映画『雨に唄えば』の口コミ・レビュー(13ページ目)

雨に唄えば

[アメニウタエバ]
SINGIN' IN THE RAIN
1952年上映時間:103分
平均点:8.09 / 10(Review 249人) (点数分布表示)
コメディミュージカルロマンス
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タイトル情報更新(2022-05-12)【イニシャルK】さん
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監督スタンリー・ドーネン
ジーン・ケリー
キャストジーン・ケリー(男優)ドン・ロックウッド
デビー・レイノルズ(女優)キャシー・セルデン
ドナルド・オコナー(男優)コズモ・ブラウン
ジーン・ヘイゲン(女優)リナ・ラモント
ミラード・ミッチェル(男優)R・F・シンプソン
シド・チャリシー(女優)ダンサー
ダグラス・フォーリー(男優)ロスコー・デクスター
リタ・モレノ〔1931年生〕(女優)ゼルダ・ザンダース
堀川りょうドン・ロックウッド(日本語吹き替え版【PDDVD】)
仲野裕R・F・シンプソン(日本語吹き替え版【PDDVD】)
安藤麻吹リナ・ラモント(日本語吹き替え版【PDDVD】)
愛川欽也ドン・ロックウッド(日本語吹き替え版【NHK】)
池田昌子[声]キャシー・セルデン(日本語吹き替え版【NHK】)
桜京美リナ・ラモント(日本語吹き替え版【NHK】)
井上孝雄ドン・ロックウッド(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
岡本茉利キャシー・セルデン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
広川太一郎コズモ・ブラウン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
向井真理子リナ・ラモント(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中村正[声優]R・F・シンプソン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
勝田久ロスコー・デクスター(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
加藤正之(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石森達幸(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
上田敏也(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石丸博也(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
清川元夢(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
若本規夫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
麻上洋子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
塚田恵美子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作アドルフ・グリーン(原案)
ベティ・コムデン(原案)
脚本ベティ・コムデン
アドルフ・グリーン
音楽レニー・ヘイトン(音楽監督)
作詞アーサー・フリード
作曲ナシオ・ハーブ・ブラウン"Good Morning" "You Were Meant for Me" 他
編曲コンラッド・サリンジャー
アレクサンダー・カレッジ(ノンクレジット)
撮影ハロルド・ロッソン
ジョン・アルトン〔撮影〕(追加撮影〔ノンクレジット〕)
製作アーサー・フリード
ロジャー・イーデンス(製作補)(ノンクレジット)
MGM
配給MGM
特撮ウォーレン・ニューカム(特殊効果)
美術ランダル・デュエル(美術監督)
セドリック・ギボンズ(美術監督)
エドウィン・B・ウィリス(セット装飾)
振付ジーン・ケリー
スタンリー・ドーネン(ノンクレジット)
グウェン・ヴァードン(ノンクレジット)
衣装ウォルター・プランケット
ヘアメイクウィリアム・タトル(メーキャップ・デザイン)
編集アドリアン・フェイザン
録音ダグラス・シアラー
ウィリアム・エドモンドソン[録音](ノンクレジット)
あらすじ
1927年、無声映画の大スター、ドンとリナは数々の映画に主演する黄金コンビ。2人は映画会社の宣伝から恋人同士を匂わせていたが、リナはスターを鼻にかけた我がままな性格でドンは日々うんざりしていた。間もなくトーキー映画が台頭、急遽、2人の新作もトーキーで制作されることになるが、スタッフが慣れない上、リナは素っ頓狂な悪声で、試写は大失敗、コメディになってしまう。ドンと、彼の幼なじみで親友のコズモー、ドンの恋人キャシーは封切りまでに映画をミュージカルに作り直し、リナの台詞をキャシーに吹き替えることを発案する。
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💬口コミ一覧

9.歌や踊りは頑張っているとは思うが、ストーリーが雑過ぎる。ミュージカルにストーリーを求めるのが間違いなのかもしれないが。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-07-26 02:26:47)
8.ネタバレ ジーン・ケリーとフレッド・アステアというのは、剛と柔と言うか、『北斗の拳』で言う所のラオウとトキと言うか。ケリーの踊りにはアステアには無いパワフルさ・アクロバティックさを感じ取れ(躰のナリもだいぶんゴツイですしね)、アステア一派の私としてもこっちはこっちで確実に素晴らしいと思うのですよね。

