映画『007/慰めの報酬』の口コミ・レビュー(6ページ目)

007/慰めの報酬

[ダブルオーセブンナグサメノホウシュウ]
Quantum of Solace
2008年上映時間:106分
平均点:6.16 / 10(Review 124人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-01-24)
アクションサスペンスアドベンチャーシリーズものロマンス小説の映画化スパイもの
新規登録(2008-05-16)【ギニュー】さん
タイトル情報更新(2024-03-31)【イニシャルK】さん
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監督マーク・フォースター
助監督ダン・ブラッドリー(第2班監督)
サイモン・クレイン(第2班監督:パナマ)
演出鍛治谷功(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
キャストダニエル・クレイグ(男優)ジェームズ・ボンド
オルガ・キュリレンコ(女優)カミーユ
マチュー・アマルリック(男優)ドミニク・グリーン
ジュディ・デンチ(女優)"M"
ジャンカルロ・ジャンニーニ(男優)レネ・マティス
ジェマ・アータートン(女優)ストロベリー・フィールズ
ジェフリー・ライト〔男優〕(男優)フェリックス・ライター
イェスパー・クリステンセン〔男優〕(男優)ミスター・ホワイト
ロリー・キニア(男優)ビル・タナー
ティム・ピゴット=スミス(男優)イギリス外務大臣
フェルナンド・ギレン・クエルボ(男優)ボリビアの警察署長
スタナ・カティック(女優)コリンヌ
マイケル・G・ウィルソン(男優)ハイチのホテルロビーで椅子に座る男(ノンクレジット)
デヴィッド・ハーバー(男優)グレゴリー・ビーン
ギレルモ・デル・トロ(補足音声)
アルフォンソ・キュアロン(補足音声)
小杉十郎太ジェームズ・ボンド(日本語吹き替え版【ソニー版/フォックス版ソフト】)
佐古真弓カミーユ(日本語吹き替え版【ソニー版/フォックス版ソフト】)
家中宏ドミニク・グリーン(日本語吹き替え版【ソニー版/フォックス版ソフト】)
菅生隆之レネ・マティス(日本語吹き替え版【ソニー版/フォックス版ソフト】)
辻親八フェリックス・ライター(日本語吹き替え版【ソニー版/フォックス版ソフト】)
此島愛子"M"(日本語吹き替え版【ソニー版/フォックス版ソフト】)
長克巳メドラーノ将軍(日本語吹き替え版【ソニー版/フォックス版ソフト】)
大西健晴ビル・タナー(日本語吹き替え版【ソニー版/フォックス版ソフト】)
仲野裕カルロス大佐(日本語吹き替え版【ソニー版/フォックス版ソフト】)
藤真秀ジェームズ・ボンド(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト/BSジャパン】)
江原正士ドミニク・グリーン(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
沢田敏子"M"(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
内海賢二メドラーノ将軍(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
石田圭祐フェリックス・ライター(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
西村知道レネ・マティス(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
大塚芳忠ミスター・ホワイト(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
大塚周夫イギリス外務大臣(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
白熊寛嗣ビル・タナー(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
龍田直樹タクシー運転手(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
青山穣(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
白石涼子カミーユ(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
池田秀一ドミニク・グリーン(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
谷育子"M"(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
堀勝之祐ミスター・ホワイト(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
玄田哲章メドラーノ将軍(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
間宮康弘グレゴリー・ビーン(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
佐々木梅治(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
根谷美智子(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
川島得愛(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
楠見尚己(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
岩崎ひろし(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
森なな子(日本語吹き替え版【BSジャパン】)
原作イアン・フレミング(キャラクター創造)
脚本ロバート・ウェイド〔脚本〕
ポール・ハギス
ニール・パーヴィス
音楽デヴィッド・アーノルド
作曲モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」
編曲ニコラス・ドッド(指揮も)
主題歌アリシア・キーズ"Another Way To Die"
ジャック・ホワイト"Another Way To Die"
撮影ロベルト・シェイファー
製作バーバラ・ブロッコリ
マイケル・G・ウィルソン
MGM
コロムビア・ピクチャーズ
ユナイテッド・アーチスツ
製作総指揮カラム・マクドゥガル
アンソニー・ウェイ
制作キングレコード(日本語吹き替え版【キングレコード版ソフト】)
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
美術デニス・ガスナー(プロダクション・デザイン)
アンナ・ピノック(セット装飾)
ダニエル・クレインマン(タイトル・デザイン)
衣装トム・フォード〔監督・デザイナー〕(ダニエル・クレイグのスーツ)
ルイーズ・フログリー(衣装デザイン)
編集マット・チェシー
リチャード・ピアソン〔編集〕
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳松崎広幸(日本語吹き替え版【ソニー版/フォックス版ソフト/キングレコード版ソフト】)
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💬口コミ一覧

