5.ネタバレ この映画を見る日時は以前から決めていた。平日の昼間で、他の劇場のインターバルタイムとバッティングしない時間、かつ比較的人気(ひとけ)が少ない時間…。そしてそのタイミングはやってきた。こういう時に限ってチケット販売場受付担当は若いお姉ちゃんが3名。しかし後には引けない。ためらっていても先には進めない。そしてチケット販売場へ行き、『○時○○分からのおっぱいバレー、大人1枚』と発言(この時、やや放心状態)。受付のお姉ちゃんは『○時○○分からのおっぱいバレー、大人1枚でよろしいですか?』とあっさり返してきた。お姉ちゃんとはいえ、さすがはプロフェッショナルだ。私はやや小声で『ハイ』といい、チケットを持って入場しようとすると、今度はチケットの半券をもぎ取るお姉ちゃんと対峙(?)する事に。今度は『おっぱいバレー』という単語を発言しない分、大分楽であった。入場して直ぐにトイレに入り、ちょっと汗ばんだ手を洗った。その際に自分の顔を鏡で見たが、若干紅潮していたように思えた。その直後、映画を見る前にすでにある『達成感』を味わっていた。こんな『達成感』は人生始まって以来である。そして映画が始まった。内容は先生のおっぱいを見たいが為に奮闘する中学生の話だったが、『おっぱい、おっぱい』というセリフを連発するバレー部の生徒が、妙に羨ましかった。この劇場に入る私が抵抗を感じていた『おっぱい』という単語を平然と言ってのける彼らは、私なんかよりもよほど人間が出来ていると感じてしまった。そしてひとつの目標を達成するために頑張るという姿勢は、古今東西重要な事なんだな、とも再認識した。私もこの映画を見る為に『頑張った』のは、紛れもない事実である。 【さくぞう】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-05-22 18:12:31)
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4.すみません。綾瀬さんが胸を使ってバレーをする、または、胸をバレーのボールに見立てて・・・そんな映画だと勝手に思い込んでいました。そんな訳はありませんでした。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-07 20:47:21)
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3.ネタバレ もちろん綾瀬はるかが脱ぐなんて思ってませんよ!ちょっぴり期待していましたけど・・ラストまでわずかな希望は捨てずに・・まぁ、それは置いときます。タイトルが強烈なせいで珍作、駄作イメージが強かったのですが、出来としてはちゃんとした映画になっていました。 綾瀬はるかの先生役は非常に魅力的で良かったと思いました。 前半のバレー部の男子のおっぱいエピソードはバカらしいながらも楽しかったです。 あと綾瀬はるかの先生が『道程』と連呼して連中が『童貞』と喜ぶシーンとか数々のおっぱい羞恥感があって良かったですが、後半からしんみりムードが強くなって前半の勢いが影を潜めます。別に話が悪いという訳ではないのですが私はその落差に違和感を覚え、何か無難な『いい話』に物語をまとめてしまっているようで、良くも悪くも『普通』の映画になってしまいました。後はクライマックスのバレーの試合で主人公達は敗北して、控え室で悔しくて泣きまくりますが、彼らがおっぱい目的で練習を頑張ってきた以前に『そもそも、こいつらバレーが好きなんだな』という描写をちゃんと見せてないので、彼らの悔しさがいまひとつ伝わって来ませんでした。そしてラストの別れのシーンで綾瀬はるかの先生は電車で彼らの手紙を読んだ時、負けた控え室で先生の胸に飛び込び、彼らはそれが良かったと書いていますが、そこの所で綾瀬はるかの胸に飛び込むシーンのアップをしっかり描かないと彼らの『おっぱいは見れなかったけど胸に飛び込めて良かった』という喜びをこちらは感じ取れません!うーん、タイトル以上の突き抜けたものはなかったですね。悪くは決してないのですが・・あと余談ですが日テレ製作ですから仕方ないのでしょうけどバレー部の生徒が巨人のヘルメットをわざわざ被らせているのは何か露骨で引っ掛かりました。 【まりん】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-04-19 22:17:49)
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2.ネタバレ 舞台は1979年、中学校に臨時赴任してきた国語教師・寺嶋美香子。前の学校で教師という仕事に自信を失っていたが、心機一転して男子バレーボール部の顧問も引き受ける。しかし廃部寸前の部員達にやる気を奮い立たせたのは、試合に勝ったらおっぱいを見せるという約束だった・・という話。
同名原作本の映画化作品で、映画では静岡を北九州にロケ地を変えています。年代設定が30年も前のため古い街並が都合良かったそうですが、グッズやBGMはともかく、建造物とかは時代考証にピッタリかどうかいかがなんでしょ? 弱小チームが奮起して頑張っちゃうというのは、スポ根学園モノとして定番テンプレネタであり、全てが本当とは思えないですが、一応実話という設定。 おっぱいを見たいがためにというモチベで頑張る中学生は容易に想像できますが、それだけ観客をどこまで引っ張れるかどうかが作品のキモ。 オーディションで集めた子役たちが学校でも放課後でもみな一緒に仲良く行動している姿がなんとなく微笑ましく楽しいし、綾瀬はるかが逡巡しながらも“おっぱい”の連呼、中学時代の美香子役・大後寿々花が「SAYURI」からあんなに大きくなったんだなぁとか、美香子が先生になるという進路を決めた恩師の一言、感想文のための本の出所の真実における深イイ話等々、一応のツボは抑えてる感じ。そして、おっぱいというフレーズを目一杯出しながらも、今やまだまだ旬の綾瀬はるかが脱ぐわけないので、どう収拾つけるかが最後の締め。 まーそんなとこでしょね^^という大団円。決してチラリズムも期待してはいけませんですよw
【尻軽娘♪】さん [試写会(邦画)] 6点(2009-04-10 01:09:11)
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1.ネタバレ 綾瀬はるかという人を一定時間きちんと見たのは初めてなのだが、演技らしい演技はほとんどできていないのに、フレーム内に収まっているだけで自然に目を引いてしまう、不思議な人です。で、その体型(というかバスト)をあえて強調しない撮り方をしているのはすぐに想像がつきましたが、かりにそれが目立つようにしてしまうと、映像内の主役が、先生でも生徒でもない「おっぱいそのもの」になってしまいますし、またそれを受けた生徒のリアクションや芝居も、全然別の方向に行ってしまいます。ここに出てくる生徒たちは、おっぱいという言葉1つからでも無限のパワーを構築できる、第一級の妄想力を持っているのです。なので、その立ち位置に見る側を同化させるためには、この撮り方はまったく正しい。それとやはり、タイトルを堂々とこれにしてしまったその度胸に+1点。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-12-29 01:41:40)
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