映画『海外特派員』の口コミ・レビュー(2ページ目)

海外特派員

[カイガイトクハイン]
Foreign Correspondent
1940年上映時間:120分
平均点:6.89 / 10(Review 38人) (点数分布表示)
公開開始日(1976-09-25)
サスペンスアドベンチャー戦争ものモノクロ映画ミステリーロマンススパイもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-02-07)【イニシャルK】さん
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監督アルフレッド・ヒッチコック
キャストジョエル・マクリー(男優)グローブ紙記者 ジョン・ジョーンズ / ハントリー・ハバーストック
ラレイン・デイ(女優)キャロル・フィッシャー
ハーバート・マーシャル〔男優〕(男優)平和運動団体代表 スチーブン・フィッシャー
ジョージ・サンダース〔男優〕(男優)新聞記者 スコット・フォリオット
アルバート・バッサーマン(男優)ヴァン・メア
ロバート・ベンチリー(男優)グローブ紙ロンドン特派員 ステビンス
エドマンド・グウェン(男優)ローリー氏
エドゥアルド・シャネリ(男優)クルーグ氏
ハリー・ダヴェンポート〔1866年生〕(男優)グローブ紙の社長 パワース氏
ジーノ・コラード(男優)昼食時のウエイター(ノンクレジット)
ジョーン・レスリー(女優)ジョン・ジョーンズの妹(ノンクレジット)
アルフレッド・ヒッチコック(男優)(ノンクレジット)
仲村秀生グローブ紙記者 ジョン・ジョーンズ / ハントリー・ハバーストック(日本語吹き替え版)
高島雅羅キャロル・フィッシャー(日本語吹き替え版)
仁内建之平和運動団体代表 スチーブン・フィッシャー(日本語吹き替え版)
納谷六朗新聞記者 スコット・フォリオット(日本語吹き替え版)
野本礼三グローブ紙ロンドン特派員 ステビンス(日本語吹き替え版)
上田敏也グローブ紙の社長 パワース氏(日本語吹き替え版)
脚本チャールズ・ベネット〔脚本〕
ジョーン・ハリソン〔製作&脚本〕
ジェームズ・ヒルトン(会話部分)
ロバート・ベンチリー(会話部分)
ベン・ヘクト(ラスト部分)(ノンクレジット)
音楽アルフレッド・ニューマン
撮影ルドルフ・マテ
バーネット・ガフィ(カメラ・オペレーター)(ノンクレジット)
ロイ・F・オーヴァーボウ(補足撮影)(ノンクレジット)
製作総指揮ウォルター・ウェンジャー
美術アレクサンダー・ゴリッツェン
編集ドロシー・スペンサー
録音トーマス・T・モールトン
字幕翻訳清水俊二
その他ウィリアム・キャメロン・メンジース(スペシャルプロダクションエフェクツ)
ウォルター・ウェンジャー(プレゼンター)
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💬口コミ一覧