24.えと、前作の完全な続きから始まりますが、まー、んなんことはどーでもいーか、今回の敵はなんと世界の要人が徒党を組む悪の組織、まー平たく言えば、世界を影で牛耳ろうとしている企業集団(クォンタムって組織/原題より)であります。んでもって、日本ではほとんど有名になってない現実に起こったボリビアの水問題を主なテーマにもってきておりやす。現実の話を、それとなく映画の世界へ、滑り込ませ、気づく人は気づいてよね的な物語ってのは、映画の表現ってすごいなーと素直に関心しました。水といのは人間には必要不可欠なものでして、それを一部で民営化、つまり巨大企業が支配しているってのは、ほんと恐ろしいことなのです。今、世界では水がかなり重要な資源になりつつあって、一部の既得権益はそのことに気づいていて、将来、水不足がメジャーな国でも起こりつつあるのを見越して、その利権を手に入れつつあるのです。そーすることで世界を支配しようとしているのが、今回の敵なんですね。スペクターなんてのが、幼稚な組織に思えます。イギリスやアメリカの一部では水の民営化によって、水道料金が跳ね上がりえらいことになっていますし、日本でも最近、そのような動きがチラホラ。そう悪の組織は現実に存在しているんですよ。身近な所に。会社とゆう形で。そんな思いで見てると、007を応援せずにはいられない、007よ、そんな悪い奴ら、バンバンやちゃってくれーって感じになります。ちなみに、世界の水を現在牛耳ろうとしているのは、わずか5社くらいで、これが世界銀行やアメリカの政治家や高官と繋がっているのが現実です。民営化は怖いぜーてゆう映画でした。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 10点(2013-12-19 15:35:05)
👍 1
23.さすがの007です、これはみとかないと、の一本かもしれません。が、しばらくたつと結構忘れます。。。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 6点(2014-01-30 11:25:52)
22.ネタバレ ワールド・ウォーZという作品を観ていると、設定上は一応、世界がパニックでさあ大変一体どうしたらよいのか、という内容なもんで、主人公も一応、自信無さそうな迷いの表情を浮かべて見せるのだけど、それがうわべだけで、行動や態度にはあまり反映されないところにちょっと違和感を感じちゃう。世界各地で危機にあいつつ、それを切り抜けていく主人公のストレートな活躍を観ていると、こういう役柄は、半端に迷ってるふりをする主人公よりも、何一つ迷うことのないジェームズ・ボンドみたいなヒトの方が相応しい。で、実際、同じマーク・フォースターという監督が手掛けた007シリーズが、コレなんですな。物語の都合もあれば、クレイグ=ボンドのもつ雰囲気もあるかも知れないけれど、このボンドは、迷わない、表情も変えない、ただ、殺しのライセンスを濫用し続ける彼の行動の中に、怒りが表れている。もちろん007ですから、海上やら空中やらで曲芸みたいなアクションもやって見せなければならず、シリアスなボンド像がそれと相容れるのか、という問題もありましょう。また特に、007シリーズにおける殺しの場面というのは、多少オチャラケを含んだ、一種のショーとしてあったりした訳ですが、本作ではそういう要素が乏しいばかりか、ボンドが最後に敵に与える仕打ちに至っては、それは画面外での「野垂れ死に」ってんだから、画面内での華々しい死に様という悪役の特権を拒絶しており、これまた随分、辛辣なのです(ワールド・ウォーZのゾンビより扱いが悪いかもしれんなあ)。そういうシビアさもあり、はたまた106分という尺の短さもあり(シリーズ最短かな?)、本作、ひきしまった印象があります。ただ、アクションシーンをもうちっと丁寧に見せてくれたら、さらに数段ひきしまったかとも思いますが。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-15 00:31:50)
21.前編のカジノ・ロワイヤルよりさらにめまぐるしくスピーディーな展開の映画でした。好みの問題でしょうが、物語の背景をもうちょっと丁寧に描写してじっくりとした展開にしてもらうとさらに面白い映画になったと思います。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-23 18:39:56)
20.ネタバレ ダニエル・クレイグのボンドの中で一番好きな作品だ。後の「スカイフォール」の「世界は俺たちが牛耳っている」的な表現もなくごく普通の世界で一生懸命頑張っているボンドがいる。クレイグの007シリーズの中で一番現実的だ。
アマデウスga好きさん [地上波(字幕)] 8点(2015-09-13 21:13:21)
19.肝心の主人公が、ひたすら行き当たりばったりに行動して、困ったときには肉弾戦か銃撃戦で切り抜けているだけにしか見えないのですが・・・あれだけノーガードな人がするすると目標に到達していると、逆に敵のレベルが低く見えてしまいます。
Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-09-16 20:55:47)
18.ネタバレ  追い詰めきれない。
「君は、ぼくにとって最悪の結末を用意してくれたみたいだよ」そう言うと不服そうに彼は、
「そうでもないさ、こんなことじゃ誰も死なない。君だってそうだろ?事実、死ななかった」
 死ななかったならそれでいいのか?そうじゃないだろ。ふざけんな。そう言いかけたが、僕は彼を殴り倒すことにした。そして近づいた瞬間に、視界は黒くなって、花の色のような輝きが僕の視界に現れると、ぼくはもううごけない。
 なぜ、協力者がいると言う当たり前の発想に至らなかったのだろう。浮遊感を感じながらぼくはその中を泳ぎ切って、眠った。