ミュージカル映画の史上最高とも称される今作、力強い踊りのクオリティについては、確かに他の作品に頭一つ抜きん出ていると言えるかも知れません。ケリーの種々のシーンに加え、ドナルド・オコナーの『メイク・ゼム・ラフ』も高度にアスリートな優れた出来だし、私は終盤の『ブロードウェイ・メロディ』も好きですよ(ただ確かに、冗長と言うよりはちょっと挿入が唐突、かつ脈絡も薄いというのは確かなのだけど)。そして『雨に唄えば』という20世紀屈指の名曲と雨中のその挿入シーンは、これも確実に映画史に残る名場面と言えるのだし。

一点、今作はケリーが絶対的メインで、故に女優が活躍するパート(踊りにせよ演技にせよ)がやや少なめだという点が、好みの問題ではあるが私としては少しだけマイナス。ただ、そうは言っても例えばジーン・ヘイゲンのコミカルで特徴的な演技とかは、これも個人的にはかなり面白く観れますのですけどね。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 8点(2020-09-21 23:15:19)
👍 1
7.ネタバレ  サイレントからトーキーへの過渡期を背景に、映画界の人間模様を明るく陽気に描いた作品。芝居・音楽・ダンスを巧みに融合させた、まさにミュージカルの金字塔。ドーネンとケリー、二人の演出に乾杯!
 G・ケリーの名人芸、ワンサ・ガール役D・レイノルズの愛らしさ、D・オコーナーの芸達者ぶりがいいね。そしてJ・ヘイゲンの名演がお見事。
 スカーフェイス男のコイン投げはG・ラフトを彷彿させ、1920年代の雰囲気を醸成。深読みすればギャングとショ-ビジネスの腐れ縁をにおわせている。悪声の俳優が淘汰されるという厳しい現実が描かれ、楽しいだけでなく影の面も重層的に織り込んでいる。
 最後はD・レイノルズの涙にやられちゃったよ。彼女は後に「あの頃は毎日が楽しかった」と述懐している。その言葉を裏付けるように、楽しい雰囲気が観ている側にも伝わってくる。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2020-11-08 14:04:01)
👍 1
6.嘗てはいきなり歌い出すのに拒否反応が起きるミュージカル作品ですが、情熱が迸るジェームズ・キャグニー、妖艶なジョージ・ラフト、そして二人を併せ持つフレッド・アステアに接し嵌っています。本作でのジーン・ケリーは踊るジャッキー・チェンとも言えるアクロバティックさで身体能力の凄さに目を見張りますが、先の三人から受ける胸の高鳴りは感じられません。しかしながら、雨中の Singin' in the Rain は、土砂降りの中ずぶ濡れになっても 濡れて行こうや! 陽気に行こうや! の心意気に心震えた名場面で「これを見ずして死ぬなかれ」サイレントからトーキー移行期の大きな時代の変化に適応出来るか否かをコミカルに表したストーリーもしっかりしており(ジャズ・シンガーは鑑賞済。部分トーキーで、ある意味驚きました)、ジーン・ヘイゲンの憎まれ役に拍手喝采。シド・チャリシーの脚線美に見惚れるものの、冗長だったブロードウェイ・ミュージカルに-0.1点。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 9点(2020-12-06 10:29:20)
👍 1
5.ネタバレ ミュージカルとしては名作でしょう、間違いなく。
洗礼された動き、キレ、タップダンス、魅了度は高い。
ただ、現代ミュージカル映画と比較するとストーリーに捻りが無く、単調。
ラブコメしかもベタ好きという方にはどストライクでしょう。
個人的にはドンの土砂降りの雨よりコズモのソロが良かった。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-26 14:45:27)
4.雨で踊る有名なアレ

無声映画の時代から移り行く映画を、
ミュージカル映画として仕立てた作品

ミュージカル調の踊りやタップダンス、
「動き」がとても視覚的に楽しかったです。
ラストもキレイにまとまってて良い映画。
さすが名作と呼ばれるだけはある。
愛野弾丸さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-07-28 17:22:18)
3.ネタバレ  数か月前に某ローカルTV局で放送されたのを機に投稿しようと思ったのですが…諸事情が重なり、気がつけば年末に…今さらですが、ようやく投稿させていただきます。

