映画『落下の王国』の口コミ・レビュー(2ページ目)

落下の王国

[ラッカノオウコク]
The Fall
ビデオタイトル : ザ・フォール/落下の王国
2006年インド上映時間:118分
平均点:6.53 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-09-06)
ドラマアドベンチャーファンタジー
新規登録(2008-08-20)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2015-04-27)【+】さん
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監督ターセム・シン
キャストリー・ペイス(男優)ロイ・ウォーカー / 黒山賊
ジャスティン・ワデル(女優)看護士エヴリン / エヴリン姫
脚本ターセム・シン
ダン・ギルロイ
作曲ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン挿入曲"Symphony No. 7 in A major, Op. 92, II. Allegre
撮影コリン・ワトキンソン
製作ターセム・シン
配給ムービーアイ・エンタテインメント
衣装石岡瑛子
コナー・オサリヴァン(コスチューム・スカルプター)
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💬口コミ一覧

16.鉄橋で蒸気を噴出する機関車を見上げるオープニングシーンは、この映画を借りて良かったと思わせるのに充分だった。
michellさん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-06 11:45:05)
15.なかなか美しい映像でよかったんですが、今時だとこういう構成の映画はもうちょっとひねりというか、奥行きがほしいなと思いました。まあシンプルでいいんですけどね。オープニングのモノクロ映像が一番印象に残ってます。
HAMEOさん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-13 13:50:09)
14.ネタバレ ターセム監督久々の作品というわけで、興味深く拝見致しました。世界遺産めぐりの、美しい原色の風景と、石岡さんの衣装が完璧なまでに合致しております。グレゴリー・コルベールという写真家がおりますけど、彼の作品に影響を受けてるんじゃないかな、というシーンがちらほら。内容的には、愛嬌たっぷりの少女とイケメン俳優の不思議な友情を軸に、現実世界と作り話のやりとりの面白さなんかがあって、ユーモアと残酷さが絡まった独特な世界を楽しめるわけですけど、個人的にはロイがオウディアスを倒すシーンにもう少しひねりがほしかったなぁ、というのが不満かな。
あろえりーなさん [DVD(吹替)] 6点(2009-03-02 23:39:24)
13.ネタバレ とにかく映像と建物が美しかった。
青や赤、白や赤茶のカラフルな世界で、これを大きなスクリーンで観るためだけに映画館へ行ったと言ってもいい。
ストーリー自体は、辛さや悲しさや痛みはわかるんだけど没頭しきれず残念。終盤は終わる為に盛り込んだ感が否めなかった。
ただ主演の少女が本当に素のままのようで可愛らしかった。死を思う青年と快活な少女がベッドで「お話」をする姿が暖かく感じられた。
物語が突然中断され、現実とリンクしてる所が面白い。少女の意見によって「お話」の内容が一変する所もつい笑ってしまった。
画面構成が凝っていて風景の美しさと相まって印象的なシーンが多い。
邦題「落下の王国」も嫌いじゃないけど、原題「The Fall」でもラストがより活きてよかった気がする。
後悔はしてないので6点。
えこーさん [映画館(字幕)] 6点(2008-10-09 01:00:31)
12.映像美と、インドの美しさを堪能する映画。
名前すらない「インド人」がものすごく男前です。外国人が「ニンジャ!ニンジャ!」と喜ぶのと同じ程度のインド知識しかありませんが、素晴らしい建築物とインド人の佇まいから、美しい伝統的なインドが感じられます。ストーリーは普通…。ロイが自殺したい心情もあまり共感できなかった。最後のアレクサンドリアのモノローグでほのぼのしました。
稲荷寿司さん [映画館(字幕)] 6点(2008-10-03 23:39:31)
11.ネタバレ この監督の欠点は映像に凝る余りストーリーの詰めが甘い。というかつまらない事。
映像はさすがインド人ってくらいのイマジネーション溢れる曼荼羅のよう。
世界遺産も含めて非常に映像は見る価値があります。
しかし、ストーリーと言うか演出が感動を呼ばない。ここに最大の問題あり。
やはり悲惨に見せるべきところは悲惨に見せないと、どこまでも夢物語で片付けられて子供っぽい話に終始してしまう。
主演のリー・ペイスは非常に良いです。彼の演技でかなり見られた気がする。
本当はかなり感動のストーリーなのですが、空想場面ばかり凝って現実場面の描写がおろそかで共感を呼びにくい。
実におしい。もうちょっと誰か梃入れしたらよかったのに。
邦題はいただけません。原題のままでよかったのに。
ターセム版リトルミスサンシャインって感じでしょうかね。例えるならば。
という感じで映像には圧倒されるけど、乗れそうで乗り切れない消化不良を感じる映画でした。
森のpoohさんさん [映画館(字幕)] 6点(2008-09-23 01:35:07)
10.ネタバレ  撮影で大けがを負い半身不随になった青年とオレンジ畑から落ちて入院してきた少女。自殺のためのモルヒネを少女に盗んでこさせようと、医者や看護師、氷売りの男など周辺人物を登場人物に見立てた世界周遊的な即興物語を作り少女に聞かせ始める・・という話。

