映画『忠次旅日記』の口コミ・レビュー
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忠次旅日記の口コミ・レビュー
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(レビュー・口コミ)
忠次旅日記
[チュウジタビニッキ]
(忠次旅日記 信州血笑篇/忠次旅日記 御用篇)
1927年
【
日
】
上映時間:94分
平均点:7.20 /
10
点
(Review 5人)
(点数分布表示)
(
サイレント
・
時代劇
・
シリーズもの
・
モノクロ映画
)
新規登録(2008-12-16)【
にじばぶ
】さん
タイトル情報更新(2019-11-04)【
イニシャルK
】さん
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監督
伊藤大輔(1898年生まれ)
キャスト
大河内傳次郎
(男優)
国定忠次
伏見直江
(女優)
妾お品
尾上華丈
(男優)
鷲津の音蔵
原作
伊藤大輔(1898年生まれ)
脚本
伊藤大輔(1898年生まれ)
撮影
唐沢弘光
配給
日活
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5.フィルムセンター所蔵作品。
全3部からなる作品のうち、部分部分をつなぎ合わせて編集されたズタボロ状態の内容。
鑑賞に堪える状態とは言い難かった。
【
にじばぶ
】
さん
[映画館(邦画)]
2点
(2008-12-16 19:12:42)
🔄 処理中...
4.新国劇『国定忠治』を題材に用いたマキノ雅弘監督の『殺陣師段平』(1950)、
あるいはそのリメイク『人生とんぼ返り』(1955)のどちらでも同じ箇所で
子供たちの歌う童謡が印象的に歌われていたが、
その由縁がこの映画で納得できる。
忠治が身を偽っている酒屋裏手の、大きな酒樽の並ぶ空き地で子供たちが
輪になって童謡を歌いながら遊ぶ場面が二度ほど登場する。
サイレントゆえ、歌詞は字幕で重なるのみだが、
メロディが自然と浮かび上がってくるような哀感と叙情に溢れる場面だ。
「自分ではそのつもりがないのに、知らないうちに皆と反対方向へと回ってしまうから
輪に入れてもらえない」と仲間はずれにされている子を慰める忠治。
忠治自身の孤独・寂寥・人恋しさがこの場面に反映される。
マキノ監督は明らかに特別なこだわりを持って子供達の歌声を自作に取り入れた
はずである。
殺陣師・市川段平が最期に娘を通して沢田正十郎へ伝授する「真実の殺陣」の原点も、
この『御用篇』の大河内傳次郎の殺陣にあることがはっきりと確認出来るのも
非常に感慨深い。
その傍らで拳銃を構えるお品(伏見直江)の色香。正体を隠して番頭となった酒屋で
忠治を恋慕う娘・お粂(沢蘭子)の息を呑むようなクロースアップの艶やかさ。
止む無く別れ別れとなった倅・勘太郎を前に名乗り出ることが出来ずに
笠で顔を隠す忠治と、彼に無邪気に杖をねだる勘太郎の手が杖を通して触れ合う
一瞬のショットの情感。
包囲を狭める捕方を上目で睨む大河内傳次郎の眼力。
いずれも素晴らしい。
【
ユーカラ
】
さん
[映画館(邦画)]
10点
(2008-12-16 21:46:35)
🔄 処理中...
3.子分が強盗になっているのを知った忠次の苦衷。活劇としてよりも日本風悲劇としてのトーンが満ちている。悲壮さへの誘惑もある。大きな樽を入れた構図、暖簾を分けて立つ娘お粂、など印象深い。呼びかける声がだんだん大きくなるのは、そのまま字幕が大きくなることで表現される。フィルムの断片だけが発見された「信州血笑篇」の方は、どうも気分がつながらなくて困ったが、「御用篇」はかなりまとまった部分が残されたので大丈夫。戸板に乗せられたまま夜の川を渡るあたりの悲壮の極み。日本映画は敗者への共感を描くと特別味わいが深まるんだ。伏見直江(ポスターには「新入社」と書かれていた)が密告者を調べる蔵の中のシーン。これはサイレントならではの緊張ある場面で、名前を呼ぶ字幕と影のある顔とのリズムがだんだん切迫していく。で最後の捕り物。ここが残ったので、作品の活劇としての味わいがうかがえた。上下に動く蔵の戸を、開けよう・閉めようとしている争いを内側から眺めるカット。隙間から見える足だけの活劇というアイデアだが、アイデア倒れになっていなかった。追い詰められ密閉された場所での覚悟が画面をうずめる。おそらく三部作全編を通して観られれば、滅びへ向かう巨大な下り斜面が見えてくるのだろう。フィルムの欠損部分でリズムを崩されるのがすごく気になるってのが、オリジナルのリズム感の洗練を思わせる。
【
なんのかんの
】
さん
[映画館(邦画)]
8点
(2011-12-30 10:59:21)
👍 2
🔄 処理中...