 私が当作品に出会ったのは、小学校低学年の頃のTV放送時。両親が「いい映画だから」と勧めてくれて一緒に観ました。私にとって初めて観た【往年のハリウッド映画の名作】です。
 当時のブラウン管のカラーテレビの画面はとても小さいものでしたが、映像は色鮮やかで、音楽には温かみがあり、楽しい歌やタップダンスと共に展開される物語は、とても新鮮でした。何故なら、それまで私がTVのCMや街頭ポスターで目にしていたアメリカ映画といえば、人間が食べられたり、悲鳴をあげて命を奪われたり…というパニック・ホラー・オカルトものばかりだったからです。「昔のアメリカ映画って、こんなに素晴らしかったんだ!」と子供心に感激したものです。
 一方、同じ郷里で少年・少女時代に地元の映画館(その地域ではとても立派な施設だったとか…)で当作品を観た両親にとっても、大変、懐かしかったようです。なお、両親によると「キャシーがスターになってから、皆で歌い踊るミュージカルシーンがあったはずなんだけど…カットされている。TV放送だから仕方ないかな…」と残念がっていました。

 その後、高校生の頃にTVで観たときは深夜帯の放送。当時、ビデオレコーダーは無く、両親は眠っていたので一人で鑑賞しました。
 前振りで「以前のTV放送ではカットされていたシーンを、今回はお見せします!」という解説があってからスタート。それが【ブロードウェー・メロディー】の場面でした。本筋とは独立したものであって確かにカットしても支障が無いものでしたが…大がかりで熱のこもったシーンであることは伝わってきましたし「ストーリーを追うだけが全てではなく、歌と踊りを前面に出して魅せる。これもミュージカル映画の在り方の一つだろう」と好意的に受けとめました。
 ただし、上述の両親の解説は明らかに記憶違いだということもわかりました。当時、私は思春期で両親に反発することが多々あったものの、さすがに二人の思い出を傷つけてはいけないと思い、翌朝になっても「小さい頃に観たときと同じで素晴らしかったよ」と伝えるに留め、違いの指摘はやめておきました。

 あれから何十年経ったでしょう…これまでにもビデオやDVDで何度か観てきましたが、幼い頃に観た感激が色褪せることはありません。
 特に今回のTV放送(字幕)では「Nothing can keep us apart, our love will last 'til the stars turn cold」という台詞のアフレコのキャシーの声が、実はリナ役のジーン・ヘイゲンさんの本当の声である、という予備知識のもとに鑑賞。これまでビデオやDVDで聞いていたはずでしたが、知識のおかげであらためて「ああ!こういう声だったのか!」と再認識できたことに感激しました。
 同時に「公開当時は、感情移入したお客さんから『キャシーを苛める悪声女優』と勘違いされ、キャリアに傷をつけるリスクも予想されただろうに…よくこの役を引き受けたものだ」と、ジーン・ヘイゲンさんへの敬意も沸いてきました。否、新人だったわけではないから「あのジーン・ヘイゲンが、こんな裏声を出して面白い役を!」と、今でいうところの“ギャップ萌え”でファンを増やした…かもしれません。

