映画『セントラル・ステーション』の口コミ・レビュー(4ページ目)

セントラル・ステーション

[セントラルステーション]
Central Station[米]
(Central do Brasil)
1998年ブラジル上映時間:111分
平均点:7.05 / 10(Review 77人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-01-23)
ドラマロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-09-15)【イニシャルK】さん
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監督ウォルター・サレス
キャストフェルナンダ・モンテネグロ(女優)ドーラ
伊藤隆大(日本語吹き替え版)
小山茉美(日本語吹き替え版)
樋浦勉(日本語吹き替え版)
脚本ウォルター・サレス
音楽アントニオ・ピント
製作アーサー・コーン
制作NHK(制作支援)
配給日本ヘラルド
字幕翻訳石田泰子
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💬口コミ一覧

17.ネタバレ 人の手紙破いたり、子供を売り飛ばそうとしたときはこのババア、鬼畜にもほどが
あるぞ!と思いましたが、この人間のできていないドーラさんの予測不能な行動やセリフが面白いです。ストーリー自体はベタで、旅を続けるにしたがい、憎たらしかったドーラさんは、やっぱり次第に子供にほだされていき、表情も優しくなります。
しかしながら、その過程に無理がなく、鑑賞している僕も同時にこの二人を好きになっていました。
見慣れないブラジルの景色もあわさって、最後には心地よく、静かな感動を得られました。良作。
すべからさん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-26 14:35:08)
👍 1
16.一緒に旅していくうちに心の交流が生まれるというありきたりの話ですが、ブラジルという馴染みのない発展途上国を舞台に展開していて見ごたえがあった。ドーラとジョズエの距離感がよく、最後に絆ができたところで別れるというところは少し悲しかった。
MSさん [ビデオ(字幕)] 10点(2010-02-11 10:33:43)
15.ネタバレ うざい程の大群衆をしつこいくらい延々と撮り続ける前半、バスやトラックで大平原の一本道をひたすら走り続ける中盤、広大な住宅街の一角に落ち着く終盤。その視覚面への繊細な配慮が、ドラマの順を追った構築を際立たせている。最初にドーラのダメっぷりを存分に描いているのも終盤に生きてくるし、手紙以外にもハンカチや口紅やワンピースなど、小道具の使い方も味がある。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-18 23:54:52)
👍 1
14.とてもいい映画だった。特に最後のバスのシーンよかった。その時の婦人の満足化な表情が心あたためられた。都会の混沌した生活から抜け出し、ブラジルの荒野が心をあらって綺麗になっていくようだ。
ホットチョコレートさん [地上波(字幕)] 9点(2011-02-20 08:05:09)
13.カメラがいい仕事してたな~ 凝った撮り方をする。そこに1点加算。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-22 19:35:44)
12.少年と初老の女性との交流を描いたロードムービー。
ストーリーそのものより、ヒロインのキャラが非常に個性的でいい。
いかにも独身のオバさんといった感じで粗野でひねくれ者、
もう世間など一切信用していないといった彼女が、ふと見せる人間臭い一面。
少年との旅の中でヒロインが徐々に変わっていく過程は、下手な感動実話より面白い。
お涙頂戴ではないラストもグッド。映像や演出などは可もなく不可もなくだけど、
お薦めの佳作。
MAHITOさん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-09-23 21:33:29)
11.主人公のおばさんの成長物語…?この主人公がきつくて、慣れるまで苦痛だった。だんだんといい人に近づいていくが、それでも根本的にいやな人だと思うので。少年は勘が良すぎだろうと何度もつっこみたくなった。
Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-09 00:11:32)
10.ネタバレ ダイナミック感は無いものの、いわゆるロードムービーの割にはじっくりと観られる良い映画。
最初はドーラの性格は全く好きになれないが、最後に「人生をやり直したい」というような本音の手紙を書いていることから、自分のことをよく分かってはいるんだろうな、と思う。

人生はその流れからなかなか引き戻れない。ジョズエはこれからだが、その他の人物は今の枠内で生きている、ということを淡々と表現していると感じた。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-11 23:58:04)
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9.ネタバレ 代筆業のドーラは手紙を出さずに捨ててしまうし、母を事故で亡くした少年を売り飛ばすし、とんでもないおばさん。
ロードムービーとしてはありがちな話ではあるが、ドーラのキャラがいい。
少年が万引きしたのを説教しながら、自分はさらに盗みを重ねる。
せっかく口紅を塗ったのに、トラックの運ちゃんに逃げられる。
ドーラと少年は擬似親子の関係だが、親が子によって成長している。
ごうつくババアだったドーラが愛おしくなってくる。