18.ネタバレ ヒッチ作品はだいたい見ていますが、これは初鑑賞。スロー・スターターですが殺人が起こってからは、傘でうまく表現した逃亡や風車小屋のサスペンスなど、かなり見せます。終盤ではアメリカに帰って終わりかと思っていたら簡単には帰れないなど、サービス満点でお腹いっぱい。ただ、少々長いと感じました。最後のイギリスからの放送は、時局柄とはいえよけいに思えます。あまり日本では知られていないようですが、主人公カップルの知名度が低く地味だからでしょうか。しかし映画の完成度は高いと思います。いろいろな要素を取り入れた欲張った作品ですが、それを破綻なくまとめたのはお見事。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-01 19:56:54)
17.緊張が解けてしまう箇所がいくつかあって、気になりました。反戦映画のメッセージが強い。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-06 17:14:30)
16.ヴァン・メアを巡る特派員とスパイ組織の闘い。展開はテンポ良く、それぞれの舞台でのスリリングな攻防が丁寧に描かれていて飽きることなく鑑賞出来ました。キャロルは作品に品と彩を添えており絶妙なキャストでした。マイナス点は2つ。1つは国家間の利害が全く描かれていない事。もう1つはラストシーン、蛇足に思えました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-25 22:35:45)
15.見ごたえがあった。カーチェイスシーンや飛行機の海上着陸場面などは迫力ある場面も多く、予期せぬ展開にドキドキさせられた。
こまごまさん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-01 19:11:56)
14.ネタバレ 1940年公開の作品ですが、撮影自体は前年の39年で欧州では第二次世界大戦がもう始まっている時期ですね。この映画のプロット自体はもちろん架空なんですが、戦争勃発を防ぐための協定だとか平和継続のための党など、すでに起こっていたリアルな大戦とはかけ離れた設定で、陰謀を巡らす敵対国がドイツ第三帝国なのはミエミエなのに、劇中ほとんどでドイツのドの字も出てきません。ヒッチコックは努めて政治的な要素を盛り込みたくなかったからなんでしょうが、敵対国が躍起になって聞き出そうとしている秘密協定の条文が国際情勢にどういう影響があるのかはさっぱり理解不能でした。ストーリー展開自体は後のヒッチコック・スタイルとなるハラハラ・ドキドキのギミックはてんこ盛りで、風車のくだりや塔からの転落シークエンスなどがとくに印象深かったですね。でもこういうサスペンスありきの脚本なので、とくに塔上で主人公を殺そうとして返り討ちに遭う殺し屋の設定は不自然さがあり、ここら辺がヒッチコック作品群の弱点なんじゃないかと思います。後半になるとコメディ的な要素が希薄になってゆき、飛行艇撃墜のシークエンスになると完全にアクション映画ですね。特殊効果にはウィリアム・キャメロン・メンジースが参加しており、ヒッチコックにしては珍しいVFXが重要な要素となっている映画でもあります。これはプロデューサーの意向が反映したんじゃないかと思いますけど、冒頭のテロップやラストの主人公の愛国的な放送などは、時局柄しょうがなかったのかもしれませんがプロパガンダっぽくってなんか鼻じらみます。でもこの映画が全米公開されたのが40年8月、まさにバトル・オブ・ブリテンが始まったときで、前年に撮影した映画でドイツ空軍のロンドン空爆をラストに予言した格好になったのは感慨が深いです。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2025-06-24 21:02:46)
13.ネタバレ ~Foreign Correspondent~邦題のまま。
序盤はコメディタッチ。帽子を何度も無くすぐうたら社員が、平和愛好家のキャロルとバタバタして最後ラブラブに…なんて思っていたが、ヴァン・メア殺害事件からサスペンスに急展開。傘に隠れた逃亡劇はこの映画イチの名シーンだ。
“小文字のfが2つのフォリオット”登場、ホテルでの逃亡劇まで軽快にサクサク楽しめたが、フィッシャー氏が観客に向かって語りかける反ファシズムのメッセージ辺りから、内容はどんどん重くなっていく。
終盤ハバストックが、次々と戦況を伝える記事をアメリカに送り、最後はロンドンがドイツ軍に空襲される中、アメリカにヨーロッパ戦線の参戦を促すラジオ実況メッセージを送り続けて終わる。

先任特派員のステビンスは遊んでばかりでやる気なし。主人公はアメリカではサボってばかり。ジョン・ジョーンズという平凡すぎる名前だけど、ハントリー・ハバストックという名を与えられ、ヨーロッパの現状を見て正義感に燃えた。
彼はJ.Jと書かれた旅行カバンに新しい名前のイニシャル“H.H”と書き直していた。
H.Hは~His Holiness~の略で、ローマ教皇とか最高宗教指導者の事を言うらしい。
海外特派員の報告は神のお告げと同義。ファシズムとの戦いは聖戦と同義。アメリカも参戦しようって、意図があったのかもしれない。

言葉の通じないラトビア人が実は大物で…ってホッとする展開を予想してたのに。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-30 13:45:05)
12.細かい仕掛け等々が多々ありテンポのよいサスペンスではあったが、終盤で政治的メッセージを押し出してきたのはヒッチコックらしくないというか残念。時代背景的にこうなってしまうのは仕方ないのだろうが。ちなみに公開直後に日独伊三国同盟締結で、日本はドイツの快進撃に便乗しようとし、その1年後に日米開戦となるわけだが。その後の歴史を知ってから本作を見ると、色々と考えさせられるものはある。ジャーナリストには真実を伝える義務はあるが、国益との兼ね合いをどうすべきかという課題には答えはないのだろう。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-08 11:58:04)
11.ネタバレ 暗殺ありカーチェイスあり密室トリックあり裏切りあり、命がけで追いつ追われつ、ついでに色恋沙汰やら友情やら、さらには航空機の迫真の撃墜・着水シーンまであって、最後は絶望を感じさせつつ幕を閉じます。1つ1つのシーンはけっこう見入ってしまうのですが、終わってみたら「あれ、いったい何を騒いでいたんだろう?」という感じ。要するに冒頭のテロップに登場した「特派員さんはエラい、お前らもっと尊敬しろ」というメッセージに尽きるのかもしれません。面白くなくはないけれど、ヒッチコック映画にしてはちょっと説教くさいかな。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-10 01:19:32)
10.ヒッチコックの円熟期の魅力がすでに凝縮されている。ラレイン・デイが魅力的でないのと、ストーリーの流れがぎくしゃくしているのが残念だが。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2011-12-29 16:13:23)
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9.戦争色の濃い点は製作時期を考えれば仕方のない所か。ホテルから始まる暗殺者と主人公のチェイスと終盤の飛行機が撃ち落とされるシーンは実にスリリング。
Mr.MONKさん 6点(2003-12-16 00:36:37)
8.
STYX21さん 6点(2003-11-16 02:30:53)
7.ネタバレ 映像技術は当時としては良かったんだろうな。
風車のシーンとかは良かった。