 と言うレベルの間抜けさが、ボンドに襲いかかる。2時間目一杯にだ。だけど、現代のボンドは昔と違う。間抜けな敵が助けてくれるかの如くヘマをするわけじゃない。相変わらず銃弾がボンドに命中するわけでもなく、捕まったり毒を盛られたりするのも通常操業だけれど、なんとなく自力で切り抜けてしまうあたりが新しい。

 そう。ボンドはすっかり工作員として有能だ。米軍に一報入れれば10分で解決しそうな事案に男女でのこのこ現れて、秘密基地にまで乗り込んでしまうあたり、盤石のらしさではあるのだけれど、なんだろうかこの説得力は。だけど、ボンドに必要なのはこう言うことなんだったろうか。
 どうしようもなく間抜けで無能でいい男なボンドの、スクリーンに映らない凄い部分を勝手に想像して、スクリーンに映らない凄いスパイを作り上げるという作業の素材なはずなのに、今のボンドは映画本編でそれをやってしまう。ずいぶんとお節介だ。
黒猫クックさん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-09-20 22:05:17)
17.ストイック臭漂うダニエル・クレイグは嫌いじゃないんだが、本作はバイオレンス度が高くてスマートさに欠けるのが難点か。これじゃあ、イーサン・ハントと変わらない。悪役は小者感がありすぎで華がない。ボンドガールもイマイチ。もうちょっと配役をどうにかして欲しかった。
<追記>5年ぶりに再見。よくよく見ると配役の問題ではなく物語というか設定に問題があるのだろう。冷戦終結以降はスパイ活動も不要となりつつあり、テロ組織ならまだしも本作は資源開発でカネ儲けがしたい投資家というだけの話で、各国政府も国益を求めて提携しようとする始末。もはやイデオロギー的な善悪などではなくカネ儲けだけの世界。CAIも商売のネタの維持ために国際紛争を黙認するどころかマッチポンプしているだけ。ボンドもボンドガールも正義というより私怨で活動しているだけで職務遂行しているとも思えず、何と戦っているのかがよくわからない。昨今ではGAFAが国家を上回る力を持ちつつあり、巨大企業が国家を脅かす存在となっている。となると今後はMI6の対象とする組織はグローバル企業という事になってしまうだろう。これも時代の流れなのかもしれないが、シリーズとしての継続が困難になりつつあるようにも思える。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-09-23 01:16:51)
16.ネタバレ 復讐は果たされた。
そのついでに黒幕組織を暴き、偽善者を倒し、女の子の復讐も手伝ったりするボンド。
前後編の「後」はとても乾いた空気が沁みる、リッチだったカジノに比べると今回の舞台はボンドの心を示すかのように乾いた舞台が多い。
黒幕の影が蠢く本編は安らぎはなく全編通して緊張がはりつめている。そりゃボンドは怒ってるからね。
アクションシーンの見所はなんといってもオープニングソング後のクァンタムの手先との死闘。立体的なあの戦いは素晴らしかった。
それに今回は物語の終わりに往年のガンバレルがあったり、ゴールドフィンガーのオマージュがあったりとそこもちょっとニヤリと来る所でした。
にしても今回の悪党グリーンは前回のルシッフルに比べると随分小物感漂うのがなんともいえませんね。
前作と違いなにか大人の事情が見え隠れして、ちょっとスケールは前回の大ボリュームからしたら小さくなってしまったけれど、とても面白かったです。
えすえふさん [DVD(吹替)] 7点(2015-11-18 12:44:45)
15.ネタバレ 007も変化の時なのかもしれません。昔の007とはずいぶんと変わってしまった印象です。この路線が続くのであればMIシリーズに淘汰されるのではないでしょうか。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-12-13 04:27:27)
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14.前作のヒットを考えると残念。シリーズ史上最短は裏目なイメージ。印象の残らないシリーズになってしまった。