 さて、採点ですが…まず、鑑賞環境は今回のローカル局放送に則って地上波(字幕)とさせていただきます。上述の通り、思い出深い作品のため、減点はしたくないですね…。
 敢えて批評的なことに言及するなら…当作品の設定は、初のトーキー映画“ジャズシンガー”が発表された1927年頃=公開当時の約25年前の時代であり、当時のアメリカの人達には昔懐かしいレトロな風俗を再現した物語だったはずです。このようにもともと【昔懐かしい=心地良い古さ】を醸し出しているからこそ、現在に至るまで【時代を越えて愛される普遍性】を獲得したと言えるのではないか…と思ったりしております。もし1950年代当時の最先端のファッションで見せる作品だったなら、時代と共に急速に“流行遅れ”など悪い意味で古びて見づらくなり、忘れ去られていたかもしれません…。
 ちょっとこじつけがましいかもしれませんが、そうした普遍性もあり(無いかもしれませんが(笑)…)、当サイトの採点基準である【傑作中の傑作】として10点を献上させていただきます。少なくとも私にとっては、これからもずっと【昔懐かしい作品】であり続けることでしょう。
せんべいさん [地上波(字幕)] 10点(2021-12-29 18:46:54)
👍 1
2.ネタバレ いや~、ジーンケリー良いですねえ。歌って踊って監督してスタントもしちゃう。右に出る人はなかなかいないハイスペックな人物です。そのキレキレにしてコミカルな動きは日本のコメディアンにも大きく影響を与えたでしょうし、名シーン「シンギンインザレイン」は鬱陶しい雨(とりわけどしゃ降り)の日の歩行を少しだけ悪くないかなと思わせてくれるような素敵なダンスシーンです。ヒロインのキャシーのデビューを邪魔する事になるリナは憎まれるはずの役なのに、ジーンヘイゲンがまた可愛く魅力的に演じていました。もちろんドナルドオコーナーもデビーレイノルズも素晴らしくて、みんな何てダンスが上手で楽しそうなんだろうと、見ているだけで笑顔になっちゃいます。このように古いけど良いエンターテインメントを、ゲームとYOUTUBEとSNSとディ〇ニーにしか面白さを感じない若者たちにも見てもらいたいし、どうしたら見てもらえるんだろう、って厚かましくも真面目に考えてしまいますね最近。
ちゃかさん [インターネット(字幕)] 10点(2023-02-22 13:37:08)
👍 1
1.ネタバレ “SINGIN' IN THE RAIN”邦題まま。1929年にはこの楽曲はあったらしい。ライバル映画の『ジャズ・シンガー』が1927年だから、細かく言えば、ややフライング気味?ジーン・ケリーにドナルド・オコナー凄いですね。フレッド・アステアの流れるようなダンスに比べ、パワフルでスピーディ。人間離れした動きに圧倒されました。

コズモのソロ『奴らを笑わせろ』なんてまるでジャッキー・チェンのスタントアクションのよう。計算された動きが笑いに繋がる。
3人共演の『グッド・モーニング』息ピッタリの完璧な動きの影に猛特訓アリ。わずか3ヶ月ほどの練習でこのダンスしてるデビー・レイノルズも凄い。
どれも極力全身が映る(動きを隠すアップに逃げない)撮影で、ワンカットが結構長く、演者には笑顔が要求されるから、これは大変だ。

そしてこの映画のための曲と言える『雨に唄えば』は圧巻。水たまりを踏みつけ、激しく動きつつ、止まるところでピタッと止まる。雨の中上を向くドンの笑顔。たぶんスタジオで大雨を降らせながらも、ケリーの顔には極力水が掛からないよう(雨粒で顔が歪まないよう)工夫してるな。

時代背景がサイレントからトーキー映画に移行する時代。ライバル社は『ジャズ・シンガー』というトーキーのヒット作を作ってきた。
声が独特すぎるリナのように、サイレントでは名女優でも、時代を乗り越えるのが難しい女優もいる。
またキャシーのように舞台女優(たぶんだけど、嘘や見栄でなく売れない舞台女優なんだろう)の傍ら、サプライズダンサーで生活費を稼ぐ女優もいる。
新しい時代は雨のように苦難をもたらすけど、捉えようによっては雨すら楽しく出来る。どんな逆境だってチャンスにすることは出来る。
そんな、観ていて明るくなれる楽しい映画です。
K&Kさん [DVD(字幕)] 8点(2023-09-05 15:43:47)
👍 1
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 249人
平均点数 8.09点
010.40%
100.00%
200.00%
310.40%
452.01%
593.61%
62510.04%
72610.44%
87028.11%
96626.51%
104618.47%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.69点 Review23人
2 ストーリー評価 7.65点 Review23人
3 鑑賞後の後味 8.88点 Review26人
4 音楽評価 9.27点 Review29人
5 感泣評価 6.92点 Review13人

【アカデミー賞 情報】

1952年 25回
助演女優賞ジーン・ヘイゲン候補(ノミネート) 
作曲賞(コメディ)レニー・ヘイトン候補(ノミネート)ミュージカル映画音楽賞

【ゴールデングローブ賞 情報】

1952年 10回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ドナルド・オコナー受賞 

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