人格と対話する手法も影響しているように思うが、デクスターやビューティフルマインドではそれが成功しているのだから、やっぱりケビンコスナーが大根なんだと思う。
シリアルキラーをアディクションの1つで遺伝するものとして単純化してるのも、この作品の浅いところ。
みんな嫌いさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-12-30 12:20:38)
2.ネタバレ 個人的にはとても面白かった。
展開も分かりやすく退屈な時間も殆ど無し。
なのだがあの夢オチはいらないだろう。
と言うかあれを夢じゃなくそのまま終わらせていても良かったんじゃないか。
娘に対する不安を抱えたまま生き続けるって事が主人公への罰と言う意味なのかもしれんが。
悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-03-27 15:41:37)
1.そんなブレーンがいたら無敵だ…、二重人格だけど。
TERUさん [DVD(字幕)] 7点(2025-02-28 22:10:16)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 5.68点
000.00%
100.00%
213.57%
313.57%
4414.29%
5517.86%
6828.57%
7725.00%
827.14%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 5.50点 Review2人

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