とはいえクレイグ演じるボンドにも目が慣れてきてかっこよさは際立つ。
mighty guardさん [DVD(字幕)] 5点(2016-01-15 12:44:17)
13.クオリティが高い代わりにやたら陰鬱なムード漂うクレイグボンドシリーズですが、その中で最も明るく爽快な作品。「ダーティハリー」でいえば3辺りの雰囲気。一番好きかも。
前回の弔い戦として、手がかりを片っ端から殺すボンドとそれに頭を抱えるMは、悲壮な雰囲気というよりむしろ痛快な空気が漂う。
舞台設定が何より秀逸。オペラ「トスカ」のシーン、著名な古典演劇ながら青白くメカニカルな現代美術風演出をまとった舞台は、温故知新のこのシリーズを象徴しているような感じ。ハードで殺伐としたシーンが連続する中での一服の清涼剤という感じでもとても良かったです。ラストの砂漠に半分埋まったようなホテルも視覚的に素晴らしい。あんなホテル実際にあるんですかね?
配役は個人的には納得。軽妙なグリーンはいかにも今風のエセ・エコロジストって感じだし、一方の落ち目の将軍様はこの役にはこの顔しかない位造形が絶妙。
内容に比して邦題が何ともセンスないのが残念。普通にそのままカタカナ書きにすれば良かったのに。
番茶さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-17 21:09:48)
12.ネタバレ 前作の完璧な仕上がりと比べてしまうとかなり残念。敵のショボさと、美しいが初見では絶対に読めないボンドガール女優の名前しか印象にない。しかしながらクレイグのボンドは見ているだけでウットリする。(変態)
けんじマンさん [映画館(字幕)] 6点(2016-10-06 20:26:20)
11.ネタバレ 概ね良いとは思うんですが、ピークが中盤の飛行機での戦闘シーンに来てしまい、敵陣に乗り込んでからがやや尻すぼみな印象になってしまったのが良くなかった。ボンドガールもエヴァグリーンと比べるとちょっと。。前作とうまく繋がってるのは良いんですけどね。
なすさん [インターネット(字幕)] 6点(2017-08-08 19:55:16)
10.カジノ・ロワイヤルからスペクターまで一気鑑賞したけどスペクターを見終えた時点で、この作品について、全く覚えていない。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-09-09 00:02:57)
9.ネタバレ クレイグ2作目。前作より落ちるが、まだ及第点。ボンドガールは、こちらの方が良い。
にけさん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-10 22:12:41)
8.懐かしの名作シリーズであった007をクレイグボンドが現代の映画に甦らせた。
おさむさん [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-08-16 15:32:46)
7.ネタバレ -Quantum of Solace-“慰めに対する(ごく僅かな)分け前”
ん~解釈が難しいタイトル。“Quantum”が敵の組織名ってことで、報酬の部分に掛かってるんだけど…今度改めて考えよう。
前作の直後も直後。ホワイトを捕えて移送中のカーチェイスから始まる、なんとも痺れる展開。カーチェイスの後に続くオープニング曲もカッコイイ。
…なのにですね、アクションシーンになるとチャカチャカ切り替わるカメラが、ハッキリ言ってウザいんですわ。およそ2秒毎にカメラが切り替わるから、脳ミソが処理できず、せっかくのアクションの凄さがサッパリ伝わらない、もったいないカーチェイスだったわ。その後のミッチェルとの追い掛けっこ。2秒毎のカメラ切り替えに、時々競馬みたいな競技が入って、変なサブリミナル映像みたいで笑ってしまった。そんなアクションのカメラワークだから、ワンカット4秒くらい続くと“お?長いな”って思うくらい。ボンドとミッチェルがガラス屋根を突き破って落ちるシーンとか、CMではカッコ良かったのにな…。

