映画『限りなき前進』の口コミ・レビュー
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作品情報 カ行
限りなき前進の口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
限りなき前進
[カギリナキゼンシン]
1937年
【
日
】
上映時間:99分
平均点:6.67 /
10
点
(Review 3人)
(点数分布表示)
公開開始日(1937-11-03)
(
ドラマ
・
コメディ
・
モノクロ映画
)
新規登録(2008-12-16)【
にじばぶ
】さん
タイトル情報更新(2024-03-04)【
イニシャルK
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監督
内田吐夢
キャスト
小杉勇
(男優)
片山明彦
(男優)
滝花久子
(女優)
轟夕起子
(女優)
紅澤葉子
(女優)
原作
小津安二郎
脚本
八木保太郎
音楽
山田栄一
撮影
碧川道夫
配給
日活
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💬口コミ一覧
3.フィルムセンター所蔵作品を、池袋・新文芸坐にて鑑賞。
現存するバージョンは、フィルムの断片をつなぎ合わせて復元し、再編集したもので、どこまでオリジナル性が維持されているかは定かでないが、それでもかなり楽しめた。
随所に笑えるところあり、それでいて見応えもある。
そして何より、当時の月給取り(サラリーマン)の実態が詳細に描かれているのが面白い!
小津安二郎の原作で、それを内田吐夢が監督するという、夢の取り合わせ。
キャッチボールのシーンや、会社内でのシーン、子供同士の喧嘩など、初期小津の作風が強く反映されている。
しかし、そこは内田吐夢の技量か、初期の小津作品よりも格段に面白くなっている。
もし初期の小津作品を、「原作・小津安二郎、監督・内田吐夢」の取り合わせにしたら、ひょっとすると、もっと素晴らしい作品が沢山できたに違いないと思わせる出来であった。
それだけ内田吐夢監督の演出が光った作品だった。
それにしても、本作での轟夕起子、なかなか魅力的だったなぁ~
あのスカートからのぞくヒップラインが何ともエロティック。
そして、川に脚を浸している時の、ふくらはぎの質感の艶かしさよ!
轟夕起子という女優さん、今まで全く注目していなかったが、本作でその魅力を十二分に感じることができた。
これも本作を観た上での収穫の一つだ。
【
にじばぶ
】
さん
[映画館(邦画)]
7点
(2008-12-17 22:40:04)
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
たしかにこのフィルムの改変はひどいもので、肝心の狂っていくとこを切っちゃって、無理にハッピーエンドにし、単に上映時間を短くし回転率を上げようとしたのか、とにかく残念至極であります。おそらくあの夢の長さがバネになってるわけだから、ネッチリ狂っていったんだろう(欠落部分の字幕化を頑強に拒んでいた脚色の八木保太郎の死後、フィルムセンターでは字幕による経過の解説を加えた。恣意的な読み取りが入っては困るという脚色者の気持ちも分かるが、観客としてはやはりないよりは助かる。欄外の脚注と思えばいい)。前半の明朗スケッチは原案小津お得意のもので、これに陰りを加えるくらいなら自分で監督できただろうが、もの狂いにまで至るとなると松竹のニンではない、と日活に任せたのだろうか。子どもたちの会話、デパートの放送を使ったやり合いのギャグなど快調。でもそこに「金勘定」が忍んでくる。冒頭の轟夕起子の登場からして「日当95銭」なんだけど、明かりの下で、小杉勇が妻の滝花久子と数字をあげて余生の経済設計を立ててるあたりから、ジワジワとくるものがある。成瀬巳喜男も金勘定の好きな監督だったが、あっちは生活感を出す金勘定。こっちは勘定していくほど、実生活がもろく見えてくる金勘定。娘を嫁に出さねば…、息子へ約束したカメラ、家の費用の割り増し、などなど、これらすべて後の夢のシーンに取り込まれていく。ちょっと不気味なのは、帰ってきた娘に「雨が降ってきたのか」と聞くシーン。狂いの予兆なのか、娘がキラキラする服を着てたのか、そのあとで娘は弟に水鉄砲を浴びて(画面には出ないが)実際に服に水がつく設定になってる。まるで小杉が予見していたようで、そこらへんでも何か不気味なものがゆっくりこの家庭を覆ってきつつある雰囲気が出た。で、定年制の導入によるショック。辞令をもらった幻想。会社で重役の椅子に座るなどという欠落シーンは、きっと幻想シーンや出勤シーンなんかが生きてたんだろうなあ。几帳面に机の上を磨いてハンコを取り出すシーンがあったの。
【
なんのかんの
】
さん
[映画館(邦画)]
7点
(2012-03-12 09:54:41)
🔄 処理中...
1.筋を改変した編集版が世に出たことが原因でオリジナル版が現存せず、後半部の大事な部分が数行の字幕で端折られてしまうのはなんとも惜しい。そのオリジナル版を淀川長治が絶賛していたということもどこかで読んだので、まずはそれが記されている書物を探す旅か始めることになりそう。
小杉勇は「新しき土」(1937) での純和風ヒーローぶりがしっくり来なかったのだが、その後「たそがれ酒場」(1955)で後年の姿をみかけてこっちの方が…と納得していたことを思い出す。本作では実年齢よりも老け役を演じていたのであろうが、やはり彼はちょっと疲れたオヤジを演じさせた方が見応えがある…というのが本作を観たところまでの感想。(後続の内田監督作品でまたこの印象は入れ替わるのだけれども。)
轟夕起子の可愛さについ知りたくなってツルを引っ張ると出てくる、出てくる芋づる式に…。一昨年の溝口映画祭では「武蔵野夫人」(1951) でお見かけしていたらしいのだが鑑賞時には紐付かず、あとになって、「おお、あの隣家のおばさま!」となった次第。さすがに15年後に可憐さを維持することはムリだった模様。その他のツルはマキノ一族につながっていっていて長い長い。
個人的なツボとしてはこれが北竜二のデビュー作品だったという事実!たしかに若い!!
【
kei
】
さん
[映画館(邦画)]
6点
(2016-11-01 12:20:39)
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マーク説明
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【点数情報】
Review人数
3人
平均点数
6.67点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
0
0.00%
4
0
0.00%
5
0
0.00%
6
1
33.33%
7
2
66.67%
8
0
0.00%
9
0
0.00%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
Review0人
2
ストーリー評価
4.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
5.00点
Review1人
4
音楽評価
5.00点
Review1人
5
感泣評価
4.00点
Review1人
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