後半から戦争反対のメッセージ性が強くなって面白くなくなった。
Dry-manさん [インターネット(吹替)] 5点(2020-12-06 05:44:52)
6.この当時の撮影としては凄かったのだろう。
テンポよく観られる映画でもあるが、ヒッチコックの作品としては普通な感じ。特に中盤以降はミステリー性は弱まった気がする。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-04 22:05:21)
5.ネタバレ 時は第二次世界大戦直前、米国新聞記者の特派員ジョーンズは、欧州に戦争が勃発するかを探るため、和平の鍵を握るオランダの外交官ヴァン・メアへの取材を命じられる。平和団体の指導者フィッシャーがメアの歓迎パーティを開き、そこでフィッシャーの娘キャロルと知り合う。和平会議の直前、ジョーンズの目の前でメアが暗殺される。暗殺者を追って水車にたどり着くと、そこにはメアがいた。殺されたメアは替え玉だった。真相は、ドイツのスパイ組織が条約の秘密条項を聞き出そうと、メアを誘拐したのだった。この時点で見る気がだいぶ失せた。メアそっくりさんを使ったところで、死体がメアでないのは司法解剖を待つまでもなく、家族がみればすぐに判明すること。わざわざ替え玉を作って殺す理由はない。かえって証拠を残すようなものだ。風車の向きが飛行機との暗号なんて馬鹿馬鹿しいにもほどがある。スパイ組織なのだから、ちゃんと無線を使いなさい!無理に面白くするための不用意な作為が見える。その後ジョーンズはキャロルと婚約し、キャロルの父のフィッシャーが黒幕と分かるという安っぽい三流サスペンスの道をまっしぐら。ヒッチコックらしく丁寧で上品な作りで、おしゃれな会話やユーモアに溢れているが、脚本が悪いとどうにもならない。恋愛は無理やり、監禁されているメアが居場所がすぐにわかったり、捕まっても拘束されなかったり、目撃証人がいるのに警察がフィッシャーを捕まえなかったり、フィッシャーが逃亡する飛行機に簡単に同乗できたりと非常に甘い。特に監禁部屋からの「人形落ち」にはがっかりさせられた。あれぐらいのアクションができないものか。キートンを見習ってほしい。結局メアが秘密をしゃべり、戦争が勃発。すべての努力は水泡に帰す。その後もおまけがあって、飛行機が勘違いでドイツ軍艦に砲撃されてしまう。砲弾が壁を貫き乗客に当たるが減圧しないというリアリズムのなさ。海に不時着するとフィッシャーが自己犠牲で海に飛び込み、都合よく米国戦艦に救助される。緊張感や真実味はみじんも感じられない。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-22 13:34:58)
4.おもしろかったけど、ストーリーが途中でよくわからなかったこともあった。
ホットチョコレートさん [地上波(字幕)] 5点(2010-12-23 13:48:17)
3.ネタバレ 期待しすぎたかもしれない。雨の中の殺人シーンはショッキングでしたが、逃亡のシーンはめまぐるしすぎで、退屈させない反面特に印象に残るシーンもなかった。そして、あのクライマックスのチープさが…
j-hitchさん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-01 02:20:21)
2.飛行機内のシーンがチープすぎてどうも・・・
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-11 05:36:20)
1.えらく壮大でダイナミックな作りであり、かつ複雑な内容にも挑戦しているのですが、何が起こってもそのまま前に進んでいるだけなので、スリルもサスペンスも感じない。当時の映画としては斬新な領域ではあったのでしょうが。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-02-05 23:28:50)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 38人
平均点数 6.89点
000.00%
100.00%
200.00%
312.63%
400.00%
5615.79%
6718.42%
71128.95%
8821.05%
9410.53%
1012.63%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1940年 13回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞アルバート・バッサーマン候補(ノミネート) 
脚本賞ジョーン・ハリソン〔製作&脚本〕候補(ノミネート) 
脚本賞チャールズ・ベネット〔脚本〕候補(ノミネート) 
撮影賞ルドルフ・マテ候補(ノミネート) 
視覚効果賞 候補(ノミネート)(特殊効果賞<撮影> として)
音響効果賞トーマス・T・モールトン候補(ノミネート)(特殊効果賞<音響> として)
美術賞(白黒)アレクサンダー・ゴリッツェン候補(ノミネート)(室内装置賞 として)

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