Mがどんどん好きになる。灰皿のシーンは笑ってしまった。あとヴェスパーと恋人の写真、ボンドに資料を見せた後、背中を向けるシーンは、ワザとボンドに盗む隙きを与えてるな。向き直ってから資料に目を落とさないところとかも含めて。
最後ヴェスパーの恋人を追い詰めたあと建物の外で、字幕ではM「片をつけた?」ボンド「いいえ」M「意外ね…」と。セリフはM「彼はまだ生きてる?」ボンド「はい」M「驚いたわ…」と。こんがらがるけど、敵組織に繋がる重要参考人を殺し続けたボンドに対するMの皮肉が込められてる。頑張れ字幕。

可哀想な最後を迎えるフィールズ。親しくなったボンドに名前を聞かれて「ただのフィールズよ」って誤魔化してたけど、ストロベリー・フィールズって言うんだな。可愛い名前だけど、本人は嫌だったろう。
今度の敵の目的が水。当時は石油でなく水ぅ~?って思ってたけど、現実問題、水道民営化の波が日本にも訪れている昨今、スパイ物も国家間の軍事バランスだけでなく、国家に入り込む巨大企業を絡めてきたんだろうな。
前作に比べて、終始コマンドー並みに暴れまくってる印象のボンド。復讐劇なので仕方ないけど、ボンドらしいスマートさは欲しかった。
前作でシャワーの下でヴェスパーを抱きしめたボンドの対比で、炎に包まれてカミーユを抱きしめるボンドがカッコイイ。
K&Kさん [映画館(字幕)] 5点(2021-11-01 01:35:32)
6.これはだめだ。別の人も書いてるけど、アクションシーンで無駄に細かくショットが切り替わって、酔いそうになる。
センブリーヌさん [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-20 14:17:48)
5.ネタバレ 以前途中で観るのをやめたんですが、この際ダニエル・クレイグのボンドは全作観るべきだと思い再見しました。
冒頭のアクションシーンがカット割りが細かすぎて何やってるのかよくわからいっていうのと、今回気付いたんですがMをジュディ・デンチが演じているっていうのが好きじゃないんですよね。タナーは大好きです。
ん~事情はわかるんですがボンドが暗いわ~~ボンドガールの女優二人もなんだかあんまりバチッとスパイスが効いてないというか、
特にジェマ・アータートンですが、この人かなり演技派の女優さんだと私は思ってるんですが、ストロベリー・フィールズなんて名前でちょっと期待したのにこれといったものは特になく、「ゴールドフィンガー」を思い出させるシーンでしたがゴールドじゃなく重油とは気の毒にもほどがあるわよ。
小麦色に日焼けしたオルガ・キュリレンコもあんまり魅力的には思えなかった、急に焼いたからなのか、背中の真ん中あたり皮膚が荒れてなかったですかね。見間違いかしら。ジャンカルロ・ジャンニーニが出てたことはすっかり忘却の彼方でした。
最初から最後までつまらないってわけではないですが「カジノロワイヤル」から続いてるってことでイマイチ本調子じゃない007て感じでした。これまでの「007」のイメージと違っちゃって自分がそれに付いていけないというのもありますが。
結局最後までヴェスパーに拘っていたボンド。ヴェスパーってマティーニの種類でもあるんですね、本作でもボンドは眠れなくてヴェスパー・マティーニを6杯飲んでた。こういうとこは粋を感じます。

Mはすぐ殺すことを怒ってたけど、全シリーズ通してボンドの味方、協力者が死に過ぎなのが気になるし、何をなんのために追うのかというコトの内容、経緯がわかりにくいです。
envyさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-05-16 16:00:13)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 124人
平均点数 6.16点
000.00%
100.00%
200.00%
332.42%
4129.68%
52419.35%
64032.26%
72217.74%
81512.10%
975.65%
1010.81%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.30点 Review10人
2 ストーリー評価 5.06点 Review16人
3 鑑賞後の後味 5.73点 Review15人
4 音楽評価 6.10点 Review10人
5 感泣評価 5.66点 Review6人

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