 現実世界では病院の中と周辺だけのエリアなのですが、作った物語の世界は実際に世界遺産を回ってロケをしたそうで、なかなかの映像美です。そして、ターセム御用達とでも言える衣装美術家に石岡瑛子。「ザ・セル」でも一緒でしたしね^^

 出てくる役者の多くは、劇中物語の登場人物でもあるというダブルキャスト仕立て。薬盗ませるためという割にはなんだか凄い大風呂敷な話がこの作品の売りなんですがw
 話をしているうちにやがて少女との間に壊したくない信頼関係が形成され・・やがて主人公の青年は再起を志し、見事画面向こうに返り咲く。最後は「ニュー・シネマ・パラダイス」ばりなエンディングで締めくくる。
 原題が“THE FALL”というように、落ちるシーンが多く出てきます。落ちるという意味で韻を踏んだようになってるんですね^^

尻軽娘♪さん [試写会(字幕)] 6点(2008-08-31 00:06:29)
9.現実と空想が徐々にシンクロしていく過程や映像的な趣向等々全体的にはよく出来ているとは思うが、大人の女に裏切られ、御伽噺で少女を利用しようとし、結果的には少女との交流で救済されるというは、ちょっとロリコン臭があるような。ただし、無垢な少女への逃避が大人の女への不信に対する有効な救済方法であるというのも、ある意味真実であるのかもしれないが。でも、自暴自棄な青年が少女と親密になっていくのはちょっと危うい感じはしたかな。それも含めて楽しむ作品なのだろうか。
東京50km圏道路地図さん [地上波(字幕)] 5点(2021-01-06 12:02:24)
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8.ネタバレ むかしむかし…、と言ってもここは20世紀初頭のロサンゼルス。郊外にある静かな病院で、左手を骨折し退屈な入院生活を送る幼い少女アレクサンドリア。彼女はある日、同じく両脚を骨折し入院生活を余儀なくされた青年ロイと出会う。ほとんど娯楽などない毎日に退屈しきっていたアレクサンドリアへ、ロイは戯れに即興の作り話を聞かせ始めるのだった――。「想像してごらん。絶海に浮かぶ蝶の形をした無人島に佇むのは、弟を殺された黒人奴隷、愛する妻を奪われたインド人、孤立へと追い込まれた爆発物専門家、貴重な蝶を標本にされた生物学者、今まさに弟を処刑されようという仮面の男……、彼ら5人はそれぞれの理由により邪悪な総督オウディアスに復讐を固く誓った男たちなんだ」。ロイが語り少女が静かに耳を澄ます彼らの復讐の物語は、次第に病院内の現実社会へとどんどんと侵食していって……。そんなオリエンタルな雰囲気が濃厚に漂う映像と悪趣味紙一重の極彩色で美しい衣装の数々で描かれるのは、そんな摩訶不思議な世界が画面の端々にまで横溢するヒロイック・ファンタジーでした。監督は、唯一無二の映像表現で独自の世界観を構築するターセム・シン。確かに、この監督にしか描き出せないであろうエキゾチックな映像美が凄いことは認めます。画面の隅々まで計算された構図に豊かな色彩感覚、全編にほのかに漂うどこかノスタルジックな雰囲気。とはいえ、あまりにも我が道を行き過ぎていて、中盤辺りから僕はもうお腹いっぱいになっちゃいました。それに、「こんな映像を撮りたいんだ!」という監督の情熱が先走りすぎたのか、ストーリーの至るところに「?」な部分がたくさんあるせいで、いまいち物語に入り込めません。「だって、結局はロイの即興の作り話なんだもん」って言い訳されてもねー。こういう荒唐無稽なお話だからこそ(映像だけじゃなく)脚本の細部にまで拘って欲しかったです。観る者を圧倒するこの唯一無二のエキゾチックな世界観が好き!って人の気持ちも分かるのだけど、昔から僕はこの監督とはあんまり相性がよくないんだよね~。うーん、5点、ごめんなさい!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-02 21:54:32)