2.
ネタバレ
「長恨(断片フィルム有り)」で力演した大河内傳次郎と伊藤大輔がコンビを組んだ最高傑作の1本とされる作品。
現在は多くのフィルムが散逸してしまい、その真髄の一部を拝めるのが第2部「信州血笑篇」の一部と第3部「御用篇」の大部分。
拝めるとはいえ細かい箇所が欠損しており、ストーリーの繋がりがやや分り難くなってしまっている。それでも、大河内傅次郎の鬼気迫る演技を含め一見の価値しかない。
例えば、編み笠を被り道を駆け抜ける忠次、それを猛然と追いかける御用提灯の津波津波津波。
敵を流し目で睨みつけ、橋の上で捕り手たちに一太刀を浴びせ、骨太の腕で刃を突き付けて周囲を睨みつける。取り囲む捕り手たちをくるりと回って瞬く間に3人を薙ぎ払う上空からの視点。
この上空からの視点は「決闘高田馬場」の断片で猛然と決闘場に向かうシーンでも拝む事が出来る。
また街中で複数の男たちと高速で斬り結び、信頼を寄せる忠次を裏切った者たちへの絶望を叫ぶ老人、斬られたのか力なく壁に寄りかかり倒れる仲間、それを見やりながら敵中を突破しようとして太刀をゆっくりと傾け構える男。
忠次もまた子供を抱えて密室で複数の男たちと斬り結び、睨み付ける視線の強烈さ。
そんな剣客としても強者だった忠次が、病によって徐々に立ち上がる事もできないほど衰弱していく様子。
彼を慕って最後の最後まで付き従ってくれる仲間たち。捕り手たちから忠次を守ろうと奮戦し、血まみれになりながら次々と捕縛されていく。開けられそうになる扉を何度も何度も閉じる仲間の散り様、それを助けられず黙って見守る事しか出来ない悔しさ、己の無力さを嘆く悲痛な表情。手に持つ刀すら抜きたいのに抜く力すら残っていない。
その腕を掴む忠次を慕う女の耐え忍ぶような表情。
扉をこじ開けて雪崩れ込む捕り手たち、それを睨みつけ、懐の鉄砲をぬうっと突き付けて最後の抵抗を示す女の眼差し。忠次は最後の力を振り絞って抜刀して戦うのか、戦かはないのか・・・とクライマックスまで息もつかせぬ怒涛のシーンの連続なのです。それをサイレント映画の早回しを逆手にとった超高速戦闘で存分に味わえる。
【
すかあふえいす
】
さん
[映画館(邦画)]
9点
(2014-01-10 21:01:03)
🔄 処理中...
1.大河内傳次郎、まさかの28歳。28歳であの貫禄。
…ていうか、この人は活劇もやれるけど人情話も得意なオールマイティーだったんだなあ、って再認識しました。
『丹下左膳 百萬両の壺』でああいう演技に振ったのは、監督の意向もあるにせよ、役者としての素質がモノを言ったんだなあ、と理解。
杖ついて半身が動かない状態でヨロヨロと山道を行く忠治の姿なんかもう、剣劇以上に心に残る名場面でした。
『御用編』の後半ではほぼ寝たままの演技で、表情だけで人生語っちゃうしもう。
こういう、西部劇とは一線を画す作品が作れちゃうのも時代劇の懐のあるとこだね、って思ったなあ。
同じプログラムでもっと前の作品『長恨』もかかりました。
忠治旅日記が滅びの静なら、こっちは滅びの動。1巻まるまる大立ち回りオンリーの捕り物で終始するってのが凄まじくかっこよかったです。
これ、(消失した忠治本編もそうですが)本作と鏡合わせになって見事な作品だったなあという感想でした。
【
エスねこ
】
さん
[映画館(邦画)]
7点
(2015-06-15 12:32:30)
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マーク説明
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《新規》
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【点数情報】
Review人数
5人
平均点数
7.20点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
1
20.00%
3
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0.00%
4
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7
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8
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9
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10
1
20.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
10.00点
Review1人
2
ストーリー評価
10.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
10.00点
Review1人
4
音楽評価
10.00点
Review1人
5
感泣評価
10.00点
Review1人
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