旅行くブラジルの自然が美しい。
それと対比的にブラジル社会の暗部が垣間見える。
パンを盗んだ者を容赦なく撃ち殺す。
低い識字率。子供の臓器売買。
そんな社会の中にもある普遍的な情愛が心に響く。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-14 20:09:21)
👍 1
8.いいんだけど、少し雑なところもあって残念。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-20 01:51:40)
7.時代背景がよく分かりませんが、製作年と同じならブラジルのあまりの途上国振りが意外でした。中味の方はなかなかいい映画だと思いますが、ドーラとジョズエのキャラに作り物感を感じてしまいました。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-27 23:42:23)
6.ネタバレ これは結局、父親探しというのは手段にすぎず、いい加減に生きてきたおばさんが改心するお話なんでしょうか? しかしそれにしても、このおばさんには終始魅力が感じられず。いい加減に生きるようになった背景の描き方も雑。その背景に説得力がないから、最後に改心する行為にも説得力が感じられません。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-02-02 18:21:18)
5.ドーラとジョズエがあまり好きになれないから、当然ストーリーにも感動できず。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-16 00:31:53)
4.ネタバレ この映画の熱量の高さにすっかりあてられてしまった。ブラジル社会へのカルチャーショックといってもいい。21世紀、この情報化社会になっても映像で迫る”極端さ””すべての物事の濃さ”には一日本人としてただ圧倒されるのみ。駅にあふれる人人人、万引きしただけで射殺され、駅に子どもが一人寝ていても誰も顧みない。代筆屋が商売になる識字率の低さ、臓器売買の闇。まず舞台となるこの社会が容赦ないのですっかり肝を潰された。なんとゆるくないことか。
ドーラは、皆ひどいオバサンだと言うけれど、たぶんかの国では「普通の」平均的な大人なのだと思う。社会そのものがサバイバルな状況では、山といる孤児一人ひとりにかまっていたらキリが無いのだ。
男の子が良い。私が少年にめっぽう弱いということを差し引いても。ジョズエはサバイバル社会の子らしくめそめそはしないけど、そこは子ども、若い頃のジュリエット・ビノシュに似たキレイな顔を時々ふっと曇らせる。ドーラとけんかし、だけど頼りにもし、彼女がへこんだら逆に励ます。ああ泣ける。
まったく予想もつかなかった終盤の展開は素晴らしかった。奇跡的に見つかった暖かな血のつながりと、ドーラ曰く「飲んだくれ」父親のおぼろげな実像。ああ良いラストだった。もうドーラは他人の手紙を投函せずにしておいたりはしないだろう。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2017-01-22 18:18:51)
👍 2
3.ネタバレ 映画の冒頭では、どこか冷たかった女性と悪ガキぽかった男の子。
終盤にはすっかり仲良くなり、素直な人間へと変貌を遂げる。
二人の成長の物語。
ロードムービーとしてみても、それなりに面白い。
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-18 11:25:10)
2.ネタバレ 最初はブラジルって嫌なところだなあ...なんて見ていましたが、仲の悪いそりが合わない二人の見せる変化が面白い。
序盤は子どもの、中盤はおばさんの、その境遇が悲しい寂しいような現状に同情を誘われる。
私自身はキリスト教に詳しいわけではないけれど、宗教的文化の表現を思わせるシーンがところどころにあって作品の雰囲気を引き締めている感じがあります。
ラストの兄弟に出会うところが派手過ぎず、言葉も要せずに分かり合ったのは正に静かな感動という気がして本当に感動しました。
全体として、土地を見ても人を見てもブラジルは広いんだなあという印象が残るし、映像だけでも仕上がっている素晴らしい作品です。
さわきさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-10-01 10:56:23)
1.ネタバレ なんとも素朴な映画。もちろんCGなんか使ってないだろうし、IT機器なんてものもいっさい登場せず。そういうものが当たり前の映画を多く見ているせいか、まずその設定だけで新鮮な感じがします。
それから登場人物も暮らしぶりも素朴で荒々しい。生身の人間が、日々独力で生きていくことに必死な感じが伝わってきます。これが90年代末のブラジルなのか、それとももっと前の時代の描写なのかはわかりませんが、社会全体の貧しさゆえであることは間違いなさそう。
だからこそ、たまたま知り合った子供の面倒を見る決断は尊いし、道中で会った人の優しさは身に沁みるだろうし、宗教に心の拠り所を求める気持ちもわかる。そのコントラストが際立つ作品だと思います。そしてラスト、画面は寂しさで満たされますが、見ている側としては同時にホッとしました。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-10-18 03:55:43)
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【点数情報】

Review人数 77人
平均点数 7.05点
000.00%
100.00%
200.00%
345.19%
467.79%
567.79%
61114.29%
71722.08%
81418.18%
91012.99%
10911.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review3人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1998年 71回
主演女優賞フェルナンダ・モンテネグロ候補(ノミネート) 
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1998年 56回
主演女優賞(ドラマ部門)フェルナンダ・モンテネグロ候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞 

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