7.ネタバレ 前作「ザ・セル」が凄く面白かったので今作もかなり期待して観ました。ターセム監督らしくロケーション含め撮影にも長い年月を掛けたというだけ映像は確かに美しい。各国の世界遺産で撮影できたというのも素晴らしく、CGに頼らずとも幻想的な世界観を作っている。で、肝心の物語はというと、何故、主人公ロイがそこまで自殺願望をもっているのか、そこまでに至る過程があまり描かれておらず、いまいち感情移入できなかった。故に、さも自己投影したかの様で、かつロイの歪んだご都合主義に進んでいく物語には面白みがない。現実での少女とのやりとりの方が微笑ましかった。もっとファンタジーした作品を想像していただけに残念でしたが、実験的に試みた監督の意思はかいたい。
シネマブルクさん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-14 13:16:21)
6.青年が少女に話をする風景と、その話の中身そのものを並行して混在させようとした意図は分からなくもないですが・・・しかしそれならば、現実と虚構を突き通すほどの強力な芯が、話の内容に存在していなければなりませんが、そこまで達していません。つまり、設定を追うだけで制作側が息切れしてしまったということです。この世界を完成させようと思うならば、よほどの妄想力と、そしてそれに説得力を持たせるほどのディテールへの配慮が必要です。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-08-02 01:26:46)
5.力作感はある、風景の映像もいい。でも物語の中の物語は面白いと思えない。
最後まで何とか観続けるものの、思ったほどの感動には届かない。
映画好きな方々には評価が高い、となることもあるだろう作品。
simpleさん [地上波(字幕)] 4点(2021-02-06 20:25:41)
4.映画の中の物語ってどうなの?
単純にその物語が面白くない。
だが、大体の映画はクライマックスからラストに、心に響く何かがあることに気づけたのは良かった。
misoさん [地上波(字幕)] 4点(2020-12-17 23:28:10)
3.映像は綺麗だった。風景や構図も。でも話は面白く無かった。恐ろしいぐらい。
ぬーとんさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-01-04 23:43:07)
2.ネタバレ うーーん・・・映像は美しい 「こだわり」は充分に感じることはできました。が、いかんせん、肝心な内容が…今一歩な印象は否めないですね ワタシ的にちょっと難解な映画でアリマシタ
Kanameさん [DVD(字幕)] 4点(2009-07-25 22:21:45)
1.プロモーション・フィルムではなく「映画」である以上、映像・ストーリー・音響と音楽・俳優、それぞれの魅力が引き出された作品であることが自分としては理想です。
本作においては、映像は見事な出来栄えにもかかわらず、ストーリーの部分で大きく興味をそがれてしまった。特に、「面白い物語で子供を引き付ける」展開なのに、肝心の語られる物語はあまりにも幼稚で馬鹿馬鹿しく、全く先が気にならない出来。子供の「続きを聞かせて」というセリフが虚しく響いて聞こえました。
映画自体のストーリーの枠組みは面白いだけに残念。
塚原新さん [DVD(吹替)] 4点(2009-04-19 01:49:57)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 6.53点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4616.67%
538.33%
61233.33%
738.33%
8719.44%
938.33%
1025.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review6人
2 ストーリー評価 5.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review6人
4 音楽評価 7.00点 Review5人
5 感泣評価 6.00点 Review6人

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